「エンジニアを目指したいけれど、英語も身につけたい」
IT留学は、その両方を同時に狙える選択肢です。
ただ、費用も国も学校もバラバラで、何を基準に選べばいいのか分かりにくいのも事実です。
この記事では、IT留学の中身・費用の目安・おすすめの国・安く抑える方法までをまとめて整理します。
ひとつでも当てはまるなら、この記事の順番どおりに読み進めれば判断材料がそろいます。
この記事を書いた人
目次
IT留学とは?プログラミング留学との違い

IT留学とは、海外で英語とITスキル(プログラミングやWeb開発など)を同時に学ぶ留学スタイルです。
語学学校の授業に、実習中心のIT講座が組み合わさっているのが特徴です。
語学留学だけの場合
IT留学の場合
違いは、帰国時に「英語力」だけでなく「作ったもの(ポートフォリオ)」が手元に残るかどうかです。
この「作品が残る」点が、転職・就職の場面で効いてきます。
英語のスコアだけでは伝わらない実力を、目に見える形で示せるからです。
プログラミング留学とは何が違う?
結論から言うと、「IT留学」が総称で、その中に「プログラミング留学」が含まれます。別のものではありません。
IT留学は、海外で英語とITを学ぶスタイル全体を指す言葉です。そのうち開発の比重を高くしたタイプが、プログラミング留学と呼ばれています。
IT留学は総称。その中にプログラミング留学がある
IT留学(総称)
プログラミング留学
開発の比重が高いタイプ。英語2〜3:IT7〜8、1〜3ヶ月が中心
英語+IT併修型
英語5〜6:IT4〜5。3ヶ月〜1年。迷ったらここ
インターン・Co-op付き型
就労経験まで含む。6ヶ月〜1年
※学校によっては「エンジニア留学」「デジタル留学」「ビジネステック留学」など呼び方が異なりますが、いずれもIT留学という総称の内側にあります。
ですので「IT留学とプログラミング留学、どちらにすべきか」で迷う必要はありません。見るべきは名称ではなく、週あたりの授業コマ数が英語とITにどう配分されているかです。
同じ「プログラミング留学」という名前でも、英語が週3コマの学校と週0コマの学校があります。パンフレットの時間割で必ず確認してください。
IT留学・プログラミング留学は意味ないと言われる4つの理由
「IT留学 意味ない」で検索してからこのページにたどり着いた方も多いと思います。ここは避けずに、言われている中身を4つに整理します。
先に結論をお伝えすると、意味がないのではなく、向かない組み方があるだけです。
理由1英語もITも中途半端になる
これが最も多い声です。6ヶ月コースに通った経験者は「半年でどちらもマスターするのは無理があった」と書き、1ヶ月目から英語を削ってプログラミングに寄せたと明かしています。
当てはまるのは「両方ゼロから」の人です。逆に、渡航前にプログラミングの基礎(HTML・CSS・1言語の文法)を終えてから行った人は英語に振り切れて、TOEIC300→700まで伸ばし、帰国後15社中13社から内定を得ています。片方を先に持っていくだけで結果が変わります。
理由2費用対効果で国内スクールに負けて見える
学費150万円に航空券・保険・生活費を足して総額200万円を超えた、という体験談があります。国内の転職コースは定価65万〜91万円、給付金を使えば実質11万〜24万円です。
「ITスキルだけ」で比べるなら、この指摘は正しいです。差が出るのは英語のほうで、IT留学は英語とITを同じ期間で処理します。英語を別に習うコストと時間を足して比べると、見え方が変わります。
理由33ヶ月では即戦力にならない
現地の講師自身が「3ヶ月の勉強で現場に通用するレベルに達するのは難しい」と話しています。プログラミングの習得には1,000時間規模が必要というのが業界の通説です。
到達点は「独学を続けられる状態」だと考えてください。3ヶ月の標準コースで約300時間、作品1〜3本が目安です。帰国後の3ヶ月をどう使うかで結果が割れます。6ヶ月のインターン付きコースを選んだ人は、留学終了の2ヶ月前から就活を始めて現地就職まで届いています。
理由4帰国後に学習が続かない
カナダに2年5ヶ月滞在してカレッジを途中退学し、結果的にエンジニア転職を断念した方の記録もあります。留学は「行けば身につく」ものではありません。
ここは仕組みで防げます。卒業生をフリーランスとして受け入れる制度を持つスクールや、6ヶ月のインターン型など、帰国後の継続が設計に組み込まれているかを申し込み前に確認してください。
留学カウンセラー
りょう
IT留学の種類とカリキュラム
IT留学は大きく4タイプに分かれます。英語とITの時間配分が違うだけで、費用も必要な英語力も変わります。
求めるものが決まると、国と学校の候補は一気に絞れます。まず全体像を見てください。
※比重は週あたりの授業コマ数からの目安です。学校・コースにより変動します。
① 英語+プログラミング併修型|迷ったらこれ

午前に英語のマンツーマン、午後に開発実習という時間割が主流です。IT留学と聞いて多くの人が思い浮かべるのがこの形で、未経験からの入口として最も選ばれています。
カリキュラムは「英語で技術を学ぶ」設計になっています。まずHTML・CSSで見た目を作り、JavaScriptで動きを付け、後半でPHP・Laravelなどのサーバーサイドに入る。最後の3〜4週間はチーム開発か個人開発にあてて、作品を1本完成させて帰るのが標準的な組み方です。英語の授業は日常会話から始まり、慣れてきたら技術的な話題を扱うクラスに切り替わります。
| 対象の国 | フィリピン(セブ)/カナダ/オーストラリア。選択肢が最も多いのはフィリピンで、寮・食事込みのため総額が読みやすい |
|---|---|
| 期間の目安 | 1〜6ヶ月(作品を仕上げたいなら3ヶ月以上) |
| 1ヶ月の費用目安 | アジア圏 30〜50万円/英語圏 55〜110万円 |
| 英語:ITの比重 | 5:5 |
| 必要な英語力 | TOEIC 450〜(3ヶ月以上の開発コースは500〜) |
| こんな人におすすめ | 未経験から方向転換したい人/英語も履歴書に残したい人/強制力のある環境がほしい人 |
| 具体的な学習内容 | HTML・CSS/JavaScript/PHP・Laravel・MySQL/Git・GitHub/生成AIの活用/最終プロジェクト |
| 習得内容 | 日常会話+技術英語、Webサイト・アプリ1〜3本のポートフォリオ |
② IT英語・ビジネス英語特化型|実務経験がある人向け

