UCLAとはアメリカ・カリフォルニア州にある超名門大学のことです。
「世界の大学ランキング」でも毎年上位にランクインするほど人気の大学で、アメリカだけでなく世界中から入学希望者が集まります。
「難関大学」と呼ばれるだけあり、学力も非常に高く、政治家や学者などの著名人をたくさん輩出しているUCLAですが、名前は聞いたことがあっても具体的にどんな大学なのかよく知らない人も多いかもしれませんね。
そこで今回は、アメリカの大学に進学を考えている人は必見!
UCLAの基本情報や、大学の魅力について解説します。
さらに、UCLAへの入学方法も簡単にまとめましたので、参考にしてみてください。
アメリカの超名門大学「UCLA」の特徴
UCLAは1919年に創立された、アメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスにある州立大学で、正式名称は「University of California, Los Angeles(カリフォルニア大学・ロサンゼルス校)」です。
ちなみに、カリフォルニア州にある大学で一番学生数が多いのが、このUCLAです。
「THE世界大学ランキング2022」では14位に選ばれるなど、アメリカだけでなく世界中から注目されている大学です。
東京ドーム約36個分の広いキャンパス
UCLAの特徴としてまず挙げられるのが、広大なキャンパスです。
その広さは東京ドームの約36個分で、敷地内には160棟以上の建物が並んでいます。
あまりの広さのため、キャンパス内には移動の際に利用する専用シャトルバスが走っているほど!
キャンパスの周辺には学生で賑わうカフェやレストラン、スーパーなどもあります。
まるで1つの街のようですよ。
学生数はなんと約40,000人
UCLAはカリフォルニア州最大の規模を誇る大学で、学生数はなんと約40,000人というから驚きです。
学生の多くはカリフォルニア州から集まっていますが、アメリカの他の地域や世界各国からの留学生たちで活気に満ち溢れています。
キャンパス内では多くの学生たちが勉強やスポーツに励んでいます。
UCLAはカレッジスポーツでも活躍していて、強豪大学として有名なんです。
これまで、230人以上のオリンピックメダリストを輩出した大学でもあり、全米大学体育協会(NCAA)では史上最多138回もの優勝を果たすほど、スポーツが盛んです。
7つの学部と130以上の専攻がある
UCLAには7つの学部と130以上の専攻があります。
また、各専攻に関した科目が3,800以上用意されていて、どの科目であっても自由に選択できます。
【学部】
・文学部
・芸術建築学部
・工学部
・音楽学部
・看護学部
・広報学部
・演劇映画テレビ学部
UCLAは教授・教員の質の高さも注目されていて、世界トップクラスの授業が受けられると評判です。
UCLAに通うメリット
UCLAはアメリカ国内だけでなく、日本をはじめ世界中から入学希望者が集まるほど人気の大学です。
その人気の理由とも言える、UCLAの魅力・メリットを5つご紹介します。
世界トップレベルの教育が受けられる
UCLAは実に3,800科目以上の授業が開講されています。
そのため、専攻できる分野が多く、様々な授業を求めて世界中から学生勉強しにやってきます。
専攻が多い大学は世界中にたくさんありますが、UCLAはその多くの分野で世界トップクラスを誇ると評判です。
世界トップレベルの授業を受けられるのは、かなり貴重ですよね。
数ある専攻の中でも、特に人気なのが心理学・経営経済学・生物学・政治学などです。
UCLAは、研究者や政治家などを多く輩出していて、今までに卒業生からノーベル賞受賞者が14人もいるんですよ。
まさに、世界トップレベルですね。
留学生が多くサポート体制が整っている
UCLAにはたくさんの留学生が在籍しており、日本人留学生もたくさんいます。
世界各国から留学生が訪れるため、留学生に対するサポート体制もバッチリ整っています。
