SNSやインフルエンサーの投稿でよく見かける留学エージェント『StudyIn』。
「なんだか良さそう」と感じている方も多いと思います。
でも、ここにたどり着いたあなたは、StudyInがどのような留学エージェントなのか、第三者の意見を知りたいという賢明な方ではないでしょうか。
「StudyInはどんな人に向いているの?」
「StudyInが勧める2カ国留学って?」
利用した人の声も参考になりますが、個人の一度の経験だと良い評判も悪い評判もあり迷ってしまう。
そんな時、私たちのように、長年観察しあっている留学エージェントがStudyInの特徴をどう捉えているかも参考になると思います。
この記事では、留学エージェントの夢カナ留学が、StudyInの評判や口コミにも触れながら、StudyInのサービス内容や2カ国留学の仕組みをわかりやすく整理します。また、併せて検討したい選択肢や、自分に合うかどうかを見極めるヒントもご紹介します。
ぜひ、StudyInを検討する際に参考にしてみてくださいね。
目次

StudyInとは?口コミと評判から見る実態

まずは、StudyInの特徴を見ていきましょう。
公式サイトにはたくさんの情報が載っていて、かえって混乱してしまいますよね。
ここでは、StudyInのサービスの中でもユニークなポイントに絞ってお伝えしつつ、私たちが感じているStudyInの特徴を、実際の口コミや利用者の声とあわせてご紹介します。
SNSでよく見かける理由
StudyInは、Instagram(@studyin.jp)やYouTubeチャンネル「StudyInネイティブ英会話」などでの発信に力を入れているエージェントです。特に自社所属のインフルエンサー、アンジーさんや清家さんのリアルな留学体験を元にした投稿は、「自分もこうなれそう」「楽しそう」という親近感を与えてくれます。
また、「本気留学」というキャッチコピーも印象的ですよね。彼女たちの投稿は英語の勉強風景よりも、掛け合いや現地での暮らしなど“体験”を中心にしたものが多く、「映える留学生活」への憧れを引き出しているように見えます。
そういったSNSの世界観が、「なんだか良さそう」と思わせてくれる大きな理由かもしれません。
StudyInの特徴まとめ
では、ここからはStudyInの基本的な特徴を見ていきましょう。いろんなサービスがある中で、特徴を思い切って3つに絞るとすると——
- 「2カ国留学」が主力プラン:フィリピンで基礎的な英語を学んだあと、英語圏(オーストラリアやカナダなど)で応用的な体験を積むという構成
- 1人に対して3名のサポート体制:利用者1人に対して3名のサポートチームがつくという、かなり手厚い体制。LINEを活用したやりとりが基本
- カウンセラー全員が海外経験者:大学留学か就労経験を持つカウンセラーのみが対応。実体験ベースで相談できるのが魅力

夢カナ留学のカウンセリングを受けられる方で、StudyInで話を聞いた方のほとんどが、フィリピンからの2カ国留学を勧められて検討しています。
評判と口コミから見える印象
次に、実際に利用した方の声をいくつかご紹介しますね。口コミはエージェント選びの大事な材料。いいところも、ちょっと気になるところも、リアルな声だからこそ参考になると思います。
良かった点はやはり手数料が無料というところ。また、無料で利用できるということでサービスには期待していなかったのですが、留学がスタートする数ヶ月前から無料でレアジョブのオンライン英会話を受講できた点や、担当者とのやり取りもLINEでスムーズに出来、事前に必要な手続き等のちょっとした困り事などとても丁寧に答えて頂きました。
仕事で忙しく、なかなか留学をするチャンスがありませんでしたが、2ヶ月だけのコースが充実していてよかったです。現地のデスクにはコンシェルジュがいたので、安心して交流を深めることができたような気がします。
ビジネスで通用する英語力をつけるため、大学の夏休みを利用して、短期の海外留学をしようと決意しました。大学の職員の方にStudyInを紹介してもらい、オーストラリアへの留学を決めましたが、出発前に無料の英会話レッスンを受けられた点がとても良かったです。
日本人の少ない学校選んだつもりなのに90%ぐらい日本人で…部屋も日本人ばかり。大金払ってきた意味あったのかな?!
英文法をもっと勉強しておけばよかったです。現地の学校では文法のクラスはあったんですけど、文法って英語で説明されてもわからないことがあるんですよ。
実際フィリピンに行ってから学校に支払う現地納入費の金額が事前に聞いていた金額と違ったり、担当だけでなく会社として、留学先の学校のことを全く把握していないと感じる部分が多かったです。実際Studylnから貰ったハンドブックと学校でもらったハンドブックも違いがあり、新しい資料でないのが一目瞭然でした。
担当も縦割りでクライアントの情報共有が全くなく、複数名から同じ内容のラインが届いたりとお粗末でした。
いざ留学先のセブ島に行けば、この代理店を通した人がほとんどだったのですが、異口同音に不満を訴えていましたっけ。

