「yw」という単語を聞いたことはありますか?
今や若者を中心に広まっているスラングで、メッセージやSNSでよく使われます。しかし、その正体や使い方、文脈についてはまだ知らない人も多いのではないでしょうか?
この記事では、「yw」について徹底的に解説します。この記事を読むことで、「yw」を使いこなせるようになり、スムーズなコミュニケーションができるようになるかもしれません。是非最後まで読んで、日常会話で使えるようにしてください。
スラングとは
スラングとは、主に口語や非公式の場面で用いられる、特定の社会集団や世代の間で通用する言葉のことです。スラングは、その言葉自体の意味や発音、または文法の使い方が一般的な日常会話や標準語と異なる場合があるので、注意が必要となります。
また、時代や地域によって異なる場合があるため、よく知っている人以外には理解しづらいこともあります。そのため、どのような場面で利用するのが適切なのかを考えながら使用することが重要となります。
ywの意味と起源
「yw」は、英語のスラングで、”You’re Welcome”(どういたしまして)という意味を持ちます。
起源としては、チャットやメッセージアプリにおいて、返信で「yw」を使うことが一般的になったことが挙げられます。また、同様の意味で「np」(No Problem、問題ないよ)や「ywvm」(You’re Welcome Very Much、どういたしまして)などの略語も使われます。最近では、SNSやオンライン上でのやり取りで広く使われるようになっています。
ywが使われる文脈と例文
メッセージやSNSで使われるywの例文
メッセージやSNSで使われるywの例文
・例文①
A: Thank you for the birthday wishes!(お誕生日のお祝いメッセージありがとう!)
B: Yw! Hope you had a great day!(どういたしまして!素敵な誕生日を過ごせたかな?)
・例文②
A: Hey, did you get the document I sent you?(やあ、送った書類届いた?)
B: Yeah, I did. Thank you for sending it!(ああ、届いたよ。送ってくれてありがとう!)
A: Yw! Let me know if you need anything else.(どういたしまして!もし他に何か必要なものがあったら教えてね。)
口語で使われるywの例文
「yw」は、口語でのやりとりでもよく使われます。以下に、その例文を紹介します。
A: Excuse me, do you have a minute?(すみません、ちょっといいですか?)
B: Sure, what’s up?(もちろん、何かあったの?)
A: Can you help me with this box?(この箱を手伝ってくれますか?)
B: Yeah, of course.(ああ、もちろんだよ。)
A: Thank you!(ありがとう!)
B: Yw!(どういたしまして!)
ywが使われる場面や状況
「yw」は、礼儀正しい言葉として、さまざまな場面や状況で使われます。以下に、その例を挙げます。
・他人に何かをしてもらったときに、「thank you」と言われた場合に、「yw」と返す。
・ビジネスのやりとりで、お互いに手伝いをしたときに、お礼として「yw」を使う。
・複数人でのグループ作業などで、お互いに協力しあったときに「yw」を使う。
・オンライン上のコミュニティや掲示板で、他人に質問をして解決できた場合に、「yw」を使う。
「yw」は、基本的にどんな場面でも使える便利なスラングの一つです。礼儀正しさを表現すると同時に、相手とのコミュニケーションを円滑にする効果があります。使用する場面を見極める必要はありますが、コミュニケーションを円滑にするためにも使用できそうな場合は、積極的に使用するようにしましょう。
ywを使う上での注意点
「yw」を使用できるに越したことはありませんが、使用する際には注意すべき場合がいくつかあります。この章では、どんなことに気をつければいいのかということを解説していきます。
ywの使い方で気をつけるべきこと人
「yw」はあくまでも口語的な表現であることを理解し、正式な文章やビジネスシーンなどでの使用は避けるようにしましょう。また、相手との関係や場面によっては、適切な表現として受け取られない可能性があります。そのため、以下の点に気をつけて使用するようにしましょう。
・相手との関係や場面によって使い分ける
・タイムリーで適切なタイミングで使用する
・相手が理解できるように、相手の年齢や文化背景を考慮する
・文脈に応じて、適切なレベルのフォーマルさを持たせる
ywを使うべきではない場合
「yw」はあくまでもカジュアルな表現であり、以下のような場合には避けるべきです。
・ビジネスシーンや公式の場での使用
・相手との距離感や関係性が近くない場合
・相手が「yw」の意味を知らない可能性がある場合
・礼儀やマナーに反する場合
基本的にスラング的な言葉は、カジュアルな表現なので、しっかりした雰囲気や場面では使用しない方がいいです。特に、上記で記した場面は、相手との人間関係をはっきりさせなければならないので、スラングを使用することは適切ではありません。
以上の点に気をつけて、適切な場面で「yw」を使用するように心がけましょう。
yw以外のスラングや表現3選
yw以外にもスラング的な表現はいくつか存在します。ここではよく使われるスラングを3つ紹介します。
LOL
LOLは、「Laugh Out Loud」の略で、「大笑い」という意味を持ちます。主にインターネットやSNSなどで使用されます。
LOLは、自分が相手の発言やジョークに対して大笑いしたということを表現する場合に使われます。また、LOLを単に「LOL」とだけ打つこともあれば、「LOL」と共に顔文字や絵文字をつけることもあります。
使用例:I saw a really funny video on YouTube last night and I couldn’t stop LOLing!