いきなり異国の地で新生活がスタートするとなると不安や心配事もたくさんありますが、同じ日本人、アジア人留学生も多いので、協力しあいながら学生生活を送れます。
留学生が多いので多国籍の友達ができ、刺激的なキャンパスライフが送れますよ。
大学ブランドの強さがある
UCLAはアメリカではもちろん、世界でも有名な大学です。
その大学名にはブランドがあり、UCLA卒業生と言えば一目置かれるでしょう。
UCLAのあるカリフォルニア州は金融業や製造業が盛んな地域で大工業地帯のシリコンバレーがあります。
つまり、優秀な人材を求めてる企業が多く、UCLAを卒業した優秀な学生は色々なところから求められる存在というわけです。
大学名がブランドになるほどの有名大学は世界でも数えるほどですよ。
立地が良い
UCLAはロサンゼルスの中心部から少し離れた場所にあります。
ロサンゼルスのある西海岸カリフォルニア州は雨が少なく温暖な気候のため、アメリカ本土の中でも大変生活しやすい場所です。
また、カリフォルニアにはディズニーリゾートやユニバーサルスタジオハリウッド、映画の都であるハリウッドがあり、観光するには最適の場所です。
週末や長期休暇には、思いっきり観光ができますし、すぐ近くにはとても美しいサンタモニカビーチまであるんです。
プライベートが充実してこそ、留学生活が最高のものになりますからね。
勉強に、遊びに、思いっきり楽しめる場所です。
学生寮が充実
広大な土地であるアメリカでは、日本のように公共交通機関を使って徒歩で大学に通えることは珍しいのですが、UCLAには徒歩圏内に6つの学生寮があります。
アメリカは日本の都会のように電車やバスなどの交通網が整っておらず、とても不便という声をよく耳にします。
しかし、徒歩圏内に学生寮があればそのような心配はいりませんね。
学生寮では週末に友達とホームパーティーをしたり、夜遅くまで語り合ったりして絆を深められますよ。
異文化交流ができるのは、学生寮の魅力のひとつです。
UCLAに通うデメリット
UCLAに通うデメリットはメリットに比べて多くはありませんが、いくつかご紹介します。
どこの大学も100%不満なく通えるということは稀で、「もっとこうだったらいいのに…」と思うことが1つや2つはあるはずです。
デメリットも含めて、その大学に通うのかを考えてみてくださいね。
家賃・物価が高い
アメリカは日本に比べると物価が高い国です。
そんなアメリカの中でもロサンゼルスは特に物価が高く、家賃も上がってしまいます。
食事つきの学生寮に入る場合は良いのですが、シェアハウスやアパートに住むなら外食を控えて自炊を心がけるようにしなくては、食費だけでもかなりの出費になりますね。
普段から節約する気持ちを強く持って生活しましょう。
日本人が多い
日本人にも大変人気のあるUCLAのため、キャンパス内でたくさんの日本人留学生を見かけるでしょう。
日本人が多いことは、メリットでもありデメリットにもなります。
困ったときに言葉の障害なく助けあえるという点では大変心強いのですが、英語の習得という点においては上達を妨げてしまいかねません。
せっかく念願のUCLAに入学できても、日本人ばかりで固まっていると英語の上達に時間がかかるので、「必要以上には固まらない」という強い気持ちで生活しましょう。
UCLAに入学するためには
ここまでの説明で「UCLAに入学したい!」「チャレンジしてみたい!」と思った人のために、UCLAの入学に必要な審査基準について簡単に解説します。
UCLAはアメリカ国内の州立大学の中でも出願者が一番多い大学であり、さらに、世界各国からの留学希望者が大勢出願します。
2021年の大学のデータによると、アメリカ国籍をもつ学生の合格率は11%、留学生は8%と狭き門となっています。
入学に必要な審査基準
アメリカの大学は、日本の大学受験のように一斉テスト・センター試験のようなものはありません。
その代わりに、高校の成績や作文、勉強以外の課外活動などを重視する傾向があります。
高校の成績
