TOP英語圏のワーキングホリデー人気トップ5!

英語圏のワーキングホリデー人気トップ5!

更新日:2023.12.28

英語圏のワーキングホリデー人気トップ5!

ワーキングホリデー(通称ワーホリ)は、働きながら休暇を楽しむことを目的とした制度で、主に若者間の国際的な交流を促進することを目的としています。

この制度を利用することで、相互に協定を結んだ国々間で自由に働くことができ、働いて得た収入で生活費をまかなうことで、海外の長期滞在を低予算ですることができます。

世界各国で多くの若者が、ワーキングホリデーを利用していますが、そもそも日本からどの国に行けるのか、そのすべてを知っている人は多くありません。

今回はワーキングホリデーで行ける国、その国の中でも特に英語圏で人気の高いトップ5の国の特徴・デメリットについて詳しくお伝えします。

【目次】

1.ワーキングホリデーで行ける国はどこ?

2.ワーキングホリデーで行ける英語圏トップ5

3.ワーキングホリデー英語圏トップ5の特徴

4.まとめ

 

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1.ワーキングホリデーで行ける国はどこ

ワーキングホリデーは世界中どこの国でも行けるというわけではなく、協定国同士のみ適用できる制度になっています。

日本の協定国は2023年8月1日時点で計29ヶ国。

以下、その29ヶ国を制度開始した古い順から紹介いたします。

<ワーホリ協定国一覧>

  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • カナダ
  • 韓国
  • フランス
  • ドイツ
  • イギリス
  • アイルランド
  • デンマーク
  • 台湾
  • 香港
  • ノルウェー
  • ポルトガル
  • ポーランド
  • スロバキア
  • オーストリア
  • ハンガリー
  • スペイン
  • アルゼンチン
  • チリ
  • アイスランド
  • チェコ
  • リトアニア
  • スウェーデン
  • エストニア
  • オランダ
  • ウルグアイ
  • フィンランド
  • ラトビア

計29ヶ国

※参照:外務省-ワーキング・ホリデー制度

ワーキングホリデー制度は1980年オーストラリアが最初の協定国で、40年以上の歴史がありますが、現在は30ヶ国に迫る勢いで広がっています。

2.ワーキングホリデーで行ける英語圏トップ5

次に、英語圏で人気のあるワーキングホリデーの渡航先について見てみましょう。
トップ5の順位は以下の通りです。※()内はビザ発給数

1位 オーストラリア(10,000人以上)
2位 カナダ(約6,500人)
3位 ニュージーランド(約2,000人)
4位 イギリス(約1,500人)
5位 アイルランド(約800人)

特に1位、2位のオーストラリア、カナダは圧倒的に人気があり、ワーキングホリデー制度が始まってから不動の1位、2位の国です。

次いで3位がニュージーランドですが、4位のイギリスは発給数が年間1,500人までと決まっており、実際に応募する人はその3倍、4倍とも言われています。

そのため、発給数ではニュージーランドが上ですが、実際の人気としてはイギリスの方が上と言えるかもしれません。イギリスは2024年から発給数6,000人と枠を4倍に増やす予定ですので、イギリスへワーキングホリデーで渡航する人は、大幅に増加することが予想されます。

5位のアイルランドは年間800人と発給数が限られていますが、渡航希望者から考えると妥当な発給数と言えるかもしれません。

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3.ワーキングホリデー英語圏トップ5の特徴

次にワーキングホリデー英語圏トップ5の特徴をそれぞれ見てみましょう。

1位:安定の人気ナンバー1!オーストラリア

ワーキングホリデー40年以上の歴史で、常に人気ナンバー1の英語圏と言えばオーストラリア。では、なぜオーストラリアがこれほど人気があるのか?

それは、ワーキングホリデーで必要な要素がすべて揃っているからです。

<オーストラリアワーホリの特徴>

  • 時差が少ない(最大1時間)
  • 気候が温暖
  • 個性豊かな都市がたくさんある
  • 語学学校がたくさんあり、英語を学びやすい
  • 日本人留学生の受け入れに慣れている
  • 親日家が多い
  • 仕事が見つかりやすく、時給が高い
  • 治安が良い
  • オーストラリア人は明るくてフレンドリーな人が多い
  • マリンスポーツが年中楽しめる

オーストラリアは英語を学ぶ環境もあり、時差は少なく、仕事も多く、まさに初めて長期で海外に滞在する人にとってはうってつけの国と言えます。

しかし、デメリットがないというわけではありません。以下、オーストラリアワーホリのデメリットになります。

<オーストラリアワーホリのデメリット>

  • 地方や年配の人の英語のなまりが強い
  • 紫外線が強い(日本の約7倍)
  • 日本人が多い

オーストラリアワーホリのデメリットはあまり多くありませんが、他の国とも比較し、国を選んでみましょう。

2位:きれいな英語を学ぶならここ!カナダ

年間発給数6,500人が毎年途中で埋まるほど人気が高い国がカナダです。オーストラリアに次ぐ不動の2位カナダの特徴を見てみましょう。

<カナダワーホリの特徴>

  • 発音がきれいなアメリカ英語
  • 語学学校が多く、レッスンの質が高い
  • ウインタースポーツが気軽に楽しめる
  • アメリカに近く、気軽にアメリカ旅行ができる
  • 日本人留学生の受け入れに慣れている
  • 親日家が多い
  • サービス業は時給+チップがもらえることが多い
  • 治安が良い
  • カナダ人はおおらかな人が多い

