体の部位を表す英単語は、とても多く覚えるのに苦労した経験がよくあると思います。そして、熟語の中にも入ってきたり、他の意味を持っていたりと複雑な英単語が多いです。しかし、それを覚えて使えることができれば、英語マスターになることができます!
今回は、難問単語「Armpit」のもう1つの意味と、体の部位を使った熟語を紹介します!
1.「Armpit」はどこの部分?もう1つの意味とは?
「Armpit」 は英語で「脇の下」を指します。脇の下は通常、腕を上げたり、服を着たりするときに露出する部分であり、体臭が発生しやすい部分の一つでもあります。身体の異常な匂いや汗の問題を指摘する際にも使用されることがあります。
例文は?
ここでは、「Armpit」が入った文章を例文と一緒に紹介します。ぜひ、使い方を見て、実践してください。
- 「I applied some deodorant to my armpits before going to the gym.」
(ジムに行く前に脇にデオドラントを塗りました。)
- 「The boxer took a punch to the armpit, causing some discomfort.」
(ボクサーは脇の下にパンチを受け、多少の不快感を覚えました。)
- 「I need to shave my armpits; they’re getting too hairy.」
(脇の下を剃る必要があります。あまりにも毛が多すぎます。)
- 「The doctor examined the patient’s armpits for any signs of infection.」
(医師は患者の脇の下を感染の兆候の有無を調べました。)
「Armpit」のもう1つの意味とは?
「Armpit」 は一般的に「脇の下」を指す言葉ですが、俗語として使われることもあり、それは「非常に不快な、酷い、または低劣な場所や状況」を表現するために使われます。
この意味では、物事や場所が非常に不快で魅力のない状態を指しています。この用法は、否定的な評価や皮肉を含む文脈で使われることが一般的です。
例文は?
ここでは、「Armpit」が入った文章を例文と一緒に紹介します。ぜひ、使い方を見て、実践してください。ただ、フォーマルな場面では避けてください。
- 「That town is such an armpit; there’s nothing to do there.」
(あの町は本当に酷い場所だよ。何もすることがない。)
- 「The hotel we stayed at was a total armpit – dirty and run-down.」
(私たちが泊まったホテルは完全に酷い所だった。汚くて劣化していた。)
- 「This job is the armpit of the company. I can’t wait to leave.」
(この仕事は会社の中で最悪だ。辞めるのが待ち遠しい。)
- 「I can’t believe they sent us to this armpit of a conference venue.」
(信じられないくらい、彼らは私たちをこの酷い会議場所に送った。)
2.英語で体の部位はなんて言う?
これらは体の主要な部分を表す英語の単語の一部です。この記事を保存版として残しておいてください。海外旅行や留学中に病院へ行った際に、緊急で辞書を使うより、この記事を活用してください!
頭部(Head)
- Head (頭)
- Face (顔)
- Forehead (額)
- Eyes (目)
- Nose (鼻)
- Mouth (口)
- Lips (唇)
- Ears (耳)
- Cheeks (頬)
- 首(Neck)
胸(Chest)
- Chest (胸)
- Breast (女性の胸部)
腕(Arms)
- Arm (腕)
- Shoulder (肩)
- Elbow (肘)
- Wrist (手首)
手(Hands)
- Hand (手)
- Finger (指)
- Thumb (親指)
背中(Back):
- Lower Back(腰の少し上)
- Waist (腰)
- Buttocks (臀部)
- Vertebrae (脊椎)
腹部(Abdomen / Stomach)
- Abdomen (腹部)
- Stomach (胃)
脚(Legs)
- Leg (脚)
- Thigh (太もも)
- Knee (膝)
- Calf (ふくらはぎ)
- Ankle (足首)
- Foot (足)
- Toe (つま先)
背骨(Spine / Backbone)
- Spine (背骨)
- Backbone (背骨)
内臓(Organs)
- Liver (肝臓)
- Kidneys(腎臓)
- Haert(心臓)
- Lungs (肺)
- Brain (脳)
- Stomach (胃袋)
- Bladder (膀胱)
- Pancreas (膵臓)
- Intestines(胃腸)
3.体の部位が入った英熟語は?
なぜ英語には体の部位が入った熟語が多いの?