アメリカの高校では成績をA(4)、B(3)、C(2)の三段階で評価します。
UCLAの合格基準は3.75点以上、つまりほぼAという成績でないといけません。
アメリカの大学入試では高校の成績を最も重視する傾向があり、UCLAに合格するには高校時代から常に優秀な成績でない厳しいと言えます。
作文(エッセイ)
アメリカでは自分のことをアピールできるかどうかも重要です。
テストや成績だけではなく、作文(エッセイ)で自分のことをアピールする必要があります。
基本的にテーマを与えられるので、そのテーマに対して自分の考えや過去の経験を交えながらアピールすることが大切です。
いかに学習意欲があることをアピールできるかにかかっています。
TOEFL/SATテスト/ACTテスト
留学生の場合、TOEFLテストで英語の理解度を審査されます。
TOEFL(iBT)のスコア83点以上が合格基準ですが、海外からの留学希望者は多いため、83点だから大丈夫と安心するのではなく、より高い点数が取れる方が良いでしょう。
SATテストとは、英語の読解力と数学力を計るテストで、ACTテストはSATテストの内容+理科が加わったテストです。
これらの点数も審査基準となるので、テストで高得点が取れるように勉強に励む必要があります。
勉強以外の経験
アメリカでは学力を重視する傾向が強いのですが、学力以外の課外活動や積極性、積み重ねた経験なども審査の項目に入ります。
ボランティア活動を積極的に行ったとか、部活動でリーダーシップを発揮したなどで、受験者の人格や能力を判断するのです。
自ら意欲的に行動して社会貢献してきた人は、プラスとして加点されるでしょう。
コミュニティカレッジから編入する
先ほど述べた合格率からも分かるように、留学生でUCLAに1年生から入学するのはかなり至難の業です。
そこでおすすめなのが、日本の高校を卒業後にコミュニティカレッジという学校に入学し、その後UCLAに編入する方法です。
日本では「編入」というとマイナーなイメージがあるかもしれませんが、アメリカや海外ではごく一般的なことです。
アメリカには州にいくつかのコミュニティカレッジがありますが、UCLAに編入したければ同じ州であるカリフォルニア州のコミュニティカレッジを選択しましょう。
アメリカでは同じ州のコミュニティカレッジの学生を優先的に受け入れる大学が多いので、少しでも有利になる学校を選んでくださいね。
まとめ
アメリカで最も人気の州立大学の1つであるUCLAに入学するには、高校で優秀な成績を取っておく必要があります。
難関大学と言われるだけあって、入学前も入学後もそれなりの努力は必要ですが、世界トップクラスの教育が受けられるUCLAに通うメリットはたくさんあります。
この記事を読んでUCLAへの入学が、進みたい進路の1つの選択肢になったのなら、ぜひ前向きに検討してみてください。
UCLAは実に3,800科目以上の授業が開講されています。
そのため、専攻できる分野が多く、様々な授業を求めて世界中から学生勉強しにやってきます。
専攻が多い大学は世界中にたくさんありますが、UCLAはその多くの分野で世界トップクラスを誇ると評判です。
世界トップレベルの授業を受けられるのは、かなり貴重ですよね。
数ある専攻の中でも、特に人気なのが心理学・経営経済学・生物学・政治学などです。
UCLAは、研究者や政治家などを多く輩出していて、今までに卒業生からノーベル賞受賞者が14人もいるんですよ。
まさに、世界トップレベルですね。
留学生が多くサポート体制が整っている
UCLAにはたくさんの留学生が在籍しており、日本人留学生もたくさんいます。
世界各国から留学生が訪れるため、留学生に対するサポート体制もバッチリ整っています。
いきなり異国の地で新生活がスタートするとなると不安や心配事もたくさんありますが、同じ日本人、アジア人留学生も多いので、協力しあいながら学生生活を送れます。
留学生が多いので多国籍の友達ができ、刺激的なキャンパスライフが送れますよ。
大学ブランドの強さがある
