TOPアメリカでダイエットはできる?肥満大国アメリカでも健康的に痩せるための方法とは

アメリカでダイエットはできる?肥満大国アメリカでも健康的に痩せるための方法とは

更新日:2023.07.31

アメリカでダイエットはできる?肥満大国アメリカでも健康的に痩せるための方法とは

肥満に悩むアメリカ人が多いことは、なんとなく知っている人もいますよね。
そんなアメリカに留学や観光で滞在するとなると、「自分も太ってしまうのでは?」と心配してしまう人もいるのではないでしょうか。万が一太ってしまった場合、アメリカでどうやってダイエットをすれば良いか不安に思う人もいるでしょう。
そこでこの記事では、アメリカではなぜ太りやすいのかをご説明しつつ、アメリカで生活しながら健康的なダイエットをする方法をご紹介します。アメリカで太るのが不安な人や、すでに太ってしまった人は、ぜひ参考にしてくださいね。

【目次】

1.英語の「diet」は必ずしも痩せることを意味しない!

2.アメリカの食生活はなぜ太りやすいのか

3.アメリカの典型的な1日の食事

4.太りやすいアメリカでダイエットをするための方法とは?

5.アメリカでもダイエットは可能!自分でしっかり食事管理をしよう

 

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1.英語の「diet」は必ずしも痩せることを意味しない!

アメリカでのダイエットについてご紹介する前に、アメリカでの「ダイエット(diet)」の捉え方について簡単にご説明します。

日本語で「ダイエット」と言うと、痩せること・体重を減らすことを意味しますが、実はその語源となっている英語の「diet」は、必ずしも痩せることを言いません。
英語の「diet」は食習慣や食生活という意味があり、食事に気をつけるだけでも「ダイエットをする(go on a diet)」という言い回しを使います。もちろん「go on a diet(ダイエットをする)」と言えば、痩せることを意味する場合もあります。

しかし、健康を目指してグルテンフリーの食生活を選択したり、ベジタリアンになったりする場合にも、「diet」という単語が使われます。

基本的に英語でも「go on a diet(ダイエットをする)」と言えば、痩せるのかな?と思ってもらえますが、より明確にするために「どんなダイエット?」と聞かれることもあるかもしれません。
これからアメリカでダイエットをしようと思っている人は、この「diet」という英単語の正しい概念も掴んでおくと、現地での会話がスムーズにできるようになるでしょう。

2.アメリカの食生活はなぜ太りやすいのか

アメリカは肥満体質の人が多く、世界的にも肥満大国として知られている国のひとつです。その主な原因となっているのは、もちろんアメリカの食生活。
実際、多くの日本人も、アメリカで体重が増えていたなんて経験をしています。
では、なぜアメリカの食生活は太りやすいのでしょうか。まずはその原因を探ってみましょう。

外食はいつでもボリューミー!

アメリカで外食をすると気づくと思いますが、基本的に何を頼んでも量が多いんです。ドーンとたくさん食べ物が盛ってあって、見た目もボリューミーというのが、アメリカの飲食店で見られる食事です。

1回の外食で1日の必要カロリーすべてを摂取できるほどの量が出てくるので、それを全部食べていれば、太るのは当然。
日本人は平均的なアメリカ人より体が小さい人が多く、彼らよりは必要カロリーが少ないので、外食続きになると太ってしまいます。

脂質が多い食事が多め

アメリカの食事を見ていると、脂質が多いことに気づくでしょう。
たとえばアメリカ人が大好きなハンバーガーには、ジューシーなパティとチーズが挟まれていることが多いです。ジューシーさは脂質の多さにもつながるため、ジューシーなハンバーガーは脂質のせいでカロリーが高くなってしまいます。

料理の時の油も結構豪快に使われていますし、フライドポテトなどの揚げ物もよく食べますし、何にでもチーズをわんさか入れたりもしますし、とにかく脂質が多い食事が多いです。

これだけ脂質が多いと、量に気をつけていても、日本にいるときよりもハイカロリーな食事になっているでしょう。それが続けば、体重が増えてしまいます。

食べ物や飲み物から糖質をたくさん摂りがち

アメリカ人はよくコーラを飲みます。そして、甘いお菓子やスナック菓子も大好きです。さらに、お酒を飲む人だと、ビールをたくさん飲むことも少なくありません。
これらはすべて、糖質がとても多い飲食物です。糖質をたくさん摂取していれば、体重は増えやすくなりますから、この食生活を送っていれば、おのずとどんどん太っていきます。
アメリカの定番・典型的な食事は脂質と糖質が多く、本当に太りやすい食習慣の国なんです。

無理して食べてしまう

レストランなどで量が多かったとしても、食べ物を無駄にしてはいけないという意識がはたらき、無理をして全部食べてしまう人もいるでしょう。
しかし、必要カロリー以上を摂取すれば、体重が増えるのは当然です。食べ物を無駄にしないことは素晴らしいことですが、無理して食べるのは健康にもよくありません。また、せっかく楽しいはずの食事が苦行のようにもなりますよね。

何も得をすることはないので、太りたくなければ、出された食事を無理して全部食べないようにしましょう。

3.アメリカの典型的な1日の食事

前述のとおり、アメリカの食習慣は脂質と糖質が多く、太りやすい内容になっています。しかし、そう言われても具体的になぜ脂質と糖質が多いのか、わからない人もいるでしょう。
そこでここからは、アメリカの典型的な1日の食事をご紹介します。こちらは家庭での食事の話ですが、これだけでも脂質と糖質が多いのがわかるはずですよ。

朝食は炭水化物オンリー!

