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ベトナム留学の費用はいくら?1ヶ月・1年の総額と学費・生活費を解説

更新日:2026.10.13

ベトナム留学の費用はいくら?1ヶ月・1年の総額と学費・生活費を解説

「ベトナム留学は物価が安いと聞くけれど、結局いくらかかるの?」——ベトナム留学を考えはじめて最初にぶつかるのが、この費用の問題です。

サイトによって「1ヶ月15万円」「1年300万円」と金額がバラつくのは、住む都市と住まいの選び方で総額が大きく変わるからです。

この記事では、期間別の総額・内訳・都市別の比較に加え、期間別に必要なビザとその費用、費用を抑える方法まで、2026年10月時点の数字で解説します。

こんな悩みがある方に向けた記事です

物価が安いと聞くけれど、総額でいくら用意すればいいのか分からない
学費以外に何にお金がかかるのかが分からない
ホーチミン・ハノイ・ダナンのどこを選べば費用を抑えられるのか知りたい
英語圏やフィリピンと比べて、本当に安いのか確かめたい

この記事を書いた人

留学カウンセラー りょう 大学時代に英語力ゼロからアメリカ・カナダで2年間の正規留学を経験。語学学校から現地大学への進学までを実現。累計500名以上の留学相談を受けています!

目次

  1. 1. ベトナム留学の費用は?期間別の総額目安
  2. 2. ベトナム留学費用の内訳|渡航前と現地でかかるお金
  3. 3. ベトナム留学の費用を都市別に比較|どこが安い?
  4. 4. ベトナム留学のビザにかかる費用|期間別の種類と申請の流れ
  5. 5. ベトナム留学の費用を抑える7つの方法
  6. 6. まとめ|ベトナム留学の費用は期間・都市・住まいで決まる

ベトナム留学の費用は?期間別の総額目安

ここでは日本人に最も多い「ベトナム語の語学コースに通う語学留学」を前提に、航空券・学費・滞在費・生活費・保険まで含めた総額の目安をまとめました。

ベトナム留学の費用の目安を期間別に解説

住まいのスタイル別に、期間ごとの総額をまとめました。

スタイル別・期間別の総額目安

航空券・学費・滞在費・生活費・保険・ビザ代を含む総額

期間
節約地方都市
学生寮
バランス2大都市
ローカル物件
安心重視2大都市
サービスAP
1ヶ月ビザ不要
14〜20万円
19〜28万円
27〜39万円
3ヶ月電子ビザ
29〜42万円
40〜62万円
67〜97万円
6ヶ月学生ビザ
52〜76万円
73〜113万円
126〜184万円
1年学生ビザ
99〜142万円
139〜214万円
244〜355万円

※1円=約160ドン(2026年10月時点)で換算した目安です。節約はフエ・ダナンなどの地方都市で学生寮、バランスはハノイ・ホーチミンでローカルアパート、安心重視はハノイ・ホーチミンで日本人向けサービスアパートに住む想定です。1ヶ月は短期アパート・ホテルに滞在する想定で、退去時に戻るデポジットは含みません。学校・渡航時期・為替により変動します。

3ヶ月と1年の費用のなかみ

3ヶ月プラン 合計 約50万円

1年プラン 合計 約178万円

36万
60万
76万
学費滞在費航空券(6万)生活費・保険・その他

バーの長さが総額です。どちらもいちばん大きいのは生活費と滞在費で、航空券の割合はごくわずか。1ヶ月あたりに直すと3ヶ月は約17万円、1年は約15万円です。

※バランス型(2大都市のローカルアパート・ベトナム語コース)の中間的な想定です。学費月3万円・家賃月5万円・生活費月5万円・保険月1万円で計算しています。

ここで押さえておきたいのは、ベトナムは期間を延ばしても1ヶ月あたりの費用があまり下がらないことです。

航空券が往復4〜10万円と安いため、欧米のように「長くいるほど割安」という効果は小さく、総額はほぼ毎月の家賃と生活費の積み上げで決まります。

そのぶん、住まいと都市の選び方がそのまま総額に響きます。1ヶ月以内の短期は割高な短期アパートやホテルになりやすく、長期でローカルアパートを借りると家賃を抑えられます。

