TOP留学用語/スラング【留学者必見】教科書に載ってない海外大学で必須な英単語とは?「GCSE」とは?

【留学者必見】教科書に載ってない海外大学で必須な英単語とは?「GCSE」とは?

更新日:2023.10.25

【留学者必見】教科書に載ってない海外大学で必須な英単語とは?「GCSE」とは?

留学したい!と思っていても、実際に日本の大学との違いに不安になる人は多いでしょう。その不安から、色々な事を調べて知っていくフェーズはわくわくすることでしょう。しかし、どこから始めればいいのかわからない人や、実際に始めてみたけど合っているかわからない人、必見です!

今回は、海外大学への留学で知るべき事と、下調べに必要なワードを知っていきましょう!

【目次】

1.海外大学の下調べ項目とは?

2.海外大学の特有のワードとは?(一般編)

3.海外大学の特有のワードとは?(アカデミック編)

4.まとめ

 

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1.海外大学の下調べ項目とは?

海外の大学で知っておくべきことを、1つ1つ確認していきましょう。特に海外の大学の情報を英語で探そうとすると現地人向けの情報が出てきたりして、実際に「日本人留学生向け」の情報は出てこない事が多いです。

ビザと入国手続き

留学先国のビザ要件や入国手続きを確認し、必要な手続きを早めに行うことが大切です。一般的に、留学生全員が「学生ビザ」を取ることは理解しています。しかし、それ以外にも必要な入国手続きがある場合があります。

例えば、カナダでは「Study Permit」と呼ばれる学生ビザに加えて、「eTA」が入国の際に必要なことは知られていません。それぞれの国に方法があるので、その点を調べておきましょう。

授業内容と言語

留学先大学のカリキュラムや授業内容を理解し、言語に対するスキルを確認しておくことが必要です。英語で授業を受ける想定をしていても、実際に大学に行くと違う言語で授業が行われている州や、必須で第2言語を学ばなければいけない学部もあります。

また、学部、英語でいうところの「Major」で、どんな内容を学ぶのかを理解することが大前提です。この理解度が授業で問われるので、ベースとしてどんなことを学べるのかを知っておきましょう。また、大学それぞれに学部上で特色があることも事実です。

奨学金や助成金

留学費用を補助してくれる奨学金や助成金があるか調査し、応募する方法を確認しておきましょう。本当に海外の大学は、日本の大学以上の金額がかかります。その額を負担することを考えると、前もって支払いの目途を立てておきましょう。

生活費と住居

留学先での生活費や住居の選択肢を調べ、予算を立てて計画することが重要です。海外の大学に行くことは、勉強面が辛いだけではありません。日本の大学にいれば、地元や実家から通える為、金銭的な不安はありません。しかし、海外の大学に留学することは「生活をしていく」事になります。

学生サポート

留学先大学の学生サポートや留学生向けのプログラムを活用して、円滑な留学生活を送るための情報を得ることが重要です。日本人が海外の大学でひとりきりでやっていく事は、本当に大変です。どんな留学生へのサポートがあるかを知っておきましょう。

キャリアの展望

留学後のキャリアについて考え、留学が将来の目標にどのように関連するかを検討しましょう。特に海外の大学では、「キャリアゼロ」の考え方があります。そのため、大学学部で学んだ事を新卒で生かすことを念頭に置いておきましょう。

保険と健康

留学保険や現地の医療制度について理解し、健康状態に問題がないか確認しておきましょう。特に、海外で日本と違う面は、社会保険制度の弱さと民間保険の多さにあります。海外では、健康保険に加えて、デンタル保険(歯科)は別途ではいることが求められます。

2.海外大学の特有のワードとは?(一般編)

海外の大学で使われる英語は、アカデミックな文脈やコミュニケーションに特有のものです。そのため、実際に英語を勉強していて触れてこなかった英語や、知られていない使い方をすることがあります。

Research Paper

研究論文や、大学で書く研究やアカデミックな報告書です。日本の学士論文は、この「リサーチペーパー」に当てはまります。同時に、リサーチペーパーを書く学生は決して多くはありません。学部によっては、一切書かない学部のあるので、調べておく事が大切です。

Thesis

卒業論文と言われ、大学院で必要な研究論文やプロジェクトです。しかし、学部生でも理系の学生は4年制の時期から書くことが多いです。

Academic Journal

学術誌や、専門的な研究結果や論文が掲載される雑誌です。特に医療系の学生や、研究が多い学生などには、身近な単語になってきます。また、大学によってはジャーナル掲載経歴があるところも存在するので、その点から大学を調べることも可能です。