アメリカの朝食は炭水化物以外のものは出てこないと言っても良いほど、見事に炭水化物オンリーです。
たとえばパンケーキやシリアル、ジャムやピーナツバターを塗ったトーストなど。これらはすべて炭水化物と糖分でできた糖質の塊ですよね。

健康に気をつけている家庭だと、サラダが出たり、ヨーグルトやフルーツといった朝食をとることもあります。また、焼いたベーコンや目玉焼きが出ることもありますが、ベーコンは脂質が多いですよね。

昼食はサンドイッチにジャムやバター

アメリカの昼食の定番はサンドイッチです。ですが、サンドイッチと言っても、パンにジャムやピーナツバターを塗って挟んだだけのものがド定番。
レタスやハムなどが挟まっていれば、結構健康に気を遣っていると言えるかもしれません。ランチボックスにバナナなどのフルーツが入っていることもあります。

ですから、朝食に続き、昼食でも糖質満載の食事をしています。
糖質が多いものの、一見質素かつ低カロリーに見える朝食と昼食ですが、この間に喉が乾けばコーラを飲んだり、お腹が空いたらチョコやポテトチップスを食べたりする人も多いです。

夕食はボリューミーな肉料理

アメリカの食事は日本と同じく夕食がメインなことが多いです。
夕食ではボリューミーな肉料理がよく出てきます。肉を焼いたりローストしたりなど、割とシンプルな調理方法が多いですが、量は多いです。また、グレービーソースやチーズなどを一緒に食べたりもします。

付け合わせは茹でたじゃがいもなどが多いでしょうか。野菜が出てくることもありますが、それほど量が多いわけではありません。
糖質であるじゃがいもが付け合わせになっており、脂質の多いボリューミーな肉料理を食べているので、こちらも太りやすい食事と言えますね。

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4.太りやすいアメリカでダイエットをするための方法とは?

ここまでご紹介した内容で、アメリカの食習慣は太りやすいことが理解できたでしょう。では、そんなアメリカで体重を現状維持したり、減らしたりするダイエットをするには、どうすれば良いのでしょうか。
ここからは、アメリカでできるダイエット方法をご紹介します。全てを取り入れる必要はありませんから、ストレスなく取り組めるものを取り入れて、健康的なダイエットに励んでみてくださいね。

自分で料理をする

自分で料理をすれば、脂質や糖質を減らせるため、アメリカでも痩せやすくなります。
アメリカの食事は確かにハイカロリーですが、食材そのもののカロリーは日本と変わりありません。
自炊するなら量も調節できますし、カロリーが低めの食材を取り入れることもできるでしょう。

カロリーや栄養素の計算をする

アメリカでダイエットをするなら、食べたものを記録して、カロリーや栄養素の計算をしましょう。記録をするだけでもダイエット効果が期待できます。
カロリーや栄養素を管理できるスマホアプリがあるので、そういったものを利用すれば、簡単に摂取カロリー・栄養素を出すことができますよ。

適度な運動を習慣づける

たとえ摂取カロリーが少し多くなったとしても、消費カロリーも増やしていれば、体重が増えることはありません。ですから、アメリカでダイエットをする人は、適度な運動も習慣にしましょう。
運動と言っても、ハードなものである必要はなく、ウォーキングやヨガでOK。無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。

「ヘルシー」に騙されない

アメリカでヘルシーとされている食べ物は、結構ハイカロリーなものも多いです。
たとえば、朝食に人気のアサイーボウル。フルーツがたくさん乗って一見ヘルシーに見えますが、シリアルも結構入っていることが多いですし、練乳やはちみつがかかっていたりもします。
また、フルーツは健康的ではあるものの、糖分は多いため、食べすぎるとカロリーや糖質を多く摂取してしまうことも。
ですから「ヘルシー」という言葉に騙されず、カロリー・栄養素ベースで考えるようにしましょう。

ローカロリーな食べ物を取り入れる

アメリカで食事をするときには、ローカロリーな食べ物を食べましょう。
野菜不足になりがちなので、野菜をたくさん食べることをおすすめします。また、肉類なら鶏むね肉がおすすめですよ。

その他、朝ごはんにシリアルを食べがちな人は、ヨーグルトとフルーツに切り替えるのもおすすめ。おやつにはチョコレートやポテトチップスではなく、ヨーグルトやフルーツ、そしてナッツ類を取り入れると良いでしょう。
ただし、ナッツはカロリーが高めなので、量には気をつけましょう。

ちなみに日本食中心の食生活を送るのもおすすめです。日本食はアメリカの食事に比べるとカロリーが低いので、いつも日本食を食べるようにすれば太りません。

外食を減らす+テイクアウトを活用

太らないようにするためには、外食を減らすのは鉄則!ゼロにする必要はありませんが、多くても週1くらいにしておきましょう。
また、量が多いと感じたら、食べ残しをテイクアウトして1食分を2食にわけて食べましょう。
アメリカのレストランでは、食べ残しをテイクアウトすることは普通なので、気軽に頼んでみてくださいね。

5.アメリカでもダイエットは可能!自分でしっかり食事管理をしよう

アメリカの食習慣は確かに太りやすいですが、食材自体がハイカロリーなわけではなく、ローカロリーな食材もたくさん手に入ります。
ですから、自分でしっかり食事管理をすれば、アメリカでもダイエットはできるのです。
今回ご紹介した内容を参考にしつつ、アメリカの食習慣に負けないような健康的なダイエットに挑戦してみてくださいね。

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