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オーストラリアワーホリの厳しい現実…仕事が見つからない人の共通点とは?

Konokaさん(20代前半)

職業 — スターバックスのバリスタ

渡航先・期間 — オーストラリア(シドニー)×渡航後4カ月目

 

Yutaroさん(20代前半)

職業 — 日本食レストランのウェイター&キッチンハンド

渡航先・期間 — オーストラリア(ブリスベン)×渡航後4カ月目

 

Mahoさん(20代後半)

職業 — タイマッサージ店のマッサージ師

渡航先・期間 — オーストラリア(ポートダグラス)×渡航後9カ月目

オーストラリアワーホリの厳しい現実…仕事が見つからない人の共通点とは? オーストラリアワーホリの厳しい現実…仕事が見つからない人の共通点とは?

(夢カナ留学 黒須)憧れの海外生活を夢見てオーストラリアへ渡航したものの、現地で仕事がない…そんな若者が増えています。多くのワーキングホリデー(ワーホリ)渡航者が仕事探しに苦戦する中、夢カナ留学を通して渡航した3名は、仕事を探し始めて1カ月以内に採用されていました。3名にはどのような共通点があるのか、海外での仕事探しの秘訣を探ります。

オーストラリアの仕事探しの実情について興味がある方は、【ワーホリの現実】オーストラリアワーホリ貧困!?現地で仕事がない?深刻な現状と仕事の探し方をご覧ください。

英語力だけでは採用されない?オーストラリアワーホリの厳しい現実

(Konokaさん)オーストラリアに来る前は「仕事探しで大事なのは英語力だけ」だと思っていたんですよね。しかし、今の職場で働き始めて「オーストラリアは経験を重視する国なのかな?」と強く感じました。私が採用された理由も“経験があったから”なんですよね。カフェで働きたいのであれば日本でのカフェ店員としての経験、スーパーで働きたいのであればスーパーでの勤務経験があった方が有利なのかなと思います。

(夢カナ留学 黒須)その他に“経験が大事だ”と感じたエピソードはありますか?

(Yutaroさん)マネージャーに、僕を採用してくれた理由を聞いた時に、飲食店のホールスタッフとキッチン、どちらも経験していたのが大きかったと言われました。あとは、やっぱり第一印象。笑顔と話し方も大切だと。また、英語力もチェックしているようです。レジュメを持って行った時に「どのくらい話せるかを見ている」と言われました。

(Mahoさん)私も同意です。日本で理学療法士を経験してから、ポートダグラスに来ました。最初はホスピタリティ業で働きたいと考えていたので、カフェやレストランにレジュメを配っていたのですけど、受け取ってもらえなくて…。

途方に暮れて街を歩いていたら、マッサージ店での求人募集を見かけました。店内に入ってマネージャーと話したら、マッサージ店での勤務経験を聞かれて「ないです」と答えたら、微妙な反応をされたんですよ。

オーストラリアの暗い街並み

「でも、理学療法士の経験があるので身体のことは、分かります!」と熱弁したんです(笑)そうしたら「明日来れる?」と言われて、3~4日トレーニングして本格的に働くことになりました。後で聞いた話ですが、マネージャーは即戦力を大事にしているようです。できるだけトレーニングもしたくないから「できる人しか雇わない」と言われました。

私が応募した時はちょうど閑散期だったので、少しだけトレーニングをしてくれてラッキーでしたね。日本よりもオーストラリアの方が“経験重視”という印象があります。

大切なのは熱意と自信、そして“笑顔”

(夢カナ留学 黒須)経験以外に、短期で採用されるために必要だと感じるポイントはありますか?

(Mahoさん)採用担当者に、仕事に対する熱意を伝えることが大事かな。日本って、インターネットから応募して、面接を受けて採用という一定の流れがあるけど、オーストラリアは店舗によって雇い方が違う。採用担当者と直接話せる職種もあれば、そうでない職種もある。

“自分がどれだけそこで働きたいか”という自己アピールがしっかりとできないと厳しい。というよりも、それができているのが基本。今の高い競争率の中、良い条件で働きたいと思ったら、けっこう大変なんじゃないかな…と思います。

(Konokaさん)本当にそうです!私も同じことを感じています。勤務中に日本人の方がレジュメを渡しに来ることがけっこうあるんです。「マネージャーいますか?」と聞かるのでマネージャーを呼ぶのですが、レジュメをただ渡すだけなんですよね。自分の経験を短時間で伝える必要があるので、私も応募時に熱弁しました。熱弁する日本人の方は、すごく少ない。あとは、緊張しているのか、表情が暗かったり。

(Mahoさん)そう!笑顔!笑顔大事!

(Konokaさん)自信を持ってアピールしなければいけないのに、弱気な感じで“ただ配りに来た”という方がすごく多い。一瞬でも、自信満々に熱弁するのが本当に大事だなと思います。

日本の常識で考えない!オーストラリアで不採用になりやすいレジュメは?

(夢カナ留学 黒須)採用側から“評価されにくい”と感じるレジュメの特徴はありますか?