Citation

引用を使い、文献を書く際に必要となります。意味は、他の研究や文献からの引用を示すことで、信頼性や根拠を示します。この引用の量が、決まっている課題も存在します。

Peer Review

簡潔な評価や、術論文や研究が専門家によって評価されるプロセスです。理系の学生だけでなく、文系の学生もプレゼンテーションをする際には、学生同士で評価しあいます。それらをまとめて、「ピア・レビュー」と言います。

Discussion Section

ディスカッションセクションは、講義の一部で、学生が教材についてディスカッションする場です。特に文系の学生は出会うことが多い文章になります。ディスカッションでは、意見の回数も重視されますが、その質や事前準備をしているかどうかも見られています。

Graduate School

大学院として、学士号取得後の高等教育を提供する学校です。この反対に、4年制の大学を「Undergraduate School」といい、2年制の短期大学を「Community College」と呼びます。

Faculty

教員陣、大学の教員や研究者の総称です。こちらの単語は、集団を示す意味になります。実際に、ひとりひとりの人を会話で使いたい場合は「Faculty Staff」と言います。

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3.海外大学の特有のワードとは?(アカデミック編)

今までの用語は、海外の大学で一般的に使用される英語の一部です。ここからは、アカデミックな環境でコミュニケーションを取る為に、用語の説明をしていきます。

GPA (Grade Point Average)

「GPA」は成績点平均を表す指標で、各科目の成績をAからFまでのアルファベットで評価し、それに対応する数値を割り当てて計算します。Aが最高評価で4.0ポイント、Bが3.0ポイント、Cが2.0ポイント、Dが1.0ポイント、Fが0ポイントとなります。各科目のGPAを平均することで総合GPAが計算されます。

実際に、上記の数値をあてはめている大学がほとんどになります。しかし、大学によってはAよりの上の評価が存在する場合があります。その際は、4.33ポイントで換算する大学も存在します。

Letter Grades

海外の大学では一般的にAからFまでのアルファベットで成績が評価されます。Aが最高評価であり、その他のアルファベットで成績が下がるにつれて評価が低くなります。アメリカでは、AからFまでですが、他の国では、「A+」「A」「A-」というように、A+からC-までを合格点とする9段階制を取る大学もあります。C-は、全て落第や授業の受け直しを求められます。

Pass/Fail

一部の大学やコースでは、成績を単純に合格(Pass)か不合格(Fail)の2つに評価するシステムが採用されています。この場合、成績ポイントがGPAに影響しないことが多いです。これらの評価軸は、ディスカッションセクションや研究等、学生の自主性を育てる為の授業で用いられます。

一方で、テストや課題がある授業ではこのような評価軸ではなく、「Letter Grades」が使用されます。

Incompletes

未完了(Incomplete)という成績が付与されることもあります。これは、学生が特別な事情で課題や試験を完了できなかった場合に一時的に付与され、後で成績が修正されることがあります。

最近では、新型コロナウイルスの影響で大学を休学してしまったり、完了できなかった学生に付与される評価です。この評価のメリットとしては、GPAやPass/Failの計算外にあることです。

Withdrawals

履修登録を取り消すことを意味する「Withdrawal」は、成績に影響せず、単位がもらえないことが一般的です。こちらは、「Incompletes」と似ていますが、より自主的であるイメージを持つ単語です。実際に、新型コロナウイルス等の社会的影響ではなく、家庭の金銭面や学生自身の問題で残りの講義を取り消す際に使われます。

GCSE(General Certificate of Secondary Education)

イギリスの大学に留学を考えている人は、この単語を耳にすることが出てくると思うので、覚えておいてください。GCSEは、通常16歳から18歳の生徒が受験します。これは、中等教育を修了し、高校を卒業する際の資格として認識されています。GCSE試験は、生徒の学術的な能力を測定し、大学進学や職業の選択に備えるための基盤を提供することを目的としています。

GCSEは多くの科目で受験が可能で、言語、数学、科学、歴史、美術、音楽など幅広い分野が含まれます。各科目ごとに試験が行われ、一般的に筆記試験や実技試験、コースワーク(課題)などが組み合わせて評価されます。

4.まとめ

海外の大学に留学する際に、現地の専門用語やワードを知っていることは非常に重要です。現地の言葉を理解し話すことで、コミュニケーションが円滑に行えます。授業や日常生活でのコミュニケーションがスムーズであることは、学業や留学生活の品質を向上させます。また、大学内であっても買い物や食事、公共交通機関の利用などの日常生活が容易になります。地元の人々との交流や文化体験も深まります。この記事を保存、見直し、活用して、海外大学での活躍を手に入れてください!

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