海外旅行をする時にたくさん写真を撮ったり、地図を調べたり、通訳機能を使ったりと何かと必要な携帯に、出先でも充電できるように携帯充電器、そして、本格的な写真を撮るためのデジカメと多くの電子機器が必要になってきます。しかし、そんな時にもしホテルや宿泊先で充電できないとなることがあります。
今回は、海外のコンセント事情と人気観光地のセブ島のコンセント事情に絞って書いていきます!最後には、おすすめの変換プラグもご紹介します!
【目次】
1.コンセントは国によって違う?
日本は、差し込み口が2つ縦に空いているコンセントになっています。そして、海外で生活したことない方は、これが世界中で一緒だと思われることが多いです。しかし、コンセントの形状は、色々な点で違ってきます。
コンセント形状
変換プラグは、電子デバイスのプラグを目的地のコンセントに合わせるために使用されます。各国や地域で異なるコンセント形状が一般的であり、変換プラグはこれらの形状に合わせて設計されています。
タイプ
変換プラグは、目的地の国や地域に応じて異なるタイプが存在します。主要なタイプにはA型、B型、C型、D型、E型、F型、G型、H型、I型、J型、K型、L型、M型、N型などがあります。各タイプは特定のコンセント形状に対応しています。
2.コンセント事故とは?
海外で異なるコンセントタイプを使用すると、色々な問題に直面します。最悪の場合、火災を招く可能性があります。コンセント事故には、以下のようなものが含まれます。
接続できない
異なるコンセント形状を持つプラグとコンセントは物理的に接続できないため、電子デバイスを充電や使用することができません。
電子デバイスの充電不可
ラップトップ、携帯電話、カメラなどの電子デバイスは、適切なプラグがない場合、充電できなくなります。これは旅行中に通信手段やデバイスの使用を制限する可能性があります。
電子デバイスの損傷
電子デバイスに適合しないプラグを無理に接続しようとすると、デバイスに損傷を与える可能性があります。特に電圧や電源の違いがある場合、デバイスが故障することがあります。
火災やショートサーキット
適切な変換やアダプターなしに電子デバイスを接続しようとすると、ショートサーキットや過電圧の問題が発生し、火災のリスクが生じる可能性があります。
保証の無効化
電子デバイスのメーカー保証に違反する可能性があります。メーカーは正規の電源仕様に従って使用することを前提に保証を提供しています。
電源の供給停止
非適切なプラグをコンセントに挿入することが安全対策として認識されている場合、ホテルや宿泊施設では電源供給がブロックされることがあります。
したがって、国際旅行時には目的地の電源仕様を理解し、適切な変換プラグやアダプターを持参することが重要です。また、電子デバイスの電圧仕様を確認し、必要に応じて変圧器を使用して、デバイスを正常に充電や使用できるようにしましょう。これにより、不必要なトラブルや損傷を回避できます。
3.コンセント事故を防ぐには?
旅行先で火災などを起こさないためにも、電圧や電流の仕様を確認する方法や、対策をしておく必要あります。以下のような方法があります。
旅行ガイドやウェブサイトの確認
目的地の国や地域に関する旅行ガイドやウェブサイトは、電源仕様に関する情報を提供することがあります。国際旅行の情報を提供する公式ウェブサイトや旅行ガイドブックを参照しましょう。
電子デバイスの取扱説明書
持参する電子デバイスの取扱説明書を確認し、電圧と電流の仕様を確認できる場合があります。一般的な電圧は110-120Vまたは220-240V、周波数は50Hzまたは60Hzです。
製造元のウェブサイト
電子デバイスの製造元のウェブサイトにアクセスして、製品の電源仕様を確認できるか確認しましょう。多くのメーカーは製品仕様をオンラインで提供しています。
電圧チェッカー
電圧チェッカーや電流チェッカーを購入して、コンセントの電圧と電流を測定することができます。これらのデバイスは、旅行前に目的地のコンセントに接続して電源仕様を確認するのに役立ちます。
現地での確認
到着した目的地では、ホテルや宿泊施設のスタッフにコンセントの電源仕様を確認することができます。また、現地の電気技師や専門家に相談することもできます。
電子デバイスの自動調整
多くの現代の電子デバイスは多電圧対応で、異なる電圧に適応する機能を備えています。そのため、電子デバイスが自動的に電圧を調整することがあるため、特別なアダプターなしに使用できることもあります。
多国籍アダプター
多国籍アダプターセットは、さまざまな国で使用できるプラグを含む便利なソリューションです。これらのセットには、さまざまなコンセント形状に対応するプラグが含まれており、旅行者にとって非常に便利です。
4.セブ島のコンセント事情は?し
セブ島のコンセント事情については、電圧とコンセント形状に関する情報が重要です。以下はセブ島の一般的なコンセント情報です。
電圧と周波数
セブ島では、電圧は一般的に220Vから240Vで、周波数は60Hzです。この点で、日本の電圧100Vのモノを差し込むと、事故につながります。
コンセント形状
セブ島では、A型コンセントが一般的に使用されています。A型コンセントは、2つの平らな楕円形のピンが並んでいる形状です。この形状はアメリカと一部の東南アジアの国でも見られます。日本と同形状のため、基本的には日本のコンセントが電圧を調整することが出来れば、使用可能です。
アダプター
セブ島を訪れる際に、自国の電子デバイスがA型コンセントに適合するかどうかを確認し、必要に応じてアダプターを持参してください。多国籍アダプターセットを使用することで、さまざまな国で使用できるアダプターを持つことができます。
変圧器
自国の電子デバイスが異なる電圧に対応しているか確認し、必要に応じて変圧器を使用してください。多くの電子デバイスは多電圧対応で、変圧器が不要な場合もあります。
5.他の旅行先のコンセント事情は?