(和訳:昨晩YouTubeで本当に面白い動画を見て、笑いが止まらなかった!)
TBH
TBHは、「To Be Honest」の略で、「正直に言うと」という意味を持ちます。主にSNSやメッセージで使用されます。
TBHは、自分が相手に対して正直に意見を述べるために使われます。また、TBHは単に「TBH」とだけ打つこともあれば、さらに具体的に「TBH、あなたは私にとって本当に大切な友達です」といった具体的な内容を付け加えることもあります。
使用例:TBH, I don’t really like that new band everyone’s talking about.
(和訳:正直に言うと、私はみんなが話題にしているあの新しいバンドあんまり好きじゃない。)
ASAP
ASAPは、「As Soon As Possible」の略で、「できるだけ早く」という意味を持ちます。主にビジネスシーンで使用されます。
ASAPは、自分が相手に対してできるだけ早く返信や対応を求める場合に使われます。また、ASAPは単に「ASAP」とだけ打つこともあれば、「ASAPでお願いします」といった具体的な要望を付け加えることもあります。
使用例:Please send me the report ASAP, I need it for my meeting tomorrow morning.
(和訳:明日の朝の会議で使うために、報告書をできるだけ早く送ってください。)
ywを使ったコミュニケーションのポイント
ywを使ったコミュニケーションには、抑えるべきいくつかのポイントがあります。ここでは、抑えるべきポイントを紹介します。
ywを使ったコミュニケーションのコツ
「yw」を使ったコミュニケーションの際には、以下のポイントに気をつけると良いでしょう。
・相手との関係や文脈によって適切な使用頻度を考える
・ニュアンスやトーンに気をつける
・相手が理解できるような表現を用いる
これらのポイントに注意することで、相手と円滑なコミュニケーションを図ることができます。
例えば、仕事の場面では「yw」を使うことは控えた方が良いでしょう。また、初対面の相手に対して「yw」を使用することも避けた方が無難です。相手の反応や表情を見ながら、適切なタイミングで使うようにしましょう。
ywを使って失礼にならないコミュニケーション方法
「yw」を使って失礼にならないコミュニケーション方法としては、以下のポイントが挙げられます。
・相手との関係や文脈に合わせて使う
・他の言葉やフレーズと併用する
・相手の反応を見ながら、使うタイミングを考える
文脈やトーンが分からない場合は、相手に確認するようにしましょう。相手が「yw」を理解しているかどうかを確認し、相手に不快な思いをさせないように注意することが大切です。
例えば、友達とのSNSのやりとりでは、相手との関係によっては「yw」を使っても問題ない場合があります。しかし、初対面の相手やビジネスシーンでは、他の言葉やフレーズと併用することで、失礼にならないように配慮しましょう。
まとめ
今回は、SNSやチャットアプリでよく使われる「yw」について解説してきました。
「yw」は、チャットアプリやSNSで使われるスラングの一つで、意味は「You’re Welcome(どういたしまして)」です。使い方は比較的シンプルで、相手から「ありがとう」と感謝の言葉があった場合に返信することが一般的です。
しかし、「yw」を使う際には、相手や文脈に合わせた使い方を心がけることが大切です。また、「yw」以外のスラングや表現も併せて覚え、適切に使い分けることがコミュニケーション上のポイントとなります。SNSやチャットアプリなどで頻繁に使われるスラングである「yw」を理解し、失礼のないコミュニケーションを心がけましょう。