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留学・ワーホリにベストな期間とは?プランを検討する際に役立つ知識

渡航前の荷物やカレンダー
「留学するとしたら、どれくらいの期間を検討すれば良いのか」「ビザの手続きにはどれくらいの時間がかかるのか」このように、留学の期間に関してお悩みの方は少なくありません。せっかくお金と時間をかけて憧れの海外へ飛び立つのですから、将来に生かせるように準備をしておきたいと考えるのは当然ですよね。

ここでは、留学の期間に関してお悩みの方に向けて、期間別のメリット・デメリットや留学中にできることを解説します。さらに、英語力UPに必要な期間(レベル別)や期間を検討する際のポイントについても解説しますので、留学を検討中の方はぜひ参考にしてください。

目次

【留学期間の選択肢】短期と長期のメリット・デメリット

留学の期間を検討する際、まずはどのような選択肢があるのかを把握しましょう。留学と言ってもさまざまな分類方法がありますが、ここでは短期留学と長期留学に分けてメリット・デメリットを解説します。

短期留学:3カ月以内の留学
長期留学:4カ月以上の留学

以下の記事ではさまざまな留学の種類を紹介していますので、興味がある方はこちらも併せてご覧ください。
「留学」「ワーホリ」とは?それぞれの定義や違い、身に付くスキルなど

1.短期留学(3カ月以内)のメリット・デメリット

短期留学は、一般的に3カ月以内の留学を指します。特に大学生に人気の高いタイプで、春休みや夏休みを利用して在学中に複数回の留学を経験する方、長期留学に向けた準備として渡航する方もいらっしゃいます。短期留学のメリット・デメリットは以下の通りです。

  • メリット1:長期留学よりも費用を抑えられる
  • メリット2:休学や休職をしなくても留学できる
  • メリット3:ビザなしで滞在できるケースが多い
  • デメリット1:経験できることが限られる
  • デメリット2:渡航先の文化や慣習を深く学ぶ期間としては不十分
  • デメリット3:長期留学と比べて英語力の伸びが限定的

短期留学の大きな魅力は手軽さです。長期留学と比べると、費用や手続きの面でハードルが低いと感じる方が多いでしょう。数週間など超短期でも渡航可能なため、大学の春休みや夏休み、会社の長期休暇を有効活用したい方と相性の良い選択肢です。

「短期では意味がないのでは?」と感じる方もいるかもしれません。しかし、大学の交換留学制度やインターン、ボランティアといった各種プログラムを上手に活用できれば、人生に大きな影響を与えるほどの経験ができるでしょう。また、ホームステイで渡航先の家族と暮らせば、現地の文化に触れることができます。

一方で、事前準備が不十分だったり、目的が不明確だったりすると海外旅行の延長となり、効果を得られない恐れがあります。また、英語はたくさんの失敗を繰り返しながら上達するものです。渡航時の英語力によっては慣れるまでに時間を要します。英語でのコミュニケーションに慣れた頃に帰国となり、悔しい思いをしてしまうこともあるでしょう。

2.長期留学(4カ月以上)のメリット・デメリット

長期留学は、一般的に4カ月以上の留学を指します。長期留学と言っても幅広く、数カ月から数年単位の期間が含まれます。大学生の場合は休学、社会人の場合は休職や退職をして留学するケースが多いでしょう。長期留学のメリット・デメリットは以下の通りです。

  • メリット1:短期留学よりも体験の幅が広がる
  • メリット2:現地の文化や慣習を深く学ぶことができる
  • メリット3:努力次第で飛躍的な英語力UPを期待できる
  • メリット4:将来のキャリアに直結する経験ができる
  • デメリット1:短期留学よりも準備の負担が大きい
  • デメリット2:費用が高額になりがち
  • デメリット3:マンネリ化しやすい

渡航先や取得するビザの種類、渡航期間によってできることの幅が異なりますが、シェアハウス探し、銀行口座の開設、アルバイトなどを通して現地の暮らしを実感できます。ただし、英語力が伸び悩んでモチベーションが下がる、生活に慣れてマンネリ化してしまうケースも珍しくありません。自分の軸をしっかりと持ち、定期的に行動を見直すことも大切です。