UCLAはアメリカではもちろん、世界でも有名な大学です。
その大学名にはブランドがあり、UCLA卒業生と言えば一目置かれるでしょう。
UCLAのあるカリフォルニア州は金融業や製造業が盛んな地域で大工業地帯のシリコンバレーがあります。
つまり、優秀な人材を求めてる企業が多く、UCLAを卒業した優秀な学生は色々なところから求められる存在というわけです。
大学名がブランドになるほどの有名大学は世界でも数えるほどですよ。
立地が良い
UCLAはロサンゼルスの中心部から少し離れた場所にあります。
ロサンゼルスのある西海岸カリフォルニア州は雨が少なく温暖な気候のため、アメリカ本土の中でも大変生活しやすい場所です。
また、カリフォルニアにはディズニーリゾートやユニバーサルスタジオハリウッド、映画の都であるハリウッドがあり、観光するには最適の場所です。
週末や長期休暇には、思いっきり観光ができますし、すぐ近くにはとても美しいサンタモニカビーチまであるんです。
プライベートが充実してこそ、留学生活が最高のものになりますからね。
勉強に、遊びに、思いっきり楽しめる場所です。
学生寮が充実
広大な土地であるアメリカでは、日本のように公共交通機関を使って徒歩で大学に通えることは珍しいのですが、UCLAには徒歩圏内に6つの学生寮があります。
アメリカは日本の都会のように電車やバスなどの交通網が整っておらず、とても不便という声をよく耳にします。
しかし、徒歩圏内に学生寮があればそのような心配はいりませんね。
学生寮では週末に友達とホームパーティーをしたり、夜遅くまで語り合ったりして絆を深められますよ。
異文化交流ができるのは、学生寮の魅力のひとつです。
UCLAに通うデメリット
UCLAに通うデメリットはメリットに比べて多くはありませんが、いくつかご紹介します。
どこの大学も100%不満なく通えるということは稀で、「もっとこうだったらいいのに…」と思うことが1つや2つはあるはずです。
デメリットも含めて、その大学に通うのかを考えてみてくださいね。
家賃・物価が高い
アメリカは日本に比べると物価が高い国です。
そんなアメリカの中でもロサンゼルスは特に物価が高く、家賃も上がってしまいます。
食事つきの学生寮に入る場合は良いのですが、シェアハウスやアパートに住むなら外食を控えて自炊を心がけるようにしなくては、食費だけでもかなりの出費になりますね。
普段から節約する気持ちを強く持って生活しましょう。
日本人が多い
日本人にも大変人気のあるUCLAのため、キャンパス内でたくさんの日本人留学生を見かけるでしょう。
日本人が多いことは、メリットでもありデメリットにもなります。
困ったときに言葉の障害なく助けあえるという点では大変心強いのですが、英語の習得という点においては上達を妨げてしまいかねません。
せっかく念願のUCLAに入学できても、日本人ばかりで固まっていると英語の上達に時間がかかるので、「必要以上には固まらない」という強い気持ちで生活しましょう。
UCLAに入学するためには
ここまでの説明で「UCLAに入学したい!」「チャレンジしてみたい!」と思った人のために、UCLAの入学に必要な審査基準について簡単に解説します。
UCLAはアメリカ国内の州立大学の中でも出願者が一番多い大学であり、さらに、世界各国からの留学希望者が大勢出願します。
2021年の大学のデータによると、アメリカ国籍をもつ学生の合格率は11%、留学生は8%と狭き門となっています。
入学に必要な審査基準
アメリカの大学は、日本の大学受験のように一斉テスト・センター試験のようなものはありません。
その代わりに、高校の成績や作文、勉強以外の課外活動などを重視する傾向があります。
高校の成績
アメリカの高校では成績をA(4)、B(3)、C(2)の三段階で評価します。
UCLAの合格基準は3.75点以上、つまりほぼAという成績でないといけません。
アメリカの大学入試では高校の成績を最も重視する傾向があり、UCLAに合格するには高校時代から常に優秀な成績でない厳しいと言えます。
