- ワーホリを経験してみたいけど、どの国に行くべき?
- オーストラリアのワーホリって何がいいの?
- オーストラリアワーホリ申請の詳細を知りたい。
- ワーホリ中やワーホリ後にできることを教えて欲しい。
オーストラリアのワーキングホリデーを検討していると、このような疑問や悩みが浮かんでくるでしょう。オーストラリアなら、貯金しながら3年間滞在できる可能性があります。
ワーキングホリデーの情報収集をしているあなたのために、この記事では以下のことについて解説します。
- オーストラリアは時給が高く、最長3年間滞在可能。アクティビティも楽しめる。
- オーストラリアワーホリの取得方法を3ステップで解説。
- ワーホリ中は比較的自由に就労できる
- ワーホリ後は帰国する以外に、オーストラリア就職や他国に移る選択肢も。
オーストラリアワーホリの魅力を知らずに、ワーホリ申請できる年齢を過ぎてしまってはもったいない。自分の選択に後悔しないためにもオーストラリアワーホリについて知り、充実したワーホリライフを手に入れましょう。
オーストラリアワーホリの魅力
2021年現在、外務省の情報によると、日本とワーキングホリデー協定を結んでいる国は26ヵ国あります。なかでも最も人気の高い国がオーストラリアです。
それでは、多くの人を魅了するオーストラリアワーキングホリデーの魅力を徹底解説します。
最低時給が日本の2倍以上で1,700円
お金を貯めたいならオーストラリアワーホリはぴったりと言えます。なぜなら、オーストラリアの最低時給は非常に高いためです。
例えば、現在の時給はなんとAU$20.33(約1,700円)で、日本の平均最低時給930円の2倍以上となっています。さらに、カジュアルという雇用形態なら給料が25%増しになります。
オーストラリアの雇用形態
- フルタイム:いわゆる正社員の位置付け。週38時間以上の勤務保証や個人休暇、有給休暇、祝祭日の給料も出る
- パートタイム:週38時間以上の勤務保証はなく、1日の最低勤務時間は3時間。週38時間以上の勤務でフルタイムと同じく有給休暇等を得られる。
- カジュアル:勤務時間の保証や有休休暇が無い。収入は安定しないが、他2つの雇用形態よりも、最低賃金が25%高い。
時給が高いオーストラリアで働けば、オーストラリア観光のための費用や帰国後の貯金もたくさん増やせるでしょう。ぜひ、オーストラリアの絶景を楽しんだり、帰国後の経済的な不安を取り除いたりする資金として使ってください。
最長3年オーストラリアライフを満喫できる
可能な限り長く海外生活を楽しみたい方にもオーストラリアワーホリはおすすめ。というのも、一定の条件を満たせば最長3年も滞在できるためです。3年滞在するためには、ワーキングホリデーの次にセカンドワーキングホリデー、サードワーキングホリデーを取得する必要があります。
ワーキングホリデーの取得方法については後ほど解説するので、セカンド/サードワーキングホリデーの主な取得条件をまとめておきます。
- セカンドワーキングホリデー:ワーキングホリデー中(1年目)に政府が指定した地域で最低88日間以上、季節労働に従事すること。
- サードワーキングホリデー:セカンドワーキングホリデーで政府が指定した地域で最低6ヶ月以上、季節労働に従事すること。
なお、申請の際には証明書が必要なので、労働先から必ず発行してもらってください。可能な限りオーストラリアライフを楽しみたい方は、1年目のワーキングホリデーの期間からセカンド/サードワーキングホリデーの条件を確認しておきましょう。
アウトドア派には嬉しいアクティビティ天国
アウトドア派のあなたに最適であるのもオーストラリアワーホリと言えます。なぜなら、オーストラリアでは、さまざまなアクティビティを楽しめるためです。
特に、サーフィンやシュノーケリング、ダイビングなどのウォータースポーツが盛んになっています。グレートバリアリーフでのダイビングは竜宮城にいるような景色を味わえるという意見も。
もちろん、観光ビザでもアクティビティは堪能できますが、ワーキングホリデーを利用すると1年間じっくりアクティビティを楽しめます。この経験はあなたの人生のなかでも色濃いものとなるでしょう。
オーストラリアワーホリビザの取り方3ステップ
オーストラリアワーホリの最初の難関とも言えるビザ申請。しっかり必要書類を確認・準備しておくと、スムーズに申請できます。そこで、オーストラリアワーキングホリデーの申請方法を3ステップに分けて解説します。
ステップ1:条件の確認
ワーキングホリデーを申請するためには、まず、あなたが申請条件に当てはまっていることを確認しておきましょう。オーストラリアワーキングホリデーの申請条件は以下の通りです。
- 申請日とビザ発給日にオーストラリア国外にいること。
- 以前にワーキングホリデービザで入国経験がないこと。
- 申請日に18歳から31歳未満であること。
- 期間(12ヶ月)を過ぎて滞在する意思がないこと。
- 扶養義務のある子供を同伴して連れてこないこと。
- 日本国籍のパスポートを持っていること。
ワーキングホリデーの申請を考えている方は、申請条件を満たしている場合が多いと言えます。しかし、年齢制限を心配される方も一定数います。いわゆる「ギリホリ」狙いの方は、申請時の年齢が31歳未満(31歳は含まれない)と覚えておきましょう。ビザ取得後は1年間の入国猶予があるので、入国時に31歳になっていても問題ありません。
