TOP留学の基礎知識留学の出発前にかかる費用は?節約できるポイントも紹介

留学の出発前にかかる費用は?節約できるポイントも紹介

留学にかかる費用は、<留学前に必要なお金>と<留学中に必要なお金>に分けられます。留学前に必要なお金は、渡航のための準備や現地での学校・滞在先に関するものです。基本的に万単位のものが多いので、出費も多くなります。ここでは、出発前に必要なお金と、節約できるポイントを紹介します。

目次

留学前に必要なお金

留学前に必要なお金は、渡航のための準備や現地の学校に関わるお金が中心。現地での生活費を除いてほとんどの費用は留学前に支払うことになります。どんな費用が必要なのか、支払うタイミング、相場などを知り、留学に必要なお金の試算をしてみましょう。

パスポート代

留学に必ず必要なものがパスポート。パスポートを持っていない人は、パスポートの申請をしましょう。また、有効中のパスポートに記載されている氏名や本籍の都道府県に変更がある場合にも変更手続きが必要です。
 
パスポートの申請には、都道府県収入印紙と収入印紙の2種類の手数料がかかります。手続きの内容によってかかる手数料が異なります。下記は手続きにかかる費用の一覧です。

都道府県収入証紙 収入印紙 合計
新規発給申請 10年間有効 2,000 14,000 16,000
5年有効(12歳以上) 2,000 9,000 11,000
5年間有効(12歳未満) 2,000 4,000 6,000
記載事項変更申請 2,000 4,000 6,000

手数料は、通常パスポート受取りの際に用意しておけば問題ありません。パスポート受取りの際に、手数料を収める必要がありますが、手数料は現金ではなく、都道府県収入証紙と収入印紙を使って支払います(東京都と広島県は都道府県収入証紙が廃止され、現金で支払う形式となっています)。
 
都道府県収入証紙や収入印紙は、たいていのパスポートセンターでは併設されている窓口で購入することができます。パスポートを受取る前に、併設の窓口で都道府県収入証紙と収入印紙を購入しましょう。
 
なお、収入印紙は郵便局、コンビニなどでも購入できます。

得するポイント

収入印紙の購入は、パスポートセンターに併設されている窓口では基本的に現金の支払いです。しかし、コンビニなどで購入する場合は電子マネーで購入できる場合も。電子マネーをクレジットカードでチャージしておけば、間接的にクレジットカードで支払うことができるという手もあるのです。
 
10年間有効のパスポートの場合、収入印紙で14,000円の出費。少し面倒にはなりますが、節約ポイントの1つとして検討してみてはいかがでしょうか。

渡航費(航空運賃)

航空運賃は、出発日や行先、経由地によって金額は大きく異なります。航空運賃の支払いの差には、空港使用料や空港税、燃油サーチャージなども合わせて支払います。
 
航空券にはいくつか種類があります。航空券の費用は安ければ安いほど、制限が多くなります。安さも大切ですが、キャンセルの場合などを想定し、どの航空券が良いかを検討しましょう。

得するポイント

航空運賃は出発の時期によっても大きく左右されます。ゴールデンウイークや夏休み、お盆、年末年始などの一般的なピーク時期には高く、席もとりにくくなります。ピーク時期はなるべく避けて、安いローシーズン(2月、5月中旬~6月、9~11月)に渡航するようなスケジュールを立てると良いでしょう。
 
また、航空券は、価格が安いものから埋まりやすいので、留学日が決まったらなるべく早めに航空券を探し始めることも大切です。現在、様々な航空券比較サイトがあります。サイトによって掲載内容も異なるので、時間がゆるすのであれば様々な比較サイトをとにかく確認して比較してみることもおすすめです。

ビザ申請費用

留学先や期間によっては、学生ビザが必要です。ビザが必要な人は、各国大使館のウェブサイトで確認をしましょう。ビザの申請費用や申請方法は、国によって異なります。各国オンラインでクレジットカード決済が基本です。