予算から逆算する早見表

「いくら貯めればいいか」ではなく「今ある予算で何ができるか」から考えたい方は、こちらを目安にしてください。

予算
できることの目安
〜20万円
地方都市で1ヶ月の語学留学。45日以内ならビザも不要で、夏休みや退職後の空き期間に行ける
20〜60万円
2大都市で1ヶ月、または3ヶ月の語学留学。電子ビザの90日を使って日常会話の土台をつくる
50〜120万円
学生ビザで半年の語学留学、またはインターンシップ。生活に慣れ、会話が自然に出てくる段階まで
100〜215万円
1年間の語学留学、または国公立大学に1年在籍。学生寮かローカルアパートに住む最も王道のプラン
220万円〜
私立大学・英語で学べる学部への在籍や、日本人向けサービスアパートでの1年滞在も視野に

※到達できる語学レベルは、渡航前の学習状況や現地での過ごし方によって個人差があります(2026年10月時点)。

留学費用の全体像や、ほかの国との相場の違いを先に知りたい方は、こちらの記事もあわせてどうぞ。

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英語スクール・大学・インターンの場合

ベトナム語以外を目的にする場合は、学費の部分が入れ替わります。目的別の学費と総額の目安です。

目的
学費
総額の目安
英語スクール
月 約6〜12万円
1ヶ月 約19〜46万円
国公立大学
年 約10〜25万円
1年 約97〜191万円
私立大学
年 約30〜120万円
1年 約117〜286万円
インターンシップ
なし(手配料は別途)
半年 約46〜89万円

※英語スクールは節約〜安心重視、大学・インターンは学生寮〜ローカルアパートに住む想定で、上の期間別の表と同じ条件で計算しています。英語で学べる私立の学部は上限帯に近づきます(2026年10月時点)。

英語スクールは、ベトナム語コースより学費が月5〜7万円ほど高くなります。インターンは学費がかからない代わりに、エージェント経由なら手配料(無料〜十数万円)がかかります。

日本の大学を休学して行く場合は、休学中の在籍料や、卒業が延びた場合の学費も別に見込んでおきましょう。

英語圏・フィリピンと比べると?

ベトナムが本当に安いのかは、ほかの国と並べると分かります。語学留学1ヶ月の総額で比べてみましょう。

国(都市)
語学留学1ヶ月の総額
ベトナムの国旗ベトナム
約14〜39万円(英語スクールは約19〜46万円)
フィリピンの国旗フィリピン
約51万円(セブ島)
オーストラリアの国旗オーストラリア
約65万円(シドニー)
ニュージーランドの国旗ニュージーランド
約66万円(オークランド)
カナダの国旗カナダ
約69万円(バンクーバー)
アイルランドの国旗アイルランド
約82万円(ダブリン)

※ベトナムは本記事の試算、ほかの国は夢カナ留学の「留学費用は平均いくら?」記事の都市別平均です(2026年10月時点)。フィリピンは授業料に寮費・食費が含まれるプランが主流です。学校・滞在方法・為替により変動します。

英語スクールに通う場合でも、学生寮かローカルアパートに住めば英語圏のおよそ3分の1〜半分の費用で1ヶ月滞在できます。

ただし公用語はベトナム語のため、街で英語を使う機会は限られます。英語漬けの環境を重視するならフィリピンや英語圏、費用重視でアジアでの就業も視野に入れるならベトナム、というのが分かれ目です。

ベトナム留学費用の内訳|渡航前と現地でかかるお金

総額だけ見てもピンとこないので、何にいくらかかるのかを分解します。

ベトナム留学費用の内訳(渡航前の費用と現地の費用)

