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ワーホリ保険は加入したほうがいい?選ぶポイントや保険タイプを解説

更新日:2024.05.01

ワーホリ保険は加入したほうがいい?選ぶポイントや保険タイプを解説

ワーホリで海外滞在中に体調を崩したり、トラブルに巻き込まれたりなど、自分の身に何か起こったときのために必要なのが海外保険です。

しかし、「どのような保険に加入すれば良いのかわからない」「そもそも加入しないといけないの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、自分の状況やニーズに合ったワーホリ保険に加入するべきです!

この部分について詳しく知るために、今回はワーホリ保険の必要性と保険会社を選ぶときのポイント、そして保険のタイプを詳しく解説していきます。

1.ワーキングホリデー保険は加入必須!その重要性とは

冒頭でもお話ししましたが、ワーキングホリデーの保険加入は必須です。「怪我をしないから大丈夫」と思っていても、慣れない国では何が起こるかわかりません。

日本とは異なり海外では多額の治療費を請求されることもあるため、万が一に備えて必ず海外保険に加入しておきましょう。

ちなみに、カナダでは条件を満たす保険に加入していないと強制的に帰国させられる可能性があります。自分の行きたい国ではどのような保険が必要なのか、事前にチェックしておくことが大事です。

参照:Government of Canada | Prepare for arrival – International Experience Canada

2.ワーホリで保険に入るメリット

ワーキングホリデー中に保険に加入することには多くのメリットがあります。そのメリットを理解して、しっかりとした保険に入りましょう。

緊急医療対応

保険に加入することで、急な病気やケガの際に緊急医療サービスを利用できます。医療費の一部または全額がカバーされ、安心して旅行先の医療機関を受診できます。何かの事故や、慣れない環境で急に体を壊す等、予期せぬ事が起こるのが海外です。そんな時にしっかりとした保険が、現地でもサポート、医療費をカバーしてくれる魅力があります。

帰国時の医療費用

重度な病気やケガの場合、帰国してからの治療が必要な場合があります。保険によって、帰国後の医療費用も一部または全額がカバーされます。また、海外で負ったケガで、継続的な治療が必要な場合、ワーホリ保険の場合はしっかりと完治するまでカバーしてくれることもあります。

事故や盗難に対する補償

保険は盗難、事故、紛失等の不測の事態に備えています。貴重品や機器が盗難にあった場合や、予期せぬ事故が発生した場合に補償が受けられます。海外の治安が良くないことは、日本にいても知れ渡っている事実です。そんな緊急事態にお金が無く困ってしまう時も、保険があれば安心です。

旅行キャンセル補償

予約した旅行が急な理由でキャンセルになる場合、保険によって一部または全額が補償されることがあります。急な予定変更が生じても安心です。現地で、国内旅行や他の国に旅行する際に、「旅行キャンセル」はコロナ以降、人出不足の為よく起こっています。クレジットカード会社の保険に入っていない人は、この事態にもワーホリ保険で備えておきましょう。

責任保険

他者に対して責任を負う可能性がある場合、責任保険があれば法的な問題に対応する為の費用がカバーされます。保険は自分に何かが起こった時だけでなく、「何かを起こしてしまった」時にも備えるべきです。間違えて事故を起こしてしまう場合も助けてくれる保険はとても大切です。

エバキュエーション

災害や緊急事態が発生した場合、保険によって安全な場所へのエバキュエーション費用がカバーされることがあります。特に新型コロナウイルスやテロ、予期せぬ事態で日本への帰国を余儀なくされる事があります。その際に、飛行機代、ホテル代等、思わぬ出費にも備えておけるのが保険です。

言語サポートや相談サービス

一部の保険には、現地での問題に対する言語サポートや相談サービスが含まれています。これにより、言葉の壁を乗り越えてサポートを受けることができます。今では、日本だけでなく色々な国で24時間の日本語サービスを提供している保険もあります。

