TOP留学に必要な資金はどれくらい?具体的に貯めるべき金額と貯め方、捻出方法を解説

留学に必要な資金はどれくらい?具体的に貯めるべき金額と貯め方、捻出方法を解説

2023.01.30

留学に必要な資金はどれくらい?具体的に貯めるべき金額と貯め方、捻出方法を解説

「海外に留学をしたい」と考えたとき、第一の悩みの種になるのが「留学費用」ではないでしょうか。実際に、留学をするためには、学費・生活費・家賃・航空費・ビザ・保険など多くのお金がかかります。格安留学などが増えていることから、以前よりも手軽に留学できるようになったのが現状です。それでもまとまった費用を用意しなくては、充実した留学生活を送ることは難しいです。そこで、この記事では、シチュエーション別に予想される留学費用、留学費用の貯め方、捻出方法を解説します。留学の資金調達に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

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【相場】留学にはどれくらいお金がかかる?

結論からお伝えすると、留学費用は「行き先」「期間」「滞在方法」「留学方法」によって大きく異なります。

とにかく質の高い授業を惜しみなく受けたいという方であれば、必然的に留学費用は上がりますし、格安留学で工夫したいという方であれば、留学費用の節約は可能です。

おおよその相場について、国と期間別にまとめましたので参考にしてみてください。

語学留学1年間語学留学6か月語学留学3か月ワーキングホリデー1年間
アメリカ約350万〜400万円約180万〜250万円約120万〜150万円×
イギリス約350万〜400万円約180万〜250万円約120万〜150万円約200万円〜
オーストラリア約250万〜300万円約150万〜200万円約90万〜120万円約120万〜200万円
ニュージーランド約250万〜300万円約150万〜200万円約90万〜120万円約120万〜180万円
カナダ約280万〜330万円約150万〜200万円約90万〜120万円約120万〜200万円

※上記の金額には、「学校関連の費用」「往復の航空券」「海外留学生保険」「ビザ関連の費用」「エージェントのサポート費用」「生活費」を含みます。

インターネットで、安く留学に行ける方法を調べてみると、上記で紹介した金額よりもはるかに安いプランが見つかるかもしれません。

ただし、あまりにも安い留学プランを選んでしまうと、万が一のトラブルの際に対応してもらえず、泣き寝入りすることになったり、治安の悪いエリアに滞在することになったりする懸念があります。

