「高校のうちに海外へ留学してみたいけれど、いったいいくらかかるの?」
高校留学を考えたとき、いちばん最初にぶつかるのが費用の壁ではないでしょうか。
夏休みの短期留学から、現地の高校を卒業する正規留学まで、ひとくちに「高校留学」といっても種類はさまざまで、費用も数十万円から数百万円まで大きく変わります。
高校留学の費用、こんな不安はありませんか?
留学したいけど、いくらかかるのか見当もつかない
親に負担をかけたくない。うちの家計で行けるか心配
短期留学と正規留学で、費用がどれくらい違うのか分からない
できるだけ費用を抑えて、後悔のない留学がしたい
ひとつでも当てはまったら大丈夫。この記事で一緒に解消していきましょう。
この記事では、高校生の留学費用を種類(プログラム)別にわかりやすく整理し、各プログラムの合計費用・内訳・国別の目安、そして費用を抑える方法まで解説します。
まずは下の費用シミュレーターで、留学スタイル・国・期間・滞在方法から、あなたの高校留学のおおよその総額を確認してみましょう。
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目次
高校生の留学費用|種類別の目安と内訳
高校生の留学費用は、留学の種類(プログラム)と期間によって大きく変わります。
まずは全体像として、代表的な4タイプの費用目安を確認しておきましょう。
※費用は国・時期・学校・滞在方法により変動します。あくまで目安としてご覧ください。
「うちの予算だと、どんな留学ができる?」という視点も大切です。
予算から逆算すると、できる留学の目安はおおよそ次のようになります。
※国・公私・都市・滞在方法・為替により変動します。給付型奨学金を組み合わせると、同じ予算でも選択肢が広がります。
高校生に人気の4つの種類を、「合計費用 → 内訳・国別 → こんな人におすすめ」の順に、1つずつ詳しく見ていきましょう。
短期留学(1〜4週間・夏休みのサマースクール/語学研修)
短期留学は、高校生がいちばん挑戦しやすいプログラムです。
夏休みなどの長期休みを使って、渡航費・学費・滞在費・保険がセットになったプランに参加できます。
合計費用の目安(1〜4週間)
約10〜50万円
物価の安い国ならさらに抑えやすい
向いている人
まず海外を体験したい人
短い休みで気軽に挑戦したい
国によって費用は大きく変わります。
1ヶ月の語学研修を例にした国別の目安は次のとおりです。
※プラン・都市・滞在方法により変動します。夏休みの人気時期は航空券が高くなる傾向があります。
費用を抑えるコツ:物価の安いフィリピンやマレーシアを選ぶ/連休を外したオフシーズンに渡航する/自炊できる寮・ホームステイで食費を抑える、といった工夫が効きます。
語学留学(数ヶ月〜半年)
数ヶ月〜半年かけて、じっくり英語力を伸ばすプログラムです。
学費に加えて生活費が長くかかるため、内訳を把握しておくと計画が立てやすくなります。
学費(語学学校・半年)
約60〜150万円
国・学校で差が大きい
滞在費(家賃・食費・半年)
約45〜90万円
寮・ホームステイで変動
渡航費(往復航空券)
約10〜20万円
時期で変動
保険・ビザ・雑費
約15〜30万円
滞在期間による
合計の目安は半年で約80〜250万円。フィリピンなら100万円台前半、アメリカやイギリスの主要都市では200万円を超えることもあります。※滞在方法や都市により変動します。
費用を抑えるコツ:物価の安い国や郊外の学校を選ぶ/長期割引のある学校でまとめて申し込む/シェアハウスで家賃を分担する、などが有効です。
交換留学(1年)
在籍している高校の許可のもと、1年間現地の高校に通うプログラムです。
AFSやロータリー、EILなどの団体が主催し、学費やホームステイ費の一部がサポートされることも多く、正規留学より費用を抑えやすいのが特徴です。
合計費用の目安(1年)
約100〜250万円
主な負担は渡航費・滞在費・保険
向いている人
留年せず費用を抑えたい人
異文化体験を重視したい
交換留学には、行く前に知っておきたいポイントがあります。
費用を抑えるコツ:学費サポートのある団体プログラムを選ぶ/給付型の交換留学向け奨学金をあわせて活用する、と負担が軽くなります。
正規(私費)留学=現地校の卒業を目指す(2〜3年)
現地の高校に正規入学し、卒業を目指すプログラムです。学費が費用の中心になり、期間も長いため総額はもっとも大きくなります。
合計費用の目安(年間)
年 約300〜700万円
国・公私で幅が大きい
公立と私立の違い
私立ほど学費が高め
留学生は私立のみの国も
公立高校は私立に比べて学費が低めですが、国によっては留学生を受け入れておらず私立が中心になることもあります。私立の全寮制(ボーディングスクール)は設備・教育プログラムが充実している分、学費が高くなる傾向です。※国・学校・在籍年数により変動します。
費用を抑えるコツ:私立より公立を選べる国・地域を検討する/学費が比較的安い国を選ぶ/給付型奨学金や授業料の減免制度を早めに調べる、が効果的です。
国別の生活費(月額)の目安
長めの留学では、学費だけでなく毎月の生活費も大きなウェイトを占めます。家賃・食費・交通・通信などを合わせた、1ヶ月あたりの生活費の目安は次のとおりです。
※家賃・食費・交通・通信などの合計目安。都市や滞在方法(寮・ホームステイ・シェア)で大きく変動します。学生寮やホームステイ、自炊で下げられます。
見落としやすい追加費用(隠れコスト)
学費・滞在費・渡航費のほかにも、予算に入れ忘れやすい費用があります。あとから「予算オーバー」にならないよう、次の項目も見込んでおきましょう。
留学カウンセラー
りょう