開発そのものではなく、仕様の説明・要件のすり合わせ・会議での発言に使う英語を鍛えるタイプです。コードはすでに書ける人が、英語だけを引き上げに行く形になります。
カリキュラムの中心は模擬ミーティングとプレゼンです。実際の開発現場を想定して、要件のヒアリング、仕様の説明、レビューでの指摘、進捗報告を英語でやり直し続けます。技術ドキュメントの読解や、英文でのチケット記述・メール作成も入ります。文法の授業ではなく、使う場面から逆算した訓練になっているのが特徴です。
| 対象の国 | フィリピン(セブ)/カナダ/アイルランド |
|---|---|
| 期間の目安 | 1〜3ヶ月 |
| 1ヶ月の費用目安 | アジア圏 30〜45万円/英語圏 55〜95万円 |
| 英語:ITの比重 | 8:2 |
| 必要な英語力 | TOEIC 500〜(議論に参加するため、ここは妥協しないほうがよい) |
| こんな人におすすめ | すでにIT実務経験がある人/外資系やブリッジSEを狙う人/社内の英語会議で発言できずに困っている人 |
| 具体的な学習内容 | 要件定義・仕様説明の英語/会議とコードレビューでの発言/技術ドキュメント読解/英文メール・チケット記述/プレゼン |
| 習得内容 | 実務で通じるIT英語、英語で仕様を説明できる状態 |
③ インターン・Co-op付き型|就労経験まで積む

前半で座学、後半で現地企業での就労実習に入る形です。職務経歴書に書ける海外の職歴が残るのが、他のタイプとの決定的な違いになります。
カリキュラムは2部構成です。前半の数ヶ月でフロントエンドとバックエンドをひととおり終わらせ、後半は実際のチームに入ってタスクを受け持ちます。朝のスタンドアップミーティングで進捗を英語で共有し、実装してプルリクエストを出し、レビューで指摘を受けて直す。この往復が、そのまま実務経験になります。
| 対象の国 | カナダ/オーストラリア/ニュージーランド |
|---|---|
| 期間の目安 | 6ヶ月〜1年 |
| 1ヶ月の費用目安 | 英語圏 45〜80万円(就労収入で滞在費の一部をまかなえます) |
| 英語:ITの比重 | 4:6 |
| 必要な英語力 | TOEIC 500〜/IELTS 5.0前後(実習先の要件によってはこれ以上) |
| こんな人におすすめ | 海外の職歴を作りたい人/帰国後に「実務経験」として語りたい人/長く滞在できる人 |
| 具体的な学習内容 | 前半=フロントエンド・バックエンドの座学とチーム開発演習/後半=現地企業での実務(タスク管理・コードレビュー・リリース) |
| 習得内容 | 海外の職歴、英語での業務コミュニケーション、チーム開発の経験 |
| 手続きの注意 | カナダは2026年4月1日からCo-op Work Permitが不要になりました(学校発行の「実習が必修」レターは引き続き必要)。ただし私立カレッジは原則PGWP(卒業後就労ビザ)の対象外です |
④ 短期集中ブートキャンプ型|社会人の合間に

4〜12週間で一気に仕上げる形です。退職や休職の合間を使って動きたい社会人に選ばれています。英語の授業はほとんど入らず、時間のすべてを開発にあてます。
カリキュラムは言語を1つに絞るのが基本です。JavaScript/Reactか、PHP/Laravelのどちらかで、基礎文法からデータベース連携、デプロイまでを最短距離で通します。最後の2〜3週間は最終プロジェクトにあて、動くものを1本仕上げて終わる設計です。学習時間は1日8〜10時間になるため、体力的にはいちばんきついタイプでもあります。
| 対象の国 | フィリピン(セブ)/マレーシア/イギリス(※イギリスのブートキャンプは2026年時点で完全リモート運営のため、渡英して通う形にはなりません) |
|---|---|
| 期間の目安 | 4〜12週間 |
| 1ヶ月の費用目安 | アジア圏 30〜45万円/英語圏 55〜100万円 |
| 英語:ITの比重 | 2:8 |
| 必要な英語力 | TOEIC 450〜(日本人講師がIT指導を担当する学校なら、英語力を問わないこともあります) |
| こんな人におすすめ | 退職・休職の合間に一気に仕上げたい人/英語より先にスキルが欲しい人/すでに独学を始めている人 |
| 具体的な学習内容 | 1言語に集中(JavaScript・Reactか、PHP・Laravel)/データベース連携/Git・GitHub/デプロイ/最終プロジェクト |
| 習得内容 | 作品1本と、独学を続けられる基礎 |
IT留学の費用はいくら?期間別・国別の目安
IT留学の費用は、行き先がアジア圏か英語圏かと、どのカリキュラム型を選ぶかの2つでほぼ決まります。内訳は授業料・滞在費・渡航費・生活費の4つです。
※学校・コース・滞在方法・時期・為替により変動します。渡航費と海外保険を含めた目安です。
見落としやすい追加費用
IT留学ならではの出費もあります。
見積もりの段階で入れておくと、現地で慌てずに済みます。
推奨スペックは学校が指定することが多い10〜25万円
有料サービスやクラウドの利用料月2千〜1万円
3ヶ月の場合の目安5〜10万円
国と滞在期間で大きく変わる(豪の学生ビザは単体で約20〜28万円)0〜28万円
学費の支払い回数が多いほど増える1〜5万円
※2026年9月17日時点の一般的な目安です。ビザ・就学許可の国別内訳は「IT留学のビザ・就学許可」の章にまとめています。国・学校・為替により変動します。
国内プログラミングスクールとの比較
「わざわざ海外に行かなくても、国内のスクールでよいのでは」というご相談は本当によくいただきます。ここは正直に比べておきましょう。
費用だけで見れば、給付金が使える国内スクールに軍配が上がります。実質11万〜24万円で済むケースがあり、IT留学の総額70万〜130万円とは桁が違います。
それでもIT留学を選ぶ理由があるとすれば、「英語」と「海外で暮らした経験」が同時に手に入ることです。逆に言えば、英語がいらないなら国内のほうが合理的です。
留学カウンセラー
りょう
IT留学の体験談

