そもそも、留学をするとどんないいことがあるのでしょうか。語学習得、キャリアアップ、学生時代の貴重な想いで作り・・・留学の目的は人によって違うとは思いますが、実際に留学にいった人の声を聞きながら再確認してみましょう。
外国語を話せるようになった
海外で生活をするわけですから、もちろんなんといっても外国語の力が伸びます。日本で学習する語学勉強との違いは、海外生活は外国語を生活者として実践の場で外国語を使って生活するわけなので、勉強と実践を日々組み合わせた訓練になるわけです。 海外生活が長いほど、現地でのコミュニケーションが多いほど、それに比例して語学力が向上します。
しかし、ただ海外に住んだだけでは語学力は飛躍的に伸びはしません。そのための土台作りを出国前、留学中にどれだけできるかが大切です。
多様な価値観に触れ、人生観が変わった
留学をしてよかったことの2つ目は「多様な価値観に触れ、人生観が変わる」ということ。これは留学をしたたくさんの人がおっしゃることです。 海外の人とは異なるカルチャーや価値観を持った人とコミュニケーションをすることになります。アメリカ人はこのような人たち、フランス人はこのような人たち、という決まった特徴があるわけではなく、同じアメリカ人でも一人ひとりの違いや考え方の違いを見つけることもできるでしょう。 留学に来ている日本人も日本の中ではなかなか会えないタイプの人も多いことも特徴です。
また留学に行った人が口々に言うのは「多様な価値観に寛容になった」ということ。 この変化は地球規模の視点でキャリアや人生を考えるきっかけになるでしょう。日本だけで作られた固定観念がなくなるのです。
ときに、日本にいるときに感じていた悩みもちっぽけに見えることも。世界観が変わることで物事を多角的にみる視点が生まれます。 逆に日本の良さを再認識するきっかけにもなります。日本人としてのアイデンティティが生まれたという声もあります。
しかし、ただ海外に住んだだけでは語学力は飛躍的に伸びはしません。そのための土台作りを出国前、留学中にどれだけできるかが大切です。留学前に基礎語学力をしっかり見につけておきましょう。
武器になる経歴が増えた
キャリア形成する上で留学経験は強い武器になります。具体的に履歴書に書ける経歴となって返ってくるわけです。何よりもキャリアの選択肢が増えます。昨今、外資系企業のみならず英語を公用語として使う日本企業は年々増加していますが、もちろん海外の企業で働くことも選択肢に加わります。海外でのリレーションから、そのままその国の企業に就職することを選択する人もいます。
独立心が強まり、困難に立ち向かえるようになった
留学先では知り合いも少ない異国の地で、自分の力で生きていかないといけません。日々の生活や学校での手続き、移動一つとっても日本語が使えない環境で、現地の方とコミュニケーションをして対応していかなければならないのです。その経験が困難に対するあなたの対応力を鍛えてくれるでしょう。日本で引っ込み思案だった方も知らない世界に飛び込んでいくため自然と度胸がつくという話も多くあります。