短期留学 | 長期留学 | ワーホリ | |
種類 | eTA | Study Permit | IEC (International Experience Canada) |
受付期間 | 通年 | 通年 | 抽選※1 |
滞在期間 | 6カ月 | 通学期間+90日間 | 1年間 |
就学期間 | 制限なし | 制限なし | 最長6カ月 |
働ける期間 | 就労不可 | 授業時は週24時間以内(長期休暇中は週40時間以内)※2、3 | 週40時間以内※4 |
申請料 | 7カナダ・ドル | 235カナダ・ドル | 365カナダ・ドル |
申請方法 | オンライン | オンライン | オンライン |
カナダワーキングホリデーの情報|2025年最新版
留学・ワーキングホリデーの渡航先として人気のカナダは、英語だけでなくフランス語も学びたい方、大自然の中でアクティビティを楽しみたい方におすすめです。多民族国家としても知られているため、多様な文化に触れたい方にも向いています。ここでは、カナダ留学・ワーホリの特徴や人気都市をご紹介します。さらに、ビザ情報、滞在中の生活費・現地で働く場合の時給(職種別)の目安など、渡航先選びに役立つ情報をまとめていますので、ぜひ現地での生活をイメージしてみてください。
カナダワーキングホリデーの特徴
カナダ留学・ワーホリの特徴の一つとして挙げられるのは、英語とフランス語の両方を学べる環境がある点です。また、世界第2位の面積を誇るカナダの人口は日本の約3分の1。手つかずの自然が多く、大自然を満喫できます。カナダはワーホリの渡航先としても人気です。ワーホリを検討中の方は、毎年のビザ発給数に上限がある点にご注意ください。
カナダ英語の特徴
カナダ英語は、アメリカ英語とイギリス英語の両方の要素を取り入れたバランスの良い英語として知られています。発音はアメリカ英語に近く、滑らかで聞き取りやすい一方、スペルはイギリス英語を採用しているものも多いのが特徴です。このため、日本人には馴染みやすく、短期間での習得が期待できます。
また、カナダ英語は訛りが少なく、誰にでも理解しやすい「クリアな英語」として評価されています。カナダ英語は抑揚がありつつ、流れるように話すのが特徴ですイギリス英語のように1つ1つの音をはっきりと発音しませんが、アメリカ英語のように早口や一気にまくしたてるような話し方でもないので、聞き取りやすいのです。
カナダ英語について更に詳しくはこちらをご覧ください。
カナダ英語は学びやすい!発音・スペルの特徴やアメリカ英語との違いを解説
カナダの国民性
カナダ人は、温和で親切、そしてフレンドリーな性格が特徴です。困っている人を自然と助ける人が多く、初対面でも気さくに接してくれるため、英語が苦手でも心を開きやすい雰囲気があります。また、礼儀正しい一面もあり、アメリカと比べて「Sorry」すぐに言う人が多く、周囲への配慮を大切にしています。
さらに、カナダは多文化社会であり、異なる文化や価値観を自然に受け入れる寛容さがあります。豊かな自然環境とアウトドアを楽しむ習慣から、包容力がありリラックスした雰囲気の人も多いです。ただしそのため、時間にはルーズな面があります。バスや電車が遅れることも日常的に受け止められていて、驚くこともあるかもしれません。
カナダ人の国民性について更に詳しくはこちらをご覧ください。
カナダ人ってどんな性格?その特徴を詳しくご紹介!
カナダワーキングホリデーの人気都市4選
カナダ留学・ワーホリでは、主に大都市に人気が集まっています。特に人気の高い都市を4つご紹介しましょう。
トロント
カナダ最大の都市であるトロントは、超高層ビルが立ち並ぶ近代都市。トロント証券取引所をはじめとした多国籍企業の支社もあり、カナダの政治・経済・文化の中心地です。多様な民族が共存しており、カナダ以外の文化に触れることもできます。
トロントについてはこちらの記事もご覧ください。 トロント、モントリオールに次ぐカナダ第3の都市。世界各国からの移民が多く、人口の半数以上が公用語の英語以外も話します。豊かな大自然と都会の雰囲気を併せ持つバンクーバーは、世界で1番住みやすい都市の一つとしても知られています。 バンクーバーについてはこちらの記事もご覧ください。 モントリオールは、セントローレンス川に浮かぶ島内に位置するカナダ第2の都市です。「北米のパリ」の異名を持つほど、街の至る所でフランス語が使われています。英語もフランス語も学びたい方に最適な留学先です。 モントリオールについてはこちらの記事もご覧ください。 バンクーバーから水上飛行機で約30分、バスやフェリーで約3時間半の場所に位置する歴史的な都市「ビクトリア」。ビクトリアという都市名は、イギリス領植民地だった時代におけるイギリス女王の名から取られています。花の都とも呼ばれる美しい街にはイギリス文化が色濃く残っているため、勉強の息抜きにアフタヌーンティーや庭園を満喫してみてはいかがでしょうか。 ビクトリアについてはこちらの記事もご覧ください。
トロントはワーホリに最適?活気ある都市の魅力・できる仕事・生活費を解説
バンクーバー
バンクーバーでワーホリ!自然と調和する都市の魅力・できる仕事・生活費を解説
モントリオール
【カナダの中のフランス語圏】北米のパリ!ケベック州モントリオールへフランス語留学
ビクトリア
カナダ留学で見逃せないブリティッシュコロンビア州の美しい町 ビクトリアへの留学
カナダ ワーキングホリデーのビザ申請や流れ
カナダのビザ情報
※1ワーホリビザの抽選について:例年1月から抽選が始まり、10月頃定員の上限に達します。
※2長期留学の就労について:語学学校の場合は就労不可です。
※3就労先や地域、通学先によっては異なる場合があります。
※4就労先や地域によって異なる場合があります。