そのため、この記事では、必要最低限の安全と充実した留学生活が送れることを基準に留学費用の相場をまとめました。

これよりも安い金額でプランを提供しているエージェントは、本当に頼っても大丈夫かどうかのレビューや評価を確認することをおすすめします。

留学費用の大半は学費と生活費が占めている

留学費用には、保険や航空券など雑費が多く含まれていますが、その大半を占めているのは「学費」と「生活費」です。

つまり、極端に留学費用を抑えるということは、学ぶための教育環境の質を下げることになったり、トラブルが起こるリスクのある住居に住むことになると考えた方が良いです。

例えば、経験値の少ない教師を安く雇っている学校に行くことになるかもしれません。

また、アクセスの悪い物件や、清潔感やセキュリティー面で心配になるところに住むことになるかもしれません。

もしも、格安留学を使ってフィジーやフィリピンなどの発展途上国に行くことを検討しているのであれば、現地の人たちと同じ生活水準で生活を強いられることもあるでしょう。

お湯のでないシャワーを使うことになったり、食中毒になる恐れのある水道水を飲むことになれば、勉強に集中できず、留学生活を送ることになります。

こういったリスクを事前に避けるためには、ある程度信頼のできるエージェントを使って、適正価格の留学費用を支払うことが大切です。

物価の安い国で格安留学をするのも良い

先ほど国名を挙げたフィリピンやフィジーには、欧州よりも安く留学できるプランが充実しています。

発展途上国に行くと、現地の人たちと同じ生活水準の生活を強いられて勉強に集中できないとお伝えしましたが、それは粗悪なプランを契約した場合のことです。

格安プランといっても、外国人留学生たちが快適に現地の生活を送れるようにするための環境を整えている語学学校はたくさんあります。

中には、韓国人や日本人などが運営している語学学校も充実していて、格安プランでも安心して、留学生活を送ることができます。

「格安留学=質が悪い」というわけではありませんので、しっかりとリサーチをして、自分の経済力と合わせて選択肢に含めてみましょう。

留学費用を貯める前にやるべきこと

留学をしたい!と思い立ってすぐに、ただ闇雲に留学費用を貯めようとするのではなく、正しい順番を経て、留学準備を進めましょう。

  1. 留学の目的を決める
  2. 留学先に目星をつける
  3. 現地の生活費をリサーチする
  4. 具体的な金額を多めに算出する

それぞれの項目について詳しく解説します。

1. 留学の目的を決める

留学費用を貯めるためには、しっかりと働きつつ、日本の生活を質素にしなくてはなりません。

つまり、娯楽や贅沢をできるだけ我慢して、時間を留学準備に使う必要があるため、確固たるモチベーションが必要です。

留学費用を貯める前に、留学を諦めることにならないように、「なぜ留学をしたいのか」「留学をして何を得たいのか」「留学をした後の進路」を明確にしましょう。

語学を伸ばしたいのであれば、わざわざお金をかけて他国に留学しなくても、日本の語学学校に通ったり、日本に住む外国人と交流するだけでも十分です。

また、留学をして適度な語学力をつけたところで、100%就職活動で有利になるかというと、英語のようなメジャー言語の場合、すでに話せる人が多いため、その人たちと競争しなくてはなりません。

「語学+コネクションを作る」「語学+専門知識」などプラスアルファでその国に行って勉強するべき理由をしっかりと持つことがモチベーションにつながります。

2. 留学先に目星をつける

留学の目的が決まれば、具体的にどの高校・大学・専門学校・語学学校に行きたいかを考えます。

インターネットで学校のHPやレビューなどが検索できるため、自分の興味のある分野が学べる学校を探すことから始めましょう。

国や都市で絞ったり、学部や分野で絞ったり、優先順位の高い項目から学校を選出していきましょう。

この時点では、ひとつに絞る必要はありませんので、複数の学校に目星をつけます。

日本国内では、数多くの留学エージェントが説明会を実施していたり、各国の大使館が主催する留学フェアなどが開催されていますので、足を運びましょう。

インターネットの情報だけでは限りがあるため、実際にイベントに参加することで、留学した人たちの声が聞けたり、より詳しい現地の様子をエージェントに聞くことができます。

留学した人たちから直接話を聞くことで、休日にどのようにして過ごし、どれくらいのお金を使ったかなど費用面でも具体的な数字を割り出せるようになるでしょう。

そして、行きたい学校が絞れてきたら、入学の条件があるかどうかを確認します。

語学学校の場合は、そこまで厳しい規定がないようですが、高校・大学・専門学校など、現地の言葉を使って専門分野を学ぶ場合、最低限の語学力が求められます。

具体的に学校のレベルや留学生の受け入れ体制によって、異なるため、入学条件を満たしているのか、満たしていない場合はいつまでに満たす必要があるのか把握してください。

現時点で、語学力が足りなくても、早いうちから準備を始めれば希望する学校に入学できるチャンスにもつながります。

3. 現地の生活費をリサーチする

大まかな学費、エージェント費用などが把握できたら、具体的に現地の物価や休日の過ごし方でどれくらいの費用がかかるかをリサーチします。

学校によっては、ホームステイや学生寮を安価に提供してくれる場合もありますが、全て留学生が自分で手配しなくてはならないケースも多いです。

滞在方法によって、食事を自分で用意するのか、用意してもらえるのか、光熱費の支払いなど異なるため、シミュレーションしておおよその生活費を見積もります。

休日は、勉強に時間を費やすのか、せっかくの留学生活なら1泊2日の小旅行をして楽しみたいのか、お金のかけ方も人によって異なります。

学生の留学であれば、貯められる資金も限りがありますが、社会人で休職・退職をしてまとまったお金があるのであれば、充実した留学生活のためにお金をかけても良いでしょう。

音楽が好きなのであれば、留学先の地域で行われる大きなフェスに行くことを想定したり、登山が好きなのであればどんな山があり、どれくらいの費用がかかるのか調べておくと安心です。

