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「slay」スラングの意味や使い方をわかりやすく解説!

2024.03.12

「slay」スラングの意味や使い方をわかりやすく解説!

「slay」を含む英語のスラングには、直訳すると全く異なる意味を持つものが多くあります。

ネットスラングを知らないと、ネイティブとの会話で「笑顔で悪口言われた?」「バカにされた?」と傷つくことがあるかもしれません。

相手は、あなたのことを褒めていたとしても、スラングだと知らなければ、侮辱してると捉えてしまうこともあるでしょう。

この記事では、「slay(スレイ)」の意味と使い方、「slay(スレイ)」と一緒に覚えておきたい英単語について解説します。

英語でワンランク上の会話をしたい方、よりネイティブの人たちとカジュアルに会話がしたい方は、参考にしてください。

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「slay(スレイ)」を直訳すると…

「slay(スレイ)」を直訳すると、「〜を殺害する/殺す」になります。

そのままの意味では、やや激しいニュアンスを含むため、使うタイミングと相手を間違えるとトラブルになる可能性があるため、注意が必要です。

なかなか日常生活で使う場面はなさそうですが、最近ではポップミュージックや若者言葉としてスラング化しています。

そのため、ネットスラングの「slay(スレイ)」を使う分には、決して嫌な印象を与えることはありません。

スラング「slay(スレイ)」が持つ意味は…

「slay(スレイ)」は、スラングとして2つの意味を持っており、直訳の意味とは全く異なります。

それぞれの意味について詳しく解説します。

「Slay(スレイ)」の意味①:「笑わせる」「感心させる」

「slay(スレイ)」が持つスラングの意味には、人を笑わせたり、感心させたときにポジティブな意味合いがあります。

たとえば、誰かと会話をしているときに、お腹を抱えて爆笑するほどのジョークや行動をしたときに使えます。

  • You slay me.(意味:「爆笑!」「おもしろすぎる!」)
  • My teacher slays us with his joke all the time.(意味:僕たちの先生はいつもジョークで笑わせてくる)
  • You are slaying it today.(意味:今日、めっちゃおもしろいね)

「You slay me.」を直訳すると「あなたは私を猛烈に殺す」となりますが、日本語でもおもしろいときに「死ぬ」ということがありますよね。

そこに近いニュアンスとして英語圏でも「slay(スレイ)」が使われています。

「Slay(スレイ)」の意味②:「成功する」「うまくいく」

「slay(スレイ)」が持つスラングの意味には、成功したとき、うまくいったときに褒める意味合いがあります。

  • You are slaying today’s outfit.(意味:今日のコーディネート似合ってるね)
  • We slayed our presentation at work yesterday.(意味:私たちの今日のプレゼン、大成功だったね)

テストやプレゼンテーションがうまくいったとき、大きな成果を成し遂げた時など、アカデミックやビジネスの場面で使えます。

ただし、教授や上司に使う言葉としては不適切ですので、同級生や仲の良い同僚とのやり取りで使うようにしましょう。

また、相手のメイクやファッションが特別に会っているときにも使うことができます。

「Slay(スレイ)」の意味③:「最高」「めっちゃいいね」

「slay(スレイ)」が持つスラングの意味には、手放しに人や出来事を絶賛する意味合いがあります。

SNSでは、アーティストの新曲や新しい映画のポスター、予告編が公開されると、たびたび「slay(スレイ)」が使われたツイートが見られます。

  • He slays.(意味:彼ヤバい)
  • New song of Justin Bieber is amazing. He is slaying it.(意味:ジャスティンビーバーの新曲、めっちゃいい!バズってるし!)