海外のコンセント(電源プラグおよび電圧)の事情は国によって異なります。したがって、旅行する国や地域に合わせてコンセントアダプターを持参することが重要です。以下に一般的なコンセント情報を提供しますが、正確な情報は旅行先の国の電気規格を確認することが必要です。
電圧と周波数
世界中の国で電圧と周波数は異なります。主要な2つの電圧と周波数の種類は、110-120Vと60Hz(主に北米)および220-240Vと50Hz(主にヨーロッパ、アジア、オーストラリア)です。
コンセント形状
さまざまなコンセント形状があり、国によって異なります。主要な形状には、米国式のA型、ヨーロッパ式のC型、F型、イギリス式のG型、オーストラリア式のI型などがあります。コンセント形状に合ったアダプターが必要です。
オーストラリアのI型を、日本ではO型と表記する際もあるため、購入の際には気を付けましょう。
USB充電器
USB充電器は世界中で広く利用されており、USBポートを使用して携帯電話やタブレットなどを充電できます。USB充電器は持ち歩きやすく、多くの電子デバイスに対応しています。USBには大きく分けて、4つのタイプがあります。
- USB Type-A
USB Type-Aコネクタは、最も一般的で広く使用されているタイプです。通常、コンピュータのUSBポートや充電器に見られ、デバイスを接続したり充電したりするのに使用されます。
- USB Type-B
USB Type-Bコネクタは、プリンターや一部の外付けデバイスに使用されます。Type-Bコネクタは通常、デバイス側にあり、Type-Aと接続されます。
- USB Type-C
USB Type-Cコネクタは、小型で反転可能なコネクタで、新しいデバイスやコンピュータに広く採用されています。Type-Cコネクタは高速データ転送と充電をサポートし、多機能な接続ポートとして注目されています。
- Micro-USB
Micro-USBコネクタは、多くのスマートフォン、タブレット、Bluetoothヘッドセットなどで使用されています。小型で一般的なタイプです。
旅行前に目的地のコンセント形状や電圧を確認し、必要なアダプターや変圧器を持参することをお勧めします。また、スマートフォンやラップトップなどの電子デバイスは、対応する電圧範囲内で動作するかどうかを確認することも重要です。
6.おすすめの変換プラグは?
変換プラグ(またはアダプタープラグ)は、電子デバイスを異なる国や地域の電源コンセントに接続するための装置です。変換プラグは旅行者にとって非常に役立つツールであり、国際旅行時に電子デバイスを充電したり、使用したりするために欠かせません。
シンガポール・香港・イギリス
これらの地域に行く人は、ELECOM(エレコム)の「BFタイプT-HPABFWH」がおすすめです。エレコムでは、日本の電機品用安全法に基づいて設計されています。その為、安全性は折り紙付きで、技術基準も世界標準に適合しています。
オーストラリア・ニュージーランド・フィジー
この地域に行く人は、ELECOMの「O型/I型T-HPAOWH」がおすすめです。特に、旅行の際に沢山重いものを運びたくない人には、本体重量が20グラムしかない軽量設計は見逃せないポイントです。また、軽いだけでなくとてもコンパクトなサイズな為、鞄の隅っこにも
入れておくことができます。
東南アジア
この地域に行く場合は、サンワサプライの海外電源変換アダプタ「エレプラグW-B3 TR-AD15」がB3タイプに対応しています。差し込み口が複数あり、A型、B型、C型等、同時に2台充電できるのが強みです。
7.まとめ
海外では、コンセントの形状が同じであっても、電圧が違ったり、逆に電圧が同じでも、形状が違ったりと多くの問題が発生します。そんな時に、海外旅行が、充電できないから写真も撮れずに、地図も見れずに、台無しになってしまうなんて絶対に避けてください!この記事をもとに、海外のコンセント事情を理解して、しっかりと対策を立てましょう。