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ビジネス英語「CV」の意味、使い方・書き方、Resumeとの違いは?CVと一緒に覚えておきたいビジネス用語まとめ

2023.10.20

ビジネス英語「CV」の意味、使い方・書き方、Resumeとの違いは?CVと一緒に覚えておきたいビジネス用語まとめ

外資系企業や英語圏の海外企業の求人情報に応募をする際、CVという文字をみたことがある方も多いのではないでしょうか。

ビジネス英語を学ぶ機会があれば、「CV」の意味を知っているかもしれませんが、一般的な英語教育ではあまり触れられません。

しかし、グローバルな環境で仕事をしたいと考える方にとって、「CV」のようなビジネス英語は知っておく必要があります。

この記事では、「CV」がもつビジネス英語の意味、使い方、別の意味で使われているCVのワード集、CVと一緒に抑えておきたいビジネス用語をまとめて解説します。

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「CV」の意味と読み方

「CV=Curriculum Vitae(カリキュラム ヴィタエ)」の略語で、履歴書や経歴書を意味します。

日常会話で使うような口語表現ではなく、英語圏のビジネスやアカデミックなどの場面でたびたび登場しています。

書名上で表記する際は、Curriculam Viaeが長いため、「CV」と省略されていて、原則大文字表記です。

それぞれのアルファベットに意味があるため、小文字で書いてしまうと一つの意味を持つ単語と勘違いされるリスクがあるため適していません。

入試試験や就職面接などの公式の場面でも頻繁にみられます。

CVと同等の意味を持つ言葉で「Resume(レジュメ)」「Personal History(パーソナル ヒストリー)」という単語もあります。

Personal History(パーソナル ヒストリー)は、CVやResume(レジュメ)と比較するとカジュアルな表現です。

面接や入試などかしこまったシチュエーションでは使用できませんので注意が必要です。

CVとResumeの違い

アメリカとヨーロッパ圏では、CVとResume(レジュメ)がそれぞれ異なる意味を持っているため混同しないように使い分ける必要があります。

職歴、学歴、スキル、実績などをまとめた書類という意味では、CVとResume(レジュメ)もどちらも同じ役割を果たします。

さらに、求人募集に対して提出する応募書類もCVもしくはResume(レジュメ)で同じです。

しかし、アメリカとヨーロッパ圏ではそれぞれ次のように、使い分けられていて意味合いが異なります。

CVResume(レジュメ)
特徴職務、スキル、学歴などを詳細を長めに詳しく記載した文書職務、スキル、学歴などを簡潔にまとめた文書
内容●学術的なコースワーク
●研究プロジェクト
●受賞歴
●特別な栄誉
●助成金・奨学金
●出版物
●学歴
●職歴
●実績
●保有資格
文章の長さ     必要に応じて数ページほどに増えても問題なし長くても2ページほどに収める
経験民間企業学術的なポジションの際に必要(修士課程、博士課程、教育機関の教授、研究者など)

フランス語の「résumé(レジュメ)」には、概要や要約などの意味があります。

一目見て応募者の大まかな情報を理解するための書類がResume(レジュメ)に対して、CV提出では応募者の仕事内容や研究内容が明確に分かる情報の記載が必要です。

ただし注意点として、今までお伝えした話はあくまでアメリカとヨーロッパ圏の話です。

日本、インド、南アフリカ、オーストラリアなどの国では、CVとResume(レジュメ)の意味に違いはほとんどありません。

オーストラリアは母国語が英語であるにも関わらず、アメリカやイギリスのように意味に違いはないとのことです。

とくに日本国内では、CVとResume(レジュメ)はどちらも「英文履歴書」を意味しています。

日本国内のアメリカやヨーロッパ圏の外資系企業の場合、説明がなくてもCVとResume(レジュメ)で提出するべき内容が異なるケースも考えられます。

CVとResume(レジュメ)のどちらを提出するべきか迷った場合は、採用担当者に連絡を取り明確にすると安心です。

「CV」で書くべき項目

Resume(レジュメ)を作成したことがあるものの、CVはまだ作成したことがないという方は、両方持っておくと将来的なビジネスやアカデミックの場面で役立ちます。

日本の外資系企業への応募の場合、大半がResume(レジュメ)の提出で選考してもらえるケースも多いですが、学術的・専門的な経歴がある場合はCV作成もおすすめです。

CV作成において、最低限網羅するべき項目は次のとおりです。

  • Contact information / 連絡先情報
  • Academic history / 学歴
  • Professional experience / 職務経歴
  • Qualifications and skills / 技能・スキル
  • Awards and honors / 表彰歴・受賞歴
  • Publications / 出版物
  • Professional associations / 所属団体
  • Grants and fellowships / 助成金・奨学金
  • Licenses and certificates / 免許・資格
  • Volunteer work / ボランティア活動
  • Personal information/ 個人情報
  • Hobbies and interests / 趣味・興味

