留学は楽しい？つらい？楽しい留学生活を実現するための方法とは

これから留学を考えている人は、留学に楽しいイメージを持っているのではないでしょうか。また逆に、すでに留学していて、「思っていたほど楽しくない」なんて感じている人もいるかもしれませんね。

実際のところ、留学を楽しいものにするかどうかは自分次第。現地での行動次第で、留学は楽しいものにもつらいものにもなりかねます。
そこでこの記事では、どうすれば留学が楽しいものになるのかを、実際に留学をした人たちの体験談などを参考に解説していきます。
留学を楽しいものにしたいと思っているなら、ぜひこちらを参考にしてみてくださいね。

留学が楽しいと感じられる6つのポイント

楽しい留学生活を送れた人たちには、いくつかの傾向があります。まずは、楽しい留学生活を送った人たちの留学の感想を参考に、留学が楽しいと感じられるポイントをまとめてみました。

1．日本とは違う生活を体験できる

留学先での生活は日本とは全く異なる生活です。建物や気候が違いますし、周囲にいる人も日本とは全く異なります。
そういった新鮮さに楽しさを感じる人も多い様子。新たな発見もあるでしょうし、今まで知らなかった自分の好みに気づけることもあるでしょう。
また、新しい環境にいるというだけで、なんだかワクワクしてくる人もいるようですよ。

2．日本語ではない言語でコミュニケーションできる

留学先では、基本的には日本語が通じません。ですから、現地の言語でコミュニケーションをすることになります。
お買い物の時にもお食事のときにも、使う言語は外国語。そして、そんな外国語を使ってコミュニケーションができている自分に嬉しくなり、「留学が楽しい」と感じる人もいるようです。
実際、外国語で会話ができるというのはすごいことですから、それだけで気分が上がるものではないでしょうか。

3．日本では出会えないような人と友達になれる

日本にいると、出会う人のほとんどが日本人です。ですが、留学先では日本人よりもむしろ現地の人や海外からの留学生の方がほとんどの環境になるでしょう。
日本では出会えないような国から来た人に出会えることもありますし、友達になることもあるでしょう。
留学という形で海外に飛び出たからこそできた友達は、一生の財産になるはず。そんな友達たちと楽しい時間を過ごせば、後から振り返って「留学は楽しかった」と言えるようになるでしょう。

4．現地の飲食文化を楽しめる

食べるのが好きな人は、留学先での飲食文化も楽しめるはず。特に英語圏だと、世界中の料理が集まっているので、日本ではあまり見かけない国のレストランもあったりしますよ。
また、お酒を飲む人なら、日本の居酒屋とは全く異なる現地の飲酒文化を楽しめるでしょう。
日本ではあまり食べたり飲んだりすることがなかった人が、留学先でお酒を覚えて帰ってくることも……。
ただし、海外の料理は日本のものよりハイカロリーなことが多いので、食べすぎ・飲み過ぎにはくれぐれも気をつけましょう。

5．日本とは違う景色が広がる場所に旅行に行ける

留学中の楽しみのひとつが、旅行ではないでしょうか。いつも住んでいる街を飛び出して、その国の観光地に行けば、日本では見ることができないような景色が広がっているかもしれません。
また、留学先の近隣諸国にも旅行できるので、いろんな国を見て回れる場合もあるでしょう。特にヨーロッパへの留学なら、かなり多くの国々を体験できるチャンスがあるはずです。
そんな風に留学中に旅行を楽しんでいた人は「良い留学生活だった」と留学を締め括ることができるでしょう。

6．解放感を感じられる

日本の生活を窮屈だと感じている人は、留学先で暮らしてみることで解放感を感じることもあるようです。
留学先では上司から厳しく叱咤されることもありませんし、家族や友人たちの目も気にならないでしょう。
期間限定ではありますが、そんな風に解放感を感じながら生活できれば、楽しい留学生活になるはずです。

留学がつらくなる原因とは？

ここまで、留学が楽しいと感じられるポイントをご紹介しましたが、こうした事実がありつつも、留学をつらいと感じる人もたくさんいるのが事実です。
では、留学がつらかった人たちは、具体的にどういった点をつらいと感じていたのでしょうか。ここからは、留学がつらくなる原因をご紹介します。

友達ができない

留学先でいつまでも友達ができないと、孤独を感じて留学をつらいと思ってしまうでしょう。たとえ勉強に集中したいと思っていても、時々は楽しく外出したり会話したりする友達は必要です。
友達ができない状態が続いていると、ホームシックに陥り、留学の途中で帰国を決めるなんてこともあるのです。

語学のレベルが上がらない

いつまで経っても現地の言葉が喋られないままだと、日常生活にも支障が出てきます。買い物や食事の際に困ることもあるかもしれませんし、日本人以外とまともなコミュニケーションができずにフラストレーションがたまることもあるでしょう。

また、せっかく留学したにもかかわらず、現地の言葉を話せない自分に自己嫌悪を感じてしまうかもしれません。
ですから、留学中に語学レベルをアップさせることは、非常に重要な要素なのです。

