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【保存版】海外就職者向け!Resumeってなに?書き方まで徹底解説!

更新日:2023.07.31

【保存版】海外就職者向け!Resumeってなに?書き方まで徹底解説!

「海外に移住して、仕事を貰う」と考えただけで、難しく感じる人は多いと思います。同時に、海外移住の夢は諦めたくない!と思っている方に、実は海外で就職する事は日本で就職する事より簡単だとお伝えします。そんな時に重要なのが、「Resume」です。今回は、海外就職の為に「Resume」、就職への道のりを解説していきます。

【目次】

1.海外と日本の就職活動の違いは?

2.内定承諾後の流れ

3.Resume

4.Resumeの書き方

5.Resumeの注意点

6.まとめ

 

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1.海外と日本の就職活動の違いは?

「ビジネス文化」は、それぞれの国で全く違うものがあります。特に日本と海外では、大きく分けて4つの点で就職活動が違います。

会社名より経験ベース

日本では、大手企業の就職経験が期待され、そのブランド力を使って転職活動を行う社会人が多いです。2000年代以降に生まれた社会人は、大手企業への就職は「転職活動が有利になるから」という理由で目指す人が多い事も事実です。

一方で海外では、より多くの経験がある事が求められます。企業名は、特に気にされることなく「その企業にいて、どんな価値を発揮したのか」を聞かれます。もちろん、日本から転職する際に日本の企業を知っている人はいません。その為、その企業でどんな経験をしたのかが重要になります。

多種多様なバックグラウンド

海外は日本より「ダイバーシティ&インクルージョン」が進んでいます。近年、多くの企業が社内の国籍や人種の割合をIR(インベスター・リレーションズ)に記載するようになっています。これは、社会の流れや投資家の関心に寄り添うためです。

その中で特に足りないのがアジア人の割合です。特に黒人系やスパニッシュ系の人種は多くいますが、アジア人は英語を学ぶことに不慣れな為、英語が話せるアジア人は採用されやすい傾向にあります。

結果を重視

日本の新卒採用の中で聞かれるのは、どんな事をしたのか、どんな考えで行動したのか等、プロセスに沿った質問がほとんどです。しかし、海外の面接や就職プロセスで聞かれることは「結果」です。

どんな経験の中で、どのような結果を出したのかを数字ベースで聞かれます。その結果が大きければ大きいほど、好印象を与えます。また、パイオニアを大事にする文化もある為、1を10に成長させた経験だけでなく、ゼロから1を生み出した経験は好まれます。

プロセス

新卒採用活動に限った事ではありませんが、日本では履歴書の提出と面接以外にも、共通テスト、ウェブテストと呼ばれるものがあります。しかし、海外にはそのようなものはありません。また、4回以上の面接をする事はなく、基本的には2回程度で、本当に必要があれば3回行われることもあります。

内定を貰った後は、2週間以内で返事をする事が望ましいとされています。しかし、時間が必要であれば、その意志を伝える事で相手も納得して時間をくれます。

2.内定承諾後の流れ

日本で転職活動した経験がある方は、内定承諾後に自分自身でアパートを探したり、交通定期の値段を確認したり、引っ越しが必要な場合はその準備も必要になります。一方で、海外では多くの手助けをしてくれます。

内定承諾後①「チームメンバーとのミーティング」

日本では、企業に入社するまで社内のチームメンバーと面識を持つ事はありません。一方で、海外では入社より前からチームメンバーとの面識を持つことになります。これは、入社の流れをスムーズに進める為だけでなく、即戦力となる事を目的とした社員研修の一環でもあります。

内定承諾後②「生活スタートの手伝い」

海外では、転職活動の1つに「引っ越し」がつきものです。また、多くの移民を受け入れる文化がある為、ビザの手伝いをしてくれる事も多いです。引っ越しの費用や、ビザの費用等、必要経費として献上できる為、その点資金面でも優遇されています。

3.Resume

ここからは、就職活動で最重要である文書の「Resume」について解説していきます。

Resumeの発音

「Resume」は、一般的に「リジューム」と発音されます。アクセントは最初の音節にあります。発音のコツとしては、「Re」と「sume」の2つに分けます。そして、それぞれを「リ」と「ジューム」と発音する練習をする事ができます。

Resumeとは?

