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「Turn Up」のスラングとしての意味と使い方

2023.08.18

「Turn Up」のスラングとしての意味と使い方

英語のフレーズ「turn up」は、日常の会話や公式の場面で「現れる」や「出現する」という意味で使われます。

しかし、スラングとして使われるときには全く異なる意味合いがあり、特にパーティーシーンで「とても盛り上がる」という意味で使われます。

本記事では、スラングにおける「turn up」の意味と使い方について詳しく解説します。

【目次】

1.“Turn Up”とは何か?

2.“Turn Up””の語源と歴史

3.“Turn Up”の使用場面

4.“Turn Up”と現代の流行

5.“Turn Up”とパーティーカルチャー

6.“Turn Up”の類義語とその違い

7.まとめ

 

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1.“Turn Up”とは何か?

「Turn Up」は、英語のフレーズで、日常的に使用されるときの直訳としては「出現する」や「姿を現す」といった意味を持ちます。

例えば、人が約束の時間や場所に姿を現すことを表現する際に用いられます。「He didn’t turn up for the meeting.」(彼は会議に現れなかった。)というように使われることが一般的です。

一方、物が予想外の場所に出現することを示すためにも使用されます。探していた鍵が突如としてソファーの下から「turn up」した、つまり、見つかった、という表現などです。

しかし、現代英語においては、「Turn Up」はより広範な意味を持つようになり、特にスラングとして使われる際には全く異なる意味合いを持つようになりました。

若者の間でよく使われるスラングとしての「Turn Up」は、音楽やパーティーシーンで頻繁に使われます。基本的な意味としては「パーティーで盛り上がる」または「ボリュームを上げる」といった感じです。

このフレーズの起源は明らかにされていませんが、特に2000年代後半から2010年代初頭のヒップホップ音楽とパーティーシーンでの使用が増えたと言われています。

「Turn Up」はそのような状況を描写するための完璧なフレーズであり、パーティーが本当に楽しく、エキサイティングで、活気に満ちていることを示すために使われます。

例えば、友人とパーティーの計画を立てる際、“Let’s turn up tonight!”(今夜盛り上がろう!)と言うことで、その夜、楽しく過ごすことを約束することができます。もしくは、DJが曲のボリュームを上げる際に、「Turn it up!」と言うこともあります。

2.“Turn Up”の語源と歴史

「Turn Up」がスラングとして使われ始めたのは、おそらく20世紀後半、特にアフリカ系アメリカ人の青年文化の中でです。

ヒップホップ音楽とクラブ文化の発展と共に、この表現はより広く使われるようになりました。「Turn Up」は元々「音楽を上げる」または「パーティーを盛り上げる」といった意味で使われていたとされています。

21世紀に入ると、この表現はインターネットとソーシャルメディアの普及によってさらに広がりを見せました。

「Turn Up」はティーンエイジャーや若者たちが自分たちの楽しみを表現するための言葉として一般的になりました。特に2000年代から2010年代にかけての音楽、特にヒップホップやポップ音楽の中で、「Turn Up」は一般的な表現になりました。

さらに、「Turn Up」はテレビ番組や映画、さらには広告でも使われるようになり、広範な年齢層や文化の間で認識されるようになりました。特に、リアリティテレビ番組や映画の中でのパーティーシーンでは、「Turn Up」は一種の口癖のように使われることが多くなりました。

そして現在、この表現は若者文化の一部となっており、楽しみやエネルギー、ポジティブな雰囲気を表現するための一般的な手段となっています。

3.“Turn Up”の使用場面

“Turn Up”という表現は、非常に幅広いシチュエーションで使用されますが、
特にパーティーの場面で使われます。

例えば、「今夜のパーティーはとても盛り上がるだろう」という意味で、「Tonight’s party is going to turn up」と言います。また、「昨夜のコンサートは本当に素晴らしかった、とても盛り上がった」という意味で、「The concert last night really turned up」と言うことも可能です。

さらに、「Turn Up」は、自身が楽しい時間を過ごすという意向を他人に伝える際にも使われます。「今夜は友人たちとパーティーを楽しむつもりだ」という意味で、「I’m going to turn up with my friends tonight」と言います。

また、「Turn Up」は、音楽の世界では、特にエネルギッシュでリズミカルな曲、特にヒップホップやEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)などのジャンルでよく使用されます。これらの音楽ジャンルでは、「音楽を大きくし、盛り上がりを最大限に引き出す」という意味で、「Turn Up the music」と言います。