【国別比較】高校留学の費用が高い国・安い国ランキング
高校留学の費用は、留学先の国によって大きく変わります。
ここでは1年間の留学(現地校ベース)にかかる費用の目安とあわせて、高校生に人気の6ヵ国を総合的に比較します。予算に合う渡航先を見つける参考にしてください。
人気6ヵ国 費用・総合比較表
国名をタップすると、その国の詳しい紹介にジャンプします
※費用は公立/私立、都市、滞在方法、為替により大きく変動します。総合評価は高校生の留学しやすさ(費用・治安・英語環境など)をもとにした目安です。
カナダの高校留学費用

カナダは治安がよく教育水準も高い、高校留学の定番国です。英語圏のなかでは費用を抑えやすく、公立高校が留学生を受け入れているのが魅力です。
ニュージーランドの高校留学費用

ニュージーランドは少人数教育と豊かな自然が魅力。留学生の受け入れ体制が整い、英語圏のなかでは費用がおだやかです。
オーストラリアの高校留学費用

オーストラリアは温暖な気候と学校数の多さが特長。公立・私立とも留学生を受け入れ、ターム制で編入しやすい国です。
フィリピンの高校留学費用

フィリピンは費用が最安クラスで、マンツーマンの英語授業に強い国。高校生の短期・語学留学の定番です。
アメリカの高校留学費用

アメリカは学校・プログラムの選択肢が豊富。交換留学なら公立校に通えて費用を抑えられますが、私費留学は私立中心で高額です。
イギリスの高校留学費用

イギリスは教育の質が高く、全寮制(ボーディングスクール)の名門校が多い国。費用は最高水準で、進学志向の高校生に向いています。
費用が安い国ランキング(安い順)
「とにかく費用を抑えたい」という高校生に人気なのが、物価の安いアジア圏や英語が学べる島国です。費用が安い順にまとめました。
※学費・滞在費を含む目安。学校・都市・滞在方法・為替により変動します。アジア圏でも英語で学べる環境が整った学校が増えています。

高校留学の費用を安く抑える方法
「留学したいけれど費用が心配」という高校生・保護者の方でも、工夫しだいで負担は大きく減らせます。特に効果の大きい方法を紹介します。
奨学金を活用する
留学向けの奨学金には、返済不要の給付型もあります。高校生が使える代表的な制度は次のとおりです。
トビタテ!留学JAPAN(高校生コース)
文部科学省が主導する官民協働の奨学金。返済不要の給付型で、高校生を対象にしたコースがあります。
AFSなど交換留学団体の給付・支援
AFSやロータリー青少年交換など、交換留学プログラム自体に学費や滞在費のサポートが含まれる場合があります。
自治体・地域の奨学金
都道府県や市区町村が独自の留学支援を用意していることがあります。在住・在学地域の制度を確認してみましょう。
ポイント:奨学金は渡航の半年〜1年前に募集が締め切られるものが多くあります。興味が出た時点で早めにチェックしておきましょう。※制度内容・応募条件は年度により変わるため、必ず最新の募集要項を確認してください。
交換留学・公立校で費用が大きく変わる
費用面でもっともインパクトが大きいのが、留学の「行き方」の選択です。学費のサポートがある交換留学を選べば、私費の正規留学と比べて総額を大きく抑えられます。正規留学でも、私立ではなく公立を選べる国・地域なら学費をぐっと下げられます。
国選び・時期・滞在方法で節約する
そのほかにも、費用を抑える方法はいくつもあります。組み合わせるだけで総額は大きく変わります。
円安・為替の影響も頭に入れておく
学費も生活費も現地通貨で支払うため、円安が進むほど日本円での負担は大きくなります。近年は円安基調が続いており、同じ留学でも数年前より総額が上がっているのが実情です。為替の影響を受けにくいアジア圏を選ぶ、余裕をもった予算組みをする、といった対策が有効です。
予算オーバーなら「留学の形」を変える
多くのご家庭では、最初はどうしても予算オーバーになりがちです。そんなときは、あきらめる前に留学の「形」や「長さ」を変えると、目的を大きく損なわずに総額を下げられます。たとえば「卒業留学 → 1年留学」「1年 → 半年のターム留学」「私費留学 → 交換留学」といった調整です。「期間は短くても、高校のうちに海外で生活する経験を持たせたい」という考え方も、十分ひとつの正解です。
費用で後悔しないための注意点
せっかくの費用をムダにしないために、事前に知っておきたい注意点もあります。お金の話とあわせて、家庭で確認しておきましょう。
留学カウンセラー
りょう
高校生の留学費用に関するよくある質問
最後に、高校生の留学費用についてよく寄せられる質問をまとめました。
まとめ
高校生の留学費用は、プログラムの種類と期間、そして国の選び方で大きく変わります。最後に、この記事の要点を振り返っておきましょう。
この記事のまとめ
留学カウンセラー
りょう
費用の全体像がつかめたら、次は「自分の場合はいくらになるか」を具体的に描いていく番です。
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