 3.ワーキングホリデービザの申請に必要な条件

ワーキングホリデー(ワーホリ)の応募条件は、参加したい国や地域によって異なります。以下に一般的な条件の例を挙げてみましょう。ただし、これらはあくまで一般的な例であり、実際の条件は渡航先の国や地域によって異なりますので、具体的な情報は関連する公式ウェブサイトや大使館、領事館で確認してください。

年齢制限

多くのワーホリ制度では、一定の年齢制限が設けられています。通常、18歳から30歳の範囲内が一般的ですが、国によって異なります。例えば、オーストラリアでは35歳までに最近引き上げられました。

参加国の国籍

ワーホリに応募できる参加国は通常、特定の国籍を持つ人々に限られます。例えば、オーストラリアのワーキングホリデー制度は、日本、韓国、カナダ、フランス等一部の国に開かれていますが、他の国々では異なります。日本の国籍を持っていれば、現在は29か国の国から選ぶことができます。

ビザの取得

ワーホリに参加する為には、対象国のワーキングホリデービザを取得する必要があります。実はワーホリとは、ビザが必要で、とても特殊なビザになります。通常は、就学と就労のどちらかが認められているビザになります。その為、ワーホリ参加者は、間違えてビザ申請しないようにしてください。

学歴や職歴

一部の国では、特定の学歴や職歴の要件があることがあります。例えば、オーストラリアのワーホリでは、一定の学歴を有することが求められることがあります。シンガポールでは、25歳までが応募年齢で、かつ現役大学または大学卒業以上の社会人のみ応募が可能です。ワーホリで渡航する国の必要な学歴を調べておきましょう。

健康診断

参加する前に健康診断が必要な場合があります。これは、滞在中に健康な状態を維持する為および国の医療制度への負担を軽減する為です。

保険

ワーホリ参加者は、旅行保険や健康保険の加入が求められることがあります。特に海外の医療費は、日本の数倍から数十倍に及びます。健康でいる事が最大の節約術ですが、保険があることが安心材料になります。

言語スキル

一部の国では、現地の言語スキルや英語能力の証明が必要な場合があります。特にIELTSやTOEFL、TOEIC等の点数が求められます。実際に、ワーホリ参加前と、参加後で自身の英語力がどれくらい成長しているかを図る為にも、英語能力テストを受ける事をおすすめします。

4.ワーホリ保険を選ぶ時のポイント

ワーキングホリデー保険を選ぶ際には、自身の留学や滞在の特定のニーズに合わせて選択することが重要です。

医療補償の範囲

異国での医療費は高額になることがあります。医療保険は、急な病気やケガに備えて海外での医療費をカバーします。緊急医療対応や入院費用、薬の費用等が含まれます。

損害保険

盗難、事故、紛失等のリスクに備える為の損害保険があります。貴重品や機器の損害、事故による傷害に対して補償が提供されます。

責任保険

自分が第三者に対して責任を負う可能性がある場合、責任保険が役立ちます。例えば、他人の財産を壊してしまった場合等、法的な問題に対処する為の補償が含まれます。

旅行保険

ワーキングホリデー中の旅行や観光に関連するリスクに対処する為の保険です。旅行キャンセル保険や航空機の欠航に備える為の補償が含まれることがあります。

5.ワーキングホリデーで入れる保険のタイプ

ワーキングホリデーに参加する際には、様々なリスクに備える為に適切な保険に加入することが重要です。以下は、ワーキングホリデーに必要な保険の主なタイプです。

海外旅行保険

海外に短期間滞在する旅行者を主な対象としています。旅行中に発生する可能性のあるさまざまなリスクに対する補償が含まれています。

海外留学保険

留学などで長期間海外に滞在する人々を対象としています。留学生が海外で遭遇する可能性のあるリスクに対する補償が含まれています。

ワーホリ保険

ワーホリ保険は、海外で働きながら休暇を過ごす人々を対象としています。この保険は、ワーホリ期間中に遭遇する可能性のあるリスクをカバーします。特に、ワーホリ渡航者の中にはアパートでの生活を選ぶ人が多いため、そのような生活環境で起こり得るリスクにも対応するなど補償範囲が広いことが特徴です。

