【体験談】オーストラリアワーホリの出稼ぎ体験!実際にいくら稼げるの?
S.Kanekoさん(22歳)
大学を休学して留学
留学の目的 — 英語力を向上させるため。
渡航先・期間 — オーストラリア(シドニー)×1年間
オーストラリアは別世界。期待と不安を胸にワーホリへ
(Kanekoさん)大学3年生の終了後、ワーキングホリデーで1年間オーストラリアへ行きました。留学の目的は、英語力を向上させること。2020年に東京オリンピックが開催されるので、その際に「活躍できたらいいな」と考えました。今は、帰国後2週間経たないくらいですね。
オーストラリアと日本では、何もかもが違っていました。建物も人の背の高さも。滞在中は日常生活の90%が英語だったので、その時間がとても楽しいと感じました。最初は全然コミュニケーションが取れなくて、困惑することも多かったんですけどね…友達を作って、自分でも勉強していたら徐々に話せるようになって、それがとても嬉しかったので、モチベーションを維持できたのだと思います。
(夢カナ留学 安藤)渡航前に不安はありましたか?
(Kanekoさん)不安でしたね。自分が本当に海外で働くことができるのか、1年後に英語が上達しているのか。周りの友達が「頑張れ」と応援してくれましたが、英語を話せるようにならなかったらどうしよう…と。以前、1カ月マレーシアに行ったことがあり、英語に興味がありました。でも、自信を持って“英語を話せる”とは言えなかったんです。渡航前に、夢カナ留学の英会話レッスンを2カ月ほど受けて行きました。
気持ちの焦りから日本食レストランへ就職。でも、妥協したくなかった
(夢カナ留学 安藤)不安があった中で、どうやって仕事を探したの?
(Kanekoさん)最初は学校の友達に相談したのですが、友達も留学したばかりで自分と同じ状況でした。だから、レジュメを作って、とにかく配りました。100件配り歩いても、1社面接できるかどうかの世界です。「稼がないと生活できない」という焦りから、渡航して1カ月目からジャパニーズレストランで働きました。そこで働いていたのは2カ月ほどです。
(夢カナ留学 安藤)なぜ、ジャパニーズレストランを2カ月で辞めてしまったの?
(Kanekoさん)オーストラリアで働いていたのに日本にいるのとあまり変わらないというか。周りの従業員もほとんど日本人だし、自分が何のために留学しているのかが分からなくなってしまって。せっかくオーストラリアにいるのだから、日本人以外と働いた方がいいと感じて、早急に他の仕事を探し始めました。
レジュメを配ったところで面接をしてもらい、体験からスタートしました。ポジションはウエイターだったので、オーダーを取ったり、料理を運んだり、お酒を出したりしました。もちろん、対応は全て英語です。最初は聞き取れないこともありました。でも、答えられないとお店に迷惑がかかってしまうので、お客さまから話しかけられた時は怖がらずに聞き返しました。
そのレストランで働いた期間は約8カ月です。同僚との会話ももちろん英語でした。最初の頃は話を聞いているだけだったのですけど、後半になると自分から積極的に話しかけることができるようになりました。バイト中に時間がある時は話が盛り上がったり。遊びに誘われ時は断らず、積極的に参加しました。オーストラリアは多国籍の国なので、オーストラリア、ニュージーランド、中華系、レバノンなどお客さまの国籍はさまざまです。
日本で言うところのしゃぶしゃぶ料理屋のようなところだったので、接客する中で、英語で料理の説明をするのに苦戦しました。例えば「この鍋には、これを漬けて食べてください」など。お客さまによってはイレギュラーな質問をされる方もいらっしゃいましたが、とにかく「あなたが言っているのはこういうことですか」と聞き返したり、違う言い回しで聞いたりして、理解するまで確認しました。
語学学校と現地でのアルバイト、実際に英語力が伸びたのはどっち?
(夢カナ留学 安藤)語学学校では基礎的な英語を学んで、2カ月後に働いたんだよね。英語力が伸びたのはどちらの期間かな?
(Kanekoさん)間違いなく働いていた期間です!語学学校に通っていたのは最初の2カ月だったということもありますが、働いていた期間は毎日、職場でも家でも英語を話すことができました。学校に通っていた時は、自分も相手もコミュニケーションの取り方が分からない、互いにどのように英語を話すのかが分からない状態で、ネイティブは先生だけ。英語力が伸びたなと実感したのは仕事をしていた時です。
(夢カナ留学 安藤)留学する前は、“留学=学校に長く通う”というイメージを持っている方が多いと思う。実際に語学学校もワーホリも経験したKanekoさんの意見として、語学学校に半年間ぐらい通っていたとしても、今ぐらいの英語力が身に付いていたと思う?それとも、語学学校は短期間で友達を作るコミュニティとして持っておいて、早く働いた方がいいかな?
(Kanekoさん)語学学校は楽しかったです。3カ月目も学校を延長するかどうか迷いましたが、英語力の伸びを考えると2カ月ほどで十分かなと思いました。いろいろな国の人と話せるようになったし、各国の発音も聞くことができたし、目的を達成できたと思います。
1年間のワーホリでTOEIC200点超えのスコアアップを実現
(夢カナ留学 安藤)留学前のTOEICのスコアはどれくらいだった?
