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【海外日本人執筆】海外に移住から就職、そして生活の安定までのプロセスとは?

更新日:2023.03.31

【海外日本人執筆】海外に移住から就職、そして生活の安定までのプロセスとは?

「海外に移住したいけど、どうすればいいのかわからない…」加えて、仕事は?生活は?と不安は募るばかりです。この記事では。実際に海外に住んでいる日本人の筆者が、お悩みを解決する情報を書きます!

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海外移住とは?

「海外」と聞いて一度は憧れを抱いた方は多いと思います。しかし、学生の時は「海外留学」が難しく、社会人になっても新型コロナウイルスの影響で海外旅行が出来きませんでした。そんな中で、「海外移住」という手段があります。

移住までの準備が大変

海外移住とは、海外旅行や留学と違い、そもそもの住んでいる場所を海外に移すことになります。そのため、より多くの準備や下調べが必要となり、とても壁が高いことになります。日本人だけでなく、世界中どこでも大変な事です。

一方で欧州などは、欧州連合が築かれている為、国を越えた往来や移住がしやすくなってはいます。しかし、それでも住むだけではありません。特に生活を安定させるための「収入」を稼ぐ必要があります。

海外での収入

海外で生活をするにあたって収入は必要不可欠です。生活をする上で、食費や水道光熱費など出費がある中で生活を続けるためには、出費を超える収入が欲しいです。そこで考えられるのは、海外での就職です。その前に、就職以外の選択肢を見ていきましょう。

収入①フリーランス

海外にいても日本からの収入を得る事ができる場合もあります。それは「フリーランス」です。フリーランスとは、企業や会社に所属しないで、企業の仕事を外部的に請け負う事を言います。他にも、「個人事業主」といった言い方もあります。

近年では、フリーランスを活用して、旅をしながら日本との仕事をする方や、ご家族の海外赴任先で、フリーランスを開設する方など、多くいます。ネットでも、税金対策や仕事用の掲示板など、情報があふれています。

しかし、フリーランスでは収入が安定しづらいデメリットがあります。企業の外部発注を請け負う為、常に他のフリーランスの人との戦いです。そして、すぐに高い案件が貰えるとは限らず、不安定な生活になります。

収入②YouTuber

フリーランスは、特定の特技や強みが必要でしたが、YouTuberであれば今は誰でも始められる職業です。特に社会人、学生問わず多くの方が始めています。また、海外移住を考えている方には、それらの準備や生活の様子などを挙げる「Vlog」と言われるジャンルがおススメです。

しかし、YouTuberは広告収入が主となるので、人々に知られていて、かつ動画を診てもらう必要があります。初めは必ずと言っていいほど、収入はありません。また、軌道に乗ってくるのも1年以上はかかります。

海外に住みながら、ネット経由で収入を得ようとすると難しいです。そのため、海外現地で安定した収入が入るように、現地で就職する事が必須になります。

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海外就職準備の確認ポイント?

移住後に、仕事を始める前に就職活動があります。特に日本にいる方は、「海外での就職」と言われても、ピンとは来ません。ここからは、海外就職に必要な準備や必要事項をまとめていきます。

ポイント①「移住目的」

海外で就職するにしても、必ず「なぜ海外で仕事に就くか」という事が明確になっていなければ始まりません。これは、その人の原動力となる為、絶対に明確にしておきましょう。もし可能であれば、手帳や携帯にメモをして、言語化しておきましょう。

就職活動の際にも、必ず聞かれる項目となります。ここで大切にしたいのは「日本が嫌になった」という理由は避けるべきという事です。海外では、何かを悪く言う人は、基本的に悪い印象を持たれます。

特に愛国主義者が多い、アメリカやカナダではマイナス評価になります。そうではなく、移住先でポジティブな面を考えておくことで、新しい生活を始める事に好印象を抱かせることが可能になります。

ポイント②「生活費用の確保」

2つ目に、生活費用です。これは、長い目で見ると「収入」といった形で補う事が可能ですが、移住当初は貯金を切り崩す事が必要になります。また、2023年現在はウクライナ情勢に伴って、世界的な物価高騰があります。

下調べの際に、ネットの情報が今年に書かれたものでなければ、金額目安が大きく下回る事があります。なので、情報の鮮度を確かめましょう。

ポイント③「移住先の情報」

「とりあえず海外に行きたい!」と言って通用するのは、旅行と留学までです。移住や就職となると、とりあえずではなく、しっかりとした目標が必要です。そのためには、移住先の下調べが必要です。特にこれらの情報は日本語だけでなく、現地の言葉でも調べておきましょう。

調べると言われても、どんな情報を調べればいいのかわからない方には、以下の項目から始めてみて下さい。そこから、より必要な情報や興味がある内容を深く知る事ができます。