長期留学であれば、基礎英語だけでなく、専門分野の習得や長期的な就業経験も視野に入ります。とはいえ、どのような体験ができるのかをイメージしにくい方もいるかもしれません。以下は長期留学で挑戦できることの一例です。

  • 海外の大学(2年制または4年制)や専門学校へ進学する
  • 日本の大学に在籍した状態で、提携先である海外の大学へ1学期間通う
  • 半年間、オフィス系の海外企業のインターンに参加する(一般的に事前の書類選考や相手企業との面接あり)
  • 半年間、現地の方を対象とした日本語を教えるボランティアに参加する
  • 語学学校で基礎英語を学んだ後、資格取得のためのコースを受講する

ワーキングホリデーとは?制度の特徴とメリット・デメリット

英語力UPだけでなく、アルバイトやインターン、ボランティアなど長期で色々なことに挑戦したい場合、ワーキングホリデー(ワーホリ)を利用するのもおすすめです。ワーホリとは、日本と協定を結ぶ国の若者同士が、互いに文化や生活について理解を深めるための制度です。長期滞在(原則1年)や通学、就労が認められるなど自由度が高い点が魅力。夢カナ留学のお客さまにも大人気です。

渡航期間:原則1年(国によっては最長3年)
対象:18歳以上30歳以下の方(国によって異なります)

  • メリット1:滞在中の自由度が高い
  • メリット2:留学費用の節約に加えて、貯金をして帰国できる可能性がある
  • メリット3:就活や転職でアピールできるほどの就業経験を積むことが可能
  • デメリット1:帰国後に「遊んできた」と捉えられることがある
  • デメリット2:英語力が伸びるかどうかは自分次第

ワーホリビザでは就労が認められているため、滞在期間中の費用を現地でのアルバイト等で補うことができます。就労先はレストランやホテルといった接客業、農業を選択する方が多い傾向にあります。学校へ通うことも可能ですが、通学期間に制限がある点にご注意ください。

ワーホリの対象者や利用条件は国によって異なります。興味がある方は渡航先のビザの発給条件を確認しておきましょう。また、利用できるのは1カ国につき一生に一度のみ。魅力的な制度を無駄にしないよう、しっかりと計画を立てることが大切です。

英語が上達する期間の目安

「英語を話せるようになりたい」と言っても、どの程度のレベルを希望すのかによって目指すべき目標が異なり、その目標を達成するために必要な期間は現在の英語力によって左右されます。例えば、ネイティブの友人と簡単なコミュニケーションが取れる程度の英語力と、外資系ホテルでお客さまをご案内する際の英語力とでは、必要な表現の幅やリスニング力が異なりますよね。

とはいえ、英語力UPに必要な期間を基準に滞在期間や渡航のタイミングを検討したい方もいるでしょう。目安として、夢カナ留学が独自にご提供する”夢カナEnglish”の各コースをマスターするために必要な期間をご紹介します。

レッスンの条件:週3~4時間のグループレッスン
【初級の場合】次のレベルまでの期間(目安):2カ月+月40~60時間の自主学習
初級レベルに該当する方は以下のイメージです。

  • 英語が全く話せない
  • 英語で自己紹介ができる
  • 英語での簡単な質問に英語で回答できる

【初中級の場合】次のレベル(中上級)までの期間(目安):4カ月+月40~60時間の自主学習
初中級レベルに該当する方は以下のイメージです。

  • 英語を話すことに抵抗がない
  • 自分の知っている内容であればスムーズに会話できる

仮に渡航時のレベルが初級の場合、現地で最低でも2カ月と別途自主学習をして「英語を話すことに抵抗がない」初中級レベルになります。このように考えると、短期留学のみでの英語力向上は難しいことが分かりますね。長期留学であっても、日本で英語力を高めておくに越したことはありません。留学期間を有意義に過ごしたい方は、事前の英語学習に力を入れましょう。

渡航前の事前準備は英語の勉強だけでは不十分?

