TOPイギリス人の性格ってどんな感じ?イギリス人と接するときのポイントもご紹介

イギリス人の性格ってどんな感じ?イギリス人と接するときのポイントもご紹介

更新日:2024.04.25

イギリス人の性格ってどんな感じ?イギリス人と接するときのポイントもご紹介

これからイギリスに行く予定がある人や、イギリス人と仲良くなりたいと思っている人は、彼らがどんな性格なのか気になっているのではないでしょうか。
同じ英語を話すアメリカ人とは、ちょっと異なる性質を持つイギリス人。実は日本人にとっては理解できる部分も多いんですよ。

そこでこの記事では、イギリス人の性格やイギリス人と接するときのポイントをご紹介します。これを参考にすれば、イギリス人と仲良くなるコツがわかるようになるはずです!

夢カナ留学なら0円で留学に行ける? 無料でプラン診断してみる

イギリス人の性格的特徴

イギリス人というと、パッと思い浮かぶイメージは「紳士的」「ジェントルマン」といった感じでしょうか。確かに他人のためにドアを開けて待ってあげたり、重たい荷物を運ぶのを手伝ってくれたりというのは、イギリス人の紳士的な部分かもしれませんが、そういったことは他の欧米諸国でも見受けられます。

むしろ、イギリス人に対して「ジェントルマン」というイメージを持っていると、想像を裏切られてしまうかもしれませんよ。
ここからはそんなイギリス人の性格や特徴をご紹介します。

個人主義

イギリス人はかなり個人主義です。これは集団主義寄りである日本とはとても異なる部分ですね。ちなみに日本人が集団主義かどうかについては、さまざまな説があるようですが、少なくともイギリスのような個人主義的な国ではありません。

イギリス人は自分の意志や自由、価値観を大切にします。そして、他人の価値観にはあまり興味がありません。「人に興味がない」というよりは、他人のプライバシーや価値観に足を踏み入れない感じです。
それでも子どもの頃には、クラスメートのことを笑い者にするなどのいじめが起こることもあるのですが、大人になると、他人が何をしていようと公にからかったり、批判したりする人はいません。

もちろん、心の中では誰かをバカにしているかもしれません。「それを相手にぶつけなければ心の中は個人の自由」といったような考え方をしているのです。
イギリスでも人種差別はありますが、「心の中で差別をするのは自由だけど、相手にぶつけてはいけない」というモラルがあるため、諸外国に比べれば差別による問題が深刻ではないのでしょう。

自分の自由も相手の自由も尊重する。それがイギリスの個人主義なのです。

礼儀正しい

イギリス人はとても礼儀正しいです。何かをしてもらったらお礼をしっかり言いますし、割と「Sorry」も良く使われます。
また、普段の英語にもイギリス人の礼儀正しさが表れています。
たとえば親が子どもに「それはできないよ」と断るときも、下記のようにアメリカとハッキリと差が出ています。

アメリカ:No, you can’t.
イギリス:I’m afraid you can’t do that.

I’m afraidを使った断り方はとても丁寧な言い回しですが、子どもに対してもそうした言い回しを使うのがイギリスらしさでしょうか。
常にこうした言葉遣いをするわけではありませんが、子どもに対しても丁寧な言い回しを使うのはイギリスでは不自然ではありません。

また、誰かに何かを頼むときも、相手が誰であれ丁寧なお願いの仕方をします。
「窓を開けてください」という文章で比較してみましょう。
アメリカ:Can you open the window, please?
イギリス:Could you possibly open the window, please?
Would you mind opening the window?

もちろんアメリカでもイギリスのような丁寧な言い回しが使われることがありますが、イギリスでは友人や家族であっても、丁寧な言い回しを使うことがあるのが特徴です。

NOはやんわりと……

外国人はなんでもストレートに言うと思っている人もいるかもしれませんが、イギリス人はNOを言うときには控えめです。
たとえば、相手のオファーをお断りするときには「ありがとう、でも大丈夫」のような言い方をしますし、お誘いを断る時にも「申し訳ないけど、その日は用事があって……」とやんわりとお断りします。
相手の意見に同意できないNOも、相手の意見を尊重したり、一部分に理解を示したりしつつ「でも自分はこう考えている」という感じの言い方をします。

日本のようにYESかNOかわからないなんてことはありませんが、NOをどストレートに言わないところは、日本人とよく似ていますね。

意見はやんわりかつハッキリと

イギリス人はNOはやんわりと言いますが、自分の意見はハッキリと表現します。この点は、周囲を気遣って意見を言えないこともある日本人とは少し違いますね。
ただし、言い方は押し付ける感はなく、やんわりとしていることが多いです。また「自分はこう考える」という「自分」という点が強調されます。

ごく親しい間柄の口論を除き、相手の意見を否定したり、自分が絶対正しいと主張したりするようなことは、あまりありません。

謙遜しがち

イギリス人は日本人と同様に謙遜をする傾向にあります。褒められても、シャイな感じで「ありがとう」という人も多いでしょう。少し上の世代になると、褒められても「ありがとう。でもそうでもないの。」のように、ちょっと否定してしまうこともあります。

自慢をする人は敬遠されがちですし、本当にそれほどでもないと思っている人も多いです。ただ、褒めると喜んでくれますから、積極的に褒めても大丈夫ですよ。

ちょっと皮肉屋さんな面がある

イギリス人はブラックジョークを好み、普段の会話の中でも皮肉を交えることが多いです。日本で言うなら、誰かの失敗をいじるような感じでしょうか。ただ、相手が不快になるほどいじったりはしません。失敗を笑いに変えてあげるようなイメージです。
また、自分の失敗やステータスについても、ブラックジョーク的な笑いを混じえて話すことも多いですよ。