文系・未経験からの挑戦、費用や進路を重視したキャリア実現、そして社会人からのキャリアチェンジまで。実際にIT留学を経験した3名の方に、渡航前の不安や現地での苦労、留学を通じて得られたものを振り返っていただきました。
体験談①:文系・未経験からの挑戦(Aさん・22歳・大学休学してセブ島へ)
大学では文系学部に在籍し、周りにIT系の知識がある友人もいませんでした。就職活動を意識し始めた頃、「このままでは他の学生と同じような自己PRしか書けない」という焦りから、思い切って2年間の休学を決意し、IT留学に挑戦することにしました。
正直なところ、出発前は「文系の自分がITなんて本当についていけるのか」という不安の方が大きかったです。プログラミングはおろか、パソコンの基本操作すら自信がありませんでした。周りに経験者がいなかったこともあり、情報収集はもっぱらSNSや留学エージェントの説明頼み。それでも「実績と自信のために留学する」と自分に言い聞かせて出発しました。
現地でのカリキュラムは想像以上にハードでした。午前は英語の授業が4コマ、午後はITの授業が5コマという日程で、英語もITも同時に初心者として学ぶ状態。正直、最初の数週間は「無理かもしれない」と本気で帰国を考えたほどです。それでも、同じように未経験から挑戦しているクラスメイトや、英語がうまく話せなくても根気強く付き合ってくれた先生のおかげで、少しずつ授業についていけるようになりました。
振り返ってみると、「文系だからIT業界は無理」という思い込みは、実際にやってみると根拠のない不安だったと気づきました。今は留学経験を就職活動での武器にできています。
体験談②:費用と進路重視のキャリア実現型(Bさん・25歳・カナダでコープ留学)
もともと今の仕事に将来性を感じられず、「手に職をつけたい」という思いから、カナダのコープ留学を選びました。コープ留学は、学校での座学と現地IT企業でのインターン・就労がセットになっている制度で、実務経験まで積めることに魅力を感じました。
ただ正直、費用面はかなり悩みました。語学学校期間を含めると総額で600〜700万円ほどかかるという話も聞いており、貯金と奨学金、家族からの援助でなんとか工面したというのが実情です。学費は通う学校・カレッジによって幅があるので、語学学校の期間を短縮するなど、自分なりに調整できる部分を探しました。
現地では、最初の数ヶ月は語学学校でひたすら英語漬けの日々。その後にIT分野の専門課程に進み、後半はインターン先の企業で実際の業務にも関わらせてもらいました。英語もITも初心者からのスタートだったので苦労は多かったですが、実務経験があることで、帰国後・現地どちらでも就職活動で「即戦力に近い経験者」として見てもらえたのは大きかったです。最終的には現地での就職、その後の移民申請まで見据えて動けるようになりました。
体験談③:未経験からのキャリアチェンジ型(Cさん・27歳・社会人からセブ島でIT留学)
新卒で入った会社で数年働いた後、「このまま今の仕事を続けていいのか」という漠然とした不安がずっとありました。IT業界に興味はあったものの、「プログラマー」というイメージしかなく、自分に向いている仕事があるのかも分からないまま、なんとなく諦めかけていました。
転機になったのは、IT留学エージェントのSNS発信で「IT業界にはプログラマー以外にも、インフラエンジニアや社内SE、ITコンサルタントなど幅広い職種がある」と知ったことです。自分の強みだったコミュニケーション力や、前職での課題解決の経験が活かせる職種もあると分かり、思い切って仕事を辞めてセブ島でのIT留学に踏み切りました。
IT留学におすすめの国ランキング10選
費用・学校や大学の選択肢・英語環境・帰国後のキャリアへのつながりを総合して並べました。短期のスクールだけでなく、学位が取れるルートも含めています。
国名をタップすると詳しい紹介に移動します。
IT留学 10ヵ国 総合比較表
費用はとくに記載がなければ3ヶ月の総額目安(渡航費・生活費込み)です。国名をタップすると詳しい紹介に移動します。
| 国 | 費用の目安 | 生活費(月) | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 130〜200万円 | 12〜20万円 | 就労実習(Co-op)まで積んで転職につなげたい人 | |
| 70〜130万円 | 5〜9万円 | 費用を抑えて英語とITを両立したい人 | |
| 70〜120万円 | 7〜12万円 | 英米豪の大学の学位を、現地価格で取りたい人 | |
| 245〜305万円 (1年・大学) | 10〜15万円 | 電子国家のIT環境に身を置きたい人 | |
| 140〜210万円 | 13〜22万円 | 働きながら長く滞在したい人 | |
| 180〜300万円 | 15〜25万円 | テック産業の中心地で刺激を受けたい人 | |
| 150〜230万円 | 13〜20万円 | 欧州のIT企業が集まる環境に触れたい人 | |
| 135〜200万円 | 12〜18万円 | 短期でも学生ビザを取って腰を据えたい人 | |
| 165〜260万円 | 15〜25万円 | 大学院進学まで見据えたい人 | |
| 150〜210万円 | 10〜16万円 | ヨーロッパで短期集中したい人 |
※順位は「費用」「IT系スクール・大学の選択肢」「英語環境」「就労やキャリアへのつながり」を編集部で総合評価したものです。金額は2026年9月17日時点の目安で、学校・時期・為替により変動します。
1位|カナダ|Co-opで就労経験まで積める

学びと就労を組み合わせられるCo-opプログラムがあり、IT分野のコースも選べます。
英語環境の質と治安のよさも支持される理由です。
Co-opはコースごとに就労可能な時間や条件が異なります。
申し込み前に、学校とビザの条件をセットで確認してください。
カナダで選べるIT系プログラム
カナダはCo-op(有給就労実習)付きのディプロマが中心です。ただし2026年に制度が大きく動いているので、学校選びと同時にビザ条件も見てください。
Create Career College(バンクーバー/バーナビー)
技術スタックを公式サイトで明示している数少ない学校です。Web Development Diploma(8ヶ月・640時間)は総額CAD21,900(約244万円)、Co-op付き2年ディプロマはCAD36,020(約401万円)。
こんな人におすすめ:学ぶ技術を事前にはっきり確かめたい人。8ヶ月の短期か2年のCo-op付きかを、予算に合わせて選びたい人
Gateway College(バンクーバー)
Diploma in Full-Stack Web Development with Co-opは90週(座学60週+Co-op30週)の長期型。留学生の学費はCAD31,169(約347万円)+出願料CAD500・教材費CAD375です。英語要件はIELTS5.5相当。
入学時期:2026年1月/2026年9月
こんな人におすすめ:Co-opの就労期間を長く取りたい人(座学60週+実習30週)。腰を据えて海外の職歴を作りたい人
Vancouver Film School(バンクーバー)
Programming for Games, Web & Mobileは12ヶ月完結。留学生CAD49,500(約551万円)。C#・C++・JavaScript・Python、UnityとUnreal Engineまで扱います。
出願にプログラミング作品のポートフォリオ(1〜3点+ソースコード)と中級レベルの知識が必要です。完全な初心者の「英語+プログラミング」留学には向きません。
こんな人におすすめ:すでに中級レベルのプログラミング知識がある人。ゲーム・モバイル・クラウドまで横断して学びたい人(初心者には向きません)
2026年の重要な変更:IRCC(カナダ移民・難民・市民権省)は2026年4月1日から、中等後教育の留学生についてCo-op Work Permitを不要にしました(学校発行の「実習が必修であることを示すレター」と、実習がコース全体の50%以下であることは引き続き必要)。一方で私立カレッジは原則PGWP(卒業後就労ビザ)の対象外です。「Co-op留学から就労ビザ、そして移民へ」という導線は現行制度では成立しないので、注意してください。
※学費は各校公式サイトの掲載額(2026年9月16日確認)です。為替・時期により変動します。
2位|フィリピン(セブ)|日本人向けIT特化校が最もそろう