現地で困らないよう、「留学までに英語を勉強しておきたい」と考える方は多いでしょう。しかし、アルバイトやインターンといったお仕事の経験を積みたい方は、英語学習のみの事前準備では不十分です。また、現地で生活すれば自然と英語が上達して、仕事探しができるようになるとは限りません。しっかりと仕事探しに適した対策をすることが重要です。

夢カナ留学では、渡航前の英語学習のサポートはもちろん、英文履歴書の添削や面接対策を行います。夢カナEnglishを利用して留学した方の97%は、渡航後2カ月以内にローカルの仕事に就けたという実績もございます。

「ローカルの仕事」とは現地のネイティブが経営している企業の仕事であるため、完全な英語環境です。渡航前に努力をして時給の高いお仕事に就くことができれば、留学費用を回収した上で貯金をして帰国することも夢ではありません。夢カナEnglishについては以下で解説していますの「留学先でネイティブと働きたい」と考えている方は、ぜひ以下のページもご覧ください。
夢カナEnglish

留学期間中にできることは?オーストラリアとカナダのビザで具体的に解説

留学期間中にできることは、渡航先や取得するビザ※の種類など諸条件によって異なります。留学を検討する際は、自分の希望する内容に適したビザを取得することがポイントです。
※渡航先への入国許可証
ビザや渡航先によってどのような違いがあるのかをイメージしていただくために、夢カナ留学のお客さまに人気が高いオーストラリアとカナダにおける以下3つのパターンで具体的に解説します。

  • ビザなしの場合
  • 学生ビザの場合
  • ワーホリビザの場合

その他の国のビザ情報についてはこちらをご確認ください

1.ビザなしの場合

一般的に「短期留学は3カ月以内」とお伝えしましたが、これはビザの申請なしで渡航できる期間を3カ月としている国が多いためです。ただし、ビザなしで渡航できる期間は一概に3カ月ではなく、国によって異なります。例えばカナダの場合は6カ月です。

また、オーストラリアやカナダは、ビザの申請が免除される代わりに電子渡航認証※という申請が必要になります。オーストラリアやカナダをはじめ、多くの国では短期留学での就労が認められていない点にご注意ください。

電子渡航認証の種類 滞在期間 通学 就労
オーストラリア ETA(Subclass601) 最長3カ月 可能 不可
カナダ eTA 最長6カ月 可能 不可

※上記は2023年9月末時点の情報です。各種条件は渡航先の政府の方針等によって変わる可能性があります。渡航を具体的に検討する際は、最新情報をご確認ください。

2.学生ビザの場合

学生ビザで長期滞在する場合、オーストラリアでは最長5年、カナダでは学校へ通う期間と同じ期間の滞在が認められています。制限時間内であればアルバイトもできるため、勉強しながら現地でお金を稼ぎたい方、現地でのアルバイトを経験したい方に向いているでしょう。

ビザの種類 滞在期間 通学 就労
オーストラリア Subclass500 最長5年 可能 可能※1
カナダ Study Permit 通学期間+90日間 可能 可能※2


※1:期中は2週間あたり48時間、長期休暇中はフルタイム
※2:期中は週20時間、長期休暇中はフルタイム、語学学校へ通学する場合は就労不可
※上記は2023年9月末時点の情報です。各種条件は渡航先の政府の方針等によって変わる可能性があります。渡航を具体的に検討する際は、最新情報をご確認ください。

3.ワーホリビザの場合

一般的にワーホリビザで滞在できる期間は1年間です。オーストラリアのワーホリビザは特徴的で、条件※を満たせば最長3年間の滞在が認められます。また、カナダのワーホリビザは毎年の定員に上限があるため、申し込むタイミングによっては、渡航が翌年以降に先送りとなることもあります。
※政府が指定する特定の仕事(例:ファーム、ファクトリー)に一定期間従事するなど

ビザの種類 滞在期間 通学 就労
オーストラリア Sub Class417 最長3年 可能(最長4カ月) 可能(フルタイム)※
カナダ IEC (International Experience Canada) 最長1年 可能(最長6カ月) 可能(フルタイム)

※1社につき最長6カ月
※上記は2023年9月末時点の情報です。各種条件は渡航先の政府の方針等によって変わる可能性があります。渡航を具体的に検討する際は、最新情報をご確認ください。

留学の8つの種類と特徴

留学の期間だけでなく「留学を通して具体的にどのような経験ができるのか」を知っておくことも大切なポイントです。選択肢を知らずになんとなく渡航してしまうと、留学を後悔することになるかもしれません。留学を将来に生かせるように、以下2つのカテゴリから全8種類の特徴をご紹介します。