(Kanekoさん)全然取れていませんでした…当時はTOEIC380点。3回受けて、全部同じスコアでした(笑)リスニングもあまり聞き取れない、文法も理解できていない。だから、どちらも良い点数が取れなくて。勘で回答しても点数は上がらないんですよね。解いていて楽しくないし、勉強する気になれない時期がありました。
(夢カナ留学 安藤)現地でTOEICを受けた時はどうだった?
(Kanekoさん)最後の方に、日本語で教えてくれるTOEICのクラスを2週間だけ受けました。1日4時間ほど、平日だけ週5日で授業を受けて、3時間かかる宿題もこなしました。最終的なスコアは600点を超えていましたね。
TOEICのスコアアップを実現できたのは、1年間でリスニングや文法のスキルが上がったからかな。文法だったら、英語の言い回しがおかしい、ここに名詞は絶対入らない、形容詞が入るとか、留学を通して感覚が身に付きました。今では一瞬で理解できる問題も、以前は全然分からなかったんですよね。
オーストラリアへの出稼ぎワーホリ|実際にいくら稼げるの?
(夢カナ留学 安藤)オーストラリアで働いていた時、収入は1カ月でどのくらいだった?
(Kanekoさん)1週間単位で給料が支給されるところが多く、1週間で760ドル。日本円で約6万5,000円〜7万円ほど(1オーストラリアドル=約92円~100円の場合)。4週間分なので、日本円で約26万円~28万円です。日本の社会人1年目よりも稼げるのではないでしょうか。最近では、オーストラリアへのワーキングホリデーは「出稼ぎワーホリ」とも言われていますよね。
生活費は、家賃が2週間で320ドルだったので、毎月6万円ほど。シドニー中心部に住んでいたので、郊外に行けば相場が下がるし、住む部屋のタイプ(相部屋や一人部屋など)でも変わります。私はシェアハウスに8人で住んでいて、男女4人ずつの多国籍でした。自分以外に日本人がいた時もありましたが、最後の方は自分だけでした。韓国人、オーストラリア人、マレーシア人、南米の人たちなど多国籍でしたね。
銀行の口座開設って大変なの?
(Kanekoさん)オーストラリアには大きな銀行が3社あります。ANZとNABとCommonwealth(コモンウェルス)というところです。その中でANZを使っていたのですけど、銀行口座を作る際に携帯電話の番号が必要でした。自分は友達の先輩が紹介してくれた日本人が一緒に付いてきてくれて、携帯電話を契約しました。ANZには日本語を話せる外国人スタッフがいて、その人がていねいに教えてくれます。
(夢カナ留学 安藤)大手だったら日本語サービスも充実していたり、簡単な英語で話してくれたりするよね。
視野が広がり成長できる。経験者が語るワーホリの価値
(夢カナ留学 安藤)実際にワーホリを経験してみてどうだった?
(Kanekoさん)めちゃくちゃ良かったです!以前は日本の外の世界を知らなかった。海外で一人で生活して、自分の中でも成長できたと思いますし、いろいろな国の人と話すことで視野も広がりました。
(夢カナ留学 安藤)良い経験ができたんたね。大学を1年間、休学したよね。休学すると「みんなより1年遅れるから不安だ」と感じる方もいるけど、実体験から、休学してワーホリすることに価値はあると思う?
(Kanekoさん)ワーホリに行く価値は絶対にあります。ワーホリの年齢制限は30歳までですが、自分のキャリアを考えるなら若いうちに行っておくと良いと思います。
(夢カナ留学 安藤)最後に、夢カナ留学を選んでくれた理由を聞いてもいいですか?
(Kanekoさん)夢カナ留学を知ったきっかけは、友達の紹介です。留学したいと話した時におすすめしてくれたから。プランを決めていく中で予算や自分がやりたいことを伝えました。3つのプランを提案してもらって、その中から自分に合ったプランを自分で決められたことが安心につながりました。人生は長いですし、日本だけではなくて多くの国の人と関われれば、もっと世界が広がります。
【編集後記】
実体験から、ワーホリの魅力や真の価値を見い出したKanekoさん。実は、この後、当社の経営理念に共感いただき、夢カナ留学のコンサルタントとして、多くの留学生をサポートすることになります。Kanekoのインタビュー記事は下記をご覧ください。
「夢カナ留学コンサルタント S.Kaneko」
夢カナ留学の強みは、留学前から帰国後のキャリアまでの長期にわたる手厚いサポートです。Kanekoのように、“お客さま”と“スタッフ”の垣根を越えた関係性を築かせていただくことも少なくありません。
ご自身のキャリアに迷っている方は、ぜひ夢カナ留学へご相談ください。お客さまの夢の実現に向けて、全力でサポートさせていただきます。夢カナ留学を通して夢を叶えたお客さまの体験談については、以下の記事をご覧ください。
「ワーホリなんて意味ないの…?悩む私を救った“夢カナキャリア”」
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