  • 保険費用と適用される範囲
  • 航空券の値段
  • 1か月の食費と住居費(家賃)
  • 住居契約の際の一般常識(光熱費、敷金等)
  • 語学テスト費用
  • 地域の気候
  • 日本人の多さ

どこから始めてみればいいかわからない方は、英語の勉強も兼ねて、現地の州や市役所のホームページを覗いてください。移住者の為の情報がとても多く載っています。加えて、「Ask Us」や質問ページでメールを送ると、親切に回答してくれるところもあります。

他にも、現地の情報をYouTubeで調べてみたりする事も出来ます。

ポイント④「英語力」

移住するためには、生活と就職の両面で必要な英語力を身につけている必要があります。特に日本人の方は、この点がネックになると思います。そこで必要なのは、誰でも目に見える成果がある事です。

英語力の指標となるのが、IELTSやTOEICと言った英語試験のスコアです。TOEICは世界的にみてもビジネスに特化した英語を網羅しているテストになります。一方で、IELTSは「学生用」と「一般用」の2種類から選べるテストで、留学者以外は「一般用」になります。

それらのテストで欲しいスコアは、以下になります。

  • IELTS: Overall 6.0点から6.5点
  • TOEIC: 700点から750点

これはビザ申請の際に必要となる場合もありますが、就職活動では絶対的に必要な資格になります。特にアジア人は英語が話せないイメージがある英語圏では、これらの点数が雇用の際の目安となる場合が多いです。

ポイント⑤「現地の求人トレンド」

就職をする際に考えるべきなのが、「求人トレンド」です。求人トレンドとは、現地でどんな人が積極的に採用されているかです。特に日本では、IT業界の人材不足が社会問題になっている為、IT人材は引く手あまたです。これが、日本の求人トレンドです。

一方で、アメリカではツイッター社の大量リストラを始めとして、Google、アマゾン等の大企業が集団的に一時解雇を言い渡しています。そのため、人材市場にはIT人材があふれかえっており、日本とは対照的にIT人材は求人トレンドにはなりません。

ポイント⑥「就労可能なビザ」

海外渡航用のビザと言っても、旅行用のeTAやエスタ等も含まれます。また、留学をする学生は「学生ビザ」と呼ばれるビザがあります。学生ビザは、学習が目的な為、就労は許可されていません。

実際に社会人の方で、学生ビザで入国し、語学学校へ通いながら働いている人もいます。しかし、実際には働ける時間や職種など制限が必ずあります。その点は、注意して準備してください。

仕事を見つける為に必要な事?

ここまで海外移住の為の準備をお話してきました。ここからは実際に「働く」為に必要なポイントを、5つに絞って書いていきます。

ポイント①「リンクトイン(LinkedIn)の拡充」

日本ではメジャーなフェイスブックは個人的なSNS利用ですが、より仕事やプロフェッショナルな場面に特化したソーシャルメディアが「リンクトイン(LinkedIn)」です。日本でも、話題になってきてはいますが、まだまだ利用者が少ないと思われます。

しかし、海外では仕事に応募すると、必ず企業が候補者を調べています。個人ページから、実際に「どんな会社で」「どんなことをしていたのか」や、アルバイト経験、興味のあるニュース等をみて、候補者をより深く知ろうとします。なので、今すぐにでもアカウントを作ってください。

ポイント②「英語の履歴書」

海外も、日本同様に履歴書が必要です。しかし、日本とは違い「差別撤廃」を意識している為、載せてはいけない情報があります。例えば、「性別、写真、年齢」です。これらを載せていると9割の確率で、履歴書の受理を拒否されます。英語の履歴書を作る際は、その点に注意を払いながら作成してください。

ポイント③「家を見つける」

海外では、家がある事がベストです。特に仕事を見つける際に、「どこに住んでいるのか」や、仕事までの交通手段を聞かれます。もちろん、在宅ワーク等の例外では聞かれることがありません。これは、住んでいる場所までの交通手段を、サポートする目的もあります。

ポイント④「住所変更」

ポイント③で言いましたが、家を見つけた後はすぐに契約書を持って、お役所で住所変更をしてください。仕事の内定が必要な際に、現地の住所を証明できるIDや資料が無い限り、仕事は確約されません。これは、企業としても地域密着型で「ローカルサポート」を目標にしている為、現地の人材として雇われやすいようにです。

まとめ

ここまで海外移住や就職について、多くの注意点を書いてきました。それぞれのポイントが簡単ではなく、とても時間のかかるものもあります。そのため、事前の下準備やネットでの下調べが大切です。同時に、英語の学習も必須になってきます。これらの大変な時期を超える為には、しっかりと自分がなぜ海外に行きたいのかという目的や動機を明確にすることが一番始めにすべきという事を忘れないでください!

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