IT留学の定番であり、日本人向けのIT特化スクールが最も多い国です。
マンツーマン英語とプログラミング実習を同じ校舎で受けられる形が主流です。
一方で、ネイティブ環境ではない点は理解しておく必要があります。
英語の「発話量」を稼ぐ場所と割り切ると満足度が上がります。
セブ島で実際に選ばれているIT留学先
フィリピンは日本人向けのIT特化スクールがそろっている唯一の国です。代表的な3校を、料金と学べる内容つきで挙げます。
Kredo IT留学(セブ島)
授業がすべて英語で進む「英語×プログラミング」の老舗です。WEB Basicは4週間37万3,000円〜、WEB Developは14週間で79万円〜。HTML・CSS・PHP・Laravel・MySQL・Gitに加えて、生成AIの活用まで扱います。
コース例:WEB Basic(4週間)/WEB Develop(3.5ヶ月)/AI留学(4週間・41万3,000円)/グローバルインターン型(6ヶ月)
こんな人におすすめ:英語もITも初めてで、英語で技術を学ぶ環境に最初から身を置きたい人。国の補助金で自己負担を下げたい人
Seed Tech School(旧NexSeed・セブ島)
IT講師が日本人エンジニアなので、つまずいたところを日本語で解消できます。4週間31万円〜/12週間93万円〜(2〜3人部屋の場合)。12週間で企画・設計・チーム開発まで一気通貫し、ポートフォリオになる成果物が残ります。
こんな人におすすめ:つまずいたときに日本語で聞きたい人。企画から設計・チーム開発まで通して、履歴書に出せる成果物を残したい人
アクトハウス(セブ島・ビジネステック留学)
プログラミングに加えてデザインとビジネスも学べる4領域型です。1ヶ月33万円/3ヶ月88万円/6ヶ月165万円(税込)。2027年の開講日程まで公開されているので、先の予定を立てやすいのも利点です。
こんな人におすすめ:エンジニア一本ではなく、デザインやビジネスも含めて手を広げたい人。将来フリーランスや独立を考えている人
補足:かつてセブ島のIT留学で知られた学校のうち、NexSeedは「Seed Tech School」へ、アクトハウスは「ビジネステック留学」へと名称が変わっています。古い記事の名前で検索すると情報が食い違うことがあるので、必ず現在の公式サイトで確認してください。
※学費は各校公式サイトの掲載額(2026年9月16日確認)です。為替・時期により変動します。
3位|マレーシア|英米豪の学位が狙えるIT学部がある

物価が安く、英語が広く通じる環境です。
英国・豪州の大学が分校を置いており、英語で学ぶIT学部を現地価格で選べるのが最大の強みです。
マレーシアでIT学部のある大学に進む
マレーシアの強みは短期のIT留学ではなく、英国・豪州の大学の学位を、現地価格で取れることです。英語で授業が行われ、生活費も日本より安く収まります。
Sunway University(サンウェイ大学)
BSc (Hons) Computer Science/Information Technology は3年制。学費は年間 約151万円(3年で約455万円)。Lancaster University(英)とのデュアルアワードで、卒業時にサンウェイとランカスターの2つの学位証が出ます。
英語要件:IELTS 6.0/入学:1月・4月・9月/2+1(2年目から英ランカスター本校へ編入、学費20%割引)や1学期だけの英国留学も選べます
こんな人におすすめ:英国ランカスター大学の学位まで一緒に取りたい人。将来イギリス本校への編入も選択肢に残したい人
APU(Asia Pacific University of Technology & Innovation)
IT特化で知られる大学です。BSc (Hons) Computer Science は3年で総額 約412万円(留学生 RM108,500)と、今回調べたなかで最も学費が抑えられます。ソフトウェア工学・データサイエンス・AI・サイバーセキュリティ・デジタルフォレンジックまで専攻が分かれています。
英語要件:IELTS 5.0/De Montfort University(英)とのデュアル学位制度あり/入学金・登録料など初年度の一時金が別途 約40万円
こんな人におすすめ:学費をできるだけ抑えて学位を取りたい人。AI・サイバーセキュリティなど専攻を絞りたい人
Taylor’s University(テイラーズ大学)/Monash・Nottingham のマレーシア校
Taylor’s の Bachelor of Computer Science は3年で留学生 約621万円(UWE(英)とのデュアルアワード)。Monash University Malaysia は3年で約623万円、University of Nottingham Malaysia は3年で約649万円です。
Nottinghamは英国本校なら3年で約2,097万円。同じ学位がマレーシア校なら約3分の1に収まる計算です(2026年入学・留学生料金ベース)。
こんな人におすすめ:英豪の有名大学の学位を、現地価格で取りたい人。知名度を重視する人
手続きの注意:学生パス(Student Pass)はEMGS経由で申請し、費用は合計およそ10万〜11万円(処理料RM1,728+eVAL・健康診断・保険・i-Kadなど)。就労は7日を超える学期休暇中のみ・週20時間までで、レジ係は不可、かつ入国管理局の事前許可が必要です。学費をアルバイトでまかなう前提では組めません。
※学費は各校公式サイトの掲載額(2026年9月17日確認)です。為替・時期により変動します。
短期で通うなら現地ブートキャンプ(学生ビザは出ません)
「3ヶ月だけ」という短期のIT留学は、マレーシアには日本人向けの受け皿がありません。現地のブートキャンプは実在しますが、英語のみの運営で寮や学生ビザの手配はありません。
Sigma School(クアラルンプール)
The AI-Native Software Development Programme は12週間・RM22,997(約87万円)。Next.js・React・JavaScript・Python・Go、Claude APIまで扱います。
リモートファースト(ライブオンライン)の形式で、スタディハブの利用は任意。学生ビザに関する記載もなく、「渡航して通う留学」ではありません。
こんな人におすすめ:AI活用前提のカリキュラムで短期に仕上げたい人(渡航して通う留学ではありません)
NEXT Academy(ペタリンジャヤ)
Full-stack Web Development は10週間フルタイムの対面型で、SvelteJS・TailwindCSS・PostgreSQL・NodeJS・AWSを学びます。キャンパスはTTDI MRT駅近くに実在します。
公式サイトの料金(RM12,879)と日程は2024年1月開講回のまま更新されていません。現行価格・開講の有無は必ず直接問い合わせてください。
こんな人におすすめ:対面で10週間集中したい人。※料金・日程が更新されていないため、事前の問い合わせが必須です
※学費は各校公式サイトの掲載額(2026年9月17日確認)です。為替・時期により変動します。
4位|エストニア|電子国家でIT人材として学ぶ