英語を勉強していて、熟語の多さに四苦八苦すると同時に、やたらと体の部位の英単語が入った熟語が多いことにも気づきます。英語における熟語やイディオムには、文化、歴史、人間の生活体験に由来するさまざまな要因が影響しています。英語における体の部位を含む熟語やイディオムが多い理由は、いくつかの理由があります。
- 身近な体験
体の部位に関連するイメージや経験は、人々の日常生活に非常に密接しています。そのため、身体的な感覚や行動を表現に取り入れることは自然なことです。例えば、「心を開く」という表現は感情や信頼に関連していますし、「手を差し伸べる」は助け合いや協力を表現しています。
- 比喩的な表現
体の部位を使うことで、抽象的な概念や感情をより具体的に表現することができます。例えば、「目を開く」という表現は新しい視点を持つことを意味します。これは、体の部位を使うことでメタファーを効果的に構築できるためです。
- 言語の発展
言語は社会と共に発展し、表現は時間と共に変化します。特定の表現やイディオムが広まり、一般的に使用されるようになることがあります。その過程で体の部位に関連する表現が多くなることがあります。
体の部位が入った英熟語は?
ここからは、体の部位を使った英語の熟語を意味と合わせて、ご紹介します。ぜひ、理解して、実践で使ってみてください。一段上の英語を使えますよ!
- 「Cost an arm and a leg」
何かが非常に高価であることを指す表現です。ただし、実際に体の部位を失うわけではありません。
- 「Give someone a hand」
誰かを手助けすること、支えることを指します。実際に手を差し伸べることを意味します。
- 「Bite the bullet」
これは難しい決断を下す際に使われる表現で、「困難に立ち向かう」または「厳しい状況に耐える」という意味です。
- 「Break a leg」
これは演劇やパフォーマンスの前に成功を祈るときに使われる表現で、「頑張って!」や「成功を祈っています!」という意味です。体の部位を傷つけるわけではありません。
- 「On the tip of one’s tongue」
何かを覚えようとしているが、それが思い出せない状態を指します。舌(tongue)に関連する表現です。
- 「Get Cold Feet:」
通常、重要な行動を取る前に不安や緊張で行動をためらうことを指します。特に、計画していたことを思い切って実行する前に、急に不安や恐怖に襲われる状態を表現します。
- 「Put your foot in your mouth」
不適切なことを言ってしまうことを指します。足(foot)を口に入れるわけではありませんが、言葉のミスが含まれています。
- 「Learn by heart」
何かを暗記することを指します。心(heart)に関連する表現です。
- 「Stomach the truth」
不快な事実を受け入れることを指します。
- 「Pull Someone’s Leg」
この表現は、誰かをからかうか、冗談を言うことを指します。しかし、それが真実でないことを相手に示唆していることが多いです。
- 「Play it by ear」
計画を立てずに状況に応じて行動することを指します。
- 「Keep an eye on」
注意深く見守る、監視することを指します。
- 「Bite Your Tongue」
何かを言わないように努力することを指します。通常、感情や意見を抑え、適切ではないと思われる場面で口をつぐんでいることを表現します。
- 「Have a Sweet Tooth」
甘いものを好む、甘いものに対する強い欲望や好みを指します。日本語で言う、甘党と同じ意味です。
- 「Keep an eye on」
注意深く見守る、監視することを指します。
- 「Keep Your Nose to the Grindstone」
非常に一生懸命に働くこと、努力し続けることを指します。通常、成功や目標達成に向けて徹底的に努力する姿勢を表現します。
- 「Head Over Heels」
この表現は、強い感情や恋に落ちた状態を指します。通常、非常に深く恋をしていることを強調します。
- 「Cry Over Spilled Milk」
すでに起きたことや変えられないことについて後悔や嘆くことは無駄だということを表現します。過去の過ちや問題に対してあまりにも過度に悲しむことは不毛であるという考えを示します。
- 「Keep Your Chin Up」
困難な状況や失敗に直面したときに、希望を持ち、前向きであるよう励ますことを意味します。困難に立ち向かうための励ましの言葉です。
- 「Back to the Drawing Board」
計画やプロジェクトが失敗し、最初からやり直す必要があるときに使います。何かがうまくいかなかったときに再考や再計画が必要であることを示します。
4.まとめ
「Armpit」は、脇の下という意味だけでなく、「非常に不愉快、汚い場所」という意味を持ちます。英単語の中には、1つだけでなく多くの意味を持つことが多いです。また、体の部位を使った熟語がとても多い事も有名です。それらを使いこなすことができれば、あなたの英語はまた1段上のステージに行くことは間違いありません。ぜひ、記事を保存して、実践してみてください!