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海外大学で使われる用語「ファカルティ(Faculty)」の意味とは?

2023.10.20

海外大学で使われる用語「ファカルティ(Faculty)」の意味とは?

海外の大学に留学をする事を決めた人は、多くの違いを感じます。それは、言語の壁はもちろん日本とは違う言い回しや、学校では習わない単語が出てきます。加えて、教科書や単語集には書いてあるけど、他の意味があるような単語もあります。

今回は、留学に行く方は絶対に知らないとやばい単語「ファカルティ」と、大学で知らないと恥をかく単語について書いていきます!

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日本と海外大学の違いとは?

日本の大学と海外の大学には、様々な違いがあります。よく言われるのは、日本は「入るのが難しく、卒業が簡単」で、海外はその逆で「卒業が難しく、入るのは簡単」です。でも、どこまでこれって本当なの?と思った方もいると思います。その点も含めて徹底解説します。

卒業が難しい海外の大学

日本では、大学入試という大きな行事があります。毎年、1月のセンター試験から3月終わりまで、たくさんの試験が各大学で行われます。その為に、毎日勉強したり、塾に通ったりと学生は多くの時間を勉強に費やします。

しかし、海外は特にそのような習慣は無く、高校の評定平均の成績と小論文を提出して、大学側が入学かどうかを判断します。日本人の場合は、ここに英語の試験、TOEFLやIELTSが1つ追加で提出を求められるだけです。その為、入学は比較的「英語だけ勉強しとけばなんとかなる」という事です。

キャリアゼロの考えの方

日本では、学部は4年制の学士課程を指し、大学院は修士課程・博士課程を指します。一方、海外の多くの大学では、学部と大学院はそれぞれ独立したものとして扱われます。例えば、海外の大学では、学部は4年制の学位課程を指し、大学院は修士課程・博士課程を指します。

また、大学院に進学しない学生は、学んだ学部をベースに就職活動をします。その為、会計学を学んだ学生は「公認会計士」を目指したり、体育学部の学生は「トレーナー」や、スポーツチーム専属の社員になったりします。

日本には「総合職」がありますが、海外には存在しない為、このような考え方があります。

学期の違い

日本の大学では、1年を通して授業が行われる「年間制」が一般的ですが、海外の大学では、1年を2つまたは3つの学期に分けて授業を行う「セメスター制」や「クォーター制」が採用されています。セメスター制では、1年間を2つの学期に分けて授業を行い、クォーター制では、1年間を3つの学期に分けて授業を行います。

リベラルアーツ教育

リベラルアーツとは、幅広い教養を身につけることを目的とした教育のことを指します。日本の大学教育は、専門的な知識を身につけることを中心とした教育が主流ですが、海外の多くの大学では、リベラルアーツ教育が行われています。

リベラルアーツ教育では、人文科学、社会科学、自然科学などの多様な分野から科目を取り、広い視野を持つことが求められます。

最重要単語「ファカルティ」

一番大切な言葉は「ファカルティ」です。スペルは「Faculty」です。辞書で調べると「ある特定の分野の研究者の集団」といった意味で出てきますが、本来は多様な意味で使われています。

意味①「学部」

一番よく使われる意味は、「学部」になります。特に、「Which faculty are you from?(どこの学部?)」、この質問は一般的な会話です。また、大学のウェブサイトなどにも、学部を知りたいときは「Faculty」のタブをクリックすれば、見る事ができます。例としては、商学部は「Faculty of Business Administration」や、「Faculty of Medicine」であれば医学部になります。

意味②「教授」

高校で英語を勉強した方は、「教授=Professor」と覚えている方も多いと思います。しかし、大学には「教授、助教授、アシスタント教授」といったように、ランク付けがあります。「Professor」は、博士号を持ち、大学に認めれた一部の教授のみが「Professor」を名乗る事ができます。そのため、授業に来る先生をまとめて「Faculty」と呼びます。

意味③「研究所」

これは、主に理系学部や理系の学生が使います。日本で言われる「研究室」等の意味になり、「I am heading to the faculty.(今、研究室に向かってるよ。)」のような使い方がされます。

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絶対に知りたい海外大学での用語集20選

日本と海外では大学に入る方法から、大学に対する考え方等、多くの事が違います。違いはもちろん言葉にも、現れてきます。ここからは、海外の大学に行く際に、知っておきたい用語を解説していきます!