留学生活が理想とは異なる

留学前から留学に対して憧れを抱いていたり、あまりにもかけ離れた想像をしていたりすると、実際の留学生活が理想とは違うと感じ、つらいと思ってしまうかもしれません。
「留学」という響きや「欧米」というイメージだけで、夢を見ていると、痛い目を見てしまうこともあるでしょう。
留学前から、あまりにも高い理想を抱かないようにすることは、意外と大切だったりするのです。

勉強がつまらない

留学前はやる気に満ちていたとしても、留学生活が長くなってくると「勉強がつまらない」と感じることもあるでしょう。
そんなマンネリ化は誰にでも訪れるもの。しかし、つまらないと感じているにもかかわらず、なんとか勉強を続けようと無理をすると、留学自体がつらくなってしまいます。

現地の生活が肌に合わない

人には向き不向きがあります。それと同じように、留学先での生活を自然と楽しめる人もいれば、現地の生活に馴染めなくて、いつまでたっても居心地の悪い思いをする人も。
現地の生活がどうしても肌に合わないのは、仕方がないことです。つらい思いをし続けるよりも、途中で留学を中断して日本に帰国したり、リフレッシュを兼ねて短期間帰国をしたりしても良いかもしれませんね。

楽しい留学を実現するための7つの方法

留学生活が楽しくなるかどうかは、人によります。しかし、せっかく留学をするのですから、ほとんどの人が「楽しい留学にしたい」と願うはずです。
そこでここからは、楽しい留学を実現するための方法をご紹介します。こちらを参考にすれば、あなたの留学もきっと楽しいものになるはずですよ。

渡航前に現地の情報をしっかりチェック！

留学生活が理想とは違う……となってしまわないように、まずは渡航先の情報をしっかりチェックしておきましょう。実際に留学をした人たちの体験談などを参考にするのもおすすめです。
現地はどんな様子なのか、留学生活はどんな風になるのか、現実的な目線で想像ができれば、渡航してから「理想と違う」なんてことは起こらなくなるでしょう。

語学レベルは渡航前からあげておくこと

現地の言葉は話せた方が、留学が楽しくなります。「言葉は現地に行ってから覚える」と思っている人も、できれば渡航前から現地の言葉を練習しておきましょう。
たとえ、上級レベルまで語学力をアップできたとしても、現地に行けば学ぶべきことがまだまだたくさんあります。語学力が高くても、留学生活がつまらなくなることはありませんから、出来るだけ語学力をレベルアップさせて留学に臨みましょう。

クラスメートなどと積極的に会話をする

留学中はクラスメートや先生、ホストファミリーなど、身近にいる人とは積極的に会話をするようにしましょう。会話を重ねることで相手との親密度が増していくため、たとえ友達とまではならなかったとしても、孤独を感じづらくなります。
特に先生やホストファミリーは、辛抱強く話を聞いてくれる相手なので、リラックスして会話ができるはず。シャイな人も恥ずかしがらずに、周りの人に話しかけるようにしてみてくださいね。

留学中はなるべく外に出るようにする

留学中は、なるべく外出するように心がけることもおすすめです。ひきこもってばかりいては、日本にいるときとあまり変わらない生活になってしまうでしょう。
たとえ、一緒に出かける友達がまだいなかったとしても、積極的に外に出ていくようにしましょう。

散歩をしたり、一人カフェ・一人旅などを楽しんだりしていれば、留学生活が充実していきます。
外出して楽しんでいれば、そのうち友達もできるでしょうし、一人上手の人なら現地でひとりで行動することで充実感を得られるのではないでしょうか。

勉強と遊びのメリハリをつける

勉強ばかりしていては、留学を楽しいと思うことは難しいでしょう。また、遊んでばかりいると留学した意味を見失ってしまい、留学生活を思いっきり楽しめないかもしれません。
ですから、勉強と遊びの時間のメリハリをつけることも大事。いつ何時まで勉強すると決めたり、学校の授業と宿題だけはちゃんとやると決めて、あとは遊んだりするなど、自分の中でルールを決めておきましょう。
自分ルールを守って、勉強にも遊びにも勤しんでいれば、留学生活を楽しいと思えるようになるはずですよ。

日本人の友達も作る

留学中は日本人を避けようとする人もいますが、日本人の友達もいたほうが、留学生活が楽しくなりやすいです。たまには日本語だけで思いっきり会話をしてリフレッシュすることも必要だからです。
日本人を故意に避けようとせず、日本人の友達も作るようにしましょう。ただ、日本語環境でガチガチに固めないようには注意してくださいね。

目標を達成したなら遊びに集中するのも……

留学時に決めた目標を達成したのに、ずっと勉強をし続けていると疲れてしまうかもしれません。目標を達成したと感じた場合は、あとは現地での生活をめいっぱい楽しむために、遊びに集中しても良いのではないでしょうか。
せっかく海外にいるのですから、現地での生活をめいっぱい楽しみましょう！

留学生活は自分次第で楽しくできる！

実際に留学をした人の中でも、留学が楽しかった人と楽しくなかったという人がいます。
留学が楽しくなるかどうかは、本当に自分次第。楽しもうと思って行動していれば、自ずと結果がついてくるでしょう。
楽しい留学を実現したいなら、どうすれば自分が留学を楽しめるのかを考え、それに合わせた行動を開始してみてはいかがでしょうか。