TOPアメリカではLINEが禁止されている?代わりのメッセージアプリや注意点なども解説

アメリカではLINEが禁止されている?代わりのメッセージアプリや注意点なども解説

更新日:2024.10.02

アメリカではLINEが禁止されている?代わりのメッセージアプリや注意点なども解説

日本人なら誰もが利用するLINEアプリ。しかしこれからアメリカに留学する人の中には、アメリカでもLINEは利用できるのか、アメリカでは禁止されていないのかと疑問を抱いている人もいるのではないでしょうか。

この記事では、アメリカでLINEを使う方法やアメリカで主流のメッセージアプリについて解説します。アメリカでの滞在に向けて、ぜひ参考にしてください。

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LINEはアメリカでは禁止されていない

結論からお伝えすると、アメリカではLINEは禁止されていません。LINEが禁止されているという国を聞いたことがあるかもしれませんが、アメリカは当てはまらないため、ご安心ください。したがって、アメリカ滞在中も、日本と同じようにLINEの使用が可能です。

ただ、世界中すべての国で利用できるわけではありません。中国や北朝鮮、イラン、アラブ首長国連邦などは、LINE利用の規制が設けられています。こういった規制のある国ではLINEの利用が難しいですが、アメリカではこのような制限がありません。

とは言え、アメリカでLINEを利用するユーザーは日本に比べ、はるかに少ないです。LINEは、日本や韓国をはじめとしたアジア圏で人気のアプリであるため、アメリカ人の中でLINEを使っている人は、多くの場合、アジア圏の人たちと関連がある場合に限られます。

アメリカでLINEの代わりに使われているメッセージアプリは何?

アメリカではLINEは禁止も制限もされていません。しかしなんとなく、アメリカではそれほどLINEが普及していない感じがしますよね。使っている人があまりいないため、アメリカではLINEが使えないのでは?と思ってしまう人がいるのかもしれません。

実際、アメリカではそれほどLINEは使われておらず、LINE以外のメッセージアプリが人気を集めています。ここからは、そんなアメリカのメッセージアプリ事情についてご紹介します。

1:WhatsApp

出典:https://apps.apple.com/jp/app/whatsapp-messenger/id310633997

WhatsAppは、世界的に人気のメッセージアプリです。アメリカでは主要なメッセージアプリの1つとして使われており、アジア圏、ヨーロッパ、中南米などでも根強い人気を誇っています。LINEと同じような設計ではありますが、スタンプの数が少ないなど、よりシンプルなメッセージアプリです。

▶︎iOSアプリ
▶︎Androidアプリ

2:Facebookメッセンジャー

出典:https://apps.apple.com/jp/app/messenger/id454638411

Facebookメッセンジャーも、アメリカでの利用率が高いメッセージアプリの1つです。日本でもFacebookは普及しているため、利用したことがある人も多いでしょう。日常的な会話からビジネス会話まで、メッセンジャーはアメリカでかなり幅広く利用されています。

▶︎iOSアプリ
▶︎Androidアプリ

3:Snapchat

出典:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.snapchat.android&hl=ja

特に若者に人気を集めているのがSnapchat。特定の人と長く話すというよりは、インスタントなやり取りを楽しむアプリです。送り合った写真や動画が数秒で消えるのが特徴で、ごくわずかな瞬間のやり取りをメインとしています。

▶︎iOSアプリ
▶︎Androidアプリ

4:Discord

出典:https://apps.apple.com/jp/app/discord-%E4%B8%80%E7%B7%92%E3%81%AB%E3%81%97%…

Discordは、アメリカで開発されたコミュニケーションサービスです。もともとゲーマーが愛用していたサービスとして知られていましたが、現在はゲーム以外の目的としても多くのユーザーが利用しています。

▶︎iOSアプリ
▶︎Androidアプリ

5:iMessage

出典:https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8/id1146560473

iPhoneやiPadなどで利用できるiMessageも、アメリカではよく利用されています。テキストメッセージや写真、動画、音声データなどを送受信できるメッセージアプリです。SMSやMMSとよく混同されますが、これらとiMessageは別物です。吹き出しが青色だとiMessageで、緑色の場合はSMS/MMSとなります。

▶︎iOSアプリ

6:FaceTime

出典:https://apps.apple.com/jp/app/facetime/id1110145091

こちらはApple社が提供するiOSのアプリで、主に音声通話・ビデオ通話を行いたいときに利用します。iMessage同様に、もともとインストールされているアプリであるため、追加でアプリをインストールする必要はありません。Appleユーザー同士のみ利用可能です。

▶︎iOSアプリ

7:Instagram・TikTokのDM

出典:https://apps.apple.com/jp/app/instagram/id389801252

出典:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ss.android.ugc.trill&hl=ja

近年はInstagramやTikTokといった、SNSのDM機能を利用してメッセージを送り合う若者も増えています。LINEは連絡先を知っている相手にのみメッセージを送信できますが、InstagramやTikTokはアカウントさえ知っていればDMを送れるのが特徴です(設定により送れない場合もあります)。

