「ウルグアイでワーホリ?」と思った方も多いのではないでしょうか。2023年にスタートしたばかりの新しい制度で、まだ日本人の渡航者が非常に少なく、情報も限られているのが現状です。
でも実は、南米で最も治安が良い国として知られ、ワインと牛肉の食文化、温暖な気候と穏やかな人々など、住んでみると魅力がたっぷり詰まった国です。
年間発給枠が100名と少ないぶん、「人と違う体験をしたい」という方には今が狙い目のワーホリ先といえます。
この記事では、ウルグアイワーホリの制度の基本から、ビザ申請の手順・費用・治安・仕事事情まで、2026年の最新情報をもとに徹底解説します。
この記事を書いた人
ワーホリカウンセラー まみ
25歳英語力ゼロからオーストラリアのブリスベン・メルボルンで2年間ワーホリした経験があります。今は同じ不安を抱える人の背中を押すべく、累計500名以上のワーホリ相談を受けています!
目次
ウルグアイのワーホリはどんな制度?基本情報まとめ

まずはウルグアイのワーホリ制度の全体像を把握しておきましょう。
「どんな国なのか」「どんな条件があるのか」を整理しておくと、その後の準備がスムーズに進みます。
協定締結は2023年〜スタートしたばかりの新しい制度
日本とウルグアイのワーキングホリデー協定は、2022年10月にラカジェ・ポウ大統領の訪日時に締結されました。2023年より両国間でのワーキングホリデープログラムが正式にスタートしています。
歴史が浅いぶん、現地でのワーホリ日本人コミュニティはまだ小さく、情報も少ないのが現状です。一方で、「人と違う経験をしたい」「南米で新しいことに挑戦したい」という方にとっては、まさに今がチャンスといえます。
対象年齢・滞在期間・年間発給枠
ウルグアイワーホリの基本条件は以下のとおりです。申請する前に必ず確認しておきましょう。
対象年齢
18〜30歳
申請時点
滞在期間
最長1年間
延長不可
年間発給枠
100名のみ
先着順・少枠に注意
就労
アルバイト可
語学学校通学も可
言語環境
スペイン語
英語はほぼ通じない
申請先
駐日ウルグアイ大使館
東京都港区・窓口申請
年間100名という枠は他のワーホリ先(オーストラリアは上限なし、カナダは6,500名など)と比べると非常に少ないのが特徴です。早めに動くことが大切です。
他のワーホリ先との違い
ウルグアイワーホリが他国と最も異なる点は、英語ではなくスペイン語の環境であることです。英語力を伸ばしたい場合は英語圏のワーホリが適していますが、スペイン語を身につけたい・南米を拠点に旅したいという方にはウルグアイならではの強みがあります。
また、オーストラリアやカナダと違い、日本人コミュニティがほぼ存在しないため、良い意味で「現地に飛び込まざるを得ない」環境が整っています。語学習得のスピードを上げたい方にとっては大きなアドバンテージになります。
2026-04-17
ウルグアイワーホリの魅力と向いている人・向いていない人

制度の概要を把握したところで、次に「自分に合っているかどうか」を確認しましょう。ウルグアイワーホリには他の国では得られないユニークな魅力がある一方、向き不向きもはっきりしています。
ウルグアイならではの魅力
「なぜウルグアイ?」と思う方も多いはずです。渡航者が少ないからこそ、ここでしか得られない体験があります。
南米で最も治安が良い国
ウルグアイはラテンアメリカの中で治安の安定度が特に高いと言われています。外務省の危険情報も現時点では出ておらず(2025年3月時点)、南米の中では比較的安心して生活できる環境が整っています。
世界最高水準の牛肉とワイン文化
ウルグアイは牧畜大国で、高品質な牛肉を毎日リーズナブルに楽しめます。また国内で生産されるワインも豊富で、食生活の豊かさは南米トップクラスです。現地での食費を楽しみながら抑えられるのも嬉しいポイントです。
スペイン語を本場の環境で学べる
ウルグアイの公用語はスペイン語。日常生活のすべてがスペイン語学習の場になります。スペイン語は世界4億人以上が話す言語で、中南米20カ国以上に通用します。英語とは別の「第三の武器」として、帰国後のキャリアにも活かせます。
南米旅行の拠点として最適
隣国のアルゼンチン・ブラジルへのアクセスが非常に良く、週末や休暇を使って南米各地を旅することができます。イグアスの滝、ブエノスアイレス、パタゴニアなど、一生に一度は行きたい絶景が目の前に広がる環境です。
日本人が少ない没入感のある環境
年間発給枠が100名と少ないため、現地で日本語に頼れる環境がほぼありません。これは最初は不安かもしれませんが、スペイン語や現地文化への適応スピードが格段に上がるというメリットに繋がります。
向いている人・向いていない人チェックリスト
ウルグアイワーホリには向き不向きがあります。渡航を決める前に、以下のチェックリストで自分に合っているか確認してみてください。