カナダワーホリすることの大きなメリットとしては、きれいなアメリカ英語が学べるところと、隣がアメリカのため、気軽にアメリカ旅行ができるところです。

アメリカはワーホリ制度がないため、本当はアメリカワーホリしてみたかったけど、という人がカナダを選ぶケースは非常に多いです。

<カナダワーホリのデメリット>

  • 冬は寒い
  • 時差が大きい
  • 日本人が多い

寒いのが苦手という人にとって、カナダは少し躊躇することもあるかもしれません。しかし、西側のバンクーバーはそれほど寒くありませんので、寒さが苦手な人はバンクーバーも検討してみると良いでしょう。

3位:安心・安全・平和の国!ニュージーランド

日本と同じ島国ニュージーランドに住むニュージーランド人は性格的にも日本人に似ていて、相性が良いと言われています。

<ニュージーランドワーホリの特徴>

  • 時差が少ない(最大4時間)
  • 気候が温暖
  • 日本人留学生の受け入れに慣れている
  • 親日家が多い
  • 自然に囲まれた落ち着いた生活ができる
  • 夏はサーフィン、冬はスノーボードなど1年中遊べる
  • 治安が良い
  • ニュージーランド人は優しくて真面目な人が多い

世界平和度指数ランキングでも9位の日本より上位の4位。英語圏では一番ランキングが高く、世界的に平和で安全な国として評価されています。

(参照:世界平和度指数ランキング-世界経済ネタ帳

性格的に優しい人が多く、安心・安全のワーキングホリデー生活を送りたい人にとっては最適の国と言えます。

<ニュージーランドワーホリのデメリット>

  • 国が小さく、人によっては飽きる
  • 紫外線が強い(日本の約7倍)

オーストラリアやカナダと比較すると、面積もかなり小さく、見どころとなる観光地や都市が少ないため、人によっては飽きてしまうという人もいます。

そのため、いろんな都市へ移動したいという人よりも、1つの都市を起点に、ゆっくりマイペースで落ち着いた生活をしたい人に向いている国とも言えます。

4位:伝統のブリティシュイングリッシュを学ぼう!イギリス

イギリスでしか味わうことができない歴史、伝統、ファッション、音楽などで根強いファンが多いイギリスは、伝統的なブリティシュイングリッシュを学べる紳士の国です。

<イギリスワーホリの特徴>

  • 伝統のブリティッシュイングリッシュを学べる
  • イギリス独自の歴史、伝統、ファッション、音楽を感じることができる
  • 日本人が少なく、留学生が多国籍
  • ヨーロッパ旅行が安く行ける
  • イギリス人は紳士でクールな人が多い

ワーキングホリデーでイギリスを渡航先に選ぶ人は、ほぼイギリスから迷わない人が多いです。それほどイギリスという国の惹きつける魅力が強いということの表れとも言えます。

<イギリスワーホリのデメリット>

  • 物価が高い
  • 天候が良くない
  • 治安はそれほど良くない

ヨーロッパ方面はオセアニアやカナダと比較すると、少し治安面の心配があります。特に置き引き、スリ、ひったくりなどの犯罪は多く、毎年多くのワーホリで渡航している人が盗難の被害に遭っています。

イギリスでワーホリをする人は、特に治安意識を高め、生活する必要があるでしょう。また、物価も非常に高いので、余裕を持った資金計画を立てましょう。

日本人が少ない環境を求めるならここ!アイルランド

妖精の国とも言われ、まるで童話の世界の様なかわいらしい住居が立ち並ぶアイルランド。日本人がかなり少ないワーホリ先としても知られています。

<アイルランドワーホリの特徴>

  • 少人数制でアットホームな学校が多い
  • 町中が小さくまとまっていて、落ち着いた環境
  • 日本人が少なく、留学生が多国籍
  • ヨーロッパ旅行が安く行ける
  • アイルランド人は人懐っこい人が多い

アイルランドは日本人が少なく、英語環境を作りたい人にとってはうってつけの国です。また、町中にあるアイリッシュパブは地元の社交場になっており、人懐っこいアイルランド人に話しかけられることも多いため、英語の勉強にもなります。

<アイランドワーホリのデメリット>

  • 国が小さく、人によっては飽きる
  • 天候が良くない
  • 地元の人はなまりが強い

アイルランド人の英語はなまりが強いと言われ、特にご年配や地方に行くほどなまりは強くなります。語学学校の先生はとてもきれいなブリティッシュイングリッシュを話しますので、語学学校で学ぶ分には心配無用です。

4.まとめ

ワーキングホリデーで行ける国と人気の高い英語圏トップ5をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。

ワーキングホリデーで行ける国は30ヶ国近くあり、多くの国に行けるチャンスがありますね。英語圏人気トップ5はそれぞれに納得の理由があり、魅力のある国ばかりです。

ワーキングホリデーは30歳までしかチャレンジできない制度ですので、あなたに合う国を探して、ぜひチャレンジしてみてください!

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