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留学やワーホリにかかる費用はいくら?効果的な節約術もご紹介

留学やワーホリにかかる費用
留学やワーホリにかかる費用は、渡航前に支払う初期費用と渡航後に支払う滞在費に分かれます。費用の相場を把握しておくと、渡航前の資金計画に役立つでしょう。ただし、留学費用はさまざまな要因で変動するため、各種費用のポイントを押さえておくとが大切です。ここでは、留学にかかる費用(初期費用・滞在費)の目安と各項目をチェックする際のポイントについて解説します。記事の後半では効果的な節約術もご紹介しますので、留学費用を抑えたい方はぜひ参考にしてください。

目次

留学やワーホリにかかる初期費用と項目別のチェックポイント

留学やワーホリにかかる初期費用は、留学の滞在期間や目的によって大きく異なります。ここでは、語学留学の短期留学(3カ月)・長期留学(12カ月)それぞれにかかる費用の目安と内訳をご紹介します。

短期の語学留学(3カ月)の目安は約70~80万円です。

  • 授業料:30万円(1カ月10万円×3カ月)
  • 航空券:(往復)10~15万円
  • 海外旅行保険:0~5万円
  • 住居費:30万円(1カ月10万円×3カ月)

長期の語学留学(12カ月)の目安は約260~270万円です。

  • 授業料:120万円(1カ月10万円×12カ月)
  • 航空券:(片道)5~10万円
  • 海外旅行保険:15~20万円
  • 住居費:120万円(1カ月10万円×12カ月)

冒頭でもお伝えした通り、実際にかかる費用はさまざまな要因で変動するため、あくまでも目安としてご覧ください。

また、上記の費用以外に、ビザの申請料金がかかります。ビザとは渡航先の入国許可証のようなものです。国によって発給される種類や滞在期間が異なるため、費用は一概にお伝えできません。例えば、オーストラリアのビザ申請料金は以下の通りです。

  • 短期(3カ月):20オーストラリアドル(約1,960円)※
  • 長期(最大5年):約719オーストラリアドル(約70,460円※
  • ワーホリ(最大3年):約643オーストラリアドル(約63,010円)※

※1オーストラリアドル=98円の場合
※上記は2023年9月末時点の情報です。各種数値や条件は為替の影響、渡航先の政府の方針等によって変わる可能性があります。渡航を具体的に検討する際は、最新情報をご確認ください。

その他の国のビザ情報については「留学やワーホリ先を探す」をご覧ください。

1.授業料

授業料は通学する学校、受講期間、コースによって大きく異なります。語学学校の場合、費用の計算は1週間あたりのコース料金×通学期間で算出する仕組みです。また、学校によって立地や設備、サポート体制などが異なるため、類似のコースでも費用が異なります。夢カナ留学の公式サイトでは語学学校や海外大学に関する情報提供をしていますので、興味がある方はご覧ください。
語学学校・海外大学の一覧

2.住居費

住居費を支払うタイミングや初期費用に含める期間は、ケースバイケースです。例えば、1カ月の短期留学で同じ学生寮やホームステイで過ごす場合は、全額を初期費用に含めます。

一方、ワーキングホリデーで1年間滞在する方が現地でのアルバイトを検討しているとしましょう。このように長期滞在を計画している方の中には、渡航後数ヶ月分の費用を初期費用に含め、それ以降の住居費はアルバイトの収入で賄うことを想定する方もいらっしゃいます。

とはいえ、仕事が見つからず、収入を得られない期間が想定よりも長引くリスクがあるため、渡航前に準備する資金には余裕を持たせておくことをおすすめします。

留学生が滞在する方法には、ホームステイ・学生寮・シェアハウスという選択肢がありますが、どの滞在方法でも、郊外よりも都市部、相部屋よりも一人部屋の方が費用が高くなる傾向です。

3.航空券

航空券の料金は渡航時期や渡航先によって異なります。例えば、日本のゴールデンウイークや年末年始など海外へ渡航する方が多い時期は料金が高くなり、アジア周辺諸国よりもヨーロッパやアメリカなど日本から遠い国への渡航の方が高額です。

4.海外留学保険

海外留学保険は契約する保険会社や加入するプランの補償内容、加入期間によって料金が異なります。期間で比較した場合、加入期間が長いほど費用がかかり、補償内容で比較した場合、補償が手厚いほど費用がかかる仕組みです。例えば、スタンダードなプランで補償対象外の歯科治療費が補償される、他のプランでは傷害死亡保障金額が1,000万円のところ3,000万円補償されるといったケースでは保険料が高くなります。

滞在中にかかる費用と項目別のチェックポイント

渡航前でけでなく、滞在中にかかる費用の目安を確認しておくことも大切です。渡航後の生活に不安がある方は、現地での就労予定の有無に関わらず、必要資金の目安を計算しておくと良いでしょう。滞在中にかかる費用は渡航先の物価が大きく影響するため、一概にお伝えできません。ここでは、オーストラリアにおける1カ月分の滞在費を例に解説します。その他の国の滞在費については、「留学やワーホリ先を探す」を参考にしてください。