基本的には、一般履歴書と同じようなフォーマットで記載します。

簡潔に情報をまとめるように求められる履歴書を書いていると、CVでも「長すぎると読んでもらえないかな?」と心配になる方もいるかもしれません。

しかし、CVは必要な情報を全て記載する方が大切ですので、たとえページ数が多くなっても問題ありません。

長くなったからといってご自身の情報を削ることがないように、しっかりと情報を記載しましょう。

「CV」作成のルール

CVは、日本語で作成する履歴書とは異なる独自のルールがあります。

  • PCで作成する(手書きはNG)
  • A4サイズの用紙を使用する
  • 1枚から多くても3枚までに収める
  • フォントは、Times New RomanもしくはCenturyなど読みやすさを重視する
  • 文字の大きさは本文11〜12ポイント、見出しは本文より2ポイント拡大する
  • 文字色は黒で統一
  • 数字は必ずアラビア文字(1、2、3)を使用する

日本では馴染みがないCV作成ですが、求人募集などに応募する際は、この時点から社会常識があるかどうか確認されます。

基本的なルールに乗っ取ってCV作成をしましょう。

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「CV」に役立つワンランクアップの英単語

英語は、日本語同様にさまざまな表現方法があります。

「I can do〜(わたしは〜ができます)」「I will help〜(わたしは〜に役立ちます)」のような単語を多用すると、意味は伝わっても仕事の能力を評価される可能性は低いです。

CVでは、より詳細を記載するため、その人の文章力、語学力、表現力もチェックされるため、同じような単語を使うことなく、バラエティー豊かな単語を使いましょう。

知っておくと便利なCVの英単語をまとめているので、チェックしてみてください。

学位●Bachelor of〜(学士号)
●Master of〜(修士号)
●Doctor of〜(博士号)
学部・学科●Arts(文学)
●Commerce(商学)
●Economics(経済学)
●Business Administration(経営学)
●Sociology(社会学)
●Education(教育学)
●Laws(法学)
●Science(理学)
●Engineering(工学)
●Agriculture(農学)
●Medicine(医学)
●Pharmacy(薬学)
●Veterinary Medicine(獣医学)
●Computer Science(情報工学)
リーダーシップ、マネージメント ●guide(指導する)
●mentor(指導する)
●inspire(鼓舞する)
●oversee(監督する)
●cultivated(育成する)
●excute(実行する)
●chair(議長を務める)
●develop(開発する)
●unify(統一する)
●direct(指示する)
●control(統制する)
●orchestrate(指揮する)
●facilitate(促進する)
●unite(団結させる)
コミュニケーション・インターネット●present(提示する)
●express(表現する)
●lobby(働きかける)
●consult(相談する)
●negotiate(交渉する)
●define(定義する)
●critique(批評する)
●edit(編集する)
●convey(伝える)
●author(執筆する)
●disclose(開示する)
●campaign(キャンペーンをする)
●revise(改訂する)
●clarify(明確にする)
●promote(宣伝する)
●counsel(助言する)
●field(質問に答える)
●pulbicize(公表する)
●conserve(会話する)
イノベーション・ソリューション・デザイン●devise(考案する)
●correct(修正する)
●innovate(革新する)
●arrange(手配する)
●draft(下書きする)
●pilot(試験運用する)
●rebuild(再建する)
●establish(確立する)
●remodel(作り直す)
●troubleshoot(問題を解決する)
●visualize(可視化する)
●determine(究明する)
●anticipate(予測する)
●conceptualize(概念化する)
●resolve(解消する)
●fashion(作り出す)
成果・実績●integrate(統合する)
●accelerate(加速する)
●expand(拡大する)
●raise(あげる)
●grow(成長)
●boost(促進する)
●gain(得る)
●customize(カスタマイズする)
●formalize(形式化する)
●enhance(強化する)
●overhaul(見直しを行う)
●merge(合併する)
●restore(復元する)
●deliver(成果を出す)
●further(進める)
●maximize(最大化する)
●advance(前進する)
●refine(洗練する)
●surpass(上回る)
●enact(実行に移す)
●reach(到達する)
●optimize(最適化する)
●adjust(調整する)
●target(目標にする)
●accomplish(達成する)
●progress(前進する)
●capitalize(資本家する)
●demonstrate(行動で示す)
●exceed(上回る)
●showcase(発揮する)
データ分析スキル●caculate(計算する)
●audit(監査する)
●examine(精査する)
●chart(図表にする)
●quantify(数値化する)
●survery(調査する)
●measure(測定する)
●evaluate(評価する)
●qualify(適格とする)
●prove(証明する)
●interpret(解釈する)
●investigate(詳しく調べる)
●map(位置付ける)
●analyze(分析する)

まとめ

この記事では、CVについて解説しました。

日本では、CVとResume(レジュメ)が「英文履歴書」として認識されていますが、欧米圏では、CVはより詳しい経歴や学歴、成し遂げた成果を記載する書類として認識されています。

CVは、学術的かつ専門的な分野で勉強したい方、仕事をしたい方であれば、必ず必要になりますので、早いうちから作成しておきましょう。

また、CVを作成する際は、セルフプロデュース力が求められるため、多種多様な英単語を使って語学力に長けていることをアピールすることも重要です。

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