ステップ2:必要書類の準備
次に、必要書類を準備しましょう。必要書類は3点のみなので、非常にシンプルです。
- 6ヶ月以上有効期限のあるパスポート
- 英文残高証明書
- クレジットカード
必要書類のなかで1番馴染みのないものは英文残高証明書でしょう。英文残高証明書はオーストラリアドル建てで発行してもらってください。また、銀行によって発行期間が異なりますが、1週間〜10日かかる可能性が高いので注意が必要です。
ちなみに、十分な滞在資金として$5,000以上+帰国時の航空券購入のための資金$2,000=$7000(約59万円)以上あることが推薦されています。為替によって残高が変化するので、数万円の余裕を持って資金を準備しておくといいでしょう。
ステップ3:オンラインで申請
それではいよいよ申請です。オンラインで完結できますが、英語での申請になります。辞書を使ったり、たくさんの解説サイトや動画を見たりしながら申請するとより安心でしょう。申請の流れは以下の通りです。
- Immi Accountを開設
- オンラインフォームの入力
- 必要書類のアップロード
- 申請料金の支払い(オンライン決済)
流れだけ見るととてもシンプルですが、オンラインフォームは入力事項が多く、提出までに非常に時間がかかります。途中で保存もできますが、時間の余裕がある時に入力することがおすすめです。
また、必要書類をアップロードする際、ファイル名は英語と数字のみでしかアップロードできないので注意しましょう。申請完了後はすぐにビザが下りるケースがほとんどです。
オンラインフォームの入力には心が折れそうになりますが、しっかり1つずつ確認しながら入力してください。夢のオーストラリアライフは目の前です。
ワーキングホリデー中にできること
オーストラリアのワーキングホリデーを調べていると、経験者の生活情報がたくさん得られます。理想のオーストラリアワーホリ生活を送るために、どんなことができるか知っておく必要があるでしょう。そこで、オーストラリアワーホリ中にできることを解説します。
自由な就労はワーホリの特権
ワーホリはなんといっても海外で就労経験ができることがメリットと言えます。なぜなら、ワーキングホリデービザは就労条件が比較的緩いためです。オーストラリアのワーホリは、一定の雇用主の元で6ヶ月以上働かない限りは、どんな職業にもチャレンジできます。
例えば、オーストラリアワーホリでおすすめの仕事は日本食レストラン、バリスタ、ファームなどがあります。日本食レストランは仕事が見つけやすく、日本人であることを活かして働けるでしょう。また、オーストラリアはカフェ大国で、ローカルジョブを見つけたい方にはバリスタがおすすめです。
ファームジョブはオーストラリアの広大な自然に囲まれて動物や植物の世話をしながら働けるでしょう。ファームの仕事は季節労働に当たるので、政府が指定している地域で働けば、セカンド/サードワーホリも狙えます。
異文化の中で働く経験は、辛いことも楽しいこともあり、あなたの内面を成長させてくれるでしょう。異文化理解を通して、人の考えや文化を理解する力も身に付きます。自由に働けるワーキングホリデービザの強みを活かして、かけがえのない人生経験を積んでください。
ワーキングホリデーのその後
ワーキングホリデーを検討するとき、最も不安に思うのはワーホリ後の生活でしょう。日本での生活を整理してオーストラリアに行きたいと思っているのに、ワーホリ経験は役に立たないといった意見もあり、不安になるのは当然です。
そこで、ワーホリ後、帰国する以外にあなたが選べる道について解説します。
オーストラリアから離れたくないなら現地で就職
オーストラリアが大好きになってしまった方は、ワーホリ後も残れる道があります。これは、長期就労ビザに切り替えられる可能性があるためです。
ただし、ワーホリ中にスポンサーになってくれる雇用主を見つけることが必要なので狭き門とも言えます。さらに、IELTS6.5以上がビザ申請条件に含まれるので、英語力を上げる努力も必要です。
スポンサーを見つけられる運と努力にも左右されますが、決して不可能ではありません。ワーホリ中にオーストラリアの生活が気に入った方は、就職する道も検討し、準備を進めておくといいでしょう。
他国に移ってもっと海外経験を積む
オーストラリアで身に付けた英語力を磨き、もっと海外経験を積みたい方は、他国に移ることもできます。なぜなら、日本国外からでも申請できる他国のワーホリがあるためです。
例えば、ニュージーランドやカナダ、イギリスはオーストラリアからでも申請できます。ただし、アイルランドのように日本国内からの申請しか受け付けていない国もあるので注意しましょう。
オーストラリアでの経験を活かせば、2ヵ国目はもっともっと楽しめます。ぜひ、オーストラリアワーホリ中に次に行きたい国も探してみてください。
まとめ
- 時給が高く、最長3年間滞在でき、アクティビティも楽しめることがオーストラリアワーホリの魅力。
- オーストラリアワーホリを取得するには、条件の確認、必要書類の準備、オンライン申請が必要。
- 自由に就労できるワーホリの特権を活かすことがおすすめ。
- ワーホリ後はオーストラリア就職や他国に移るなど、帰国以外にも選択肢はある。
オーストラリアなら他国のワーホリにはない魅力がたくさんあります。ワーホリ中はもちろん、その後のプランも検討しながらワーホリ情報を収集してください。