歴史ある都市として世界的にも有名なボストン。港町としても知られ、天気の良い日は散歩しながらゆっくり港を眺め、夜は高層ビルから差し込む光が港を照らし、ロマンチックな気分に浸れる街です。
また、世界トップクラスの大学であるハーバード大学やマサチューセッツ工科大学などを擁する学術都市としても知られています。
そして、ボストンを訪れた際に気になるのがお土産です。ボストンにはどんなお土産があるのでしょうか。
本記事ではこれからボストンに訪れる人がぜひ参考にしてほしい、おすすめのボストンお土産を9つ厳選してお伝えします。
まずは知っておきたいボストンのこと
ボストンのお土産のお話をする前に、ボストンについて知っておきましょう。
ボストンはアメリカの北東部にある都市でマサチューセッツ州の州都かつ同州最大の都市です。アメリカで最も歴史が古い都市として知られています。
アメリカで最初の公立学校ボストン・ラテン・スクール、そしてアメリカ最初の大学であるハーバード大学もボストンから生まれました。ハーバード大学以外にもマサチューセッツ工科大学など総合的にレベルの高い大学が多く、アメリカを代表する学術都市でもあります。
金融、研究、バイオテクノロジーなどが盛んで、都市の経済を支えています。人口70万人程度の小さな都市ですが、治安も良く、経済的にも発展し高級住宅化が進んでいます。
英国エコノミストが発表した世界の住みやすい都市にランキングされているアメリカの都市の中では21位のホノルルに次いで2番目の28位にランクイン。気候は北海道や東北と同じ亜寒帯湿潤気候に属し、冬は寒いですが地下街や家の中は防寒対策がしっかりしています。
スポーツも盛んで、有名なのはメジャーリーグのボストン・レッドソックス。日本人選手では上原選手、松坂選手、岡島選手、野茂選手などが在籍していたことで知られています。
また、野球だけではなく、サッカー、バスケット、アメフトなど有名なプロスポーツチームが多く、夜はビール片手にスポーツ観戦を楽しむ人が多いスポーツの街でもあります。
お土産の基本は食品とグッズ
では、本題のお土産についてお話していこうと思います。まず日本でもお土産の定番になるのは食品とグッズ系ですが、これは海外に行っても変わりません。ボストンのお土産を食品とグッズに分けて紹介します。
ボストンのお土産【食品編】
おすすめお土産①:チョコレート
おすすめお土産①:チョコレート
ボストンの定番中の定番と言えるのがチョコレートです。日本のチョコレートとは風味が違い、味が濃いものが多いです。
スーパーマーケットで売られている安価なものから地元で有名なブランドチョコレートまで様々です。値段は安いものだと600〜700円、中には10,000円程度のものまで幅広く売られています。
ボストン発祥のチョコレートとして有名なのが「TAZA CHOCOLATE」。カカオと砂糖のみでシンプルに作られていて、カカオ原産の味が楽しめます。味も数種類ありますので色々と購入してみるのも良いでしょう。
かわいいチョコレートがお好みの人は、動物をかたどったチョコレート「L.A. BURDICK」がおすすめ。店舗はニューヨークとボストンにしかありませんので、アメリカでも地域限定のチョコレートになります。
また、マサチューセッツ州の名産と言えばクランベリー。そのクランベリーが入ったクランベリーチョコレートもいかにもボストンらしく喜ばれる一品です。
おすすめお土産②:ポテトチップス
アメリカのポテトチップスはスーパーで売られているものでもアメリカンサイズのため、それだけでも十分なお土産になるのですが、せっかくであればボストンらしいポテトチップスをお土産に持って帰りたいものです。
ボストン近郊で作られたCAPE CODはボストンに住む地元の人も大好きなローカルポテトチップス。ボストンに訪れたら必ず食べておきたい一品です。
ポテトチップスは帰国時に割れてしまいそうですが、CAPE CODは堅揚げされていて比較的割れにくいため、お土産としても十分活用できます。素材の味がしっかりしているので、お菓子として食べても美味しいのですが、ビールのつまみにも最高に合います。
おすすめお土産③:ドライクランベリー
マサチューセッツ州の名産クランベリーは食品としては外せない一品です。特にドライクランベリーは小分けになった袋で売られ、持ち運びも便利。スーパーなどでも売られていますので気軽に購入することができます。
小さくて軽くて気軽に買える、しかもボストンの名産なのでお土産にはうってつけの一品です。
おすすめお土産④:コーヒー