費用は「渡航前に一度だけ払うもの」と「現地で毎月かかるもの」に分けて考えると、計算がぐっとラクになります。

渡航前にかかる費用

出発までと到着直後に支払う、いわば初期費用です。

ベトナムは航空券が安いため、欧米と比べて初期費用はかなり小さく済みます。45日を超えて滞在するかどうかで、ビザと保険の費用が加わります。

項目
金額の目安
全員にかかる初期費用
往復航空券LCCなら安い。テト(旧正月)前後は高い
約4〜10万円
海外旅行保険(1ヶ月)ビザ不要の短期でも加入は必須と考える
約0.8〜1.5万円
生活用品・SIMカードなど寝具・日用品は到着後に現地でそろえる
約1〜3万円
パスポート取得持っていない人のみ。残存期間6ヶ月以上が必要
約1.1〜1.6万円
45日を超えて滞在する場合に追加
電子ビザ(最長90日)1回入国か数次入国かで金額が変わる
約4,000〜7,900円
学生ビザ(3ヶ月〜1年)学校が承認書を取ったうえで申請する
約0.4〜2.1万円
海外留学保険(2ヶ月目以降)期間分を出発前に一括で払うことが多い
月 約0.8〜1.5万円

初期費用の合計

短期 約6〜16万円

1年なら追加で +約9〜19万円

※為替は1円=約160ドン(2026年10月時点)で換算。ビザ代はジェトロ資料にあるベトナム政府の手数料を1ドル=158円前後で換算した目安です。ビザの要件は必ず在日ベトナム大使館の公式情報でご確認ください。

航空券は、ゴールデンウィーク明けからお盆前は下がりやすく、テト前後は上がりやすい傾向です。また学費は数ヶ月分の前払いが多いため、出発前に用意する現金は初期費用より多くなります。

現地で毎月かかる費用

総額を左右するのはここです。

とくに住まいの選択は、1年で100万円近い差になることもあります。学費はベトナム語コースか英語スクールかで大きく変わるため、分けて載せています。

月あたりの費用
金額の目安
学費(ベトナム語コース)
約1〜5万円
学費(英語スクール)
約6〜12万円
学生寮・相部屋
約2〜4万円
ローカルアパート
約3.5〜7万円
日本人向けサービスアパート
約10〜15万円
食費(ローカル食堂中心)
約2.5〜4万円
交通(Grab・バス)・通信・雑費
約1.5〜2万円

毎月の合計(ベトナム語コースの場合)

学生寮なら 約7〜15万円

ローカルアパートなら 約8.5〜18万円

サービスアパートなら 約15〜26万円

※ホーチミン・ハノイの目安です(2026年10月時点/為替は1円=約160ドンで換算)。都市・物件・契約期間によって変動します。合計は学費・家賃・食費・交通通信費を足した額で、英語スクールに通う場合は月5〜7万円上がります。海外留学保険(月約0.8〜1.5万円)は出発前に一括で払うことが多いため、合計には含めていません。移動はGrabバイクなら10分100円前後、路線バスは1回50円前後です。

住まいべつ 月あたりの家賃

サービスAP
家具・清掃つき
月10〜15万円
短期アパート
1ヶ月前後の短期向け
月4.5〜10万円
ローカル物件
長期向け
月3.5〜7万円
学生寮
大学付属に多い
月2〜4万円

サービスアパートと学生寮の差は月8万円以上、1年なら100万円近くになります。日本の家賃と変わらない水準を選ぶかどうかが、ベトナム留学の総額を決めます。

※ホーチミン・ハノイの目安です。バーの長さは各方式の上限額の比率です。

留学カウンセラー
りょう

海外の部屋探しが不安で、日本から日本人向けのサービスアパートを長期で押さえてしまう方は少なくありません。ただ、それだと物価の安さがほとんど活きなくなります。最初の数週間だけ短期アパートに泊まり、現地で内見してからローカルアパートや寮を決める形が、費用と安心のバランスが取りやすいですよ。

1ヶ月の短期留学そのものに意味があるのか迷っている方は、こちらの記事も参考にしてください。

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ベトナム留学の費用を都市別に比較|どこが安い?