人口約130万人で、Skype・Wise・Boltなど10社のユニコーンを輩出してきた電子国家です。
国政選挙の投票の半数がインターネット投票(2023年の国会選挙で51.1%)という環境で、ITを学ぶこと自体が体験になります。
留学カウンセラー
りょう
エストニアでITを学べる学校
エストニアには「語学学校+プログラミング講座」というパッケージ商品がありません。英語は現地の公用語ではないため、英語の語学学校市場そのものが小さいからです。現実的な進み方は、大学の学位課程に入るか、ワーキングホリデーで滞在しながら学ぶかのどちらかになります。
タリン工科大学(TalTech)
英語で学べるIT課程がそろっています。Cyber Security Engineering(学士3年)、Cybersecurity(修士2年)、Computer Science and Artificial Intelligence(修士2年)、e-Governance Technologies and Services(修士2年)など。学費はいずれも年間€7,000(約125万円)。
英語要件:IELTS 6.0(各5.5以上)/TOEFL iBT 75/出願料€100。修士は原則GREが必要ですが、日本の大学卒業者はGRE免除です
こんな人におすすめ:サイバーセキュリティやAIを本格的に学びたい人。日本の大学を出ていてGRE免除が使える人
タルトゥ大学(University of Tartu)
Computer Science(修士2年)、Software Engineering(修士2年)が英語開講。学費は年間€7,200(約129万円)。提携企業で学びながら月€1,000の奨学金が出るDIGILINKという制度もあります。
2026/27年度からEU域外からの新入生への授業料免除が廃止されました。代わりにComputer Science・Software Engineeringとも各10名に50%減額枠があります。なお英語開講の学士(BSc)Computer Scienceはなく、英語のIT系は修士のみです。
こんな人におすすめ:修士でソフトウェア工学を深めたい人。企業と組んで奨学金(月€1,000)を狙いたい人
//kood(kood/Jõhvi)
授業料の安さで知られるプログラミング学校です。Coding fundamentals & back-end が6ヶ月で€2,500(約45万円)、AI-ready Product Engineer が12〜15ヶ月で€4,500(就職後に払うISA方式も選べます)。
日本語記事でよく見る「授業料無料」は2026年9月時点の公式料金ページと一致しません。また応募資格が「エストニア居住者・居住許可保持者・EU市民」のため、日本人が学生ビザ目的で使うことはできません(高等教育機関ではなく非営利団体のため)。ワーキングホリデーなどで在留資格を別に確保する前提になります。
こんな人におすすめ:すでにエストニアに滞在資格がある人。費用を抑えて実践的に学びたい人(日本人は学生ビザ目的では使えません)
手続きの目安:90日を超える就学には長期滞在査証(D査証)€120、1年を超えるなら就学目的の一時滞在許可 €225(収入要件は月€880)。生活費はタリンの寮相部屋なら食費込みで月10万円前後、タルトゥならさらに1〜2割安く収まります。
※学費は各校公式サイトの掲載額(2026年9月17日確認)です。為替・時期により変動します。
5位|オーストラリア|働きながら長く滞在できる

ワーキングホリデーと組み合わせれば、学習期間のあとも現地に残って働けます。
滞在を長く取りたい人に向いた国です。
ワーホリビザには年齢や就学期間の上限があります。
学びたい期間とビザ条件は必ずセットで確認しましょう。
オーストラリアで選べるIT系プログラム
オーストラリアは「CRICOS登録校か、そうでないか」で進み方がまったく変わります。学生ビザで正規に通いたいなら前者を選んでください。
Academy of Interactive Technology(AIT/シドニー・メルボルン)
CRICOS登録校なので学生ビザで正規留学できます。ICT50220 Diploma of Information Technology(1年3ヶ月)はAUD8,000(約88万円)と、今回調べたなかでも費用対効果が高い部類です。
こんな人におすすめ:学生ビザで正規に通いたい人。語学学校から進学する形で、英語とITを段階的に積み上げたい人
TAFE NSW(ニューサウスウェールズ州立)
Diploma of Information Technology(ICT50220)はAUD16,200〜16,690(約179〜184万円)。公立の大規模職業教育機関なので経営面の安心感があり、大学編入ルートも整っています。
こんな人におすすめ:公立の安心感を重視する人。将来オーストラリアの大学へ編入する可能性を残したい人
Le Wagon Sydney / Melbourne
世界展開する国際ブートキャンプの正規キャンパスです。フルタイム約9週間/パートタイム6ヶ月。Ruby on Rails・JavaScript・SQLに加えてOpenAI APIやAIエージェント構築まで扱います。授業料は公式非掲載で、個別相談で開示されます。
CRICOS登録校ではないため学生ビザは出ません。日本人の場合はワーキングホリデービザか観光(ETA)ビザでの受講が前提になります。
こんな人におすすめ:ワーキングホリデーで滞在しながら短期で仕上げたい人。多国籍のクラスで学びたい人(学生ビザは出ません)
※学費は各校公式サイトの掲載額(2026年9月16日確認)です。為替・時期により変動します。
行き先を決めきれていませんか?
英語圏と比べてから決めても遅くありません
夢カナ留学は、オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・アメリカ・イギリス・アイルランドの英語圏6カ国に特化したエージェントです。Google口コミ2,000件以上・評価4.8でランキング1位を獲得。目的に合う国はどこかを、一緒に整理できます。
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アジア圏と英語圏、どちらが目的に合うか比較するだけでもOKです。
6位|アメリカ|テック産業の中心地で刺激を受ける