(Konokaさん)私は他の方のレジュメを見る機会がけっこうあったんですね。不採用になるレジュメって、文章がめちゃくちゃ長いんですよ!2枚になるほど情報量が多い方もいたりして。私のマネージャーは面倒くさがりで、たぶんあまり見てないんですよね。長い文章を読みたくない方なので、自分が本当に伝えたい事を太字で大きく書くのが大事だと思います。

私は「絶対にスタバで働きたい」と思っていたので、経験を書く欄に「スターバックス」と大きく書いて出しました。

オーストラリアのカフェ

(夢カナ留学 黒須)オーストラリアの採用担当者はドライな印象を受けるけど、そういうテクニックってとても大切ですね。

(Yutaroさん)例えば、自分がレストランで採用されたいのであれば、レストラン以外の情報は必要ないかな。必要な情報だけを端的にまとめた方がいいと思います。

(Mahoさん)私も同意で、希望する職種と同じ内容の経験を載せるのがベストだと思います。あと、意外かもしれませんが、色が入っていると見やすくて良いと思います。日本の履歴書はシンプルで文字が多いですよね。一方、オーストラリアのレジュメは少しだけ色分けして見やすくしたり。上手に工夫するのも、採用されるコツだと思う。レジュメが10枚くらい並んでいても、自分のレジュメだと一目で分かるような工夫をしている方も見かけましたね。

職種に合ったレジュメの準備をしておくと◎

(Mahoさん)ウェイトレスだけでなく、ハウスキーピングやキッチンハンドにも挑戦したい場合、3種類のレジュメを用意して、職種ごとに分けて配った方がいい。レストランにはレストラン用のレジュメを、カフェにはカフェ用のレジュメをといった感じで。

私も最初は、どの店舗にも同じレジュメを配っていました…。途中で「あ!違う!」と気が付いて、内容を変えたんです。

(夢カナ留学 黒須)レジュメを受け取る側も、カフェ店員の求人なのにハウスキーピングやサッカーコーチの経験をアピールされても「どう活かすつもりなの?」と感じますよね。

(Konokaさん)でも、正しくアピールできていない方、本当にいます!この前、私が勤めているスタバにレジュメを持ってきた方が「塾の講師の経験があって、数学が好き」と書いていて。マネージャーが「そんなことどうでもいいでしょ…」「数学が好きなことを、スタバで働く時にどうやって活かすの?」と言っていました。

自己紹介と自己PRの違い、理解できていますか?

(Mahoさん)自己紹介と自己PRを間違えている方もいますね。レジュメに書かないといけないのは自己PRですが、自己紹介を書いている方がいるんです。例えば「日本から来ました。〇〇が得意で、〇〇が趣味で」のように。

悪いレジュメの例

そうではなくて「〇〇で働いた経験があって、こういう風に考えながら働いていました」とか「周りからは〇〇な点を褒められていました」といった内容が必要なんです。自己紹介と自己PRの違いをきちんと理解していないと、先程の方のように「数学が好きなことを、スタバでどう活かすの?」と思われてしまうんですよね。

ワーホリ特化の事前学習“夢カナEnglish”で学んだことは?

(夢カナ留学 黒須)英語力やレジュメに関して、渡航前に準備しておくべきことはありますか?

(Konokaさん)実際に準備しておいて良かったことは、夢カナEnglishでのレジュメ添削と面接対策。これは本当に必須!日本で準備をして来なかった方って、レジュメを渡す時に自信がないし、英語を話すことに慣れていないから英語にも自信がなくて。それが表情に出てしまうんですよね…。私は面接対策とレジュメの準備をしっかりとしていたので、自信を持ってアピールできました。

(夢カナ留学 黒須)夢カナEnglishで受けた具体的なアドバイスや、それを実践で活かせた経験はありますか?

(Konokaさん)私は元々、レジュメの中央に線を引いて、右側に経験、左側にスキルや経歴を書いていたんですね。でも、人ってだいたい左から右に読む傾向にあるから「1番伝えたい大事なことを左側に書くように」と教わりました。だから、私は左側に大きく経験を書きました。

(Mahoさん)かなり難しいですけど…メンタル作りも。仕事探し一つとっても、日本と全然やり方が違うし、レジュメを受け取ってもらえなかったり、すぐに解雇されたりといったことが普通にあるので。

そういう状況に陥っても「悔しい、次は頑張ろう」という気持ちでいられることが大事だと思います。事前に現地の状況を把握しておくべきだと思うし、仕事がなかなか見つからない時に「絶対に乗り越える!」という強い気持ちを持つことが大事だと思いました。

(夢カナ留学 黒須)夢カナ留学を通してオーストラリアに滞在中の3名は、とても意欲的で採用されるためにたくさんの工夫を凝らしていました。次回は、具体的な仕事の探し方について、さらに深掘りしていきます。

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日時:2024年8月25日(日)
開催時間:10:00~18:00
開催場所:東京(東新宿の弊社オフィスにて)

黒須 達也

執筆者黒須 達也

専修大学卒業後、夢カナ留学を利用してアメリカ・カリフォルニア州のGrossmont College(グロスモント大学)へ進学。帰国後はイベント制作会社であるGlobal Produce(グローバル・プロデュース)社に4年間勤務し、国内外の多数のイベントにて集客・営業・企画等の全ての業務を担う。2024年1月より、夢カナ留学にてマーケティング、人事を担当。渡航経験は全世界20カ国以上。

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専修大学卒業後、夢カナ留学を利用してアメリカ・カリフォルニア州のGrossmont College(グロスモント大学)へ進学。帰国後はイベント制作会社であるGlobal Produce(グローバル・プロデュース)社に4年間勤務し、国内外の多数のイベントにて集客・営業・企画等の全ての業務を担う。2024年1月より、夢カナ留学にてマーケティング、人事を担当。渡航経験は全世界20カ国以上。

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