StudyInの強みである「サポート体制」と「カウンセラー」については、良い口コミと悪い口コミどちらも見られます。担当者によって差が大きいようです。
「2カ国留学」って本当にお得?構造と実態を整理

「2カ国留学」って、なんだか“お得そう”な響きがありますよね。費用の安いフィリピンで基礎を学び、そのあと英語圏で実践力を磨く——そんなステップアップ式の留学は、費用も抑えられて、経験値も2倍。と、理にかなっているように見えます。
でも実際に夢カナ留学のカウンセラーと話していくと、「やりたいこととちょっと違ったかも」「想像より現実的じゃなかった」と考え直す方も少なくありません。
ここでは、2カ国留学の仕組みや学習環境、そして気になる費用面まで、客観的な視点で整理してみます。一緒に確認していきましょう。
2カ国留学とは?
StudyInが提案している2カ国留学は、最初にフィリピンで基礎英語をしっかり学んで、そのあとにオーストラリアやカナダといった英語圏で“応用的に学ぶ”という流れになっています。
このスタイルの良いところは、やっぱり「段階を踏める安心感」。特に「いきなりネイティブの環境に飛び込むのは不安…」という方には、一度クッションを挟んでから本番に挑めるような、そんなイメージかもしれません。
そしてもう一つ、フィリピンは物価も授業料も比較的安いため、費用を抑えられるという点も、魅力のひとつとして語られています。
英語力が伸びる環境か?
フィリピン留学では、1日中マンツーマンで授業を受ける「スパルタ式」のスタイルが主流です。StudyInでも、グループレッスンよりスピーキングの時間が多く取れるため、早く話せるようになると案内されています。
確かに、“話す量”は増えます。でも、ネイティブのような自然な会話力を身につけたい方にとっては、少し注意が必要なんです。不自然な表現や発音のクセがついてしまうと、あとから矯正が必要になるケースもあるからです。
フィリピン人講師の多くは、英語を第二言語として話しています。現地では日常会話にタガログ語が使われ、英語はビジネスや教育の場で使われる“フォーマルな言語”。そのため、講師自身が日常的にカジュアルな英語を使っていないケースも多く、授業でどうしてもフォーマルな表現が中心になりがちです。
そうなると、日本で学校で習った教科書の英語を、別の国で学んでいるような感覚に近いんですね。
発音のクセも無視できません。たとえば「Thanks(ありがとう)」が「Tanks(戦車)」に聞こえたり、「Fifty」が「ピプティ」と聞こえるような発音は、ネイティブからすると幼稚に聞こえることもあります。
さらに、授業はあくまで“座学”。「これはスラングです」と教えられても、その場面の空気感や使いどころが分からず、ただ暗記するだけになってしまいがちです。れは、実際の現場で表現を聞いて、真似して、自然と身につけていく感覚とは少し違いますよね。
いかがでしょうか?
これらは、「安さ」を重視したフィリピン留学が抱える見えにくい代償かもしれません。
「英語を学んで」「英語で学ぶ」コスパは本当にいいの?
2カ国留学は、「英語を学ぶ(フィリピン)」+「英語で学ぶ(英語圏)」という、“学びの2段構え”。この仕組み自体は魅力的に見えるのですが、費用面ではちょっとした注意が必要です。
まず、2カ国目は英語圏の正規の語学学校に通う形になるため、普通の留学と同じように学費や滞在費がかかります。それに加えて、1カ国あたりの滞在期間が短くなることで、長期滞在ならではのメリット(コースの割引、条件のよい住まい探しなど)が受けられず、結果的に費用が割高になるケースもあるんです。
また、2カ国目でも学生ビザで滞在する場合は、アルバイト時間に制限があり、現地での生活費をまかなうのが難しいケースも。つまり、授業料はしっかりかかるのに、お金を稼げる機会は限られている……そんな構造になっているんですね。