※具体的な保険の内容や補償範囲は、各保険会社の契約内容をご確認ください。

6.ワーホリで入れる保険のおすすめ

ワーホリ渡航者のために、日本の保険会社が提供している保険商品もあります。以下は、一部のワーキングホリデー保険を提供している日本の保険会社の例です。ただし、具体的な商品や条件は会社によって異なりますので、詳細な情報は各保険会社の公式ウェブサイトや担当窓口でご確認ください。

損保ジャパン

「ワーキングホリデー保険」等、留学やワーホリに特化した保険商品を提供しています。保険名は、「海外旅行総合保険R留学生プラン」になります。緊急帰国費用のカバーもあり、とても人気な保険の1つです。

MS&ADインシュアランスグループ

「留学保険」と呼ばれる、留学やワーホリ向けの保険商品を提供しています。現地で、車を運転したり、旅行をする方にはオプションとして補償を付けられるのがメリットです。しかし、緊急一時帰国費用もオプションとして追加する必要があります。

三井住友海上あいおい生命保険

「留学生保険・ワーキングホリデー保険」が用意されています。留学やワーホリに関する様々なリスクに対応しています。主に医療費や、盗難等に特化した保険となります。

東京海上日動

保険として、「留学・ワーホリ向けプラン」があります。特徴は、3つの補償があります。留学生賠償責任、留学生生活用動産、留学継続費用が大きな特徴になります。また、オプションとしてアパートや移住先の家に対する保険を掛けることも可能です。

AIG損保

保険として「海外留学保険」があります。大きな特徴として、365日24時間日本語対応のコールセンターがアシスタントサービスを提供してくれます。

7.損害保険業者を名乗る不審なサイトや電話には要注意

金融庁によると、損害保険業者を名乗った悪徳業者によるトラブルが多発しているそうです。「金融庁からの委託を受けた」などといって、個人情報を聞き出そうとする業者があるようです。

海外保険は、保険の種類や補償範囲が多岐にわたり、難しいイメージを抱く方が少なくありません。しかし、ご自身を守るために大切なことなので、トラブルに巻き込まれないよう、補償内容や保険金の請求方法を必ず確認しましょう。

不明な点や質問があれば、保険会社に直接尋ねるようにしてください。不審なサイトや電話には要注意です。

参照:
金融庁
日本損害保険協会

8.留学時の各種ご相談は「夢カナ留学」におまかせください

海外保険に加入する際は、各国の医療事情を考慮した上で契約内容を決定する必要があります。とはいえ、保険会社の数が多く、保険のプランもさまざまで、どの保険を選べば良いのか悩む方もいるでしょう。

不慣れな海外生活での予期せぬ事故や病気、盗難などのトラブルに備える海外保険については、多くの留学生のサポートをしている留学エージェントに相談するのも手です。

また、ワーホリ前はやるべきことが多数あるので、出発前の準備で不安や疑問がある方はぜひ一度、夢カナ留学へご相談ください。多くの留学生をサポートしてきた経験豊富なスタッフがあなたのお悩みを解決します。

夢カナ留学

9.終わりに

今回は、ワーホリ保険の重要性やメリット、そして選ぶ時のポイントを詳しく解説しました。

「怪我や病気はめったにしないから大丈夫」と思っている方でも、慣れない国で長期間滞在すると体調を崩したりトラブルに遭ったりすることがあります。「高額請求されて治療費を支払えず、治療を受けられない…」といった状況にならないように、海外保険に加入しておきましょう。

保険会社やプランによって補償内容や補償額が異なるので、契約前に詳細を確認し、不明点は保険会社に尋ねることをおすすめします。

怪我や病気をしないことが一番ですが、しっかりと準備して安全・安心なワーホリ生活を送りましょう。

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