【体験談】アメリカ留学で夢を実現!世界最大級のファッション・ショーに参加
S.Oyamaさん(21歳)
海外の大学へ進学
留学の目的 — 将来の夢を叶えるため(実現済み)
渡航先・期間 — アメリカ(カリフォルニア)×4年間
長期留学スケジュールのスケジュール
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2016年8月~
- 日本発、学校スタート(4年生大学に編入するつもりで、一般教養も履修)
- ロサンゼルスのファッションショーでインターン(ボランティア)
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2017年1月~
- 2学期目で、4年制大学へ編入可能なコースから2年制に変更し、自分の専門であるファッションのみを集中的に履修
- 自分のブランドの準備(ロゴ、構成キャップ作成)
- モデル探し(ショップに通い、顔なじみになる)
- 学校のファッションショーにボランティアとして参加
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2017年9月~
- 2年生がスタート
- サンディエゴのファッションショーでインターン(裏方の仕事まで見ることができた)
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2018年5月~
- 学校のファッションショーに、初めてデザイナーとして参加
- ポップアップ・ストアで初めて自分の洋服を店頭に出す
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2019年5月~
- 学校のファッションショー(3年間の集大成)
- OPTを利用してデザイナーのアシスタントとして働き始める
- 「Vancouver Fashion Week」を視察
- 「New York Fashion Week The shows FW20」参加決定
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2019年12月
- コレクション作成へ
- ランウェイモデルの募集・PR動画の制作開始
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2020年2月
- 「New York Fashion Week The shows FW20」に参加
始まりは「海外で活躍したい」という小さな夢から
(Oyamaさん)小さい頃に海外に行く機会が多く、将来は海外で活躍したいという思いが漠然とありました。ファッションに強い興味を持っていたこともあり、アメリカ留学を決意したんです。
ファッションにのめり込んだのは中学からです。オシャレな先輩の影響で都内の洋服屋に通うように。そして、高2の時に本格的にファッションを勉強したいと思い、どうせ勉強するなら、大好きなストリートファッションを本場アメリカで勉強しようと思いました。小学生のときはずっとサッカー漬けの生活だったので、ジャージばかりを着ていたんですけどね(笑)
ファッションデザイナーとしての道を突き進む
(Oyamaさん)現在は、カリフォルニアのパロマーカレッジというところでファッションデザインを勉強しています。(夢カナ留学の)安藤さんとは4年前(高校3年生の夏)から一緒に勉強して、そこからカリフォルニアのパロマーカレッジへ。現在3年目で、あと1学期でファッションデザインとファッション・マーチャンダイジングのダブルメジャーで卒業予定になっています。
(夢カナ留学 安藤)素晴らしい!その後の進路は?
(Oyamaさん)「ファッションデザイナーになりたい」という夢があって、それに対してコレクションを出して、ファッションショーでどれだけ響くかが一つのキーというか。しっかりとお金を作りつつ、ファッションショーにどんどん参加したいです。ベストなのは、卒業後に有名なデザイナーや先生のところでインターンをしつつ、色々学んで服作りの技術もレベルアップすること。そこでしっかりとベースを学んだ上で独立して、自分のブランドを持ちつつ、フリーランスデザイナーとして色んな会社やブランドに関わっていけたらなと思っています。
ゼロから始めた英語学習
(夢カナ留学 安藤)留学前に準備していたことは?
(Oyamaさん)勉強面では、英文も読めなければ「Hi,Howw are you?」の後の会話もできないような状態だったんです。(夢カナ留学の)安藤さんに、スピーキングが大事だと言われたので、事前の英語学習や街中でネイティブの人と積極的に話すようにしていました。
その甲斐あってか、今はアメリカ人と対等に話せています。日本から来たばかりの留学生は、自分から外国人に話しかけられないという話をよく聞きます。自分の場合は、話すことができた分、すぐに友達を作れたし、分からないこともすぐに聞いて改善できたので、事前にスピーキングを勉強しておいたことが留学生活で本当に役に立っています。
あと、文房具は日本の製品を持って行った方が良いなと思いました(笑)アメリカの物はけっこう壊れやすかったり、質があまり良くないので…アート系の人は色鉛筆などを日本で揃えて行った方が良いと思います。
(夢カナ留学 安藤)渡航した直後って新しいことや刺激が色々あったと思うけど、一番印象に残っていることは?
(Oyamaさん)最初にホームステイで滞在した家には、他の国から来た留学生が10人いました、中国、ベトナム、インド、サウジアラビア、あとメキシコ、パキスタンの人もいて。僕が来たばっかりだったので、車で色々「連れて行ってやるよ」と言ってくれて、サンディエゴや、オーシャンサイドっていう海に連れて行ってくれたり。最初に着いて不安な時に、ルームメイトのように接してくれたので良かったです。
留学で身に付くのは“生きる力”
(夢カナ留学 安藤)英語以外で留学経験から学べることは?
(Oyamaさん)省略すると全てになってしまいますけど…良い言葉を探すのであれば“生きる力”ですかね。日本にいた時は、親、家族、友達がたくさんいましたが、一人でアメリカに来て、普段支えてくれていた人たちは周りにいない。全て自分の責任になります。学校のシステムを理解すること、クラスを取ること、車を持ったらその保険だったり、登録だったりとか、家を借りるときに銀行の契約だったり、全部自分でやります。自分は面倒くさがりな性格なので、結構適当にやってしまうんですけど、適当にやったら適当にやった分、うまく進みません。
当たり前のことですが、最初は全て英語で慣れていない環境でやらないといけなくて、今までに感じたことのないプレッシャーとか、ストレスがあって不安になることもあるんですけど。学校が始まったらどんどん課題も増えますし、毎週新しいことを学ばないといけないので悩んだり不安になったり、止まっている時間はないんですよね。全て自分でやらないといけないという点では、生き抜く力が身に付くポイントだと思います。
(夢カナ留学 安藤)私は、勉強以外で身に付く力について聞かれた時に“問題解決能力”と答えるのですが、同じことだよね。異国の地で何でも一人でやらないといけないから。これから留学を考えている人にメッセージをもらっても良いですか?
(Oyamaさん)自分が今まで持っていた当たり前のことが、海外に行くと当たり前じゃないと強く感じます。育った環境や、価値観も違う。色々な国から来た人たちと触れ合うことが出来て、日本という一つの環境にいるだけでは得られない価値観や経験を得ることが出来ました。色んなことを吸収できています。今の自分の年齢で経験できたことは、日本の環境しか知らない人と比べると絶対に今後に生かされると思います。