ファンはもちろん、ライト層から予想外の反響があったときなどにも「成功」「バズり」として使うことができるので、使い勝手の良さが魅力です。

「slay(スレイ)」の過去形に注意

ちなみに、元々「殺す」を意味する「slay(スレイ)」の過去形は「slew」ですが、スラングで使われている「slay(スレイ)」の過去形は「slayed」となります。

「slayed」はカジュアルな表現として使われているため、フォーマルな場面では不適切ですが、会話やSNSでは頻繁に見られます。

Instagram、Twitter、TikTok、YouTubeなどで海外アーティストに向けて、かっこよくメッセージを送りたいのであれば「slay」「slayed」のみでもOKです。

ネイティブっぽく相手を褒めることができます。

「kill(キル)」と「slay(スレイ)」の違い

「殺す」と言えば、「kill(キル)」の方が一般的に使われており、日本人でも聞き覚えのある方は多いでしょう。

「kill(キル)」は、現代でも頻繁に使われている英単語であるのに対して、「slay(スレイ)」は、現代ではほとんど使われていません。

昔に使われていた言葉で、現代では文学として詩的な表現の一種として使用されます。

「slay the demon!」で「悪魔を殺す」という文脈になります。

実際に、中世を舞台にした映画や舞台演劇、ファンタジーゲームで殺害者を意味する「slayer(スレイヤー)」が使われる程度です。

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「kill(キル)」が持つ意味

「kill(キル)」は、「slay(スレイ)」と同じようにスラング用語として使用されています。

英語圏の映画やドラマを見ていると「You killed it!(よくやったじゃん)」というフレーズを聞いたことがある方も多いでしょう。

ただし、「kill(キル)」は、ポジティブな意味以外でも使われることがあるので、例文と一緒に見ていきましょう。

意味①:Kill food/drink(食べ尽くす、飲み干す)

空腹の時に、たった10分でどんぶりを食べ切ったり、一気にビールを飲み干したりしたときに使える表現です。

直訳すると「食べ物(飲み物)を殺す」となりますが、すごい速さで食べたり、すごい量を一気に飲んだりして、驚いた際は、「kill」を使うとネイティブっぽさがでます。

  • You killed that steak so fast.(意味:この量のステーキをもう食べ切ってる!)
  • Did he kill his beer already?(意味:彼はもうビールを飲み干したの?)
  • There is no way I can kill these sushi. They are too much.(意味:流石にこの量の寿司は食べきれないでしょ)

「You eat a lot(たくさん食べるね)」「You drink so fast(飲むの早いね)」よりもおどろいた様子を表現したいときに、使ってみてください。

意味②:Kill a team(圧勝する)

直訳すると「チームを殺す」となりますが、相手が数点返したところで全く結果に影響が出ないほどの大差がついたゲームに対して使えます。

  • The New York Yankees killed the angels.(意味:ヤンキースはエンジェルスに大差で圧勝した)
  • We are getting killed.(意味:僕らのチーム、やられまくってるわ)
  • His team killed that team.(意味:彼のチームは相手チームにボコボコにされた)

サッカーで5-0、野球で12-2になるなど、圧倒的な大差がついたゲームに対して「kill(キル)」を使うと、より大差であることを強調できます。

「kill(キル)」と似た表現で「beat(ビート)」があります。

「He beats me.(意味:彼は私に勝つ)」という意味ですが、「beat(ビート)」は勝ち負けを表現するのみで、大差であるかどうかは関係ありません。

勝敗を表現する英語には、「win(意味:勝つ)」「lose(意味:負ける)」があります。

よりネイティブっぽさ、スラングっぽさを出したいのであれば、勝ちには「beat( ビート)」、大差になった勝ちには「kill(キル)」を使いましょう。

意味②:Kill a team(圧勝する)

直訳すると「チームを殺す」となりますが、相手が数点返したところで全く結果に影響が出ないほどの大差がついたゲームに対して使えます。

  • The New York Yankees killed the angels.(意味:ヤンキースはエンジェルスに大差で圧勝した)
  • We are getting killed.(意味:僕らのチーム、やられまくってるわ)
  • His team killed that team.(意味:彼のチームは相手チームにボコボコにされた)