ベトナム留学の費用で、住まいの次に差が出るのが都市選びです。

ベトナムは南北に長く、都市によって家賃と物価が変わります。1年では30万円以上の差になることもあります。ここでは日本人に人気の5都市を数値で比較したうえで、代表的な3都市を詳しく紹介します。

費用と学校数で見た都市の位置づけ

家賃+生活費(月) 安い ←    → 高い

フエ
中部の古都
ダナン
中部の海辺の街
ハノイ
首都
ホーチミン
最大の経済都市
6〜9万
6〜10.5万
7〜12万
8〜13万

学校・インターン先の数 少ない ← → 多い

フエ
少なめ
ダナン
少なめ
ハノイ
多い
ホーチミン
最も多い

ベトナムは費用の安さと学校の選択肢がトレードオフになります。学校の選択肢を優先するならホーチミン・ハノイ、費用を優先するならダナンやフエが候補です。

※家賃+生活費は学生寮〜ローカルアパートに住み、食費・交通・通信を足した月額の目安です(学費は含みません)。学校数は日本から申し込める主な学校をもとにした相対的な目安です。

人気5都市 費用比較表

詳しく紹介している3都市は、都市名をタップするとジャンプします

都市
おすすめ度
1年費用
生活費/月
フエ
4.2
★★★★★★★★★★
99〜186万
6〜9万
4.5
★★★★★★★★★★
99〜204万
6〜10.5万
ホイアン
4.0
★★★★★★★★★★
99〜204万
6〜10.5万
4.6
★★★★★★★★★★
111〜222万
7〜12万
4.5
★★★★★★★★★★
123〜234万
8〜13万

※おすすめ度は「費用・学校数・住みやすさ」を総合した編集部の評価です。1年費用はベトナム語コースに1年通い、学生寮〜ローカルアパートに住んだ場合の総額の目安、生活費/月は家賃・食費・交通・通信を合計した月額の目安(学費は含まない)です。日本人向けサービスアパートは月10〜15万円が目安です(2026年10月時点/為替は1円=約160ドンで換算)。

ここからは、この5都市のなかから「費用と暮らしやすさのバランス」「大学で学ぶなら」「学校が最も多い」の3都市を取り上げ、費用の中身を掘り下げます。

フエとホイアンは上の表の数値を目安にしてください。

フエは5都市で最も安く日本人も少ない一方、学校の数は限られます。ホイアンは観光地のため、エリアによって家賃に差があります。

ダナン|費用と暮らしやすさのバランスが一番よい

中部の海沿いにある、ベトナム第3の都市です。

ハノイ・ホーチミンより物価が落ち着いており、街もほどよい大きさで暮らしやすいのが魅力です。ただし学校の数は2大都市より少なめなので、希望のコースがあるかを先に確認しましょう。

1年の費用目安

約99〜204万円

生活費(月)

6〜10.5万円

家賃は月2〜5万円が目安で、2大都市より2〜3割ほど安く収まりやすい
ビーチが近く、休日の過ごし方にお金がかからない
ホイアンやフエにも近く、中部の街を行き来しやすい

ハノイ|大学付属センターで安く学ぶなら

北部にある首都で、国家大学をはじめとする大学が集まる学生の街です。

大学付属のベトナム語センターが多く、寮を使えると2大都市のなかでも費用を抑えられます。標準語とされる北部の発音で学べるのも特徴です。

1年の費用目安

約111〜222万円

生活費(月)

7〜12万円

大学付属センターが多く、学生寮なら家賃は月2〜4万円に収まる
国公立大学への在籍や交換留学の受け入れ先も見つけやすい
冬(12〜2月)は冷え込むため、暖房や防寒具の費用も見込んでおく

ホーチミン|学校の選択肢は最多、そのぶん費用は上がる

南部にあるベトナム最大の経済都市です。

学校の選択肢が多いホーチミンの街並み

語学学校・英語スクール・インターン先が最も多く、日系企業も集まっています。

ただし家賃と物価は5都市で最も高く、地方都市と比べると1年で30万円以上の差がつくことがあります。

1年の費用目安

約123〜234万円

生活費(月)

8〜13万円

学校数が多く、英語スクールやインターンも選びやすい
日系企業が多く、帰国後の就職に向けた経験を積みやすい
中心部の1区・3区は家賃が高いので、周辺の区を選ぶと差を埋められる

