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アメリカ留学 準備にかかる費用は?

留学で気になるのはやはり費用。アメリカ留学にかかる費用を細かく見てみると、学費・滞在費(生活費)・諸費用に分けられます。その中でも今回は留学前にかかる、渡航費やビザ申請費用、保険料などの諸費用について紹介します。節約できるポイントも紹介しますので参考にしてみてください。

目次

アメリカ留学にかかる渡航費用

航空券の値段は固定ではありません。使う航空会社や経路、時期、購入のタイミング、燃油サーチャージなどによって大きく変動があります。 
日本からアメリカ行きの航空券は、年間平均で約103,000円(※) 

行き先別の相場

アメリカへの留学といっても、国土は広く、どこに行くかによって渡航費用も変わってきます。日本からの直行便がない空港もあるので、その場合はメリカ国内での乗り継ぎが必要になります。 
代用的な空港で、日本からの直行便があるのは下記の都市です。 

  • 東海岸:ニューヨーク、ワシントン、ボストン
  • 西海岸:ロサンゼルス、サンフランシスコ、シアトル
  • 中西部:シカゴ、ミネアポリス、デトロイト
  • 南部:アトランタ、ヒューストン
  • その他:ハワイホノルル

それぞれについての相場や所要時間は下記のとおりです。 

都市 空港 直行便就航の航空会社 相場 所要時間
ニューヨーク(東海岸) ジョン・F・ケネディ国際空港 JAL(日本航空)/ユナイテッド航空/アメリカン航空 等 約106,300円 約12時間半
ロサンゼルス(西海岸) ロサンゼルス国際空港 JAL(日本航空)/ANA(全日空)/アメリカン航空/デルタ航空/ユナイテッド航空/シンガポール航空 等 約82,100円 約9時間30分~10時間20分(出発便)
サンフランシスコ(西海岸) サンフランシスコ国際空港 JAL(日本航空)/ANA(全日空)/ユナイテッド航空 約103,200円 約9時間15分(東京発)
シカゴ(中西部) オヘア国際空港/シカゴ ミッドウェイ国際空港/ゲーリー空港 オヘア国際空港:JAL(日本航空)/ANA(全日空)/ユナイテッド航空/アメリカン航空 約123,760円 約12時間
ハワイホノルル ホノルル国際空港 ハワイアン航空/ANA(全日空)/JAL(日本航空)/デルタ航空 約89,300円 約7時間

おすすめの時期

日本で休みが続く時期は、総じて高くなります。5月のゴールデンウィーク、7~8月の夏休み、12月の年末は予約が集中し、価格も高くなります。特に夏休み期間の8月は平均運賃より30%アップするというデータ(※)もあります。対して、1~3月や9~11月は平均よりも安くなる時期です。 
私立の語学学校で学ぶ場合、入学時期や期間は比較的自由に決められる場合が多いので、オフシーズンをねらっていくと費用も抑えられますよ。
 
※スカイスキャナー「https://www.skyscanner.jp/flights-to/us/cheap-flights-to-united-states.html」 
※価格は、2018年9月23日時点、過去45日間で見つかった最安の概算価格です。利用する検索サイトや航空会社、時期によって変動がありますので、あくまで目安としてご認識ください。 

アメリカ留学にかかるビザ申請費用

アメリカの学生ビザには、F-1ビザとM-1ビザの2種類があります。 
F-1ビザは最も一般的な学生ビザで、米国内の認定大学や私立高等学校、認可された英語プログラムで教育を受けることを希望した場合、もしくは週18時間以上の授業を受ける場合に必要になります。 
M-1ビザは米国の機関で非学術的もしくは職業的な教育や研修を受けることを計画している場合に必要です。 
学生ビザ申請には、SEVIS費とビザ申請料金が必要です。
 

SEVIS費:$200

SEVISとは、「Student and Exchange Visitor Information System」の略で、留学生の情報がデータベース化したシステムです。学生ビザを取得するためには、このSEVIS費を支払う必要があります。

ビザ申請料金:$160

支払いはクレジットカード、インターネットバンキング、Pay-easy対応のATMから選ぶことができます。支払いのときには、パスポート、DS-160申請確認書、入学許可書、支払いに必要なツールが必要になるので用意しておきましょう。
 
まとめると、ビザ申請にかかる費用は$360($1=108円換算で38,880円)です。 

アメリカ留学にかかる海外留学保険料

日本の保険の多くは日本国内のみを対象範囲としています。海外で怪我をしたり病気にかかったりしても保険が適用されず、高額費用を請求されてしまいます。 
そのようなことがないよう、海外に行くときには必ず保険に入ることをおすすめします。 
海外留学保険で主に補償される内容は下記の3点です。 

  • けがや病気の治療費
  • 損害賠償事故
  • 手荷物の盗難や破損

また、寮やホームステイと、賃貸・ルームシェアでは、補償内容が一部異なるため、保険料も変わります。 
下記は、期間別にかかる保険料の目安です。 

  4か月まで 6か月まで 12か月まで
寮・ホームステイ 5.6~12.5万 8.7~19.1万 19.3~57.0万
賃貸・ルームシェア 5.6~11.7万 8.7~19.3万 19.9~53.8万

※価格コム 留学保険比較(http://hoken.kakaku.com/insurance/ryugaku/)より。 
(検索条件|渡航先:北米/補償タイプ:標準)
 
保険会社や補償内容により、保険料は大きく変わります。最低限の補償でよいのか、しっかりとした補償にするのかによっても補償される範囲が異なるため、いくつか比較して最適な保険を選ぶと良いでしょう。 

アメリカの医療費はとても高いもの。 
ホノルルを例にとると、救急車は約80,000円、初診料は約15,000円、病院の部屋代は330,000円、骨折時の治療費は50,000ほどすると言われています。 
留学保険料も安くはありませんが、留学中は何が起こるか分かりません。けがや病気などにかかってしまったとき、物を壊してしまったときなど、もしものときに備えて、補償内容を検討したうえできちんと入っておくようにしましょう。 

まとめ


今回は、留学の準備段階でかかる費用について紹介しました。 
アメリカは、渡航費で約103,000円(片道)、学生ビザは約38,880円、保険料は4か月までで約56,000円でした。 
ここで紹介しているのはあくまで目安です。渡航費であれば航空会社や時期、直行便か乗り継ぎ便かで異なりますし、保険料も選ぶ会社や補償内容によって大きく変わります。 
これらの手続きなどをまとめて代行してくれる留学エージェントもありますが、その分費用も追加でかかってしまうもの。自分でできる手続きはなるべく自分で行うことが留学費用を節約するポイントになります。 
とはいえ、いろいろと悩んでしまうときは、留学エージェントに相談しながら手続きは自分で行うという方法もあるので、ぜひ困ったら留学エージェントに相談してみてはいかがでしょうか。