英語力を伸ばしながらワーホリで稼ぎたいという方には、英語圏のワーホリがより適しています。英語圏のワーホリについては、下の関連記事も参考にしてみてください。
ワーホリ、どの国が自分に合うか
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ウルグアイの治安は大丈夫?南米の中での位置づけ
「南米」と聞くと治安に不安を感じる方も多いでしょう。ここでは、ウルグアイの実際の治安情報を正直にお伝えします。
外務省の危険情報レベル(2025年時点)
2025年3月時点で、外務省の海外安全ホームページではウルグアイへの危険情報は出ていません。中南米の中では比較的治安が良い国として位置づけられており、チリに続き南米で2番目に生活水準が安定している国とも言われています。
政治体制も立憲共和制が安定して機能しており、「教育・治安・住居・インフラ」を重要課題に掲げて精力的な政権運営が続いています。南米の中では生活しやすい環境が整っている国です。
首都モンテビデオの実際の治安
首都のモンテビデオは人口が集中しているぶん、犯罪件数も他の地域より多い傾向があります。ウルグアイ全体で見ると窃盗や強盗の件数はモンテビデオ県に集中しており、「安全だが油断は禁物」というのが実態です。
日本人が特に注意すべきこと
ウルグアイでは、日本人はスリやひったくりの標的になりやすいと言われています。以下の点を日常的に意識しておくと安心です。
・ スマートフォンをむき出しで路上操作しない
・ 夜間の一人歩きは避ける(特にモンテビデオ中心部)
・ バッグは体の前に抱えるか、前向きに背負う
・ 現金は最小限にし、カード払いを基本にする
・ 海外旅行保険に必ず加入する
基本的な防犯意識を持ちながら生活すれば、多くの方が安全に過ごせています。「南米だから絶対危険」ではなく、「準備と意識次第で安全に暮らせる国」と考えるのが正しい認識です。
ウルグアイワーホリのビザ申請方法と必要書類
ウルグアイワーホリのビザは、駐日ウルグアイ大使館への窓口申請です。オンライン申請には対応しておらず、書類をそろえて直接持参(または郵送)する形になります。事前の準備をしっかり行いましょう。
必要書類チェックリスト
以下が申請に必要な書類の一覧です。書類の発行期限があるものも多いので、取得するタイミングに注意してください。なお、申請要件は予告なく変更されることがあるため、必ず最新情報を大使館に直接確認してから手続きを進めてください。
有効なパスポート
有効期限1年以上残存期間が1年以上あることを確認しておこう
残高証明書(英文)
発行から30日以内12ヶ月分の最低賃金以上。発行後すぐ申請へ進むこと
健康診断書(英文)
日本国内実施英語表記のものが必要。かかりつけ医に事前確認を
犯罪経歴証明書
最も時間がかかる警察庁発行 + アポスティーユ証明必須。発行から6ヶ月以内。取得に1ヶ月以上かかることあり
戸籍抄本
翻訳依頼が必要アポスティーユ証明 + 公認翻訳家によるスペイン語翻訳が必須。自己翻訳は不可
ワクチン接種証明書
保健省指定ウルグアイ公衆保健省が指定するワクチン。詳細は大使館に確認
申請書
大使館所定様式大使館の指定フォーマットに記入。滞在予定期間も申告する
往復航空券 / 資金証明
帰国手段の証明帰国のための航空券、または相当額の資金証明書
申請の流れ(ステップ別)
ビザ申請は大使館への直接手続きが基本です。以下の流れで進めましょう。
書類の取得・準備
アポスティーユ・スペイン語翻訳など時間がかかるものを先に手配。特に犯罪経歴証明書とアポスティーユは1ヶ月以上かかることがある。
大使館へ申請書類を提出
駐日ウルグアイ大使館(東京都港区芝大門)に書類を持参または郵送。申請書への記入も忘れずに。
ビザ取得・渡航へ
完了申請が承認されると1年間有効のウルグアイ身分証明書(仮)が発行される。渡航後は現地での生活準備へ。
申請時の注意点・よくあるミス
書類の準備でつまずきやすいポイントを事前に把握しておきましょう。特に以下の3点には注意が必要です。
よくあるミス3選
・ 残高証明書の発行日が30日を超えてしまう(取得後すぐに申請を進めること)
・ 犯罪経歴証明書のアポスティーユ取得を後回しにして期間ギリギリになる
・ 戸籍抄本のスペイン語翻訳を自分でやろうとして認証不備になる(公認翻訳家に依頼すること)
カウンセラー
まみ
アポスティーユや翻訳書類は、思った以上に時間がかかります。私自身はオーストラリアのワーホリでしたが、ビザ準備は早く動けば動くほど余裕が生まれます。制度が新しいだけに、必ず大使館に直接確認してから動いてくださいね。渡航前の貯金と事前準備、それだけで現地での選択肢はぐっと広がりますよ。
ウルグアイワーホリの費用はいくらかかる?