費用が安い順ランキング

5都市を1年の総額が安い順に並べ替えたものです。

期間ごとの目安も併記しているので、自分の予定に近いところを見てください。

1

フエ

5都市で最も安い。学校の数は限られる

3ヶ月
6ヶ月
1年
29〜56万
52〜100万
99〜186万
2

ダナン

物価が落ち着いていて、街も暮らしやすい

3ヶ月
6ヶ月
1年
29〜61万
52〜109万
99〜204万
3

ホイアン

ダナンと同水準。観光エリアは家賃が上がる

3ヶ月
6ヶ月
1年
29〜61万
52〜109万
99〜204万
4

ハノイ

大学付属センターと寮を使えば2大都市でも抑えられる

3ヶ月
6ヶ月
1年
32〜65万
58〜118万
111〜222万
5

ホーチミン

学校の選択肢と引き換えに家賃が最も高い

3ヶ月
6ヶ月
1年
35〜68万
64〜124万
123〜234万

※金額はいずれもベトナム語コースの学費・学生寮〜ローカルアパートの滞在費・生活費・保険・航空券・ビザ代を含む目安です。学校、住まい、渡航時期、為替により変動します。

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ベトナム留学のビザにかかる費用|期間別の種類と申請の流れ

ベトナム留学のビザ代は、滞在日数で決まります。短期なら費用はかからず、1年の学生ビザでも約2.1万円までです。

金額は小さい一方、学生ビザは学校の手続きを待つ必要があり、準備が遅れると渡航日に響きます。

ここでは、期間ごとに必要なビザと申請費用、取得までの流れをまとめます。

45日を超えるかどうかが最初の分かれ目

日本国籍なら、45日以内の滞在は目的を問わずビザが不要です。パスポートの残存期間6ヶ月以上が条件で、延長はできません。

45日を超える場合は、90日以内なら電子ビザ、それ以上なら学生ビザ(DH)を取るのが基本です。

滞在日数で変わる手続きと費用

45日以内ビザ不要の範囲›手続きは不要延長はできない
46〜90日電子ビザ›約4,000〜7,900円オンラインで申請
91日以上学生ビザ(DH)›約0.4〜2.1万円学校の承認書が必要

どの期間でも、ビザ代は最大で約2.1万円です。気をつけたいのは金額より、学生ビザの準備にかかる時間です。

※ビザ免除は2025年3月15日〜2028年3月14日の措置です。電子ビザを就学目的で使えるかは、学校と大使館に確認してください。手数料はジェトロ資料にあるベトナム政府の手数料を1ドル=158円前後で換算した目安です(2026年10月時点)。

電子ビザは、ベトナム政府の公式サイトからオンラインで申請します。検索すると手数料を上乗せした代行サイトが多く出てくるため、申請先を間違えないよう注意してください。

公式サイトで最新のビザ情報を確認

申請前に必ずチェックしてください

公式駐日ベトナム大使館

ビザ免除の条件や、学生ビザの申請方法を確認できます

大使館の公式サイトを見る ›

公式ベトナム電子ビザ(e-Visa)

ベトナム公安省入国管理局の公式申請サイトです

電子ビザの公式サイトを見る ›

電子ビザの申請は公式サイトで受け付けられます。手数料を上乗せする代行サイトにはご注意ください。

ビザの種類別の申請費用

電子ビザと学生ビザは、有効期間と入国回数で手数料が変わります。途中で周辺国へ旅行する予定があるなら、数次入国を選びましょう。

ビザの種類
期間
申請費用
ビザ免除
45日以内
0円
電子ビザ(1回入国)
最長90日
約4,000円
電子ビザ(数次入国)
最長90日
約7,900円
学生ビザ(1回入国)
〜1年
約4,000円
学生ビザ(数次入国)
3〜6ヶ月
約1.5万円
学生ビザ(数次入国)
6ヶ月〜1年
約2.1万円

※ジェトロ資料にあるベトナム政府の手数料を、1ドル=158円前後で換算した目安です(2026年10月時点)。学校や代行業者を通す場合は、別途手数料がかかることがあります。

