「オーストラリアでワーホリしたい!」そう考えているあなた。
海外で働きながら、異文化に触れ、新しい自分を見つけたい。そんな夢を叶えるために、まずはワーホリビザの取得が必要です。ワーホリビザの申請は、オンラインで行うことができますが、必要な書類や手続きは意外と複雑です。
この記事では、オーストラリアへのワーホリビザの申請から渡航までのすべてを、わかりやすく解説します。
あなたも、この記事を参考にして、オーストラリアで最高のワーキングホリデーを過ごしましょう!
1.オーストラリアへのワーホリビザ申請から発給までの期間
オーストラリアへのワーホリビザ申請から発給までの期間は、個人の状況や提出書類の内容により変動します。一般的には、数週間から数ヶ月かかることがあります。
ビザ発給までの期間を予測するためには、必要な書類の整備と提出が迅速に行われ、要件を適切に満たしていることが必要です。柔軟性をもって計画をたて、スケジュールを遅れることなく進めるよう努めましょう。また、余裕を持って申請を進めるためには、申請の3ヶ月前までに準備を開始することをおすすめします。
具体的には、以下の点を確認しておきましょう。
- ビザの申請要件を満たしているか
- 必要な書類を揃えているか
- ビザ申請料を用意しているか
申請書の記入方法や、オンライン申請の手順なども事前に確認しておくのがおすすめです。
2.オーストラリアのワーホリビザ制度
オーストラリアのワーホリビザは、18歳以上で、日本国籍を有する学生や社会人が、オーストラリアで1年間の滞在と3ヶ月間の就労を認められるビザです。
オーストラリアのワーホリビザは、以下の2種類があります。
ワーキングホリデービザ(Subclass 417)
- 18歳から30歳までの人を対象としたビザ
- 1年間の滞在と3ヶ月間の就労が認められる
ワーキングホリデービザ(Subclass 462)
- 35歳までの人を対象としたビザ
- 1年間の滞在と3ヶ月間の就労が認められる
ワーホリビザ申請に必要なもの
オーストラリアのワーホリビザを申請するには、さまざまな書類が必要です。具体的には、有効なパスポート、健康診断書、財政証明書、また可能であれば前職の雇用証明書などが含まれます。これらの書類は正確かつ完全に提出する必要があり、また必要書類の翻訳や認証も事前に確認しておくべきです。
以下がビザ申請に必要なものの一覧です。
- ビザ申請書
- パスポート
- ビザ申請料
- 健康保険証明書
- 滞在資金証明書
- 英語能力証明書(任意)
ビザ申請要件
ワーホリビザの申請要件には、年齢制限や出身国による条件などがあります。さらに、英語能力の証明や特定の職種での就業制限も存在します。これらの要件に対応するためには、詳細な情報の確認が必要であり、柔軟性をもって対応することが大切です。
ビザ申請要件は以下を確認しましょう。
- 18歳以上30歳以下(Subclass 417)または35歳以下(Subclass 462)であること
- 日本国籍を有していること
- 有効なパスポートを有していること
- オーストラリアへの渡航費用と滞在費を賄える十分な資金があること
- 健康保険に加入していること
- オーストラリアで犯罪歴がないこと
ワーホリビザ発給後に気をつけるべきこと
ワーホリビザが発給されたら、滞在中に注意すべき点がいくつかあります。まず、ビザの有効期限と就業条件を確認し、これらを守ることが重要です。また、滞在中の健康保険の加入や住所の変更手続きを迅速に行い、地元の法律や慣習にも気をつけることが必要です。円滑な滞在のために、これらのポイントをおさえましょう。
ビザの申請内容に変更が生じた場合
ビザの申請内容に変更が生じた場合、速やかに担当機関に連絡し、変更手続きを行うことが不可欠です。滞在目的や雇用先の変更などがあれば、正確な情報提供が法的トラブルを回避し、ビザの有効性を維持する鍵となります。変更が生じた際には、迅速な対応が重要ですので、慎重に手続きを進めましょう。
3.ワーホリビザでできること
ワーホリビザは、18歳以上で、日本国籍を有する学生や社会人が、オーストラリアで1年間の滞在と3ヶ月間の就労を認められるビザです。
ワーホリビザでできることは、大きく分けて「就労」と「就学」の2つです。この2つに関する規則を紹介します。
就労に関するルール
ワーホリビザで就労できるのは、以下の条件を満たす場合に限られます。
- ビザの有効期限内に就労すること
- 1雇用主のもとで連続して3ヶ月を超えて就労しないこと
- 週に40時間を超えて就労しないこと