安くネイティブ英語を学ぶならワーホリ
このような「ネイティブが話す英語を身につけたい」けれども「最初から英語圏に留学は費用が厳しい」というジレンマを抱える方に対して、夢カナ留学ではワーキングホリデー(ワーホリ)をお勧めすることが多いです。
ワーホリの場合、最初から英語圏に行って、働きながら英語を学びます。現地のネイティブと接客や業務で英語を使うことが前提になるため、自然と実践的な語学力が身につきます。しかも、給与を得ながら生活できるので、滞在費をまかなえる上に、貯金もできてしまうという金銭面でのメリットもあります。
“学ぶだけ”じゃなく、“働いて学ぶ”というワーホリの選択肢。もし少しでも気になった方は、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。留学とワーホリ、英語を伸ばすならどっちがいい?
StudyInのワーホリプランは?
費用面でハードルを感じている方に向けて、実はStudyIn自身も「2カ国目をワーホリにする」というプランを提案しています。
また、「仕事探しが不安」という声に対しては、「1カ国目(フィリピン)でワーホリ対策コースを受ける」というオプションも用意されています。
つまり、「まずフィリピンで準備してから、英語圏で働く」という流れです。
……でも、ここまで読んでくださった方なら、もうお気づきかもしれません。
これって、最初からワーホリで行った方が早くないですか?
加えて、就職対策も、講師との関係は語学学校の期間が終われば自然に終了してしまうため、
2カ国目のワーホリへの“橋渡し”としてはやや頼りない印象は否めません。
たしかに、費用を抑えたいという気持ちはわかります。
でもここまで見てきたように、2カ国留学は、英語の質・費用・就職支援のどれをとっても、少しずつ中途半端になってしまいがちです。
最後に、StudyInから夢カナ留学に切り替えた方の声をご紹介します:
StudyInさんでフィリピン留学3ヵ月を契約されていたのですが、
「そもそも英語で授業が受けられるのか?」「3ヵ月で足りるのか?」という不安が大きくて…。
夢カナ留学では、出発前にネイティブ講師と会話練習ができたり、履歴書や面接対策のサポートがあると聞いて安心され、その日のうちにお申込みとなりました。
夢カナ留学 担当カウンセラー
私にピッタリな留学・ワーホリ先は?
これまで累計3万人が相談しています!
エージェント選びエージェント選びに必要な視点とは?

「なんとなく良さそう」でエージェントを選ぶのって、実はけっこう危ないんです。
StudyInには、たしかに安心感のあるサポート体制や実績があります。でも、どんなに人気があっても、自分の目的に合っていなければ、それは本当の“いい選択”とは言えませんよね。
ここでは、StudyInの特徴をふまえつつ、「エージェント選びで本当に大事な視点」を一緒に考えてみましょう。
StudyInのサポートの強み
StudyInには、次のような安心感のあるサポート体制があります:
- カウンセラー全員が大学留学または海外就労経験あり
- 1人の利用者に対して最大3名のサポート体制
- 紹介による申込みが全体の3割を超える
こうした体制から、「対応が丁寧」「親身で安心できる」という口コミが多く見られるのも納得です。
初めての留学にとっては、とても心強い要素だと思います。
何が“留学成功”に必要な条件か?
「対応が丁寧そう」「話しやすいカウンセラーがいる」——そんな印象を受けると、「もうここでいいかも」と思ってしまいそうになりますよね。
あなたがやりたいこと、本当にそれだけで叶いそうですか?
エージェントのサポートは、「Must Have(必要不可欠)」と「Nice to Have(あったら嬉しい)」で分けて考えるのがポイントです。
たとえば、「英語をしっかり話せるようになりたい」「現地で働きたい」そんな目的がある方にとっては、親身さだけでは足りません。
目的に合った“学習の仕組み”や“就職までの道筋”が用意されていないと、成果にはつながりづらいんです
英語・お金・キャリア、全部叶えたいなら?
正直、私たちの感覚としては、多くの方にとって「2カ国留学」よりも「ワーホリ」の方が、現実的に合っているケースが多いと感じています。
というのも、ワーホリなら最初から英語圏に行って、ネイティブと実際に話しながら働くことができます。英語を“使う”経験が自然に積めるうえ、収入を得ながら滞在できるので、費用面でも無理がありません。
つまり、ワーホリは、”英語力”・”お金”・”キャリア”、いずれも優秀でバランスがとれた選択肢なんです。
このため、夢カナ留学では、まさにこの「ワーホリで成果を出す」ための準備や仕組みに、特化してサービスを設計しています。
以下に、2カ国留学とワーホリの違いを表で整理します。
項目 | 2カ国留学 | ワーホリ |
---|---|---|
英語の学び方 | 1カ国目はフィリピンの学校で座学のレッスン | 最初から英語圏で働きながら学ぶ |
ネイティブ環境 | 1カ国目は非ネイティブ講師とほぼ1日マンツーマン | 生活・仕事の中で自然にネイティブと関わる |
お金 | 1カ国目の物価は安いが、授業料を払い、収入はほぼゼロ | 収入を得ながら生活費をまかなえる・貯金ができる |
現地の就職サポート | 学校のワーホリ対策コース(終了後は関係が途切れがち) | 渡航前に仕事で使う英語や履歴書・面接の対策(夢カナの場合) |
帰国後のキャリア | 英語以外は評価されにくい | 現地で働いた経験が高く評価される |
エージェントを選ぶときは、「話しやすさ」や「親切さ」だけでなく、
自分のゴールにちゃんと近づけるかどうか? という視点も、ぜひ大事にしてみてくださいね。
「ワーホリに強いエージェントってどこ?」
では、仮にワーホリに行くと決めたとすると、どんなエージェントが“強い”と言えるのでしょうか?
それは、「英語力アップ」と「現地での就職」をセットで考えられているかどうか、です。
- 渡航前に英語力アップするのためのサポートが充実しているか?
- 履歴書(レジュメ)添削や模擬面接など、具体的な就職支援があるか?
- 渡航先に応じた仕事の探し方を教えてくれるか?
- 就職率などの実績が公開されているか?
- 万が一就職できなかった場合の保証があるか?
このような視点で主な留学エージェントを比較している記事がありますので、ぜひご覧ください。【プロ視点】ワーホリエージェントのおすすめの選び方と10社の比較をワーホリ専門のエージェントが紹介
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StudyInが向いている人・向いていない人
ここまでで、StudyInの特徴や2カ国留学の仕組みについて、かなり理解が深まってきたのではないでしょうか。
でも、「じゃあ、自分の場合はどうなんだろう?」と気になる方も多いはず。
そこで最後に、「StudyInが向いている人」「向いていない人」の傾向を、わかりやすく整理してみました。
StudyInが向いている人
- 短期集中で、とにかく英語力を一定レベルまで上げたい人
- フィリピンに興味があり、2カ国留学をしたい人
- 日本人もいる環境で学習したい(いても構わない)人
- 親身で安心感のあるサポートを重視する人
- レアジョブ英会話をやってみたい人
StudyInが向いていない人
- 働いて渡航費用を回収しつつ長期留学したい人
- ネイティブが生活や仕事で自然に使う英語の習得を目指す人
- ネイティブと対等に話せる英語力を目指す人
- 渡航前に会話以外の英語の対策もしたい人
- 座学で長時間のマンツーマンレッスンを苦痛に感じる人
まとめ|StudyInが気になるあなたへ、もう一つの視点