学生ビザで押さえておきたい3つのポイント

学生ビザは手数料こそ安いものの、取り方や使い方にベトナムならではのルールがあります。費用計画に影響するのは次の3点です。

学生ビザの3つのポイント

2026年10月時点

1申請は学校の手続き待ち
先に学校が承認書を
取得
›
そのあと大使館で
ビザを申請

ポイント学校の手続きに日数がかかるため、渡航の3〜4ヶ月前には学校を決めておく必要があります。

2アルバイトはできない
学生ビザ就労は
目的外
›
働くには就労ビザと
労働許可証

ポイントアルバイト収入を前提に予算を組むことはできません。働きながら費用を賄いたいなら、ワーキングホリデー制度のある英語圏が候補になります。

3入国後の届け出と延長
到着時滞在先が
当局へ届け出
›
延長時学校を通して
手続き

ポイント届け出は寮やアパートの管理者が行います。予定より滞在を延ばすと、延長や取り直しの費用(1回 約0.4〜2.1万円)が別にかかります。

※2026年10月時点の内容です。運用が時期や地域で異なる場合があるため、申請前に大使館と学校の双方へ確認しておくと安全です。

学生ビザを取るまでの流れを、渡航日から逆算するとこうなります。

学生ビザ取得までの逆算スケジュール

14ヶ月前都市・学校・コースを決めて申し込む
23ヶ月前学費を支払い、学校に承認書の手続きを進めてもらう
32ヶ月前航空券を手配し、入国日を確定する
41ヶ月前承認書をもとに大使館・総領事館で学生ビザを申請
5到着当日滞在先の届け出が済んでいるかを確認する

いちばん時間がかかるのは学校側の承認書の手続きです。学校選びを先に終わらせておけば、そのほかの準備は余裕をもって進められます。

45日以内の短期でまず試してみるのも一つの方法です。短期留学の費用相場をほかの国と比べたい方は、こちらもどうぞ。

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ビザ代は小さくても、学費や住まいを含めた総額は国によって大きく変わります。

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ベトナム留学の費用を抑える7つの方法

ベトナム留学の費用は、工夫しだいで数十万円単位で変わります。

インパクトの大きい順に7つ並べました。まずは金額の大きい4つを比べてみます。

1年で減らせる金額の目安(主な4つ・インパクト順)

住まいを選ぶ
サービスAP→ローカル
90万円
食事を変える
ローカル食堂中心へ
50万円
都市を変える
ホーチミン→フエ
36万円
学費を見直す
グループ授業中心へ
24万円

上の2つだけで年100万円以上変わることがあります。

物価が安い国だからこそ、日本と同じ暮らし方をすると安さが消えます。住まいと食事の選び方でほぼ決まります。
※1年間の語学留学を想定した試算です。都市の差額には家賃と食費の差も含まれるため、組み合わせた効果は単純な足し算より小さくなります。学校・物件・時期により変動します。

1. 住まいはローカルアパートか学生寮にする

7つのなかで最も効果が大きい方法です。最初の数週間だけ短期アパートに泊まり、現地で内見してからローカルアパートを借りる形にすると、1年通してサービスアパートに住む場合と比べて90万円前後抑えられます。

ずっとサービスアパート(月約12.5万円)

サービスアパート 12ヶ月

年 約150万円

短期1ヶ月(約7万円)+ローカルアパート(月約5万円)

短期
ローカルアパート 11ヶ月

年 約62万円

差額 約90万円

最初の2〜4週間

短期アパートやホテルに滞在し、通学路と周辺の物件を実際に見て回る。

2ヶ月目以降

ローカルアパートを長期で契約。デポジットは家賃1ヶ月分が目安。

※家賃の月額は現地で毎月かかる費用↑の表の中間値をもとに試算しています。大学付属の学生寮を使えれば、さらに月1〜2万円下がります。

2. 食事はローカル食堂を中心にする

ベトナムは外食が安く、ローカル食堂や屋台なら1日の食費は600〜1,000円ほどに収まります。自炊にこだわるより、ローカルの店を上手に使うほうが安く済みます。

朝

屋台

フォーやバインミー

昼

大衆食堂

ご飯とおかずを選ぶ定食

夜

ローカル店

日本食は週1回のご褒美に

食費の目安(月額)