▶︎Instagram|iOSアプリ
▶︎Instagram|Androidアプリ

▶︎TikTok|iOSアプリ
▶︎TikTok|Androidアプリ

8:Skype

出典:https://apps.apple.com/jp/app/skype/id304878510

WEB会議でよく耳にするSkypeは、実はチャット機能も備わっています。ビデオ通話や音声通話はもちろん、文字やスタンプ、ファイルの送信も可能です。チャットアプリとしての利用率は他のアプリに比べて劣りますが、ビジネスの会議では今もなお利用されているようです。

▶︎iOSアプリ
▶︎Androidアプリ

9:Text

出典:https://apps.apple.com/jp/app/%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8/id1146560473

TextはiMessageの場面でも紹介したSMS(ショートメッセージ)のことで、電話番号宛にメッセージを送るサービスです。全角で最大670文字まで送信できますが、画像や動画の送信はできません。文字のやり取りに特化したアプリとして使われています。

▶︎iOSアプリ

アメリカ滞在中・留学中にLINEを使うにはどうしたらいい?

アメリカではLINEが普通に使えるというのは、前述のとおり。ここからは、具体的にどのようにすればアメリカでもLINEが使えるのか、その方法を解説していきます。

1:日本のLINEアカウントをアメリカで引き継いで使う

現在日本でLINEアカウントをお持ちで、日本で使っているスマホをそのままアメリカに持ち込んで使おうとしている人は、何の問題もなく、そのまま同じアカウントが使えます。

2:アメリカの電話番号で新規登録をする

また、アメリカで新たに電話番号を入手した場合は、アメリカ版の公式LINEを利用することで新規登録することが可能です。(https://line.me/en/)

日本用のスマホとアメリカ用のスマホを分けたいという場合は、この方法がおすすめ。日本とのやりとり用のスマホでは、日本のLINEアカウントを使い、アメリカで購入したスマホから、新たにアメリカ版のLINEをダウンロードしてアカウント登録をしましょう。

自分のLINEアカウントが2つという形にはなりますが、この方法が適した人もいるでしょう。

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アメリカでLINEは使う際の注意点

アメリカでLINEを快適に使うには、いくつか注意すべきこともあります。ここからは、アメリカでLINEを使うときに気をつけておきたいことについてご説明していきます。

1:国際ローミングをオフにして、Wi-Fiのある場所で使う

日本の電話番号とスマホをそのままにしてLINEを使う場合、モバイルデータ通信の国際ローミングはオフにしておくことをおすすめします。これをオフにしておかなければ、外でLINEを使う度に、通信料金がかかってしまいます。

携帯会社によっては、この通信料金が日本とそれほど変わらない会社もあるのですが、国際ローミングでのモバイルデータ通信は高額になる場合もあります。

ですから、日本のLINEアカウントをそのまま使うなら、ローミングは切っておき、Wi-Fiのある場所に限定して使うようにしてください。

2:公共のWi-Fiを使う際は必ずVPNを利用する

公共のフリーWi-Fiを利用する際は、注意が必要です。無料で誰もが利用できるWi-Fiであるため、さまざまな危険性が潜んでいます。IDやパスワードを盗まれたり、Webサイトの閲覧履歴を見られたり、最悪の場合は遠隔操作でECサイトから大量の商品を購入させられることもあります。

そこで重要なのが、VPNの利用です。VPNとは、インターネット通信内容を暗号化し、仮想の専用回線を通じて安全に利用する仕組みを指します。これにより、公共のWi-Fiを利用した際の情報漏洩リスクが大幅に軽減されます。VPNを利用することで、暗号化されていない通信を保護し、第三者による不正アクセスを防ぐことができます。

3:現地でのやり取りと日本でのやり取りでアプリを使い分ける

冒頭で説明した通り、アメリカでもLINEの利用は可能です。しかし日本に比べると普及率が低く、通話の質もよくないと感じる人が多いようです。そのためアメリカ滞在中は、アメリカ人に人気があるFacebookメッセンジャーやWhatsAppを利用するのがよいでしょう。またコミュニティによっても利用率が高いアプリは異なるため、友だちが使っているメッセージアプリに合わせるのが無難です。

ただ日本にいる家族や友だちは、LINEを利用しているケースが多いはずです。アメリカ人と連絡を取る際はFacebookメッセンジャーやWhatsAppを利用し、日本の家族や友人にメッセージを送る際はLINEを利用し、使い分けをすることが望ましいでしょう。

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まとめ

今回は、アメリカでのLINEの利用とその他メッセージアプリを解説しました。アメリカでもLINEは問題なく利用できます。しかし普及率は低いため、アメリカ人の友だちと連絡を取る際は、LINEではなくFacebookメッセンジャーやWhatsAppを利用することをおすすめします。

また外出先で利用するときは、国際ローミングをオフにし、公共のWi-Fiを使用する際はVPNを利用するなど、あらゆるリスクに備えてセキュリティ対策を講じましょう。

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