大学の付属プログラムや民間のブートキャンプなど、選択肢の幅が最も広い国です。
そのぶん費用は高めになります。
アメリカで現実的に選べるIT留学先
アメリカは「学生ビザが取れるか」で選択肢が絞られます。有名なコーディングブートキャンプの多くはSEVP認証校ではないためI-20を発行できず、F-1ビザが取得できません。
UCLA Extension(ロサンゼルス)
F-1ビザ対応のCertificate Programです。Software Developmentは2クォーター(約6ヶ月)で、費用目安は約12,000ドル(約186万円)(International Program Fee+授業料、保険・生活費別)。JavaとPythonでのアプリ開発とWeb開発を学びます。
F-1維持には1クォーターあたり12ユニット以上の履修が必要。出願期限は秋8/15・冬11/15・春2/15・夏5/15
こんな人におすすめ:アメリカでF-1ビザを取って学びたい人。半年で証明書まで取り、大学名も残したい人
Santa Monica College(カリフォルニア州立コミュニティカレッジ)
ESLからComputer Scienceまで1校で完結できるのが強みです。1ユニット486ドルで、年24ユニットなら授業料・必須費が約11,664ドル(約181万円)。UC編入率は全米トップクラスです。
F-1維持には1学期12ユニット以上。健康保険は別途約2,310ドル
こんな人におすすめ:英語力に不安があるアメリカ志望の人。ESLからCSまで1校で進み、UC編入も視野に入れたい人
De Anza College(クパチーノ=シリコンバレー中心部)
Apple本社の隣接地にある公立コミュニティカレッジです。1ユニット284ドル、年間(3クォーター)の授業料・必須費は10,224ドル(約158万円)。生活費込みの年間総額目安は27,189ドルです。
CIS(Computer Science and Information Systems)学部でプログラミング・Web・データベース・ネットワークを履修
こんな人におすすめ:シリコンバレーの空気の中で学びたい人。費用を抑えつつ現地の大学編入を狙う人
注意:App Academy・Hack Reactor・General Assemblyは2026年時点でいずれもオンライン専業になっており、Le Wagonのアメリカ国内キャンパスも現在ありません。「渡米してブートキャンプに通う」という形は、2026年現在ほぼ成立しないと考えてください。
※学費は各校公式サイトの掲載額(2026年9月16日確認)です。為替・時期により変動します。
7位|アイルランド|欧州のIT拠点に触れられる

ダブリンには外資系IT企業の欧州拠点が集まっています。英語圏で働く未来を具体的に描きたい人に向きます。
アイルランドで選べるIT系プログラム
アイルランドは学位課程が中心で、短期のブートキャンプ型は多くありません。就労しながら学びたい人には向いた国です(Stamp 2で学期中は週20時間、休暇中は週40時間まで就労できます)。
Griffith College Dublin(グリフィス・カレッジ・ダブリン)
BSc (Hons) in Computing Science は4年制で、3年次に6ヶ月の就業実習があります。非EU生の学費はダブリン校で€6,250/年(コーク€5,250、リムリック€4,750)+諸費用。非EU向け学費を公式サイトに明示している数少ない学校です。
こんな人におすすめ:学費を事前に正確に把握したい人。学びながら週20時間働いて費用をまかないたい人
Dublin Business School(ダブリン・ビジネス・スクール)
BSc (Hons) in Computing(4年・240 ECTS)。専攻はWeb・モバイル開発/データ分析/ソフトウェア開発/データベース・セキュリティから選べます。国際生向けのフルタイム学位として公式に区分されています。
学費は公式サイトに金額表示がなく、International Fees のPDF請求または個別問い合わせが必要です。
こんな人におすすめ:Web・モバイル開発やデータ分析など専攻を選びたい人。アイルランドで学位を取りたい人
Code Institute(ダブリン拠点/オンライン)
Diploma in Web Applications Development with AI は1年・パートタイムで€7,295(一括)。HTML・CSS・JavaScript・Python・Django・API・自動テスト・生成AI活用まで扱います。
完全オンラインのため学生ビザは出ません。日本にいながら受講する形なので「留学」にはなりません。渡航型を希望するなら上の2校が該当します。
こんな人におすすめ:働きながら日本で学びたい人。渡航せずに学位相当のディプロマを取りたい人(留学にはなりません)
2025年6月30日から、日本を含むビザ免除国の学生にも財政証明の要件が引き上げられました。1年コースで€10,000(6〜8ヶ月コースは月€833換算)が必要です。渡航前の資金準備に直結するので必ず確認してください。
※学費は各校公式サイトの掲載額(2026年9月16日確認)です。為替・時期により変動します。
8位|ニュージーランド|短期でも学生ビザが取れる

都市の規模が小さく、学習に集中しやすい環境です。
英語圏のなかでは生活費を抑えやすいのも利点です。
ニュージーランドで選べるIT系プログラム
ニュージーランドは「短期ブートキャンプなのに学生ビザが取れる」という、世界的にも珍しい選択肢がある国です。
Dev Academy Aotearoa(オークランド/ウェリントン/クライストチャーチ)
New Zealand Certificate in Applied Software Development(Level 6)はフルタイム17週間/パートタイム46週。留学生の学費はNZD21,113(約188万円)。HTML・CSS・JavaScript・React・Node.jsに加え、Claude・GeminiなどのLLMを使った実装訓練まで入っています。
Level 6の正規資格のため、公式に「Fee-Paying Student Visaが取得できる」と明記。ワーホリやオープンワークビザでの受講も可
こんな人におすすめ:短期のブートキャンプでも学生ビザを取りたい人。AI実装まで含めて4ヶ月で仕上げたい人
Yoobee Colleges(オークランド/ウェリントン/クライストチャーチ)
NZ Diploma in Software Development(Level 6・2年)。留学生はNZD27,300/年(約243万円)。2年目にAI/クラウド/サイバーセキュリティ/ゲーム開発から専攻を選べます。
こんな人におすすめ:2年かけてじっくり専攻を決めたい人。AI・クラウド・セキュリティ・ゲームから選びたい人
Media Design School(オークランド)
Bachelor of Information Technology(3年・Level 7)。留学生はNZD24,885/年(約222万円)。学士号なので卒業後就労ビザ(Post Study Work Visa)の要件を満たしやすいのが、Level 6の2校との決定的な違いです。
こんな人におすすめ:卒業後もニュージーランドで働きたい人。学士号(Level 7)で就労ビザの要件を満たしたい人
※学費は各校公式サイトの掲載額(2026年9月16日確認)です。為替・時期により変動します。
9位|イギリス|大学院進学まで見据える人へ