カフェ・
日本食が多い
約6〜9万円
ローカル
食堂中心
約2.5〜4万円
1年で 約50万円 の差

屋台や食堂で注文するのは、そのままベトナム語の実践練習にもなります。
※カフェ・日本食が多い場合は、日本食レストランでの食事を週に数回とる想定の目安です(2026年10月時点)。

3. 物価の落ち着いた都市を選ぶ

家賃を含む生活費は、都市によって月3万円ほど差がつきます。

都市別・生活費の目安(月額/家賃含む・中央値)

ホーチミン
約10.5万円
ハノイ
約9.5万円
ダナン
約8.3万円
フエ
約7.5万円
ホーチミン→フエで1年の差額 約36万円

ただし学校の数は2大都市に集中しています。学びたいコースが地方都市でも受けられるかを先に確認しましょう。
※人気5都市 費用比較表↑の生活費(月)の中央値です。物件・エリア・為替により変動します。

ベトナム以外にも、費用の安い留学先を比べてから決めたい方はこちらもどうぞ。

留学費用が安い国ランキング10選|語学留学の総額と選び方を徹底比較【2026年最新】
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2026年7月24日更新 2026年9月4日

4. 学費はグループ授業中心のコースを選ぶ

ベトナム語コースの学費は月1〜5万円と幅があります。差を生むのは、授業の形と学校の種類です。

大学付属センター
グループ授業
民間の語学学校
グループ授業
マンツーマン
中心
安い
中間
高い
学期単位の開講が多い
開始日を選びやすい
時間と内容を調整できる
月2万円の差でも1年で 約24万円

先に確認:学費は数ヶ月分の前払いが多いため、途中で辞めた場合の返金規定を確認しておきましょう。最初は短い期間で申し込み、合えば延長する形も安全です。

※学費の高低は一般的な傾向です。学校・コース・為替により変動します。英語スクールは月6〜12万円が目安です。

5. 渡航時期をずらして航空券を抑える

ベトナム行きの航空券は、日本の連休とベトナムの旧正月(テト)に高くなります。

時期をずらしてLCCを使えば、同じプランでも往復2〜4万円ほど抑えられます。

12〜2月
年末年始・テト
3〜4月
春休み
5〜7月
GW明け〜
8〜11月
お盆以降
最も高い
やや高い
狙い目
お盆を除き落ち着く
テト前後は学校も休み
学生の渡航が多い
お盆前まで下がりやすい
秋は比較的安定
繁忙期を外すだけで 往復 約2〜4万円の減額

※テトの日付は毎年変わり、2027年は2月上旬です。テトの前後は国内の移動や店の営業も止まりやすいため、到着日はずらすのがおすすめです。金額は時期と航空会社により変動します。

6. 奨学金・交換留学の制度を調べる

大学生なら使える支援制度があります。学費が安いベトナムでは、奨学金は渡航費や生活費を補う役割が中心です。

募集時期が限られるので、渡航の1年前を目安に確認を始めてください。

制度
対象・チェックポイント
交換留学
(協定校)
在籍大学の協定校なら、現地の学費が原則かからない。単位が認められれば卒業も延びにくい。
JASSOの
海外留学支援制度
大学間の協定プログラムが中心。成績や家計の基準がある。個人手配の語学留学は対象外のことが多い。
トビタテ!
留学JAPAN
文部科学省の官民協働の留学支援制度。高校生・大学生向けに募集がある。
大学独自の
奨学金
協定校への派遣や短期研修向けに、渡航費を補助する大学もある。国際交流課で確認する。

いずれも申請は渡航の半年〜1年前が目安です。
※募集要項は年度ごとに変わります。最新情報は下の公式サイトで確認してください。

公式サイトで最新の募集情報を確認

支給額・募集要件は年度ごとに変わります

公式JASSO 海外留学支援制度(協定派遣)