1カ月分の滞在費(目安)の合計:約13.8万円~18.8万円

  • 食費費:約3~7万円
  • 交通費:約5,000円~1万円
  • 通信費:約3,000円~8,000円
  • 住居費:約10万円

物価だけでなく、滞在中の生活スタイルによっても必要な費用が異なるため、上記はあくまでも目安です。上記の他に観光のための費用や友人との交際費なども考慮しておくと良いでしょう。住居費の考え方は、基本的に前章で解説した内容と同様のため、ここでは省略します。

1.食費

海外では日本よりも外食費がかかるため、外食の回数に比例して滞在費が高額になります。「オーストラリアは物価が高い」というイメージを抱いている方もいるかもしれませんが、パンや牛乳、その他畜産物・農作物は意外と低価格です。費用を抑えたい方は、できる限り自炊しましょう。

2.交通費

交通費は基本的に日本と同様で、距離によって費用が変動します。例えば、シドニーの電車賃はピーク時の10km圏内で4オーストラリアドル(約400円)※。日本では東京駅から新宿駅(約10Km)の電車賃が約208円なので、シドニーの方が少々割高です。交通費を抑えたい方は、学校や職場の徒歩圏内で部屋を探すのも手です。ただし、都市部に近いほど住居費が割高になるため、全体のバランスを意識してみてください。
※1オーストラリアドル=98円の場合

3.通信費

スマホは、現地のSIMカードを購入して使用する方が多くいらっしゃいます。オーストラリアのSIMカードには、プリペイド式(チャージするタイプ)とポストペイド式(口座引き落としのタイプ)があります。日本で一般的に知られているタイプは後者です。ポストペイド式は現地の携帯電話会社と契約する必要があるため、理解せずに手続きするとトラブルの原因になります。プリペイド式であればスーパーマーケットでも購入できるので、手軽に試したい方におすすめです。

留学費用の節約術4選

留学費用を節約したい方に向けて、節約術を4つご紹介します。

1.航空券の購入時期を工夫する

航空券を節約するポイントは主に以下2点です。

  • 購入するタイミング:早期に購入するほど費用を抑えられる傾向
  • 渡航する時期:渡航者が少ない時期を狙うと費用を抑えられる傾向

航空会社は「早い段階で空席を埋めたい」と考えるため、早期に購入するほど割引料金が適用される傾向に。また、需要の多い時期よりも需要の少ない時期の方が航空券が安くなる傾向です。例えば、ゴールデンウイークや年末年始、渡航先のハイシーズンは料金が高く設定させるため、時期をずらして渡航するのも手です。

2.為替の変動に気を付ける

一般的に、語学学校の学費、ビザの申請料金といった初期費用は、現地の通貨で支払います。そのため、日本円と渡航先の通貨の為替によって、留学費用が大きく左右されます。為替とは、日本円と相手国の通貨を交換する際に「いくら必要なのか」を計算するための基準です。円安時は損をしてしまう傾向にあるため、換金のタイミングにご注意ください。

最近では世界の通貨に対して日本円が円高方向に動きにくい傾向にあるため、早めに換金しておくのも手です。

3.ワーホリビザを選択する

渡航先やビザの種類によって現地でできることが異なります。一般的に学生ビザは就労禁止または就労時間が制限されているため、アルバイトに力を入れたい方には向きません。ワーホリビザは自由度の高いビザで、現地での就労も就学も認められています。高時給の仕事に就くことができれば、現地の滞在費をアルバイトで賄える可能性もあります。

4.英語力を高めてから渡航する

留学やワーホリで渡航する方の中には、語学学校へ通う方がたくさんいらっしゃいます。留学費用の中で、語学学校の授業料が占める比率は高いため、この費用を節約できると高い節約効果を期待できるでしょう。語学学校は英語の基礎知識を学ぶ場所であるため、費用を節約したいのであれば、日本で基本的な英語力を高めておくのも手です。

英語力が高いと賃金の高い仕事も探しやすくなります。夢カナ留学のお客さまの中には、留学費用の節約だけにとどまらず、貯金をして帰国する方も多くいらっしゃいます。
留学・ワーホリに特化した英語学習「夢カナEnglish」

留学費用を準備できそうにない場合はどうする?

留学費用をご自身の力のみで準備することが難しい…と感じる方もいらっしゃるでしょう。そんな方は、ご家族へ相談してみるのも選択肢の一つです。「なぜ留学したいのか」を自分の言葉でしっかりと説明できれば、ご家族も必ず応援してくれます。「どのように伝えれば良いのか分からない…」とお悩みの方は、ぜひ夢かな留学へご相談ください。

留学経験者であり、多くの留学生をサポートしてきた実績を持つプロのコンサルタントが、お客さまをしっかりとサポートさせていただきます。
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また、留学の目的によっては奨学金を利用できるかもしれません。

奨学金には、返済が必要な貸与型と返済不要の給付型があります。例えば、独立行政法人「日本学生支援機構」の貸与奨学金や海外留学支援制度が挙げられます。これらは、主に海外の大学や大学院へ進学する方向けの奨学金です。利用するには各種条件を満たす必要があるため、同機構の公式サイトを確認してみてください。

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