英語圏のネイティブスピーカーとオンラインチャットをしていて唐突に「nw!」と送られてきて困惑していませんか。
日本語でもテキストの文章を簡潔にするため、「りょ(了解)」「なるはやで(なるべく早く)」などインターネットスラングが頻繁に使われています。
もちろん、英語圏でも独自のインターネットスラングが発展しており、そのひとつが「nw」です。
この記事では「nw」が持つ2つの意味と使い方をお伝えしたうえで一緒に知っておくと便利な英語のインターネットスラングを紹介します。
1.「nw!」の意味①
「nw」は「No worry」の略語で「心配いらないよ」「どういたしまして」「大丈夫だよ」を意味します。
英語では「you’re welcome」や「no problem」と同義語として使われているのが特徴です。
ただし、より細かく使い分けるのであれば「no worry」は、相手から謝罪を受けたときの返答として最適です。
たとえば、「sorry for bothering you.(邪魔してごめんね)」に対しては「nw(no worry)」が良いでしょう。
一方、「thank you for your support.(手伝ってくれてありがとう)」には「you’re welcome」や「no problem」の方が自然です。
とはいえ、「thanks again for checking on the house while we are gone.(私たちが留守にしてるときに家の状態確認してくれて本当にありがとうね)」のように「ありがとう」と言いつつ「苦労をかけた」ニュアンスがあれば「nw(no worry)」が使えます。
どの言葉を使っても大きな違和感にはなりませんので、繰り返し使う中でニュアンスの違いを理解していきましょう。
「nw」が使われるようになった背景
「nw」が英語圏で浸透しはじめたのは、1990年後半から2000年代初期です。
当時、スマートフォンなどはないもののインターネットが普及し始め、人々はオンラインでチャットやメッセージのやり取りをするようになりました。
そこで「nw(no worry)」をはじめとするいくつかの単語が短縮されてインターネットスラングとなりました。
「nw!(no worry)」と似た意味を持つインターネットスラング
日本語でも相手から感謝や謝罪に対するリアクションの数はさまざまです。
英語にも「nw!」以外の表現方法がインターネットスラングとして存在するので見ていきましょう。
- np:No problem(問題ないよ)
- yw:You’re welcome(どういたしまして)
- urw:You’re welcome(どういたしまして)
- nbd:Not big deal(大したことないよ)
- mw:Most welcome(大歓迎だよ)
- nps:No problem, sweetie(問題ないからね)
それぞれ直訳してニュアンスの違いを表現していますが、すべて「どういたしまして」「気にしないでね」と同じ意味を持っています。
「nw」以外の言葉を覚える余裕があるのであれば、豊富な表現方法から気分や相手に合わせて使い分けましょう。
2.「nw!」の意味②
「nw!」は、「no way」の略語で「ありえない!」「信じられない!」を意味します。
基本的にはメッセージやチャットの内容に驚いて「嘘でしょ!」とリアクションしたいときに使います。
また、誰かに頼まれごとをしたとして、その頼まれごとを絶対にやりたくないケースでも「nw」と表現します。
たとえば「NW, I won’t do that!」で「ありえない、わたしは絶対にやらないからね!」となります。
「nw(no way)」と似た意味を持つインターネットスラング
日本語でもチャットやメッセージでおどろいたときは、さまざまなリアクションがあります。
英語にも「nw!」以外の表現方法があるのでみていきましょう。
- nfw:No freaking way(ぜったいに)
- nac:Not a chance
- ai:As if
- ns:No shit
- omdb:over my dead body
- sh^:shut up
- 2g2bt:Too good to be true
- y/r:yeah, right
それぞれ直訳してニュアンスの違いを表現していますが、基本的には相手の言動に驚いたときのリアクションとして使います。
ただし、「ne」や「sh^」などはやや過激な表現になるため、初対面の相手や目上の人に使うのは避けましょう。
3.オンラインチャットで使える英語スラング
「nw」のようにインターネット上の会話で使える便利な英語スラングを紹介します。
HMU(Hit Me Up)
HUMは、単体で見ると「ハム?」と勘違いしてしまいそうになりますが、「連絡してね」を意味する英語スラングです。
オンライン以外でも海外のワーキングホリデーやインターシップを経験すると、少しデスクを離れた間に「HUM!!」と書かれたメモが残されることがあります。
連絡がほしいときの一般的な表現方法は、以下のとおりです。
- Can you get back to me on the schedule?(スケジュールに関する返答できますか?)
