TOPオーストラリアの気候ブリスベンの気候は?特徴と服装の準備

ブリスベンの気候は?特徴と服装の準備

ブリスベンの気候は?特徴と服装の準備

ブリスベンは、一年中暖かい気候です。冬でも氷点下になることはありませんが、防寒対策は必要です。加えて夏は雨が多く、日差しも強いため、雨対策と日差し対策はしっかりとしましょう。季節ごとの気温や、気候の特徴を紹介します。現地で快適に過ごすためにどんな服装や持ち物が必要なのかを知っておきましょう。

目次

オーストラリア ブリスベンの気候

ブリスベンはクイーンズランド州の州都。オーストラリアでは、シドニー、メルボルンに次ぐ第三の都市です。
クイーンズランド州の南東部に位置していて、市街地はブリスベン川の半島部、郊外はモートン湾沿いまで広がります。ブリスベンの北部はビーチや湖のあるサンシャインコースと、南にはゴールドコーストがあります。
丘と小川が多くあり、豪雨の際には洪水の危険性もはらんでいます。
ブリスベンの緯度は南緯27.38度。北と南は逆ですが、日本での北緯27度は沖縄県の野甫島・伊平屋島です。冬の時期であっても寒くなく非常に温暖です。 ケッペンの気候区分では、温暖湿潤気候(Cfa)に属します。 夏は湿度が高く、冬は乾燥して温暖な気候です。 11~3月は雨が多く、激しい雨や風、雷が伴うこともあります。

一年間の気温と降水量

ブリスベンの一年の月別の気温変化や降水量は下記のようになっています。

平均最高気温(℃)平均最低気温(℃)降水量(mm)
1月3021139
2月2921153
3月 2819121
4月 261684
5月 241399
6月 211160
7月 21934
8月 22937
9月 251336
10月 26671
11月 281899
12月 2920121

オーストラリアは南半球にあります。日本とは季節は逆で夏は12~3月、冬は6~8月です。
冬といっても平均最低気温は20度以上あり、最低気温も氷点下になることはありません。
日本の冬と比べると温かい気候です。
12月から2月にかけては、降水量が最も多く、雷や洪水が発生することもあります。 3月になると湿度もだんだんと下がり、雨も少なくなります。6~8は、乾燥し、過ごしやすく感じるでしょう。

ベストシーズンはいつ?

ブリスベンは1年中温暖のため、どのシーズンでも快適に過ごすことができます。 ただし、1~2月は降水量の多い季節。避けるとしたらこのシーズンです。
8月には、伝統的なお祭り「EKKA(エッカ)」が開催されます。
これは、毎年8月に10日間にわたって催されるお祭りで、春の訪れを告げる風物詩として1876年からはじまっています。起源は農業収穫祭で、各地の農家や農業者が成果を競うお祭りです。
会場は遊園地のようで、観覧車などのアトラクションや動物のショー、屋台などが会場を埋め尽くします。
EKKAのようなイベントを目的の一つとして、行く時期を決めるのも良いかもしれませんね。

服装準備

留学の準備をするときに、服装はどうしよう?と悩む人も多いでしょう。
ここでは、季節ごとに、どのような服装が良いのか紹介していきます。

春(9~11月)の服装と持ち物

春は9~11月。ブリスベンは南半球なので季節は真反対です。
平均最高気温は25~28度、平均最低気温は13~18度と快適に過ごすことのできる温度です。
この時期は、日中は長袖のシャツで快適に過ごすことができますが、朝晩は冷える場合もあります。
薄手のカーディガンなどを持っておくと安心です。

夏(12~3月)の服装と持ち物

夏は12~3月です。平均最高気温は30度近くまで上がるので、暑く感じられる日も多くなります。
平均最低気温も20度前後なので、基本的には半そでのシャツで問題ありません。
この時期に最も気をつけたいのが日差しの強さです。 外出するときには、日焼け止めクリームは欠かさないようにしましょう。加えて、帽子やサングラスなどを用意しておくと良いでしょう。
また、この季節は降水量も増えます。雷などを伴う場合もあります。 傘だけでなく、レインコートやレインブーツなどの雨対策もしておくと安心です。

秋(4~5月)の服装と持ち物

4月になると少しずつ気温が下がり始めます。
平均最高気温も25度を下回りはじめるので、半袖だと少し肌寒さを感じるでしょう。日中でも長袖シャツが必要になってきます。
朝晩の寒暖差も大きくなる季節なので、パーカーやカーディガンなど、脱ぎ着がしやすい服を用意しておくと、うまく体温調節ができるのでおすすめです。

冬(6~8月)の服装と持ち物

冬は6~8月。冬と言っても、平均最高気温は20度を超えているので、日本よりは暖かく感じるでしょう。
平均最低気温は10度を下回るので、コートは用意しておくことがおすすめ。
氷点下になることはないので、マフラーやカイロなど日本ほどの防寒対策は必要ありません。 日本の秋ごろの温度だと思っておくと良いでしょう。

まとめ

1年中暖かい気候のブリスベン。冬でも氷点下になることはないので、日本の冬ほどの防寒対策は必要ありません。夏は雨が多く、日差しも強いため、雨対策と日差し対策はしっかりとしましょう。
一年中温暖で過ごしやすいですが、降水量の多い1月2月を避けたほうが良いといえます。 ぜひ留学先の一つとして検討してみてはいかがでしょうか。

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