作文(エッセイ)
アメリカでは自分のことをアピールできるかどうかも重要です。
テストや成績だけではなく、作文(エッセイ)で自分のことをアピールする必要があります。
基本的にテーマを与えられるので、そのテーマに対して自分の考えや過去の経験を交えながらアピールすることが大切です。
いかに学習意欲があることをアピールできるかにかかっています。
TOEFL/SATテスト/ACTテスト
留学生の場合、TOEFLテストで英語の理解度を審査されます。
TOEFL(iBT)のスコア83点以上が合格基準ですが、海外からの留学希望者は多いため、83点だから大丈夫と安心するのではなく、より高い点数が取れる方が良いでしょう。
SATテストとは、英語の読解力と数学力を計るテストで、ACTテストはSATテストの内容+理科が加わったテストです。
これらの点数も審査基準となるので、テストで高得点が取れるように勉強に励む必要があります。
勉強以外の経験
アメリカでは学力を重視する傾向が強いのですが、学力以外の課外活動や積極性、積み重ねた経験なども審査の項目に入ります。
ボランティア活動を積極的に行ったとか、部活動でリーダーシップを発揮したなどで、受験者の人格や能力を判断するのです。
自ら意欲的に行動して社会貢献してきた人は、プラスとして加点されるでしょう。
コミュニティカレッジから編入する
先ほど述べた合格率からも分かるように、留学生でUCLAに1年生から入学するのはかなり至難の業です。
そこでおすすめなのが、日本の高校を卒業後にコミュニティカレッジという学校に入学し、その後UCLAに編入する方法です。
日本では「編入」というとマイナーなイメージがあるかもしれませんが、アメリカや海外ではごく一般的なことです。
アメリカには州にいくつかのコミュニティカレッジがありますが、UCLAに編入したければ同じ州であるカリフォルニア州のコミュニティカレッジを選択しましょう。
アメリカでは同じ州のコミュニティカレッジの学生を優先的に受け入れる大学が多いので、少しでも有利になる学校を選んでくださいね。
まとめ
アメリカで最も人気の州立大学の1つであるUCLAに入学するには、高校で優秀な成績を取っておく必要があります。
難関大学と言われるだけあって、入学前も入学後もそれなりの努力は必要ですが、世界トップクラスの教育が受けられるUCLAに通うメリットはたくさんあります。
この記事を読んでUCLAへの入学が、進みたい進路の1つの選択肢になったのなら、ぜひ前向きに検討してみてください。
広大な土地であるアメリカでは、日本のように公共交通機関を使って徒歩で大学に通えることは珍しいのですが、UCLAには徒歩圏内に6つの学生寮があります。
アメリカは日本の都会のように電車やバスなどの交通網が整っておらず、とても不便という声をよく耳にします。
しかし、徒歩圏内に学生寮があればそのような心配はいりませんね。
学生寮では週末に友達とホームパーティーをしたり、夜遅くまで語り合ったりして絆を深められますよ。
異文化交流ができるのは、学生寮の魅力のひとつです。
UCLAに通うデメリット
UCLAに通うデメリットはメリットに比べて多くはありませんが、いくつかご紹介します。
どこの大学も100%不満なく通えるということは稀で、「もっとこうだったらいいのに…」と思うことが1つや2つはあるはずです。
デメリットも含めて、その大学に通うのかを考えてみてくださいね。
家賃・物価が高い
アメリカは日本に比べると物価が高い国です。
そんなアメリカの中でもロサンゼルスは特に物価が高く、家賃も上がってしまいます。
食事つきの学生寮に入る場合は良いのですが、シェアハウスやアパートに住むなら外食を控えて自炊を心がけるようにしなくては、食費だけでもかなりの出費になりますね。
普段から節約する気持ちを強く持って生活しましょう。
日本人が多い
日本人にも大変人気のあるUCLAのため、キャンパス内でたくさんの日本人留学生を見かけるでしょう。