4. 具体的な金額を多めに算出する

最後に、想定される留学費用をまとめて計算します。

  • 学校関連の費用
  • 食費
  • 住居費
  • 航空券
  • 教材費
  • 保険料
  • ビザ申請費
  • 娯楽費
  • エージェント費

大まかに上記の項目別に「これくらいは必要であろう」という金額を割り出しましょう。

円安の影響で、費用は増減するため、ある程度余裕を持って算出することで、足りなくて困る状況を避けられます。

多めに算出した金額を元に、効率よくアルバイトや貯金をして、留学の準備を進めていきましょう。

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留学資金の貯め方

留学資金を効率よく貯めるための方法は、次のとおりです。

  • アルバイト
  • 治験
  • クラウドソーシング

それぞれの方法について解説します。

働く

学生であればアルバイト、社会人であればアルバイトや正社員として留学資金が貯まるまで仕事をするのが1番堅実です。

アルバイトで効率よく稼ぎたいのであれば、深夜の時間帯のカラオケ・飲食店や、コールセンターなど時給の高い職を選びましょう。

外国人が集まりやすい飲食店などを選べば、仕事をしながら語学を使う機会を持てるためおすすめです。

「留学資金を貯めるならリゾートバイトがおすすめ」との声も寄せられていますが、短期募集であったり、住み込み費用が引かれると手取りが減るなどのデメリットがあります。

リゾートバイトのように住み込みバイトを検討している方は、実際に受け取れる報酬がどれくらいになるかを確認しておくことが重要です。

治験

治験とは、新薬のモニターとして1日〜数日間、指定された医療機関に入院して高額報酬を受けられるアルバイトです。

入院中は、食事や生活リズムに関する制約があるものの、基本的に何をしていてもいいため、語学の勉強や留学の準備に当てることができます。

【治験に申し込みができるサイト】

  • インクロムボランティアセンター
  • JCVN治験センター
  • 治験情報V-NET

新薬のモニターのため、100%身体への害がないと断言することはできませんが、数日間の入院で数十万円稼げたりするため、効率の良さは群を抜いています。

クラウドソーシング

学校や仕事が忙しいけれど、ちょっとした隙間時間で留学資金を稼ぎたいという方は、在宅でできるクラウドソーシングの仕事がおすすめです。

ライティングや動画編集、データ入力など自分ができそうな仕事を選んで応募するだけで手軽に稼げます。

【クラウドソーシングサービス】

  • ランサーズ
  • クラウドワークス
  • Anycrew(エニィクルー)
  • Bizseek(ビズシーク)

留学資金の捻出方法

労働以外の方法で留学資金を捻出する方法は、次のとおりです。

  • 借金
  • 現地で就労する

それぞれの方法を解説します。

借金

働いて留学資金を貯めるのに限界を感じてしまった方は、金融機関からの借入を検討しましょう。

留学資金の調達におすすめなのが日本政策金融公庫の教育ローンです。

固定金利1.66%、最長15年間の長期返済が可能なため、消費者金融や銀行ローンよりも負担を最小限に抑えられます。

借入の条件には、世帯所得の上限が設けられているものの、留学は大学や専門学校以外に語学留学も対象で、3か月以上通えば最大450万円まで受け取れます。

ただし、借入ですので、必ず後から返す義務がついてくることを念頭において、頼りすぎないことが重要です。

現地で就労する

学生ビザの種類によっては、現地でアルバイトが許されています。

そのため、どうしても留学費用を全て日本にいるうちに貯めることが難しいと判断したのであれば、現地で仕事をすることを前提に考えてみるのも良いでしょう。

留学で学校に通う以外に、アルバイトやインターンシップに参加することで、アカデミックに加えてビジネス関連の語学力を高められます。

日本とは違った文化や働き方を肌で感じられる点も魅力です。

特に、留学を通して、将来的には海外で働きたいと考えている方は、現地での就労も前向きに検討してみてください。

まとめ

この記事では、留学費用の貯め方、捻出方法について解説しました。

格安留学が注目されていたり、安く留学できるという文言でサービスを提供するエージェントが増えていますが、留学費の大半は、学費と生活費です。

より安全で充実した留学生活を送るためには、ある程度まとまったお金を用意する必要があるため、まずはリサーチを徹底したうえで、実際に必要な留学費を算出しましょう。

算出した金額を元に、自分のライフスタイルに合わせて資金調達をして、留学準備を進めてください。

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