ボストンを拠点に展開するコーヒーショップ「Boston Common Coffee」は地元ボストンでも大人気のコーヒーショップです。味も豊富な種類から選べ、何と言っても購入したコーヒーの袋に「Boston」と思いきり印字されていますので、それだけでもボストンのお土産らしいと言えます。
ボストンを代表するコーヒーが売られてるお店と言えば、ほかにもDONKIN DOUNUTS(ダンキンドーナツ)があります。日本でドーナツと言えばミスタードーナツが有名ですが、ダンキンドーナツはマサチューセッツ州発祥のドーナツショップで、1970年に日本でも店舗を展開し、現在は撤退しています。
実はこのダンキンドーナツはミスタードーナツの歴史に深く関わっていて、ミスタードーナツの創業者はダンキンドーナツの経営に関わっていた人物なのです。そのミスタードーナツが日本で大きく展開することで、ダンキンドーナツが日本から撤退することになったのはなんとも皮肉な話です。
この様な小ネタを話しながらダンキンドーナツのコーヒーやオリジナルマグカップをお土産として購入するのも乙かもしれないですね。
おすすめお土産⑤:お茶
アメリカ北東部6州はニューイングランド地方と呼ばれ、ボストンはその最大の都市です。ニューイングランドという名前の通り、この地方には英国文化の影響があり、お茶も好まれています。
その英国文化の影響も受けたお茶をお土産として購入するのは上級者向けのボストンらしさの伝え方と言えます。
ボストンでお茶をお土産として購入するのであれば、おすすめのお店は「Tealuxe」。お茶の専門店のため、味は間違いなく、お茶の種類も100種類程度とバラエティ豊富です。ボストン土産としてアピールしたい人は名産クランベリー入りの「Boston」という紅茶もありますのでこちらを購入してみると良いでしょう。
おすすめお土産⑥:ビール
アメリカでもトップの人気を誇るボストン・ビール社のビールブランドと言えばSamuel Adams Beer(サミエルアダムスビール)。ビールらしい茶色が濃く、コクも味わいも深いため、ビール好きにはたまらない一品です。
ビール人気が高いアメリカの中でもトップの人気を誇るビールですので、ぜひ現地でも味わってみて、ビール好きの友人やお父さんに買って帰ると喜ばれること間違いなしです。
ボストンのお土産【グッズ編】
おすすめお土産⑦:ロブスターグッズ
おすすめお土産⑦:ロブスターグッズ
ボストンで食べたいものと言えばやっぱりロブスター。ロブスター料理が有名なボストンではロブスターがグッズとなって売られています。ロブスターのお菓子なんかも売られていて、それらもお土産としては良いのですが、おすすめはぬいぐるみ。
何と言っても見た目がかわいく、ボストンらしさも演出できますので、女の子へのお土産として喜ばれるのではないでしょうか。
おすすめお土産⑧:有名大学のオリジナルグッズ
ボストンと言えばアメリカを代表する学術都市。特にハーバード大学やマサチューセッツ工科大学は日本でも有名な世界の一流大学です。その大学のグッズを大胆にもお土産にしてしまうというのもありです。
大学の中にあるTHE COOP、日本言う大学生協にはその大学のグッズが売られていて、そのグッズのほとんどに大学名が印字されています。マグカップ、Tシャツなど日常で使えるものばかりが売られていますので、普段使いでも使ってもらえます。
また、お土産を買うという口実で名門大学の中を覗いてみることもできますので、プチ観光もできて一石二鳥です。
おすすめお土産⑨:ボストン交響楽団グッズ
ボストンを代表する芸術をお土産にしてしまうというのもありです。ボストン交響楽団は世界的に有名で実力のある人を指揮者とし、素晴らしい音楽を楽しむことができる世界を代表する交響楽団のひとつです。
そのボストン交響楽団で優雅な音楽を楽しみつつ、その記念にグッズを購入しお土産として持ち帰るというのはおしゃれですね。もちろん、せっかくなので自分へのお土産としても購入しておいてくださいね。
まとめ
ボストンお土産の定番を紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
ボストンのお土産と言ってもなかなか思い浮かばない人も多かったかもしれませんが、こうして並べてみると意外とボストンらしいお土産はたくさんあるものです。
歴史ある美しい港町ボストンでの日々を楽しみ、ボストンの歴史を感じながらお土産を選ぶのは楽しい時間だと思います。
本記事を参考に、ぜひ喜ばれるボストン土産を探してみてください!