サッカーで5-0、野球で12-2になるなど、圧倒的な大差がついたゲームに対して「kill(キル)」を使うと、より大差であることを強調できます。

「kill(キル)」と似た表現で「beat(ビート)」があります。

「He beats me.(意味:彼は私に勝つ)」という意味ですが、「beat(ビート)」は勝ち負けを表現するのみで、大差であるかどうかは関係ありません。

勝敗を表現する英語には、「win(意味:勝つ)」「lose(意味:負ける)」があります。

よりネイティブっぽさ、スラングっぽさを出したいのであれば、勝ちには「beat( ビート)」、大差になった勝ちには「kill(キル)」を使いましょう。

意味③:Killing me(苦しめる)

怪我をしたり、病気になったとき、体のどこかが痛む際は「hurts(ハーツ)」と表現しますが、その言い換えとして使われているのが「killing(キリング)」です。

直訳すると「あなたは殺している」となりますが、肉体的な痛みのほか、精神的、経済的、金銭的なダメージを負った際にも使えます。

  • You are killing me.(意味:これ以上私を苦しめないで)
  • You are killing me.(意味:おもしろすぎて死にそう)
  • My head is killing me.(意味:頭痛がひどい)
  • These gas prices are killing me.(意味:ガソリン代が高くて参るよ)

例文を見て分かる通り、「You are killing me.」は、使うシチュエーションによってポジティブにもネガティブにもなりうるため使い方には気をつけましょう。

簡単に使い分けるとすれば、「相手のせいで苦しい状況に落ちいたとき」もしくは「相手の冗談や行動で爆笑したとき」のどちらかです。

また、二日酔いで頭が痛いときや、物価高騰などで、肉体的もしくは経済的に苦しい状況になっていても「kill(キル)」を使うことで深刻であることが伝わりやすくなります。

「slay(スレイ)」と一緒に覚えておきたい英語のスラング

最後に、「slay(スレイ)と一緒に覚えておくと、ネイティブっぽい英語になるおすすめの単語をいくつか紹介します。

sick(やばい、かっこいい)

「sick(シック)」には、「病気」「吐き気」の意味がありますが、スラングとしては「かっこいい」「クール」というニュアンスで使われています。

実際の意味とスラングの意味が真逆なのは、「slay(スレイ)」と同じです。

  • That is so sick.(意味:これはすごすぎ)
  • He is sick.(意味:彼イケてる)

「sick」単体で使っても、「awesome」「cool」「amazing」と同等の意味合いを持つため、SNSのリアクションにも使いやすいです。

live(かっこいい、最高)

「live(ライブ)」には、「生きる」「ライブ演奏」などの意味がありますが、スラングとしては「かっこいい」「興奮する」というニュアンスで使われています。

  • it was live.(意味:最高だった)
  • he is so live.(意味:彼って素敵だよね)

例文を見て分かる通り、本来「live(ライブ)」は動詞ですが、スラングでは形容詞として使われているのが特徴的です。

savage(イケてる)

「savage(サーベージ)」には、「獰猛」「野蛮」などの意味がありますが、スラングとしては「かっこいい」「イケてる」というニュアンスで使われています。

  • You are savage.(意味:君はかっこいいね)
  • That is just savage.(意味:それすごすぎる)

野蛮や獰猛は、野生的でオラオラしていてかっこいいともとれます。

2016年にアメリカのロックバンドMetallicaが「Am I savage?」、2021年にK-POPアイドルグループAespaが「Savage」という曲を出しています。

まとめ

この記事では、若者言葉・スラングとして会話やSNSで使われている「slay(スレイ)」について意味、使い方、一緒に覚えておくとおすすめの英語のスラングを紹介しました。

つい最近までは死語になっていた英単語が、ポジティブな意味として多用されるようになっているのはおもしろいですよね。

実際にSNS上でも「slay(スレイ)」を使った投稿がたくさんあるため、海外アーティストへのメッセージや英語圏の友達との会話で取り入れてみてください。

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