TOPフィジーの治安ってどう?現地で発生しやすい犯罪・トラブルや注意点

フィジーの治安ってどう?現地で発生しやすい犯罪・トラブルや注意点

更新日:2023.06.30

フィジーの治安ってどう?現地で発生しやすい犯罪・トラブルや注意点

フィジーと言えば、格安留学先として人気が高まってきている国のひとつです。格安留学で有名なフィリピンに比べると日本から離れているため、航空券代はかかるものの、物価が安いため、学費も生活費も抑えられるのがフィジー留学のメリットでしょう。
リゾート観光地としても人気な土地ですから、英語を勉強しながらリゾート気分に浸れるのもフィジーの魅力です。

そんな魅力満載のフィジー。観光や留学で訪れてみたいと思う人もいるのではないでしょうか。しかし、日本ではフィジーに関する情報があまり流れてこないため、特に治安がどうなのか不安に思う人もいるはずです。

そこでこの記事では、フィジーの治安についてご紹介します。観光や留学でフィジーを訪れたいと思っている人は、ぜひ参考にしてくださいね。

【目次】

1.フィジーの治安ってどう?

2.フィジーで日本人が遭遇しやすい犯罪やトラブル

3.フィジーで安全に過ごすための注意点

4.フィジーの治安は比較的良い!十分注意しつつリラックスして過ごそう

 

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1.フィジーの治安ってどう?

フィジーは世界的に見て、治安が悪い国というわけではありません。犯罪発生率も、主要な英語圏の国々に比べるとかなり低く、どちらかというと治安が良い国と言えるかもしれません。

外務省の海外安全情報を見てみると、危険レベルは1。首都圏(スバ市、ラミ町、ナシヌ町及びナウソリ町)並びに西部地区のラウトカ市、ナンディ町(デナラウ除く)及びバ町において、「十分注意してください」となっていますが、渡航を断念するほどのレベルではありません。
日本人をはじめとした観光客をターゲットにした犯罪も発生しているとのことですから、滞在時には気を引き締めて生活をする必要があるかもしれません。

とは言え、日中であれば治安を不安に思うようなことはほとんどないでしょう。日本は世界的に見てもかなり治安が良い国ですが、それに比べると注意が必要だという程度ですので、極度に怖がる必要はありません。

2.フィジーで日本人が遭遇しやすい犯罪やトラブル

日本人などの観光客をターゲットとした犯罪が発生しているというフィジー。具体的には、どんな犯罪やトラブルに巻き込まれやすいのでしょうか。
ここからは特に日本人がフィジーで遭遇しやすい犯罪やトラブルについて解説していきます。

スリ・ひったくり

スリやひったくりは、フィジーで日本人が遭遇しやすい代表的な犯罪です。日本人は日本が治安が良いからなのか、隙がある人が多く、気づいたら財布をスられていたり、ちょっと何かに注意を向けている際にひったくりに遭遇したりという人は少なくありません。

フィジーに限らず、海外に旅行や留学で滞在した日本人のスリ・ひったくり遭遇率はとても高いのです。街中を歩く時には、常に注意が必要そうですね。

置き引き

置き引きも日本人がフィジーで遭遇しやすい犯罪のひとつ。日本だとちょっと荷物を置いてその場を離れても、荷物はもとの場所にちゃんとあることが多いですが、フィジーでそれをやれば、荷物がいつの間にか消えているでしょう。

本当に一瞬だけ……と思っても、その一瞬のうちに、荷物が盗まれてしまいます。フィジーで観光客をターゲットに窃盗をする犯罪者たちは、その道のプロということを覚えておきましょう。

強盗

スリやひったくり、置き引きくらいなら、無理に荷物を取り替えそうとしない限り、身の危険はあまりありません。
ですが、フィジーでは観光客が強盗に遭遇することもあります。強盗は暴力的な手段を用いた窃盗のことですから、スリなどよりももっと怖いですね。

ぼったくり

犯罪というわけではありませんが、フィジーのような物価の安い国では、観光客に対してのぼったくりが発生するのは日常茶飯事です。
タクシーでの支払いや値札のないものを購入する際に、特にぼったくりが発生しやすいですから、あらかじめフィジーでの物の相場などをチェックしておきましょう。
あまりにぼったくられていると感じたら、利用や購入を控えるのもひとつの手。あるいは、高すぎると訴えれば、値下げしてもらえる場合もあるでしょう。

しつこいナンパ

女性はしつこいナンパにも注意しましょう。フィジーに旅行に行った日本人の中には、現地の男性にしつこくナンパをされた経験がある人もいます。ナンパをされても、少し断れば引き下がってくれる人もいます。
しかし、どう断っても食い下がってくる男性がいないわけではありません。また、日本人女性には優しい人が多いですが、あまり曖昧な返事をしていると、いつまでたってもナンパから解放されないこともあるので、はっきりとNOを言えるようにしたいですね。

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3.フィジーで安全に過ごすための注意点

フィジーでなるべく犯罪やトラブルに巻き込まれないようにするためには、日常的に注意するべき点があります。フィジーは日本ではないと心得て、しっかり注意をしていれば、危険な目に遭う確率をぐっと低くすることができるでしょう。
ここからは、フィジーで安全に過ごすための注意点を解説していきます。