アメリカ カナダ イギリス オーストラリア ニュージーランド
ビザの種類 F(学生) study permit(学生ビザ) Tier4(学生ビザ) 学生ビザ 学生ビザ
申請料金 $160 $150 £328 $575 無料(日本国籍の場合)

留学保険料

留学時に入る保険が、海外留学保険です。必須ではありませんが、留学中には何が起こるかわかりませんので、よっぽどの事情がないか入り、必ず入るようにしましょう。
 
留学保険は、保険会社によって補償内容・料金・サポート体制など大きく差があります。北米への留学の場合、期間別の保険料の目安は下記のとおりです。1か月で2~3万円程度を目安にしておくと良いでしょう。

期間 保険料
4か月まで 5~10万円
6か月まで 10~20万円
1年まで 20~40万円

留学保険は、出発後は加入ができないので、出発前に加入の手続きをしておく必要があります。出発の1~3か月前には加入の手続きをすませておくと良いでしょう。

節約できるポイント

留学保険は様々な商品があります。補償内容や期間によって金額に大きく差が出るので、きちんと比較して検討することが大切。一社ごと見ていくと大変ですが、比較サイトなどを使えば、補償内容の違いや費用も簡単に比べることができるので、活用してみると良いでしょう。
 
ケガや病気で治療を受けた場合の補償である治療費用、他人に損害を与えてしまった場合の補償である賠償責任、盗難や破損した場合の補償である携行品損害の3つはおさえておくと良いでしょう。それ以外の補償は各社で異なりますので、本当にその保証が必要かどうかも見極めて保険を選ぶようにしましょう。
 
また、クレジットカードには、海外旅行保険が無料で付帯されている場合もありますので、持っているクレジットカードの付帯サービスを確認してみましょう。

入学申請料

入学申請料は、入学願書を提出するタイミングで支払うケースが多くなっています。クレジットカード払いや銀行振り込みなど、学校により支払い方法は異なります。指定された方法で支払いを行いましょう。
 
費用は、40~200ドル程度が目安です。学校によって異なりますが、申請料が授業料に含まれる場合もあるので、事前に確認をしておきましょう。

授業料

授業料は選ぶ学校やコース・期間によって大きく異なります。
 
学校によっても、立地や規模、サポート体制によって同じような内容であっても金額に差があらわれます。自分の希望する条件に合っているかを確認しながら予算の範囲内で行ける学校を選ぶと良いでしょう。
 
授業に必要な教材費が含まれているかも確認したいポイントです。学校によっては、授業料の中に含まれている場合や、レンタルの場合など様々です。
 
授業料や滞在費など学校に支払う留学費用は、出発前に支払うのが一般的です。特に学生ビザが必要になる場合は、入学許可証が必要になります。入学許可証は授業料を支払った後に発行される場合が多いため、まずは授業料をきちんと支払わなければその後の手続きにも影響することになります。
 
ただし、これはあくまで一般的な情報。留学先や、学校、期間などによって異なりますので、支払期日を確認して確実に支払うようにしましょう。

節約できるポイント

授業料は、教育の質に左右されるのも事実。費用ばかりを優先することが良いというわけではないことを覚えておきましょう。とはいえ、留学費用の大部分を占める授業料の費用はなるべくおさえておきたいところ。
 
学校の立地などによって費用をおさえることはできます。一般的に都市部よりも田舎、私立よりも公立のほうが授業料は安い傾向にあります。学校によっては長期間になれば割引になるケースも。このような事情をしっかりおさえて学校選びを行いましょう。

まとめ

留学前は、渡航の準備に関わる費用に加えて、現地での環境を整えるための費用も必要です。今回、留学前に必要なお金の相場を紹介しました。出発前までに準備しておくべきお金の参考にしてみてください。
 
費用は基本的に万単位。留学費用を少しでも抑えたいのであれば、それぞれの費用で節約できるポイントがないかを探してみるのも大切です。覚えていてほしいことは、費用が安いということは、質や条件など何か制限があるということ。何を重視するかをきちんと考えたうえで、留学準備を行っていきましょう。

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