  • 学校へ通って英語を学ぶ(語学学校、大学進学など計4種類)
  • 働きながら英語を学ぶ(アルバイト、海外インターンなど計4種類)

1.学校で英語を学ぶ

学校へ通って英語を学ぶ方法には、以下4つの種類あります。

  • 語学学校:基礎英語を学ぶ
    【向いている方】基礎的な英語を学びたい方、多国籍の友人を作りたい方
  • 4年制大学:英語で専門分野を学ぶ
    【向いている方】海外の大学に進学したい方、海外大卒の経歴を就活でアピールしたい方
  • 2年制大学:英語で専門分野を学ぶ
    【向いている方】海外の4年生大学への編入を目指す方
  • 専門学校:英語で特定の専門分野を学ぶ(美容、プログラミングなど)
    【向いている方】英語を使って仕事に役立つ知識を身に付けたい方

上記4種類の中で、語学学校とそれ以外とでは通学する生徒や学ぶことのできる内容が異なります。大学や専門学校は英語を用いて専門分野を学ぶところです。ある程度の英語力が必要となるため、同級生はネイティブが多い傾向。

一方、語学学校とは海外からの留学生が基礎英語を学ぶための学校です。そのため、同級生にネイティブはいません。日本人には文法に強いものの会話が苦手な方が多いため、初級クラスに集まる傾向があります。

現地で日本人が多い初級クラスに振り分けられ、日本語での生活がメインとなってしまうケースが少なくありません。語学学校へ通う場合、中級以上のクラスに入れるように基礎英語力を高めておくことが大切です。

2.働きながら英語を学ぶ

将来のキャリアに直接つながる経験をしたい方は、以下のように「働きながら英語を学ぶ」という選択肢もあります。

  • 海外アルバイト
    【向いている方】接客業などを通して、お金を稼ぎながら実践的な英語力を身に付けたい方
  • 海外ボランティア
    【向いている方】英語を使ってボランティアをしたい方
  • 海外インターン(有給)
    【向いている方】お金を稼ぎながら海外で就労経験を積みたい方
  • 海外インターン(無給)
    【向いている方】海外で就労経験を積みたい方

一概には言えませんが、アルバイトはカフェやレストランなどの接客業、インターンはオフィス系の仕事が多い傾向です。いずれにしても英文履歴書での書類選考や面接を突破する必要があります。現地ですぐに応募できるように、渡航前に準備しておきましょう。

ボランティアの種類は多岐にわたります。例えば、幼稚園の先生のアシスタントや農業ボランティア、チャリティショップ活動(例:現地の病院やNGOが出店するリサイクルショップでの接客)が挙げられます。

留学期間や渡航時期を検討する際の3つのポイント

留学期間や渡航するタイミングに迷っている方は、以下3つのポイントを意識してみてください。

  • 将来の夢や目標は何ですか?
  • 現在の英語力はどれくらいですか?
  • 留学までに準備できる資金はいくらですか?

あなたにとってベストな留学プランを作成するために大切なことは、将来の夢や目標からプランを逆算して考えることです。つまり、ゴールが定まらなければ道のりが決まりません。この機会に、自分の本当にやりたいことを考えてみましょう。また、理想を実現するために、現在の英語力や現実的に準備できる予算についても検討が必要です。

とはいえ、留学の選択肢は多岐にわたるため、一人で答えを導き出すのは簡単ではありません。留学プランについて迷っている方はお気軽に夢カナ留学へご相談ください。留学経験者であり、多くの留学生のお悩みを解決してきたプロのコンサルタントがお話を伺います。
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留学費用の節約と英語力UPの両立には”ワーホリ”がおすすめ

留学費用を抑えて長期留学をしたい方や、留学期間中に英語力を高めて将来のキャリアに生かしたい方には、ワーホリビザでの渡航をおすすめします。夢カナ留学では、お客さまが本当にやりたいことを軸にプランを作成するため、特定のプランのみをご紹介することはありません。しかし、ワーホリビザは滞在先での自由度が高く、本当にやりたいことを実現したい方と相性の良い選択肢です。結果的に、夢カナ留学のお客さまの中ではワーホリを選択する方が多数を占めています。

ただし、自由度の高いビザであるからこそ、自分の軸を固めて事前準備をしておかなければなりません。「こんなはずではなかった…」と後悔しないように、情報収集をしっかりとしておきましょう。

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