短期のIT留学というより、修士課程などの進学を見据える人に向く国です。
費用は高い部類に入ります。
イギリスのIT系ブートキャンプ事情
イギリスには実績あるブートキャンプが複数ありますが、2026年時点でいずれも完全リモート運営です。学生ビザは「認可スポンサー校からのオファー」が必須のため、これらのスクールでは発給されません。
Makers(メイカーズ/旧 Makers Academy)
Software Engineering Bootcamp は16週間フルタイム・£8,500(VAT込/約177万円)。オブジェクト指向とテスト駆動開発(TDD)を軸に、Webアプリ・データベース・フロント/バックエンドを扱います。出世払い(Future Earnings Agreement)の制度あり。
完全リモートのため渡英は不要で、学生ビザも出ません。
こんな人におすすめ:テスト駆動開発など「現場の作法」から学びたい人。出世払いの制度を使いたい人(完全リモート)
Northcoders(ノースコーダーズ)
Software Development Bootcamp in JavaScript は13週間・£8,000(2週間以上前の前払いで£7,500/約157〜167万円)。JavaScript・Python・React・HTML5・CSS・Git・APIと、業界標準のワークフローまで。
公式に「all of our courses are delivered fully-remote」と明記されています。
こんな人におすすめ:JavaScript・Reactを13週間で固めたい人。前払い割引で費用を下げたい人(完全リモート)
Le Wagon London
AI Software/Data Science & AI/Data Analytics を、フルタイム約2ヶ月またはパートタイム6ヶ月で提供。Ruby on Rails・JavaScript・SQLに加えてOpenAI APIやClaude Codeを扱います。授業料は公式非掲載です。
公式ページに「Remote, transformative training」と記載があり、物理キャンパスの住所は公開されていません。
こんな人におすすめ:AI開発まで含めて短期で学びたい人。多国籍の受講生と学びたい人(リモート運営・学生ビザは出ません)
イギリスで「渡英して学ぶ」形にしたい場合は、6〜11ヶ月の英語コースならShort-term study visa(£228)、学位課程ならStudent visa(£558+医療付加金 £776/年)という整理になります。前者は就労が一切できない点に注意してください。
※学費は各校公式サイトの掲載額(2026年9月16日確認)です。為替・時期により変動します。
10位|マルタ|ヨーロッパで短期集中したい人へ