①College

海外の大学は、大学院課程を除き、4年制の大学を「カレッジ(College)」と呼ばれます。もちろん、「University」も通じる単語にはなりますが、より現地でナチュラルな英語を話したい方は、「College」を使いましょう。

「University」は、より正式な言い方で、「高等教育機関」という意味になります。同時に、2年制の短期の大学は「コミュニティ・カレッジ(Community College)」と呼ばれます。

②Laptop

授業で必要になるノートや、ペンは、現代では使われていません。今では、どの大学でもパソコンになり、海外では特にパソコンが無くては、学生生活を送れません。日本では、未だに紙を配布したりしており、全学生がパソコンを持っているわけではありません。

しかし、海外では、資料配布はもちろん、テストや成績、大学のプロセス全てにパソコンが必要になります。そして、パソコンは和製英語の為、通じません。なので、「Laptop」と言いましょう。

③GPA

「Grade Point Average」の略で、成績平均として使用されます。大学によって、色々な基準がありますが、AからFまでの5段階評価や、1.0から4.0の評価方法もあります。それぞれに対応するGPAがあり、授業ごとでは、「A」等のアルファベットを使い、全体の「GPA」は「A=4.0」で換算することもあります。

④Program

学科や、学生が勉強している学問をまとめて「Program(プログラム)」と呼びます。上記で「ファカルティ」が使われていると言いましたが、もう1つの言い方になります。しかし、「ファカルティ」と違うのは、プログラムは単体で使うため、「Program of Business Administration」とは言いません。

⑤Major Study

学部のなかでも、専攻と呼ばれるものがあります。商学部では、会計学、マーケティング学、経営学などです。学生が、一番多くの勉強をするものを、「メジャー」と呼びます。

⑥Minor Study

学生が一番多く勉強をする専攻(Major)の他に、もう1つ「マイナー」と呼ばれる副専攻があります。これは、理系学生に見られる事が多いです。例えば、専攻は「生物学」で、副専攻を「薬学部」にする事で、新しい医薬品の開発をする研究者になる道があります。

⑦Course

学部生が受講する講義のことを、「コース」と言います。他の言い方では、「Class」と呼ばれる事もありますが、基本的には「コース」を使う事が一般的です。使い分けは特にないですが、クラスは幼稚に聞こえる場合もあります。

⑧Syllabus

大学のコースの内容や、成績の付け方、課題提出の方法、授業内容のアウトラインなどが書いてるのが、「シラバス」です。基本的には、受講する学生のみにPDFで配られます。授業の初めは、必ずシラバスを手に入れてから、授業に臨むことが一般的です。

⑨Professor

上記でも、少し触れましたが、大学の専任教員の事を「プロフェッサー」と呼びます。しかし、この用語を使う事は、多くはなく、略して、「Prof.(プロフ)」と呼ぶことが一般的です。

⑩TA

「Teaching Assistant」の略で、教授の助手になります。助教授とは違い、基本的には大学4年生から大学院生が教授のサポートの為にいます。主な役割は、資料作成やテスト前の補修抗議を担当したりすることが多いです。

⑪Registrar

「レジスターラー」は 学生事務局のことで、入学手続きや成績管理、卒業要件の確認などを担当しています。特に留学生は、ビザの申請や、国際生ならではの手続きの際に、利用する事が多いです。また、「なんでも屋さん」ともいわれるので、何か困ったことがあれば、色々助けてくれるオフィスでもあります。

⑫Financial aid

「ファイナンシャルエイド」は大学の奨学金制度の事で、学費や生活費の支援を行っています。これは総称になるので、それぞれの奨学金は別名、特に卒業生の名前がついています。また、企業が奨学金を出費している際は、その企業の名前になります。

⑬Campus

「キャンパス」は日本でも一般的に使われる意味の大学の敷地内です。複数の建物が立ち並び、大学全体の土地を表します。

⑮Dormitory

「ドミトリー」は、 学生寮のことです。ただ、大学によっては呼び方が違い、「Accomordation(アコモデーション)」や、「Housing(ハウジング)」と呼ばれる事もあります。基本的には、大学のキャンパス内にあり、アパートのような建造物です。

⑯Fraternity/Sorority

日本のサークルは、「フラタニティ」、「ソロリティ」と海外では呼ばれています。違いは、「フラタニティ」が男性用で、「ソロリティ」が女性用ですが、近年はまとめて「クラブ」と呼ばれることが一般的です。

⑰President

大学の学長は、「プレジデント」と呼ばれ、基本的には1人です。

⑱Vice President

大学の副学長は、「バイスプレジデント」と呼ばれ、5人から7人程います。それぞれ、「ファイナンス」や「アカデミック」等、大学で担当する分野が違います。主に、大学経営陣と捉える事ができます。

⑲Students Union

日本ではなじみがないかもしれませんが、海外の大学では「生徒会」が存在します。選挙で、生徒会長、副会長、役員を決め、学生の自治を育むために存在します。時には、学生全体の意見として、大学との交渉にあたる場合もあります。

⑳RA

「Residence Assistant」の略で、「レジデンスアシスタント」と呼びます。大学の寮のスタッフで、主に学生が大学からバイトとして雇われて、イベント運営や生徒の安全管理を行います。

まとめ

ここまで日本と海外の大学の違いから、使われる言葉の違いまで、色々な用語を見てきました。大学で学生生活を思いっきりロケットスタートするためには、小さい言葉の壁に足を取られないようにしましょう。そのために、今回のページリンクは、保存して、いつでも見返せるようにしましょう!

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