「Resume」は、英語で履歴書や職務経歴書を意味します。主に仕事や学校の出願、求職活動、転職活動などで使用されます。Resumeには個人の情報、学歴、職歴、スキル、業績などが含まれており、自身の経歴や能力をアピールするための重要な文書です。

「Resume」は面接だけでなく、社内の初めての配属の際にも利用されます。各部門長が確認し、1番合っていると思われる部署に配属されます。しかし、スキルによっては競合となる部署も出てくるので、明確に可能なスキルを示すことが必要です。

Resumeの内容

「Resume」には、適切なフォーマットとレイアウトを使用し、明確かつ簡潔な表現で自己PRを行うことが重要です。また、適切なキーワードやアクションワードを使い、経験やスキルを具体的に示すことも求められます。「Resume」は自己PRの一環として、自身の強みや適性を効果的に伝えるためのツールとなります。

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4.Resumeの書き方

①フォーマットを選ぶ

一般的なフォーマットは、「逆時系列」または「機能別」の2つです。逆時系列では最新の経験から記載し、機能別ではスキルや経験をカテゴリごとにまとめます。自身の経歴やアピールしたいポイントに合わせて適切なフォーマットを選びましょう。

逆時系列では、自身の経歴を新しい順で書いていきます。日本の履歴書では、時系列に書いていきますが、海外は「現在やっている事」が一番上にきます。

②ヘッダー情報を記入する

名前、連絡先、メールアドレス、電話番号などの基本情報を明記します。プロフェッショナルなメールアドレスを使用し、正確な連絡先情報を提供しましょう。

③プロフィールステートメントを追加する

簡潔かつ魅力的な自己紹介を行うプロフィールステートメントを記載しましょう。自身の専門性やキャリア目標を明確にし、企業側にアピールするポイントを強調します。例えば、モチベーション高く、チームプレイヤーとして働きたい人には、次のような文章が考えられます。
・Highly motivated and working well in the team environment

④教育履歴を詳細に記載する

学歴を逆時系列で記載し、大学名、専攻、学位、卒業年、GPA(成績)などの詳細情報を提供します。成績優秀や学生活動など、特筆すべき点も含めましょう。もし、大学卒業後5年以上たっている場合は、大学の名前と卒業年、専攻のみで大丈夫です。

⑤職歴を詳細に記載する

職務経歴を逆時系列で記載し、会社名、職位、在籍期間、主な業務内容などを具体的に示します。成果や貢献、プロジェクトの結果なども重要なポイントです。この際に、数字ベースで結果を示せる内容を書く事をお勧めします。その詳細については、面接で付け加える事が出来る為、結果を中心的に書いてください。

⑥スキルや資格を強調する

言語スキル、コンピュータースキル、専門的な資格や認定を適切なセクションで記載しましょう。具体的なレベルや取得年などを示すとより効果的です。もし、英語で書く事が無い場合は、似たようなスキルが海外にも存在するので、それを書いた後に「Japanese」と付け加える事で、日本で獲得したことが相手も分かります。

⑦参加した活動やボランティア活動を追加する

大学のサークルや部活動、コミュニティ活動、ボランティア活動など、特筆すべき活動やリーダーシップ経験を記載しましょう。社会人として、企業活動の一環でボランティア活動を行っている場合も、その内容を記入してください。

⑧レイアウトとデザインに注意する

「Resume」は整理された見やすいフォーマットで作成しましょう。内容を記入した後に、フォーマットを整理するようにしましょう。初めで選んだフォーマットが崩れる事は、大丈夫です。最終的に適切なフォント、見出し、箇条書きを使用し、セクションを明確に区切ります。

⑨エラーやタイプミスをチェックする

「Resume」の作成後、文法エラーやタイプミスを注意深くチェックしましょう。プロフェッショナルな印象を与えるためにも、正確な文書作成が重要です。特に、大切な文書になるので、スペルや文法は完璧にしてください。この文章で間違える程度では、企業で働けないという印象を与えてしまいます。

5.Resumeの注意点

海外と日本の「Resume」が違う事は、上記の点からわかります。何を書くかを理解したうえで、次の点には注意してください。海外の「Resume」には書いてはいけない事が存在します。これは、良い印象を与える為でもありますが、企業側が企業を守る為でもあります。

「I」の文章で始めない

日本の英語教育では、「I」で始まる文章を多く学びます。自己PRを書く「Resume」では個人の事を書きますが、暗黙のルールとして「I」を省いて書きます。例えば、プロジェクトなどでマネジメント経験がある場合は、「Managed the team to complete the project」と書きます。

個人情報すぎる内容

ヘッダー情報で、ある程度の個人情報を書きましたが、それ以上の個人情報は控えてください。例えば、「性別」、「生年月日」、「人種」、「住所」になります。これらの情報を書くと、企業側はその内容を含めて合否を決定したと疑われるため、受け取りを拒否されます。

6.まとめ

「Resume」は、近年フォーマットが決まってきており、書く事も同じになっている為、スキルや経の内容にとても重きが置かれます。この記事では、詳しく「Resumeとは?」から、書き方まで説明しています。また、注意点を意識しながら作成し、自身の経歴や能力を魅力的に伝えることができるようにしましょう。最後に、海外就職はこれらのドキュメントさえ作成する事ができれば、面接では「自分らしく」いる事で、突破は可能です。ぜひ、頑張ってみてください!

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