地中海に浮かぶ英語公用語の島国で、語学学校が集まっています。
ヨーロッパの環境を、英語圏より抑えた費用で体験できます。
マルタで学ぶなら、この組み合わせが現実的です
先に正直にお伝えします。マルタには日本人向けのIT特化校が確認できません。EC Malta・ESE Maltaの公式コース一覧はいずれも英語コースのみで、Le Wagonのマルタ校も存在しません。それでもマルタを選ぶなら、次の2通りになります。
MCAST(マルタ工芸科学技術大学/公立)
マルタ唯一の公的な工科系カレッジで、全課程が英語です。BSc (Hons) in Software Development は3年フルタイム(180 ECTS)。学費は公式サイトに掲載がなく、非EU向けの料金表は問い合わせが必要です。学生ビザの発給対象で、授業料の初回分割金を払うと申請書類が発行されます。
こんな人におすすめ:マルタで学位まで取りたい人。3年かけて公的機関でじっくり学びたい人
EC Malta/ESE Malta(語学学校)+オンラインでIT学習
短期でマルタに行くなら、英語は現地の語学学校、ITはオンライン教材という分担が現実的です。ESEにはWork Placement(マルタ企業でのインターン)があり、配属先を相談できる可能性はありますが、IT企業指定の記載は公式にありません。
この2校にプログラミングコースはありません。「マルタのIT留学」として学校がセットで案内されている場合は、ITの中身が何なのか(自習か、提携オンライン講座か)を必ず確認してください。
こんな人におすすめ:まず英語を短期集中で伸ばしたい人。ITは自分のペースでオンラインで進められる人
マルタは「短期集中で英語を伸ばす」目的なら良い選択ですが、ITを学校で学ぶ場所としては選択肢が乏しいのが実情です。ITの比重を上げたいなら、フィリピン・カナダ・オーストラリアと比べたうえで決めることをおすすめします。
※学費は各校公式サイトの掲載額(2026年9月16日確認)です。為替・時期により変動します。
IT留学のビザ・就学許可|国別の申請料と就労可否
IT留学の見積もりで最も抜けやすいのが、ビザと就学許可の費用です。学費と航空券だけで計算していると、あとから数十万円の差が出ることがあります。
ここでは10カ国それぞれについて、短期・長期で必要な手続き、申請料の目安、そして「学びながら働けるかどうか」をまとめました。
留学カウンセラー
りょう
| 国 | 短期(〜3ヶ月) | 長期で必要なビザ | 申請料の目安 | 就学中に働けるか |
|---|---|---|---|---|
| フィリピン | 査証免除30日(延長可)+SSP必須 | 観光ビザ延長+SSP/学生ビザ9(f) | SSP 7,800ペソ(学校請求7,800〜10,000=約1.9〜2.5万円) | 不可 |
| カナダ | 6ヶ月以下は就学許可不要+eTA CAD7 | Study Permit(PAL/TAL必須) | CAD150+生体認証CAD85+eTA CAD7=約2.7万円 | 語学のみ不可/中等後6ヶ月以上で週24時間 |
| オーストラリア | ETA(就学3ヶ月まで)AUD20 | 学生ビザ subclass 500 | ELICOS単体 AUD2,050(約22.6万円)/一般 AUD2,500(約27.6万円) | 2週で48時間(語学コースも対象) |
| アメリカ | ESTA 90日(フルタイム就学は不可) | F-1(語学含む)/M-1 | MRV $185+SEVIS $350+Visa Integrity Fee $250=約12.1万円 | 学内のみ週20時間/語学のみはCPT・OPT対象外 |
| マルタ | 査証免除90日(学校書類で就学可) | National Long-Stay Visa(Type D) | €100+居住許可€50=約2.7万円 | 入国3ヶ月後・JobsPlus許可で週20時間 |
| マレーシア | 査証免除90日(就学はStudent Pass要) | Student Pass | EMGS RM540+諸費用 計約5.9〜6.9万円 | 語学センター生は不可 |
| エストニア | シェンゲン査証免除90日 | 長期滞在査証(D査証)+就学目的の一時滞在許可 | D査証 €120(約2.1万円)+居住許可 €225(約4.0万円) | 時間制限なし(フルタイム就学を続けられる範囲で) |
| アイルランド | 査証免除90日(登録不要) | IRP登録/Stamp 2(ILEP掲載コース) | IRP €300(約5.4万円)+財政証明€10,000 | 週20時間(休暇中は40時間) |
| ニュージーランド | ビザ免除3ヶ月(通算3ヶ月まで就学可) | Fee Paying Student Visa | NZD850〜(約7.6万円)+IVL NZD100+NZeTA NZD17 | 週25時間(語学は14週以上などの条件あり) |
| イギリス | 査証免除6ヶ月+ETA £20 | 6〜11ヶ月の英語=Short-term study visa/それ以上=Student visa | £228(約4.8万円)/£558(約11.7万円)+医療付加金£776/年 | Short-termは完全に不可/Studentは学位未満で週10時間 |
| シンガポール | 査証免除(30日以内の単独完結コースはSTP不要) | Student’s Pass | SGD45+SGD60=SGD105(約1.3万円) | 私立語学学校の学生は不可 |
※円換算は2026年9月17日時点の対顧客電信売買相場(1USD=156.26円/1GBP=208.94円/1AUD=110.77円/1CAD=111.65円/1PHP=2.50円/1EUR=179.04円)(1AUD=110.34円/1USD=154.69円/1GBP=208.82円/1EUR=178.59円/1CAD=111.26円/1NZD=89.35円/1SGD=121.70円/1PHP=2.47円/1MYR=37.93円)で計算した目安です。
安いIT留学の選び方|費用を抑える6つの方法
同じ「3ヶ月のIT留学」でも、行き先とプランの組み方で総額は2倍近く変わります。
まずは費用が安い国を確認しましょう。
※渡航費・生活費を含む総額の目安です。学校・時期・為替により変動します。
行き先が同じでも、削れる部分はまだあります。効果の大きい順に6つ挙げます。
① 2カ国留学で前半をアジア圏にする
前半で基礎英語とITを安く固め、後半だけ英語圏へ移る組み方です。
効果は6つのなかで最も大きくなります。
② 就労できるプランを選ぶ
ワーキングホリデーやCo-opを組み合わせると、滞在費の一部を現地収入でまかなえます。
③ 渡航前の基礎学習をオンラインで済ませる
入門部分を日本で終えておけば、現地では応用に時間を使えます。
留学期間そのものを1ヶ月短縮できるのが最大の効果です。
④ 手数料無料のエージェントを使う
仲介手数料が無料の会社を選ぶだけで差が生まれます。
学費そのものは学校が決めるため、質を落とさずに削れる項目です。
手数料無料のエージェントは複数あります。IT留学の相談で名前が挙がる3社を、費用と取り扱いの範囲で並べました。
おすすめの
\無料留学エージェント/
※この表の順位は「IT留学の相談のしやすさ」「手数料の明朗さ」「帰国後のキャリア支援の有無」を基準に編集部で並べたものです。星評価は順位と混同を招くため掲載していません。費用・サービス内容は変動するため、最新情報は各公式サイトをご確認ください。(2026年9月17日時点)
⑤ 滞在方法をシェアハウスに変える
ホームステイからシェアに切り替えると、月2〜5万円ほど下がるのが一般的です。
長期になるほど効いてきます。
⑥ オフシーズンに渡航する
1〜2月や9〜10月は航空券が下がりやすく、学校の割引が出ることもあります。
時期を動かせる人だけが使える手です。
※削減額はいずれも一般的なプランを想定した目安です。学校・時期・為替により変動します。
実際に組み替えると、総額はここまで変わります。
※上記は一般的なプランを想定した試算です。実際の金額は学校・時期・為替により変動します。。
就職に有利!IT留学後はどんな転職・就職先が多い?
IT留学は、いまや語学留学というより「就職活動での差別化材料」や「未経験からのITエンジニア転職の手段」として選ばれています。実際の出口を見ていきましょう。
| 職種 | 実際の進路(各校が公表している例) |
|---|---|
| フロントエンドエンジニア | 国内転職/フリーランス独立の両方で最多。20代の異業種からの転換例が多い |
| バックエンドエンジニア | PHP・Laravel系を学んだ層の主な出口 |
| ブリッジSE(海外・オフショア) | Accenture Philippines/LIG Philippines/Sprobe など。日本語×英語の橋渡し枠で、未経験から入れる例外的なポジション |
| Webマーケター | doq(オーストラリア)、ソフトバンクグループ など |
| Web・UIデザイナー/Webディレクター | 株式会社GIG など。デザインも学べるコースの出口 |
| プロジェクトマネージャー | 株式会社A.C.O. など。前職の社会人経験と組み合わせた転換 |
| ビジネスアナリスト(海外現地就職) | ベトナム・ダナンのIT企業など。6ヶ月のインターン型からの進路 |
| フリーランス・起業 | アクトハウスの卒業生では約30%がこのルート |
各校が公表している進路を並べると、純粋なWebエンジニアだけでなく、ブリッジSE・Webマーケター・ディレクターといった「英語とITの両方を使う職種」が目立つのが特徴です。英語だけ、ITだけでは届かない求人に手が届きます。
卒業生130名の進路内訳(アクトハウス公表)
※同校が公表している、2020年1月時点で卒業済みの130名の内訳です。
国内・海外就職(就職前提のインターンを含む)45.4%
フリーランス独立24.6%
学生・その他24.6%
起業5.4%
新卒の就活なら「最強のガクチカ」になるのか
ここは期待と現実を分けてお伝えします。経団連の調査では、企業が選考で重視する項目のうち「留学経験」を挙げた企業はわずか0.5%でした(2018年度・回答597社)。1位はコミュニケーション能力の82.4%です。
つまり、「IT留学に行った」という事実そのものは評価されません。評価されるのは、そこで何につまずき、どう解決したかの中身です。
実際に大手日系IT企業へエンジニア就職した理系大学院生の方は、面接で「留学の話で時間が終わるくらい」深掘りされ、人間性と実行力が評価されたと話しています。生成AIでエントリーシートが書ける時代だからこそ、面接の深掘りに耐えられる一次体験の価値は上がっています。
社会人の未経験ITエンジニア転職で気をつけること
転職者全体の平均年齢は32.9歳で、40歳以上も17.5%います(doda・2025年)。年齢だけで諦める必要はありません。
ただし、スクールの課題をそのまま出すポートフォリオは通用しなくなっています。IT特化のエージェントからも「テンプレートから作った作品では実力を示せない」という声が出ています。
留学カウンセラー
りょう
IT留学のよくある質問(FAQ)
相談の場でよく出る質問をまとめました。
まとめ|IT留学は「目的×予算」で決まる
国から選ぶのではなく、目的と予算を先に決めるほど失敗しにくくなります。
最後に要点を整理します。
この記事のまとめ
迷ったときは、目的と予算だけ持って無料相談を使うのが早道です。
話すうちに、条件が自然と整理されていきます。
※本記事は2026年9月17日時点の情報です。費用・ビザ制度・各校のコース内容は変更される場合があるため、最新情報は各公式サイトでご確認ください。