治安の悪い場所には近づかない

フィジーで過ごす際には、現地で治安が悪いとされているエリアには近づかないようにしましょう。治安情報については、観光の場合ならホテルスタッフ、留学なら学校のスタッフから情報を得ることができます。
夜はもちろん、日中であっても治安の悪い場所には近づかないようにすれば、危険な目に遭遇することはほとんどなくなるはずです。

また、治安についての情報を得ていなくても、なんとなく「怖い」「嫌だ」と感じる場所には、近づかないようにしましょう。

夜遅くに一人で出かけない

日中のフィジーで危険なムードを感じることはほとんどないでしょう。しかし、夜遅くとなると、人目につきづらいこともあり、犯罪に遭遇する確率がぐっとアップします。
ですから、フィジーで過ごす際には、夜遅くに一人で出かけないように注意をしましょう。特に女性は絶対に夜の一人歩きは控えましょう。ですが、男性であっても強盗などに遭遇する可能性はありますから、一人での行動は危険です。
2〜3人などの少人数でもちょっと不安ですから、夜遅くに出かけるなら5人以上の団体で出かけるのがおすすめ。
できれば夜遅くは出歩かないようにすれば、より安全に過ごせます。

荷物には常に注意を

持ち歩く荷物には、常に注意を払うことも、防犯につながります。
スリや置き引きに遭遇する人は、ちょっとぼんやりしている時や、他のことに気を取られている時に被害にあったという人が多いです。

カバンの口はしっかり閉め、さらに脇で抱えるのがベター。リュックなどは視界に入らないため、貴重品を入れて持ち歩くのは避けた方が良いでしょう。

また荷物から目を離さないことも大切です。カフェなどで隣の座席やテーブルの上に荷物を置く場合は、自分に近づけて置きましょう。テーブルの下など、目が届かない場所に置いていると、いつの間にかなくなっている……なんてことにもなりかねませんよ。

現金で大金を持ち歩かない

気をつけていても、スリやひったくり、置き引きなどには遭遇することもあります。そんなときに被害を最小限に抑えるためには、大量の現金を持ち歩くのは控えておきましょう。

たとえ財布をスられても、クレジットカードはすぐに利用停止手続きをすれば良いですし、他の人に使われてしまった分は、あとから戻ってくるような補償もついています。
しかし盗まれた現金はどうしようもありません。
大金を盗まれるのを防ぐためには、現金は盗まれてもそれほどショックではない額だけ持ち歩くようにしましょう。

また、強盗などに遭遇した場合は、抵抗するよりも素直に荷物を渡した方が、身の危険を防げます。そんな時に現金を少額しか持っていなければ、素直に荷物を渡せますよね。

テキパキと行動する

ぼんやりしながら歩いていたり、周囲を見ながらのんびりしていたりすると、その隙をつかれてスリやひったくりに遭遇する可能性があります。
せっかくの海外ですから、ゆっくり街を味わいながら歩きたいのはやまやまですが、無用な犯罪やトラブルに巻き込まれないためにも、テキパキと行動することをおすすめします。

背筋を伸ばしてシャキシャキ歩くだけでも、なんとなく隙を感じさせません。逆に猫背で不安気に歩いていると、スリやひったくりの標的になってしまいやすいのです。
周囲を楽しみつつも、テキパキとした行動をお忘れなく。

露出の多い服装は極力避ける

しつこいナンパなどを避けるためには、女性は露出の多い服装は極力避けた方が良いでしょう。フィジーは暑い国ですから、半袖のTシャツに短パンといったラフな格好はOKです。
しかし必要以上に胸が出ていたり、お腹が出ていたり、ホットパンツすぎたりという格好をしていると、無用な注目を浴びてしまいます。好きな格好ができなくて残念に思うかもしれませんが、トラブルを避けるためにも、露出が多すぎる服装は控えましょう。

ちなみに、信頼できる男性と行動しているときなら、どんな格好をしていてもナンパなどの面倒には巻き込まれません。もしも露出度の高いリゾートウェアを着たいなら、男性同伴がベストですよ。

ぼったくりを疑いすぎない

ぼったくりが存在する国に行くと、どうしても誰もがぼったくっているのでは?と不安に思ってしまうでしょう。しかし、適正価格、もしくはローカル価格よりはやや割高な観光客向け価格を提示している人もたくさんいます。
真面目に適正な価格を提示しているのに、ぼったくりを疑って「高い」と言い過ぎると、相手に不快な思いをさせてしまうかもしれません。それにぼったくりを疑いすぎると、現地での生活を楽しめませんよね。

日本円に換算したときに、日本で買うよりは安いと感じる程度ならOKとすると、ぼったくられすぎずに料金を支払うことができるでしょう。
もしかすると、ローカルの価格よりは高いかもしれませんが、多少の観光客価格は目をつぶってあげるのも、優しさかもしれません。
ちなみにタクシーならメーターをちゃんと回してもらえば良いので、メーター付きのタクシーを使うと良いですよ。

4.フィジーの治安は比較的良い!十分注意しつつリラックスして過ごそう

フィジーは日本で過ごすときよりは注意するべきことがありますが、世界的に見れば比較的治安が良い国です。ですから、過度に心配する必要はないでしょう。治安を心配して、フィジー行きを断念するようなレベルではありません。
注意すべき点は注意しつつ、ある程度は肩の力を抜いて、リラックスしてフィジー滞在を楽しんでくださいね。

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