仲良くなるまでに時間がかかる

イギリス人は他人と距離を取りがちな傾向にあります。その日の天気の話やバスが遅れている話などは、全く知らない他人とでもフレンドリーに話しますが、仲良くなるまでにはやや時間がかかるのです。
これも日本人と少し似ていますね。
ですから、欧米人はオープンでフレンドリーというイメージを持っていると、イギリス人の距離感に驚いてしまうかもしれませんよ。

ファッションは割と地味

ヨーロッパの人におしゃれなイメージを抱いている人もいるかもしれませんが、イギリス人は割と地味と言うか、シンプルでカジュアルな服装をしている人が多めです。街でもTシャツにジーンズという格好の人をよく見かけます。
クラブに行くなど夜遊びをする時やパーティーに出かけるときは、きちんとオシャレをするのですが、普段のファッションには無頓着な人も少なくありません。

日本人は普段からフルメイクで服装もばっちりという人が多いですから、ちょっと文化の違いを感じるかもしれませんね。

太陽が好き

イギリスは曇りの日が多く、冬も長め。ですから、太陽が出てきて暖かさを感じると、外でひなたぼっこをしたがる人がとても多いです。
お天気の日に公園に行けば、たくさんの人がひなたぼっこをしている姿を見かけるでしょう。
また、日本人的感覚だとまだまだ長袖+ジャケットが必要な気温でも、太陽が出ていれば半袖になる人も多いです。イギリスに住んでいると、太陽のありがたみを感じられるようになるかもしれませんよ。

食にはあまり興味がない人が多め

イギリスにはたくさんの移民がいるため、親の出身地がイギリスではない場合は、親の出身地の料理が食卓に並ぶことが多いでしょう。
ですが、生粋のイギリス人の場合、食にはそこまで興味がなく、毎日シンプルな料理を食べている人が多い傾向にあります。
焼いたお肉に塩やソースをかけただけだとか、火を通した野菜に塩をかけるだけだとか、そういう食生活の人も少なくありません。
こうした特徴があるため、「イギリス料理はおいしくない」と言われることがあるんですね。(でももちろん、イギリス料理にもおいしいものはあります)

夢カナ留学なら0円で留学に行ける? 無料でプラン診断してみる

イギリス人と接する時のポイント

意外と日本人と似たところもあるイギリス人。彼らとスムーズなコミュニケーションを行う際には、気をつけなければならないこともあります。
ここからは、イギリス人と接する時のポイントも解説するので、イギリス人と交流する際の参考にしてくださいね。

お礼などの挨拶は忘れないこと

イギリスでは挨拶はとても重要視されます。たとえば、お店などでサービスを受ける際にも、「Hello」と挨拶をするのは礼儀ですし、何かをしてもらったら「Thank you」とお礼を言うのも当然の礼儀です。
日本人だと、サービスを受けた時にお礼を忘れてしまう人もいますが、くれぐれもイギリスでは気をつけましょう。
また、挨拶をする際には相手と目を合わせることも大切です。

たとえ友達同士であっても、お礼と挨拶はとても大事なので、イギリス人と接するときには忘れないように意識することをおすすめします。

初対面からプライベートなことを聞かない

イギリス人は日本人と同様に、初対面から完全に打ち解けるということはあまりありません。ですから、初めて会った相手や知り合って日が浅い相手には、プライベートなことを聞かないように気をつけましょう。相手に居心地の悪い思いをさせてしまいます。
この点については、日本人と接する感じと同様にしていれば問題ありません。

ハグやキスなどの挨拶を自分からしない

イギリスでは、ハグやキスがそれほど一般的ではありません。
とても仲良しの友達同士なら挨拶のハグをしあいますが、初対面ではほとんどありえないと思って良いでしょう。また、友達同士でも挨拶のキスはしません。

イギリスは移民国家のため、イギリス以外のバックグラウンドを持つ人だとハグやキスをするかもしれません。しかし、そうした接触が苦手な人もいるため、基本は相手におまかせしましょう。
そもそもアジア人はハグやキスをしないと知っている人も多いですから、相手がしてこないなら、無理に自分から行く必要はないでしょう。

イギリス人は意外と付き合いやすい!

イギリス人と日本人は異なる部分もありますが、似ている部分も多いです。ですから、イギリス人は意外と日本人にとっては付き合いやすいんですね。
逆に多くの人が持つステレオタイプな欧米人的な性格は、イギリス人にはあてはまらないことも多々あります。
「外国人だから」という固定観念を取っ払って付き合えば、きっとイギリス人とすぐに仲良くなれるはずですよ。

夢カナ留学なら0円で留学に行ける? 無料でプラン診断してみる
News

お知らせ

お知らせ一覧
お知らせ一覧
COUNSELING APPOINTMENTCOUNSELING APPOINTMENT

カウンセリング予約

対面・オンラインOK!
カウンセラーは全員が留学経験者。どんなことでもお気軽にご相談いただけます。

カレンダーカレンダー ご予約はこちら → →
Diagnose your plan

留学プランを診断する

プランを考えるならコチラ!
「留学に興味はあるけど実際よくわからない…」
そんなあなたはまずは無料でプラン診断してみよう!

調べるアイコン調べるアイコン 留学プランを診断する → →
Consult on LINE

LINEで留学相談

LINEで気軽に相談したい方はコチラ!
ご自身のペースで進めたい方にもおすすめです。

メモのアイコンメモのアイコン LINEで留学相談 → →