日本人が多いことは、メリットでもありデメリットにもなります。
困ったときに言葉の障害なく助けあえるという点では大変心強いのですが、英語の習得という点においては上達を妨げてしまいかねません。
せっかく念願のUCLAに入学できても、日本人ばかりで固まっていると英語の上達に時間がかかるので、「必要以上には固まらない」という強い気持ちで生活しましょう。
UCLAに入学するためには
ここまでの説明で「UCLAに入学したい!」「チャレンジしてみたい!」と思った人のために、UCLAの入学に必要な審査基準について簡単に解説します。
UCLAはアメリカ国内の州立大学の中でも出願者が一番多い大学であり、さらに、世界各国からの留学希望者が大勢出願します。
2021年の大学のデータによると、アメリカ国籍をもつ学生の合格率は11%、留学生は8%と狭き門となっています。
入学に必要な審査基準
アメリカの大学は、日本の大学受験のように一斉テスト・センター試験のようなものはありません。
その代わりに、高校の成績や作文、勉強以外の課外活動などを重視する傾向があります。
高校の成績
アメリカの高校では成績をA(4)、B(3)、C(2)の三段階で評価します。
UCLAの合格基準は3.75点以上、つまりほぼAという成績でないといけません。
アメリカの大学入試では高校の成績を最も重視する傾向があり、UCLAに合格するには高校時代から常に優秀な成績でない厳しいと言えます。
作文(エッセイ)
アメリカでは自分のことをアピールできるかどうかも重要です。
テストや成績だけではなく、作文(エッセイ)で自分のことをアピールする必要があります。
基本的にテーマを与えられるので、そのテーマに対して自分の考えや過去の経験を交えながらアピールすることが大切です。
いかに学習意欲があることをアピールできるかにかかっています。
TOEFL/SATテスト/ACTテスト
留学生の場合、TOEFLテストで英語の理解度を審査されます。
TOEFL(iBT)のスコア83点以上が合格基準ですが、海外からの留学希望者は多いため、83点だから大丈夫と安心するのではなく、より高い点数が取れる方が良いでしょう。
SATテストとは、英語の読解力と数学力を計るテストで、ACTテストはSATテストの内容+理科が加わったテストです。
これらの点数も審査基準となるので、テストで高得点が取れるように勉強に励む必要があります。
勉強以外の経験
アメリカでは学力を重視する傾向が強いのですが、学力以外の課外活動や積極性、積み重ねた経験なども審査の項目に入ります。
ボランティア活動を積極的に行ったとか、部活動でリーダーシップを発揮したなどで、受験者の人格や能力を判断するのです。
自ら意欲的に行動して社会貢献してきた人は、プラスとして加点されるでしょう。
コミュニティカレッジから編入する
先ほど述べた合格率からも分かるように、留学生でUCLAに1年生から入学するのはかなり至難の業です。
そこでおすすめなのが、日本の高校を卒業後にコミュニティカレッジという学校に入学し、その後UCLAに編入する方法です。
日本では「編入」というとマイナーなイメージがあるかもしれませんが、アメリカや海外ではごく一般的なことです。
アメリカには州にいくつかのコミュニティカレッジがありますが、UCLAに編入したければ同じ州であるカリフォルニア州のコミュニティカレッジを選択しましょう。
アメリカでは同じ州のコミュニティカレッジの学生を優先的に受け入れる大学が多いので、少しでも有利になる学校を選んでくださいね。
まとめ
アメリカで最も人気の州立大学の1つであるUCLAに入学するには、高校で優秀な成績を取っておく必要があります。
難関大学と言われるだけあって、入学前も入学後もそれなりの努力は必要ですが、世界トップクラスの教育が受けられるUCLAに通うメリットはたくさんあります。
この記事を読んでUCLAへの入学が、進みたい進路の1つの選択肢になったのなら、ぜひ前向きに検討してみてください。