- I would appreciate it if you could let me know about the meeting.(ミーティングに関する連絡をいただけますと幸いです)
- Please call at your earliest convenience.(至急連絡をお願いします)
「Can you get back to」「could you let me know」「Please call」のような表現が多い中、「Hit me up」自体が砕けた英語のため、ネイティブでなければ聞き慣れないでしょう。
「HIt me up=連絡してね」と覚えて「HUM」を使ってみてください。
TBH(To be honest)
TBHは、「正直にいうと」という意味ですが、「ぶっちゃけね…」というニュアンスに近い英語スラングです。
「本音と建前」の「本音」の部分を伝えたいときの文章の冒頭もしくは最後に置きます。
- I do not care, tbh.(ぶっちゃけ、どうでもいいわ)
- I know i am talking about my muscles, but I am actually pretty weak, tbh.(いつも筋肉の話しかしてないくせに、めっちゃひ弱なんだよね)
- TBH, i could never get behind the whole Iron man thing.(正直、アイアンマンって好きじゃないんだよね)
例文を見ていると、英語圏のネイティブたちも日本人同様に本音と建前を使い分けており、どんなシチュエーションでも本音を話すわけではありません。
日本と比べて海外では、正直で常にストレートにものを言うイメージを持っている方は、コミュニケーションの方法を間違えないように気をつけましょう。
英語でも本音と建前を使い分けて、親しい間柄の友達に本音を話すときはTBHを使ってみてください。
IMHO(In my humble opinion)
IMHOは、「わたしの愚見としては」を意味する英語スラングです。
よく似た英語スラングで「IMO(In my opinion)」がありますが、IMOは「私の意見としては…」で、IMHOはより謙虚なニュアンスが含まれます。
IMOでは、自分の意見をはっきりと主張することになりますが、Hを含むIMHOでは、自分の意見は伝えるものの”主張”ではないことを意味します。
「相手に考えを改めてほしいわけではない」「自分の主張を通したいわけではない」けれど、自分の意見を伝えておきたいときに有効です。
また、自分の意見に自信がないけれど、一応言っておきたいというシチュエーションでも使えます。
- IMHO, this is a bad product.(一意見としてだけど、これは粗悪品です)
- He should study harder, imho.(私がいうことではないかもしれないけど、彼はもう少し熱心に勉強した方が良い)
例文を見てわかるとおり、みんなに同意してほしいわけではない自分の素直な気持ちや、やんわりと意見を伝えたいときに使ってみてください。
ちなみに、IMOやIMHOを省略して発言すると、やや強い受け取られ方をするケースもあるので、誤解を防ぐためにも便利な単語です。
FYI(For your information)
FYIは、「参考までに」を意味する英語スラングです。
よく似た英語スラングで「FYIG(For your information and guidance)」がありますが、「情報及び指針として」と少しだけ硬い表現になります。
とはいえ、FYIとFYIGはほとんど同じ意味として使われているので、違いについて深く追求する必要はありません。
- メール:FYI, I wanted to let you know that I am taking a vacation day next week.(業務連絡、来週は休暇をとっています)
- ミーティング:FYI, we will start the presentation in five minute.
TTYL(Talk to you later)
TTYLは、「後で話そうよ」を意味する英語スラングです。
リアルタイムでオンラインチャットやオンラインゲームを長時間していると、食事や予定があってオフラインにならなければならないときがでてくるでしょう。
「bye」「Goodbye」と同義語として使うことができて、相手を突き放すようなニュアンスが一切含まれていないため汎用性が高いです。
- I have to go walk my dog, TTYL!(犬の散歩に行くからまた後で話そう)
- Sure, I’ll ttyl about it.(もちろん、後で続きの話をしよう)
- My phone’s about to die. I’ll TTYL.(充電なくなりそうだから後で連絡するね)
BTW(By the way)
BTWは、「ところで」を意味する英語スラングです。
オンラインチャットをしていてついつい話が逸れたり、本題になかなか進まないときの前置きとして便利で頻繁に使われています。
1990年後半からウェブ上のコミュニケーションをとる人たちが使いはじめたのがきっかけで、2002年にはUrban Dictionalyに掲載されるようになりました。
- BTW, don’t forget to take the trash out.(念の為にいうけど、ゴミ捨て忘れないでね)
- oh yeah, btw, how’s your new apartment?(ああそういえば、新居はどう?)
- BTW, are you free tomorrow evening for movie night?(ところで明日の夜のムービーナイトって忙しい?)
- You still haven’t told me about your new job, btw.(それはそうと、新しい仕事の話をしてくれてないよね)
4.まとめ
この記事では「nw!」の意味と使い方について解説しました。
「nw」には「no worry(心配ないよ)」と「No way(ありえない!)」の2つの意味を持つ英語のスラングです。
おもにオンラインチャットで英語圏のネイティブスピーカーが頻繁に使っているので、ぜひシチュエーションにあわせて使ってみてください。
また、「nw」同様にチャットやメッセージで英語圏のネイティブがよく使うインターネットスラングもまとめて紹介しました。
ぜひ使えそうな単語は覚えて実際に使ってみてください。