ここまで読んでくださってありがとうございます。
StudyInは、SNS発信やサポート体制に強みを持つ、魅力的なエージェントのひとつです。特に、短期で英語に集中したい方や、安心感を求める方にとっては選択肢となるでしょう。
一方で、「ネイティブと自然に話せるようになりたい」「留学をキャリアに活かしたい」と考えている方にとっては、ワーホリのような別の選択肢の方が現実的かもしれません。
ただ、どんなに情報を集めても、「自分にとってのベスト」は人によって違うもの。
実際、同じエージェントでも受けた印象や成果は人それぞれです。
対応の印象やカウンセラーとの相性は、口コミを見てもさまざまな声があります。それは、夢カナ留学も同じです。
結局のところ、留学エージェントのサービスは、お客様一人ひとりの状況によってまったく変わるもの。口コミや評判だけでは、自分に合っているかはなかなかわかりません。
だからこそ、気になっているなら、まず話を聞いてみるのが一番確実です。
そして、「StudyInって本当に自分に合ってるのかな?」と少しでも迷っているなら、ぜひ夢カナ留学にも相談してみてください。
ここでご紹介した情報はほんの一部です。私たちは長年お互いのサービスを見てきた立場として、客観的にお伝えできることがあると思います。

留学エージェントのカウンセリングを受けるコツについてはこちら
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よくある質問
Q. フィリピンの英語はネイティブと違うって本当ですか?
A. はい。フィリピンの英語は第二言語であり、発音や表現に癖があります。ネイティブのような自然な英語を目指す場合は、英語圏での実践経験が効果的です。
Q. 安く済ませたいならフィリピン留学がいいですか?
A. 一見安く見えますが、実際にはフィリピン留学だけではネイティブのような英語は身につかず、英語圏に行って2カ国留学にすることが多いです。その場合は2カ国分のビザ申請費用や航空券代が発生し、トータルではあまり安くならないことがあります。
Q. 2カ国留学で2カ国目をワーホリにすることはできますか?
A. 可能です。ただし、この場合主に就職の対策は1カ国目の語学学校のコースで行いますが、2カ国目の渡航後は関係性が切れてしまうことが多く、就職サポートが手薄になる傾向があります。
Q. 夢カナ留学では2カ国留学は扱っていませんか?
A. 基本的には扱っていません。夢カナ留学では渡航前の英語学習や就職対策が充実しており、最初から英語圏に行って現地で就職が可能です。


