TOP留学の基礎知識「留学」「ワーホリ」とは?それぞれの定義や違い、身に付くスキルなど

「留学」「ワーホリ」とは?それぞれの定義や違い、身に付くスキルなど


「留学」とは、海外滞在中に渡航先の言語や文化を学んだり、仕事に役立つスキルを身に付けたりすることです。しかし、留学と言っても語学留学、交換留学、正規留学のように〇〇留学という言葉がたくさんあるため「結局、留学って何?」と混乱してしまう方もいるのではないでしょうか。

本記事では「留学とは何か」について理解を深めていただくために、一般的に用いられる留学の各種定義をご紹介します。さらに、留学の必要性や海外生活で身に付くスキルについても解説しますので、留学するべきかお悩みの方はぜひ参考にしてください。

目次

海外留学とは?それぞれの定義をご紹介

海外留学と聞くと「海外で生活しながら英語を学ぶこと」とイメージする方が多いでしょう。しかし、留学と言っても多くの種類があり、それぞれで特徴が異なります。留学に興味のある方は、まずは「どのような留学があるのか」について理解を深めましょう。ここでは、各種留学を以下5つに分類してご紹介します。

  • 海外留学の期間による分類
  • 留学費用の負担者による分類
  • 留学先の学校による分類
  • 留学目的による分類
  • 夢カナ留学における分類

注意点としてお伝えしたいのは、留学には明確な定義がないということ。各種定義や呼び方、分類は教育機関や留学エージェント※によって異なります。ここで紹介するのはあくまでも一例である点にご留意ください。
※留学エージェントとは、留学を検討している方の希望を伺った上で適切なプランを提案し、目的達成に向けてサポートする会社です

1.海外留学の期間による分類(短期留学・長期留学)

海外留学の期間に注目した場合、大きく分けて短期留学と長期留学に分類できます。明確な決まりはありませんが、短期留学は3カ月以内、長期留学は4カ月以上の滞在が一般的です。

短期・長期のどちらが適しているかは、目的や予算など諸条件によって異なります。ちなみに、日本人学生には短期留学を選択する方が多い傾向です。政府が公表しているデータよると、海外への留学生のうち約7割は1カ月未満の短期留学を選択しています※。ただし、政府としては中長期の留学促進を目指しているため、今後は長期留学を検討する方も増えるでしょう。

【短期留学に向いている方】
・費用を抑えたい方
・長期休暇を有効活用したい方

【長期留学に向いている方】
・通学だけでなく、アルバイトにも挑戦したい方(渡航先や状況によっては就労制限あり)
・英語力向上や専門分野の習得のために本気で挑戦したい方

※参考:『内閣官房 未来を創造する若者の留学促進イニシアティブ』

2.留学費用の負担者による分類(私費留学・公費留学)

留学費用を誰が負担するのかによって、私費留学と公費留学(または国費留学)に分類できます。私費留学とは留学資金の全額を自分で準備するタイプ、公費留学とは奨学金を受給して留学するタイプです。

具体例として、日本学生支援機構による海外留学支援制度があります。これは、海外の大学や大学院で学びたい方が返済不要の奨学金を受給できる制度です※。
※奨学金を受給するには各種要件を満たす必要があり、給付額には上限が設けられている点にご注意ください

【私費留学に向いている方】
・費用の全額を自分で準備できる方または、保護者の方からの援助を受けられる方
・留学プランを自由に決めたい方(公費留学では奨学金に受給要件があるため)

【公費留学に向いている方】
・経済的な事情で費用を工面することが難しい方
・海外の大学や大学院で学びたい方

3.留学先の学校による分類(正規留学・語学留学)

「留学先でどの学校に通うか」に焦点を当てた場合、正規留学と語学留学に分類されることもあります。一般論での正規留学とは現地の高校や大学に通うこと、語学留学とは現地の語学学校へ通うことです。

現地の高校・大学と語学学校の違いは、学ぶ内容や生徒にあります。語学学校とは、各国の留学生が基礎英語を学ぶための学校です。従って、同級生はネイティブではなく留学生になります。

一方、現地の高校や大学は基礎英語ではなく、専門分野を学ぶための学校です。高い英語力を要することから、同級生はネイティブが多い傾向です。

また、正規留学の中にも色々なタイプがあり、渡航先の高校卒業を目的とした卒業留学、日本の高校や大学が提携する教育機関へ通う交換留学(または協定留学)といった呼び方もあります。

【正規留学に向いている方】
・海外の高校や4年制大学、2年制大学に通いたい方
・すでに基礎英語が身に付いている方

【語学留学に向いている方】
・基礎英語を学びたい方
・多国籍の友人を作りたい方

4.留学の目的による分類

留学の目的によっても、多くの種類に分かれています。具体例として以下3種類をご紹介しましょう。

  • 学部留学:留学先の大学での単位取得を目的とした留学
    【向いている方】
    ・海外の4年制大学や2年制大学に通いたい方
    ・すでに基礎英語が身に付いている方
  • Co-op(コープ)留学:専門学校などで専門分野を学習後、インターンを通して実践的なスキルを身に付けられるカナダ独自のプログラム
    【向いている方】
    ・カナダへ留学したい方
    ・帰国後の就職を視野に入れた留学を検討している方
  • オーペア留学:チャイルドケアのスキル習得や英語学習を目的とした留学※
    【向いている方】
    ・子どもと接するのが好きな方
    ・現地の家族と生活しながら英語を学びたい方

※オーペアとは現地の家庭にホームステイのような方法で滞在し、子どもの世話をする仕事。ホームステイとは留学中の滞在方法の一つです。滞在先の家族と一緒に生活することで、現地のリアルな暮らしを体験できます。