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4.“Turn Up”と現代の流行

“Turn Up”は現代の若者文化、特に音楽、映画、ソーシャルメディアの世界で非常に人気があります。特にヒップホップやEDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の楽曲では、エネルギーと活気を表現する手段として“Turn Up”がよく使用されます。

たとえば、「Turn up the music」というフレーズは、「音楽を大きくし、パーティーを盛り上げよう」という意味で使われます。

映画やテレビのシーンでも“Turn Up”はよく使用されます。主に若者たちがパーティーを楽しむシーンや、友人たちと過ごす楽しい瞬間を描くときに、この表現は頻繁に出てきます。

また、ソーシャルメディアでは、#TurnUpのハッシュタグが頻繁に使用されます。これは、友人と楽しい時間を過ごしたり、パーティーやコンサートなどのイベントに参加したときの写真やビデオを共有する際によく使われます。

5. “Turn Up”とパーティーカルチャー

“Turn Up”はパーティーカルチャーにおいても非常に重要な位置を占めています。これは主に、音楽と踊りが重要な要素であり、“Turn Up”がそのエネルギーと楽しさを増幅する役割を果たすためです。

パーティーやクラブでの音楽は、人々を踊らせ、雰囲気を盛り上げる重要な要素です。音楽が大きくなると、人々は自然とそのリズムに合わせて動き始め、パーティー全体のエネルギーレベルが上がります。このときに“Turn Up”という表現が使われます。

音楽を大きくし(Turn Up the music)、雰囲気を盛り上げて(Turn Up the party)という意味で、盛り上がるパーティーを象徴するスラングとして使われます。

また、DJが「Let’s turn up!」と言うと、パーティー参加者は更なるエネルギーを感じ、ダンスフロアでの楽しみを一段と高めます。“Turn Up”は、音楽、踊り、楽しさが結びつく瞬間になり、会場の一体感を演出するのです。

“Turn Up”はパーティーの事前告知や招待状で使われることもあります。例えば、ソーシャルメディアでパーティーの告知をする際に、「This party is going to turn up!」というように表現することで、そのパーティーがどれだけ楽しく、エキサイティングなものになるかを強調することができます。

このように、“Turn Up”はパーティーカルチャーの一部として、また、そのカルチャーを表現するスラングとして広く認識されています。パーティーを一層楽しく、エネルギッシュにするための道具として“Turn Up”は存在し、その概念がすでに文化の一部となっています。

6.“Turn Up”の類義語とその違い

“Turn Up”と同様にエネルギッシュな状況や楽しみを表現するためのスラングやフレーズは多数存在します。それぞれの言葉は微妙なニュアンスの違いを持ち、使用状況や人々の感じ方によってその意味合いも変わります。

“Get Lit”
“Get Lit”は文字通りには「火をつける」という意味ですが、スラングとしては「パーティーなどで楽しく、盛り上がる」ことを指します。しかし、“Get Lit”は「飲酒やドラッグで酔いしれる」などの意味合いも含むため、“Turn Up”よりも少し荒々しいイメージがあります。

“Party Hard”
“Party Hard”は文字通り「一生懸命パーティーを楽しむ」ことを意味します。これは、“Turn Up”と非常に似た意味合いを持つが、一晩中踊ったり、飲み物を楽しんだりするというパーティー特有の行動に特化した表現です。

“Rave”
“Rave”はもともと「大騒ぎする」や「熱狂的に踊る」などの意味を持つ一昔前に流行した英語の言葉です。近年では、特に大音量の音楽が流れる、ライトショーやDJパフォーマンスがある、夜通し踊り続けるというタイプのパーティーを指すようになりました。

“Turn Up”が一般的なパーティーや楽しい状況全般を指すのに対し、“Rave”は特定の種類のエネルギッシュなイベントを指すことが多いです。

これらのフレーズは、それぞれが持つ特定のニュアンスを理解することで、より正確に自分の感情を伝えることができます。

7.まとめ

本記事では、英語のスラング“Turn Up”に焦点を当て、その起源、使用方法、類義語と違いについて詳しくお伝えしました。

“Turn Up”は主にパーティーやイベントが活気に満ちていることを示すために使われ、その語源は「出現する」や「姿を現す」を意味する英語から派生し、ヒップホップ音楽とクラブ文化によりスラングとして誕生したことが分かりました。

さらに、“Turn Up”がどのような場面で使われ、どのような感情や状況を表現するのかを理解することで、このスラングを適切に使うことができます。

また、“Turn Up”の類義語とその違いもお伝えしました。類義語も場面によって使い分け、スラング“Turn Up”を、ぜひ使いこなしてください。

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