現地で必要なお金は、生活費がほとんど。そのため、日本の生活で必要なお金と大きく違いはありません。1日の生活をシミュレーションして、1日に必要な費用・1か月に必要な費用・留学期間中に必要な費用を試算してみると良いでしょう。
目次
留学中に必要なお金
留学中に必要なお金は生活をするためのお金。そのため、日本での生活と大きくはかわりません。
短期留学の場合は日本で生活をするよりも、観光や外食の機会が増えるケースが多いので、お小遣いが多めにかかることを想定しておいたほうが良いでしょう。ここからは、留学中に必要なお金と、目安を紹介していきます。
食費
食費は滞在方法によって大きく異なります。ホームステイの場合は、基本的に朝食や夕食は滞在先の家族と同じ食事になります。そのため、お金がかかることはありません。
ホームステイでなく、学校の寮に滞在する場合は、学内のカフェテリアを利用したり近隣のレストランなどを利用したりすることが多くなります。寮にあるキッチンを使って自分で調理をして食事をすることも可能です。
昼食は、ホームステイであっても寮であっても基本的には自分で準備します。自分で調理するのではなく、カフェテリアやレストランを利用する場合には、一食あたりは1,000円ほどを想定しておくと良いでしょう。
仮に、朝ごはんは自分でパンなどを用意し、昼・夜を外食でそれぞれ1,000円ずつ使う場合には1日あたりは2,200円程度。それが1か月となると66,000円になります。中には飲み会などのイベントもあるでしょう。
そうなると、もっと食費は高くなります。なるべく自炊するように心がけることで節約になります。自炊メインにすれば、月々3~5万円程度に食費をおさえることは可能です。
交通費
交通費は、学校に通うために必要なお金。留学先の物価や通学手段によって変わりますが、電車やバスを利用する場合には、月々1万円程度を想定しておきましょう。
主な交通手段は、バスや電車などの公共交通機関や自転車や徒歩のケースが多いですが、留学先によってはマイカーが必要な場合も。その場合には車代のみではなくガソリン代がかかることも頭に入れておきましょう。
お小遣い
留学のメインは勉強!といっても、勉強ばかりでは物足りないもの。せっかくの機会なので、観光や買い物などもしておきたい!という人も多いでしょう。そんな機会のためにお小遣いも用意しておくことが必要です。
月々にかかるお金は人によって異なりますが、短期留学の場合や、留学先のエリアが都市部の場合は多めに用意しておきましょう。短期留学の場合は、短い期間に観光や買い物などを詰め込みがちになるので、どうしてもかかる費用は大きくなります。また、都市部で滞在する場合は、ショッピングモールやレストランなど、お金を使う場所や機会も多くなりがちです。
滞在が2か月未満であれば、1か月5~10万円、2か月以上であれば3~5万円程度を想定しておきましょう。
通信費
留学先でもスマートフォンやパソコンを利用する人は多いです。無料Wi-Fiを使うという手もありますが、期間や利用頻度によっては、無料Wi-Fiだけでは心もとないでしょう。利用頻度が多い人や、留学期間が長い場合は現地の携帯会社と契約をしたり、期間中のみレンタルをしたりするなど様々な方法があります。
現地の携帯会社と契約などをする場合の通信費としては、1か月0.5~1万円程度を想定しておきましょう。
アクティビティ参加費
語学学校では頻繁にアクティビティ(課外活動)が開催されます。参加は自由のため、授業料とは別途で費用がかかります(留学プログラムによっては含まれている場合もあります)。
アクティビティは、観光や異文化体験などがメインで比較的リーズナブルなものも多くなっています。博物館やスポーツ観戦などは、アクティビティで行けば団体割引価格になるケースも。留学中に観光や異文化体験もやってみたい!という人は、積極的に参加してみると良いでしょう。
アクティビティは、動物園やテーマパークや、観光名所、スポーツ観戦、小旅行、ダイビング、バーベキューなど学校により様々です。
なお、どの学校でもアクティビティが開催されるわけではありません。留学中にアクティビティに参加したいと考えている人は、アクティビティが開催されている学校かどうかは事前に確認しておきましょう。
まとめ
留学中に必要なお金は、主に生活費。そのため、どれだけかかるかは自分次第です。特に食費は、自炊をメインにすれば節約することもできます。日本の生活と、必要になるお金は同じでも物価の違いによって変わるもの。留学先がアメリカやイギリスの場合は、少し高めに想定しておいたほうが良いでしょう。
どこで節約をして、どこにお金を使うのか、を考えておくとより満足度の高い留学になりますよ。