「費用はどのくらい用意すればいいの?」というのは多くの方が最初に気になるポイントです。渡航前の準備費用から現地での生活費まで、目安をまとめました。
渡航前の準備費用
渡航前にかかる主な費用は以下のとおりです。
モンテビデオの月の生活費シミュレーション
現地での生活費は、ウルグアイペソ建てのため為替によって変動しますが、日本と比べると全体的に物価は低めです。首都モンテビデオでの目安は以下のとおりです。
牛肉やワインが安く手に入るため、自炊中心の生活にすると食費を大幅に抑えられます。欧米のワーホリ先と比べると生活コストは低めに収まることが多いです。
英語圏のワーホリなら
現地で稼いで費用を相殺できる可能性があります

ウルグアイは生活費が安い一方、現地での就労収入は限られることが多いです。英語圏(オーストラリア・カナダなど)では時給が高く、現地で稼いだ収入で留学費用を相殺できる「実質0円」プランをご提案できる場合があります。
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ウルグアイワーホリで仕事は見つかる?スペイン語なしでもOK?
「仕事が見つかるのか」「スペイン語がなくても大丈夫なのか」は、ウルグアイワーホリを検討する方の最大の不安ポイントです。正直にお伝えします。
現地で働ける職種の種類
ウルグアイでの就労はまだ日本人ワーホリが少なく、体系的な情報が少ない状況です。一般的に挑戦しやすいとされる職種を紹介します。
スペイン語ゼロでも就ける仕事はある?
正直にお伝えすると、スペイン語ゼロのままでは、ウルグアイでの就職は非常に難しいです。ウルグアイは英語が広く通じる国ではなく、日常生活も仕事もスペイン語が基本です。
日本語プライベートレッスンのような例外はありますが、安定した収入を得るためには渡航前から最低限のスペイン語学習に取り組むことを強くおすすめします。
スペイン語を現地で学ぶ方法
ウルグアイワーホリでは、語学学校への通学も認められています。モンテビデオには複数のスペイン語学校があり、ワーホリビザでの通学が可能です。働きながら学ぶ、または最初の数ヶ月は学校に通って基礎を固める、という方法が現実的です。
渡航前にスペイン語の基礎(挨拶・簡単な自己紹介・数字・日常フレーズ)だけでも身につけておくと、現地での最初の数週間がぐっと楽になります。
2026-06-05
ウルグアイワーホリの準備スケジュール
渡航を決めたら、逆算して準備を進めましょう。特にアポスティーユや翻訳書類など、取得に時間がかかるものを早めに動き出すことが大切です。
渡航6ヶ月前〜1ヶ月前のToDoリスト
以下のスケジュールを目安に、準備を進めてください。
6ヶ月前
・ パスポートの有効期限確認(残り1年以上必要)
・ 大使館に最新情報を問い合わせ
・ 犯罪経歴証明書の申請開始(警察庁・アポスティーユに時間がかかる)
・ スペイン語の基礎学習を開始
3ヶ月前
・ 残高証明書・健康診断書の取得
・ 戸籍抄本のアポスティーユ+スペイン語翻訳を依頼
・ ワクチン接種証明書の準備
・ 海外旅行保険の比較・加入
・ 航空券の購入(早めが安い)
1ヶ月前〜渡航直前
・ 大使館にビザ申請書類を提出
・ 現地の住居(シェアハウス等)を仮手配
・ スペイン語の日常会話フレーズを強化
・ 現地SIM・通信手段を確認
・ 現地銀行口座開設の情報収集
渡航前に学んでおきたいスペイン語の基礎
渡航前にスペイン語をゼロから完璧にする必要はありません。ただし、挨拶・数字・日常フレーズ・買い物表現の4つは最低限マスターしておくと、現地での最初の適応がずっとスムーズになります。
アプリ(Duolingo・Babbel)や語学学校のオンライン講座を活用して、渡航の半年前から少しずつ取り組むのがおすすめです。
2026-05-27
よくある質問(FAQ)
ウルグアイワーホリについてよく寄せられる疑問にお答えします。
まとめ
ウルグアイワーホリは、2023年にスタートしたばかりの新しい制度です。年間100名という少ない枠ではありますが、南米で最も治安が安定している国で、スペイン語を学びながら暮らせる希少な環境が整っています。
一方で、英語圏のワーホリと違い就労収入で大きく稼ぐことは難しく、スペイン語学習も必須です。「南米ならではの経験をしたい」「人と違う選択をしたい」という方には非常に魅力的な選択肢ですが、英語力を伸ばしながら現地での就労収入も得たいという方には、オーストラリアやカナダなど英語圏のワーホリがより適しています。
どちらの選択肢が自分に合っているか迷っている方は、まずはプロに相談してみましょう。
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