留学して終わりではなく、その先まで
Jstyle 夢カナ留学 代表取締役社長 — 安藤和隆(Ju社長)
留学・ワーホリ経験 — 4年間アメリカ カリフォルニア州の大学に進学
留学エージェントの役割
留学エージェントは、留学のプランニングを行ったり、渡航前の手続きをサポートするサービスを提供します。個人のお客様は「そもそも留学って何をする場所なのか分からない」というように、漠然としている状態で相談しに来られます。その際に、国や都市、期間、ご予算などのご要望をヒアリングした上で「この学校に行くといいよ」と紹介するのが、一般的な従来の留学エージェントができることです。具体的にはビザの申請、ホームステイ先のご案内、現地での語学学校の手配などを行います。
留学エージェントのビジネス構造の課題
留学エージェントの課題は、大きく分けて2つあります。1つ目は「留学エージェント自体がお客様ファーストの考え方でビジネスを行っていない」ことです。
2つ目は「せっかく留学したけれども、それを留学後に活かせていない」ことです。
顧客本位のサービスが提供されていない
1つ目の顧客本位のサービス提供ができていない課題については、ビジネスモデル上、留学カウンセラーが提携先の学校にしか学生を送れないことがポイントです。提携先の中でも、どこの学校からの方がバックマージンが高いか等、内部的なカウンセラーの事情があります。その上でこのお客さんはこれくらいの予算があるし、これくらいの期間で留学に行きたいと言っているから、この学校に送ろう、となります。そうすることによって、当然日本人が特定の学校に大量に溜まってしまうことに、お客様は現地に行って初めて気づくことになります。
留学後に活かされていない
2つ目の課題は、お客様が留学に行ったけれども、留学後にそれを成果につなげられないことです。どういうことかというと、留学エージェントに頼んでお客さんが留学しました。その語学学校で半年間勉強しました。ワーキングホリデーをしている方であれば半年後から働くと思いますが、英語を使わなくてもいい仕事で働くことが横行します。そうすると、1年間の中で半年間、基礎英語を語学学校で学んだものの「現地で働く環境というのは英語を使わない環境」「ネイティブとガチガチで喋っている環境で働かない」こういう1年間を過ごして帰ってきた後に、もともと英語を活かした仕事に就きたいと思っていても、その将来に結びつきにくいのです。この2つが業界の大きな問題です。
2013年(21歳) カリフォルニア州立大学ロングビーチ校 俳優学専攻
留学して終わりではなく、その先まで
私たちは留学のその先、留学から帰ってきた後の夢や将来やりたいことにつなげることから逆算してプランニングをしていきます。夢カナ留学の面談に来た相談者の方が「英語が上手くなりたいんです」と言ったとしましょう。それを「英語力をどういうところで活かしたいのか」というところまで一緒に考えようというスタンスです。通訳や翻訳の職業として活かすのか、英語の先生として活かすのか、様々な選択肢があります。どういうところで活かしたいですかという時に留学の目的がお互いクリアになっていくところまですり合わせしていきます。
こういった夢から逆算して、もしホテルのフロントで働きたいのであれば、現地でホテルで働いていきましょうと。その方が、帰ってきてからの夢に直結しますので。そうするとお客様は「でも私、そもそも英語をしゃべれないから、ホテルに受からない」という不安が残ります。その不安を解消するために、ワーキングホリデーや海外大学進学に向けた専用のスクール「夢カナEnglish」というサービスを運営しています。例えばワーキングホリデーであれば、「その仕事で、なぜ私たちの企業で働きたいのか」という風に聞かれた時に答えられるよう面接のトレーニングを行ってきます。夢カナEnglishは、現地に到着してから97%の方が2ヵ月以内に希望した仕事に就けることを実績として持っています。これが唯一無二の私たちの強みです。
もう一つ、「夢カナキャリア」というサービスがあります。夢カナキャリアというサービスでは、留学から帰国後にお客様が目指す、英語を使った仕事の面接対策や、推薦状の作成、お客様が希望する企業・仕事への対策を行うことができます。これも、我々の強みの1つです。留学後のその先まで考え抜いてサービスを創り上げているのが私たちの企業理念であり、お客様ファーストな考え方だと信じてサービス提供を行っています。
夢カナ留学と夢カナキャリアで希望企業の内定が決まったm.kitteさん