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国によって異なる!アメリカとイギリスの大学院事情とは?

海外の大学院へ進学するといっても行先の国によって出願方法・準備する書類・必要とされる英語力・卒業までの道のりなど教育システムは異なります。今回は代表的なアメリカとイギリスの大学院の特徴をそれぞれご紹介します。きちんと違いを知り、適切な大学院選びをしましょう。

目次

大学院留学の目的

大学院には、その分野を極めたい人たちが集まってきます。日本の大学を卒業後に入学する人もいれば、一度就職してから再挑戦する人もいます。大学院留学をする人の目的は、将来やりたいことを明確にするため、キャリアチェンジのため、キャリアアップのためと様々です。
 
大学院に入学する人はそれぞれバックボーンが異なりますが、社会人になってから会社を辞めて大学院留学を行うことは、大学卒業後に大学院留学を行うよりもリスクが伴います。社会人歴が長ければ長いほど、留学に行くのは大きな決断が必要でしょう。とはいえ、大学院の中には、「社会人経験があること」が受講条件に含まれている場合もあります。入学したい大学院はどのような条件があるのかをきちんと調べてみるようにしましょう。

アメリカの大学院の特徴

アメリカでは本格的な専門の研究は大学院から始まります。日本と同様、4年制大学課程が修了した後の過程で、修士課程と博士課程があります。日本の4年生大学を卒業していれば、アメリカの大学院過程に進学することができます。
 
入学条件は、学士号を取得していることと、専門分野での一定の単位数を保持していること。日本の大学で取った科目で、大学院での専攻の必修科目に足りない場合は、4年制大学に編入して必修科目を取得した後に大学院に進学することになります。各大学や専攻によって必要な条件は異なるので希望の大学院に問い合わせてみましょう。

アメリカの大学院は「単位制」です。各コースで卒業に必要な単位数が定められており、必要な単位数を取得した時点で卒業となり修士号が付与されます。短期間にたくさんの単位を取ればそれだけ卒業までの期間を短縮することができるのです。

アメリカの大学院の種類

アメリカの大学院には、学術系の大学院(Graduate School)と専門系大学院(Professional School)に分けられます。
 
学術系の大学院は、1~2年間の修士課程と3年以上の博士課程から成り立ちます。人文科学や自然科学などアカデミックな研究に比重が置かれています。
 
対して、専門系の大学院は、実社会で即戦力となる専門家を養成するための大学院です。経営学や医学、法学、獣医学などがこれにあたります。

出願に必要な書類

アメリカの大学院には入学試験はなく、書類審査となります。一般的なアメリカの大学院への出願に必要な書類は下記6点です。

願書

基本的な情報を記載します。

大学の卒業証明書

入学に必要な条件である学士号を取得したことを証明します

大学の成績証明書

4年生大学時代のGPAです。成績は非常に重視されます。平均3.0は必要です。

志望理由書(小論文)

大学院で学びたいことや自己PRを書きます。

推薦状(3通)

大学の教授や会社の上司などに頼むことが一般的です。客観的な評価を示します。

TOEFLまたはIELTSのスコア

最低限必要な語学力があるかを見られます。

GREまたはGMATのスコア
GREとは、Graduate Record Examinationsの略で、学術系大学院で要求される大学院入学適性テストのこと。ライティング(Analytical Writing)・言語能力(Verbal Reasoning)・数学能力(Quantitative(Math) Reasoning)の3科目で構成され、基礎学力を測ります。
 
GMATとは、Graduate Management Admission Testの略で、ビジネススクールで要求される適性テストのこと。ライティング(AWA)・総合分析能力(Integrated Reasoning)・数学能力(Quantitative/Math)・言語能力(Verbal)の4セクションで構成されます。

出願時期と入学時期

アメリカの大学院の出願の締め切りは年末年始が一般的で、4~5月ごろに合格通知が届きます。その後、6~8月と出発準備を行い、9月に入学となります。出願が年末年始なので、日本の大学卒業後、4月~11月ごろの間に先ほど紹介した出願に必要な書類を準備しておく必要があります。
 
アメリカの大学院はほとんどセメスター制をとっているので、9~12月と1~5月の2学期制に分けられています。6~8月は夏休みとなり、サマースクールやインターンシップに参加するなど過ごし方は様々です。

イギリスの大学院の特徴

イギリスの大学院は学術的なカリキュラムが中心で、入学と同時に専門性の高い内容になります。修士号取得までの期間も1年と短期集中型です。
大学院の修士号は1年で取得できますが、大学院留学生準備コースを設けており、英語力や基礎知識が足りない場合には準備コースで1年、修士課程で1年と計2年で卒業するのが一般的になっています。
 
イギリスの大学院は「進級制」を採用しています。学期の終わりにテストがあり、テストに合格できなければその学期をやり直すことになります。

イギリスの大学院の種類

イギリスの大学院の修士課程には主に2つのコースが存在します。希望の大学院を探している中で、プログラムの表記があることに気が付くでしょう。トートコースとリサーチコースの特徴を知り、自分にあったコースを選択することが大切です。

トートコース(Taught course)

トートコースは日本の学部生時代に近い形式です。講義が中心であり、多くの留学生はトートコースに進学をします。講義に出席し既定の単位を取得後、独自の研究を行い、修士論文を提出して卒業という流れになります。

リサーチコース(Research course)

日本の修士課程に近いのはこの「リサーチコース」です。研究が主体のコースで、指導教官のもと研究を行います。時間管理能力や、自立して研究を進められる学力が求められます。

出願に必要な書類

イギリスの大学院出願に必要な書類も、アメリカとほとんど同じです。1点異なるのが、イギリスにはGREやGMATのような試験がありません。試験がない分、4年制大学時代の成績が重視されることになるので、大学院への進学を考えている人は4年制大学できちんと成績をとる必要があります。また、出願時に英語力は問われず、入学までに英語力を身につけられれば入学ができる「条件付き合格」という制度を取り入れている大学院がほとんどなので英語力には寛容なのも特徴です。

願書

基本的な情報を記載します。

大学の卒業証明書

入学に必要な条件である学士号を取得したことを証明します

大学の成績証明書

4年生大学時代のGPAです。成績は非常に重視されます。平均3.0は必要です。

望理由書(小論文)

大学院で学びたいことや自己PRを書きます。

推薦状(2通)

大学の教授や会社の上司などに頼むことが一般的です。客観的な評価を示します。

TOEFLまたはIELTSのスコア

最低限必要な語学力があるかを見られます。

出願時期と入学時期

一般的に出願の開始は10月ごろからで、明確な締め切り日は定められていません。出願が来た順に審査を行う「ローリング審査」という方式をとっている大学院が多いため、定員数になった時点で締め切りとなります。そのため、出願は早いに越したことはありません。11月には出願するよう準備することが合格率を上げるためには必要です。
 
入学は9月で、9~12月が秋学期、1~5月が冬学期、6~8月は夏学期で修士論文を作成し、卒業という流れになります。イギリスの大学院は1年間で終了するため休みはほとんどありません。

まとめ

大学院は、各国で仕組みが異なります。修士号といっても、アメリカでは2年かかりますが、イギリスでは1年です。出願方法、単位の取り方、卒業までの道のりも全く異なります。
 
今回は代表的なアメリカとイギリスの大学院の特徴をご紹介しましたが、各国少しずつ異なります。 
出願時期・入学時期・入学後から卒業までのスケジュールなど、きちんと調べておくことが大切です。