「ワーキングホリデーって何?」「どんなことができるの?」という方へ。この記事では、ワーキングホリデーについて最初に押さえておきたい全体像と、最新の行ける国についてお伝えします。
他の記事を読む前に一読頂くと理解が深まる内容になっています。ぜひ、最後までご覧ください。
目次
ワーキングホリデー制度とは
まずワーキングホリデーとはどの様な制度なのかを知ることから始めてみましょう。
ワーキングホリデー(ワーホリ)は、若者が国際交流を深めるための制度で、海外で働きながら休暇を楽しむことができます。この制度のもと、協定国の若者は長期滞在をし、現地での仕事を通じて旅行費用や生活費を稼ぐことが可能になります。
ワーキングホリデーの最大の利点はその柔軟性です。多くの国で1年間という長期滞在を許されており、その間に働くことも、休暇を楽しむことも、学校に通うことも自由です。このため、ワーキングホリデーは、単に働くだけでなく、現地の文化や生活を体験する絶好の機会を得ることができます。
滞在期間は最長1年間ですが、国によってはより長い期間滞在できる国もあります。例えば、イギリスでは2年間の滞在が可能で、オーストラリアでは特定の地域で3ヶ月間働くことで滞在期間を1年延長することができます。
これらの特徴から、ワーキングホリデーは海外で費用をおさえて英語を学びたい、海外で長期間生活をしてみたいという若者にとって大変魅力的な選択肢となっています。
ワーキングホリデー協定国
ワーキングホリデー制度は、特定の国同士が協定を結んでいる場合にのみ実施されるプログラムです。
協定国は年々増え続けており、現在の協定国は29ヶ国です。日本がワーホリ協定を結んでいる国は以下の通りです。
<ワーホリ協定国一覧>
- オーストラリア
- ニュージーランド
- カナダ
- 韓国
- フランス
- ドイツ
- イギリス
- アイルランド
- デンマーク
- 台湾
- 香港
- ノルウェー
- ポルトガル
- ポーランド
- スロバキア
- オーストリア
- ハンガリー
- スペイン
- アルゼンチン
- チリ
- アイスランド
- チェコ
- リトアニア
- スウェーデン
- エストニア
- オランダ
- ウルグアイ
- フィンランド
- ラトビア
- ルクセンブルク
計30か国
※2025年2月現在
※国の順番は正式協定が古いものから
参照:外務省-ワーキング・ホリデー制度
このうち、多くの方にとっての候補は、英語圏であるオーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、アイルランドになります。
渡航先の国選びに際しては、ぜひこちらの記事をご覧ください。
ワーキングホリデーの国選び|得られる体験と将来へのお役立ち度を解説
ワーキングホリデービザの概要
ワーキングホリデー制度を利用して渡航するには、渡航先の国からワーキングホリデー・ビザ(査証)を発行してもらう必要があります。次にワーキングホリデービザの取得する最も重要な要件は年齢制限です。
ワーキングホリデーの年齢制限は、多くの国で30歳までとされています。しかし、国によってはこれよりも低い年齢制限が設定されている場合があります。たとえば、フランスでは29歳、アイスランドでは26歳、韓国は25歳までといった例外的な年齢制限が設けられています。
ワーホリを検討している場合は、目的の国の年齢制限を事前に確認しておくことが重要です。年齢制限を知らずに機会を逃すと、「あの時行っておけばよかった」と後悔することになるかもしれません。各国のワーホリ制度の詳細は、その国の大使館や領事館、または公式のワーホリ情報提供サイトで確認することができます。
ワーホリの条件について更に詳しくはこちらをご覧ください。
ワーキングホリデーの条件が早わかり!国別のビザの条件・費用対策もこれ一つで
まとめ
ワーキングホリデーは海外で費用をおさえて英語を学びたい、海外で長期間生活をしてみたいという方のニーズにピッタリと応えます。
ワーキングホリデーにはその他にも多くのメリットがありますが、デメリットもあります。また、留学と比較することで更にその魅力や、自分に向いているかがわかります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
留学とワーホリ、英語を伸ばすならどっちがいい?違いやメリット・デメリットを徹底比較!
ワーキングホリデー制度の仕組み、そしてメリットとデメリットをしっかり理解したうえで最高のワーキングホリデーを実現させましょう!
次に、留学とワーホリ、どちらが向いているのか知りましょう👇