5.夢カナ留学における分類

当サイトを運営している夢カナ留学では、留学を語学留学とワーキングホリデー(ワーホリ)の2つに分類しています。

  • 語学留学(正規留学含む):専門分野や英語を学ぶために海外の学校へ通うこと
  • ワーホリ※:働きながら将来必要なスキルを身に付けること

※ワーホリとは、協定国間の若者(国によって異なりますが、主に18歳以上30歳以下が対象)が利用できる制度です

一般的に、語学留学やワーホリと聞くと「誰でもできる留学」とイメージする方もいるでしょう。しかし、夢カナ留学は、単なる思い出作りとして留学したい方にはおすすめできません。

留学をゴールとせず、お客様が本当にやりたいことや目的を達成するための通過点と考えます。留学をお客様のその後の人生に役立てるためには、お客様一人ひとりに適した留学プランをご提案しなければなりません。

そこで、上記をさらに4つずつ(計8種類)に分類し、どのような留学があるのかを留学のプロであるコンサルタントがお客様にしっかりと説明させていたいただきます。留学の選択肢を説明し、深くご理解いただいた上でご自身に適した方法を選んでいただく仕組みです。

以上のように、留学と言ってもさまざまな種類があり、分類方法も多種多様です。留学を検討している方は、ご自身の希望とずれがないよう、各種留学について理解を深めておきましょう。言葉の定義は学校や留学エージェントによって異なるため、プランを検討する際は必ず内容をご確認ください。

留学・ワーホリするにはどうしたら良いの?ベストな相談先は?

留学・ワーホリを検討する際、相談先に迷う方もいるでしょう。ご自身が高校生または大学生で、正規留学を検討している場合は現在通っている学校の留学制度を確認してみるのも手です。とはいえ、留学には非常に多くの種類があります。

自分に合った留学プランを検討したい方は、留学のプロである留学エージェントに相談してみるのも良いでしょう。留学エージェントであれば、社会人の方も気軽にご相談いただけます。

ただし、留学エージェントによってプラン作成の方針が大きく異なる点に注意が必要です。留学はあなたの人生にとって大切な決断となります。相談先を検討する際は複数社に相談して、専門性が高いかどうか、誠実に対応してくれるかどうかといった点をしっかりと比較しましょう。

留学するべきか迷ってる…そもそも留学って必要なの?

海外留学に興味があるものの「留学なんて意味がない」「時間やお金の無駄」という意見を耳にして迷っている方もいるのではないでしょうか。そのようにお悩みの方は、留学の必要性について一度考えてみてください。

「留学するべきなのか」という疑問に対する回答は、最終的には”個人の価値観次第”となります。しかし、少しでも留学したいと感じているのであれば”留学するべき”です。なぜなら、これからの時代を生き抜く上で大切なスキルが身に付くから。ここでは、留学の必要性や海外生活で身に付くスキルについて解説します。

1.将来の可能性が広がる

ニュースや新聞でも大きく取り上げられていますが、日本社会は超少子高齢化(若い世代が少なく、高齢世代が多い状態)という問題を抱えています。

今後は日本経済を支える現役世代が減少し、国内需要の収縮も見込まれるでしょう。そんな未来が訪れた時、想定されるのは日本で働く外国人労働者の増加と海外進出する日本企業の増加です。

これまでよりも日本で生活する外国人の方が増えれば、海外移住を計画していなくても、異文化理解力や多様性を受け入れる姿勢、日本語以外の語学力が求められる傾向になるでしょう。

留学して国際感覚を身に付けたり、英語力を高めたりしておくことは、将来の自分の仕事の選択肢を広げることにつながります。

2.変化し続ける社会に対応できる

革新的な技術の開発によって、多くの情報や質の良い製品・サービスであふれている現代社会。便利な世の中に慣れた消費者のニーズは多様化しており、企業が成長し続けるためには常に創意工夫が求められる時代です。

また、AIが普及し始めたことで「人間の仕事の多くはAIに奪われるのではないか」と言われています。実際に人手不足を解消するために、AIを導入して効率性を高める企業は増えてゆくでしょう。

めまぐるしく変化し続ける社会では「言われたことをやっていれば良い」という感覚では、仕事探しに苦労するかもしれません。

これからの時代は、自分の頭でしっかりと考えて行動する力や、広い視野を持ち柔軟に対応する力、自発的に行動できる力がより一層求められるでしょう。留学には、それらの力を育む可能性が秘められています。

3.活躍の場が世界へ広がる

留学は、世界の企業を相手に仕事がしたい、日本の技術を世界へ広めたいなど、ビジネスチャンスの幅を広げたい方とも相性の良い選択肢です。業界によっては、日本よりも進んだ技術を学ぶチャンスに恵まれる、成長が見込まれる国にフォーカスした仕事を選択できるといったメリットもあるでしょう。先述の通り、将来的には日本経済の縮小が見込まれています。世界で活躍できるだけの実力を備えておくことは、ビジネスにおけるリスク分散としても効果的です。

留学を将来に役立てるために、目的を考えてみよう!

留学を検討している方は「なんのために留学するのか」をじっくりと考えてみましょう。目的が不明確な状態で渡航してしまうと、帰国後の就職に役立つ経験を積むことができず、時間とお金を無駄にしてしまうためです。

「よく分からない」「イメージが浮かばない」という方は、人に話して言語化してみると良いでしょう。夢カナ留学でも無料カウンセリングのご相談を受け付けております。コンサルタントは全員が留学経験者ですので、リアルな体験談を聞いてみたい!という方もお気軽にご相談ください。

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