※上記は2025年1月時点の情報です。各種数値や条件は為替の影響、渡航先の政府の方針等によって変わる可能性があります。渡航を具体的に検討する際は、最新情報をご確認ください。
カナダ ワーキングホリデービザの申請条件(2025年)
カナダのワーホリには、難しい応募資格はありません。箇条書きで応募条件を書いていきます。
- 国籍:日本
- パスポート:パスポートを所持していて、滞在予定期間中にも確実に有効
- 対象年齢:満18歳から30歳
- 資金証明:カナダドルで2500ドル、30万円相当の資金証明(銀行から英文で発行してもらってください)
- 医療保険:カナダ滞在期間中の保険に加入している
- その他:
・日本で犯罪歴が無いこと
・ビザ申請費用を払うこと
・扶養家族が帯同しないこと
カナダ ワーキングホリデービザ申請の流れ(2025年)
ワーホリの応募方法には、いくつかのステップがあります。基本的には、オンラインで完結できますが、指紋と写真の提出など対面で行われるステップもあります。以下の支払いはすべてクレジットカードになるので、注意してください。
ステップ1:MyCICアカウント作成
まずは、IRCC(カナダ移民・難民・市民権省ーImmigration, Refugees and Citizenship Canada)で個人アカウントを作成してください。登録時に必要な基本情報は変更できませんので、注意してください。このアカウントは、1度作成したら、将来ずっと使えるので、パスワードとIDは覚えておいてください。ステップ2:IEC申請
MyCICアカウントを作成後、そのアカウントを利用して、IEC(International Expereince Canada)のカナダワーキングホリデービザのプールへ登録してください。IECプール(IECPOOL)に登録されることで、抽選に応募することができます。ステップ3:Invitation Letterの受理
IRCCが年に数回抽選を行い、IECPOOLの中から、ステップ2を終えた人を選びます。その際に、選ばれた人には、アカウントへInvitation Letterが届きます。ここまでは、全てオンラインです。ステップ4:Work Permitの申請
Invitation Letterを受け取り次第、すぐに受諾し、Work Permitの申請を行ってください。この申請は、Inivitation Letterから、20日以内に申し込みをしてください。この申請に必要な書類等は、アカウント上にあるため、そこからダウンロードしてください。 各種質問への回答や、書類のダウンロード、そして申請費用(3万円程度)が必要になります。ここで、バイオメトリクス認証という指紋と写真が必要になるので、次のステップでは、対面で行ってください。ステップ5:バイオメトリクス申請
ステップ4で、書類の中にBiometrics Instruction Letterがあります。その書類を受け取り次第、30日以内にバイオメトリクス申請を行ってください。これには、Visa Application Centerへ行き、指紋と写真を取り、提出する必要があります。費用は、日本円で9万円ほどです。ステップ6:書類審査
全ての書類を提出し終えたら、アカウントにConfirmation Letterという全てが完了した頃を示す旨のメールが届きます。これがくれば、後は審査を待つだけです。ステップ7:ビザの発行
審査が終わり次第、アカウントにApproval Letterが届きます。ここまでに渡航の準備をし終えておくのが理想です。有効期限は、発行日から1年間です。有効期限内にカナダへ渡航してください。
渡航の際には、ビザと別途でeTA(電子渡航認証)が必要になります。
最新の情報はカナダ政府のサイトをご覧ください。
カナダ滞在中の生活費
1カ月あたりの生活費:8万9,000円~28万円
カナダの物価はそれほど日本と変わりません。外食は割高ですが、自炊をして節約すれば1カ月の生活費を9万円から12万円程度に抑えられます。シェアハウスやアパートの光熱費の目安は1カ月で約5,000円です。滞在先を検討する際は、光熱費が家賃に含まれているかどうかを確認しておきましょう。医療費は高めなので、万が一に備えて海外旅行保険に入っておくことをおすすめします。
項目 | 1カ月あたりの費用 |
---|---|
食費 | 約2万円~9万円 |
滞在費用 | 約4万7,000円~12万円 |
交通費 | 約5,000円~1万円 |
携帯電話料金 | 約7,000円~1万円 |
交際費 | 約1万円~5万円 |
合計 | 約8万9,000円~28万円 |
※各種数値は為替の影響で変動する可能性があります。渡航を具体的に検討する際は、最新情報をご確認ください。
【滞在費の目安(バンクーバーの場合)】
ホームステイ(18歳以上、個室、食事付き):約7万8,000円~
アパート(ワンルームにベッドorソファ):約8万2,000円~
アパート(シェアタイプ~個室):4万9,000円~12万円
アパート(個室):約4万7,000円~
カナダで働く場合の時給目安(職種別)
求人が活発な時期:4月~8月、12月~2月(観光シーズン)
職種 | 時給の目安(バンクーバーの場合) |
---|---|
一般事務 | 1,200円~ |
ショップ店員 | 1,100円~ |
ホテルスタッフ | 1,100円~ |
カフェ店員 | 1,100円~ |
日本人向けツアーガイド | 1,000円~ |
日本食レストラン | 1,000円~ |
※各種数値は為替の影響で変動する可能性があります。渡航を具体的に検討する際は、最新情報をご確認ください。
カナダでの仕事や探し方について詳しくはこちらをご覧ください。
カナダワーホリで稼げる仕事・英語力が伸びる仕事は?探し方や都市別の求人事情まで詳しく解説!