また、就労する際には、以下の点に注意が必要です。
- 労働条件が公正なものであること
- オーストラリアの労働法に違反していないこと
ワーホリビザで就労する主な職種としては、以下が挙げられます。
- 農業
- ホスピタリティ
- 観光業
- 製造業
- 建設業
ワーホリビザ保持者は、オーストラリアでの就労が許可されています。しかし、制限が存在し、同じ雇用主での雇用は6ヶ月までとなります。また、一部の特定の職種や業種では就業が許可されない場合もあるため、ビザ保持者は就労先と仕事の内容をよく理解し、ビザの制約を守るよう心掛けましょう。
就学に関するルール
ワーホリビザで就学できるのは、以下の条件を満たす場合に限られます。
- ビザの有効期限内に就学すること
- 1コースで6ヶ月を超えて就学しないこと
- 1年間で12ヶ月を超えて就学しないこと
また、就学する際には、以下の点に注意が必要です。
- コースの費用を自費で負担すること
- コースの修了後に就労する義務がないこと
ワーホリビザで就学する主なコースとしては、以下が挙げられます。
- 語学学校
- 専門学校
- 大学
ワーホリビザを保持している場合、短期の語学学校や専門学校での学習が認められています。ただし、主目的は旅行や仕事であるため、通常の学位取得が目的の留学とは異なります。学習期間中の制約や、学業との両立に注意することが重要です。ワーホリを有効に活用するためには、就学の計画も慎重に立てましょう。
4.ワーホリビザの申請方法
ワーホリビザの申請手続きは以下のステップに分かれています。各段階でのポイントを確認し、スムーズな申請を目指しましょう。
- ImmiAccountを作成する
- 申請書の作成と必要書類のアップロードをする
- ビザ申請料金を支払う
- ビザレターを受領する
- ビザステータスを確認する
ImmiAccountを作成する
ワーホリビザの申請には、オーストラリアの公式ウェブサイトでImmiAccountを作成する必要があります。このアカウントは、ビザ申請や申請ステータスの確認に使用されます。正確な情報を入力し、アカウントを作成してください。
申請書の作成と必要書類のアップロードをする
ImmiAccountができたら、オンラインでワーホリビザの申請書を作成し、必要書類をアップロードします。必要書類には以下のものがあります。
- ビザ申請書
- パスポート
- ビザ申請料
- 健康保険証明書
- 滞在資金証明書
- 英語能力証明書(任意)
書類は、正確かつ完全な情報を提供するようにしましょう。また、書類はすべて英語で作成する必要があるので、注意してください。
ビザ申請料金を支払う
申請書類のアップロードが完了したら、指定されたビザ申請料金を支払います。料金の支払いはオンラインで行われ、安全な支払い手段を選択しましょう。支払い後、申請が本格的に始まります。ビザ申請料金は、1人あたり535豪ドルです。
ビザレターを受領する
ビザ申請料金の支払いが確認されると、ビザ審査が行われます。審査結果は、通常、申請後1週間以内にメールで通知されます。
審査に通過すると、ビザレターがメールで送られてきます。これを受け取ったら、内容を確認し、必要ならば印刷して保管しておくことをおすすめします。ビザレターには、ビザの有効期限や、就労や就学に関するルールなどが記載されています。
ビザステータスを確認する
ビザレターを受領したら、ビザステータスを確認しましょう。ビザステータスは、オーストラリア移民局のウェブサイトから確認できます。ビザステータスが「Granted(発給済み)」と表示されていれば、ビザが取得できたことになります。
5.まとめ
オーストラリアへのワーホリビザの申請は、最短で申請の翌日、最長で3ヶ月程度かかると言われています。
ワーホリビザは、18歳以上で、日本国籍を有する学生や社会人が、オーストラリアで1年間の滞在と3ヶ月間の就労を認められるビザです。
ワーホリビザでできることは、大きく分けて「就労」と「就学」の2つです。就労は、ビザの条件に従って、週に40時間を超えないように注意が必要です。就学は、ビザの条件に従って、1年間で12ヶ月を超えないように注意が必要です。
ワーホリビザの申請は、オーストラリア移民局のウェブサイトからオンラインで行うことができます。申請には、ImmiAccountの作成、申請書の作成と必要書類のアップロード、ビザ申請料金の支払い、ビザレターの受領、ビザステータスの確認の5つのステップが必要です。
ワーホリビザを取得して、オーストラリアで充実したワーキングホリデーを過ごしましょう。