大学間協定による留学の支給月額・対象・申請方法を確認できます

JASSOの公式サイトを見る ›

公式トビタテ!留学JAPAN

募集時期・対象・支援内容を確認できます

トビタテの公式サイトを見る ›

応募前に各公式サイトと在籍大学の募集要項をあわせてご確認ください。

奨学金を使えない場合でも、ほかの方法と組み合わせれば自己負担を大きく減らせます。

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7. 手配料の安い窓口を選ぶ

インターンや学校の手配をエージェントに頼む場合、手配料は無料から十数万円まで差があります。

同じ受け入れ先でも総額が変わるため、申し込む前に料金体系を比べておきましょう。

手配料無料

代行料 0円
学校への支払いは同額
提携校・提携先が中心になる場合あり

有料(手配料あり)

手配料 数万〜十数万円
インターン先の紹介が手厚いことも
サポート範囲は要確認

比較するときは「手配料の有無」と「対応してくれる範囲」をセットで確認してください。インターンの場合は、手当の有無やビザの扱いも受け入れ先ごとに異なります。

補足:現地でのアルバイトは「収入のあて」にしない

学生ビザは就労を目的としたビザではなく、ベトナムで働くには原則として就労ビザと労働許可証が必要です。インターンで手当が出る場合も、生活費の一部を補える程度のことが多いため、収入をあてにした資金計画は立てないほうが安全です。

留学カウンセラー
りょう

物価が安い国ほど、節約しすぎて体調や安全をおろそかにしがちです。削るところと削らないところを分けるのがコツです。住まいと食事で大きく削り、海外留学保険と、夜でも安全に帰れる立地は妥協しない。この順番がいちばん後悔が少ないと思います。

エージェントの料金体系やサポート範囲を比べたい方は、こちらもどうぞ。

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2026年8月27日更新 2026年9月1日

まとめ|ベトナム留学の費用は期間・都市・住まいで決まる

ベトナム留学の費用は、期間・都市・住まいの3つで決まります。

この3つを動かせば、同じ1年の語学留学でも総額を100万円以上調整できます。最後に要点を整理しておきます。

この記事のまとめ

・語学留学の目安は1ヶ月で約14〜39万円、1年で約99〜355万円(学生寮・ローカルアパートなら1年約99〜214万円)
・総額を左右するのは住まい。サービスアパートとローカルアパートで年90万円前後の差
・費用を抑えるならフエやダナン、学校の選択肢を優先するならハノイ・ホーチミン
・45日以内はビザ不要。超える場合も電子ビザ・学生ビザの費用は約0.4〜2.1万円
・学生ビザは学校の承認書が必要。渡航の3〜4ヶ月前には学校を決めておく
・英語スクールでも、学生寮かローカルアパートなら英語圏のおよそ3分の1〜半分

迷ったときは、まず「期間」を決めてください。

45日以内か、それを超えるか。ここが決まればビザの要否が定まり、必要な予算の輪郭が一気にはっきりします。

そのうえで都市と住まいを調整すれば、無理のないプランに落とし込めます。

予算に合うプランの決め方 3ステップ

STEP 1 期間を決める45日を超えるか›ビザの種類が確定ビザ代は最大で約2.1万円
STEP 2 都市を選ぶ安さか学校数か›生活費の幅が決まる都市差は年約36万円
STEP 3 住まいを選ぶ寮・ローカルかサービスAPか›毎月の負担が決まる住まいの差は年約90万円

この順番で決めると迷いません。最初に期間を決めるだけで、必要な予算の輪郭がはっきりします。

帰国後に英語力やキャリアを示したいなら、英語圏と並べて比べてから決めるほうが後悔しません。同じ予算でできることは、国によって大きく変わります。

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※本記事は2026年10月時点の情報です。費用は1円=約160ドンで換算した目安であり、為替・制度改定・学校の料金変更により変動します。ビザ手数料はジェトロの資料、ビザ免除の期間は駐日ベトナム大使館の案内、英語圏・フィリピンの費用は夢カナ留学の「留学費用は平均いくら?」記事を参照しています。ビザの要件は、必ず駐日ベトナム大使館および各学校の公式案内でご確認ください。

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