【保存版】激安で海外経験を積む方法ワーホリ！安くて人気な国は？

海外に行くには、航空券、宿泊費、食費、観光費等多くの点で出費がかかります。しかし、現地で働きながら稼ぐことで、その費用を抑えられる事で知られている「ワーキングホリデー」も人気です。しかし、それでも、物価高騰の影響で抑えきれない事もあります。そんな時に、激安の国でワーホリすることは可能なのでしょうか。

今回は、安く行けるワーキングホリデーの国と、費用の抑え方を徹底解説していきます！

 

１．ワーホリにかかる費用

ワーホリとは？

ワーキングホリデー（ワーホリ）は、若い人たちが他の国で一定期間働きながらその国の文化を経験するためのプログラムです。

プログラムの目的

ワーホリの主な目的は、異なる文化を体験しながら、働きながら旅行することです。これにより、言語能力や国際的なスキルを向上させることが期待されます。人によって目的は変わりますが、海外経験を積むことと、言語能力の向上は必ず機会があります。

プログラムの対象者

通常、18歳から30歳の若者が対象です。ただし、国によっては一部例外があることがあります。国によっては、応募時点で30歳であれば、実際には渡航日に31歳であっても、許可される国があります。

参加資格

ワーホリに参加するには、各国が定める条件を満たす必要があります。通常、ビザの取得が必要で、これは働くための許可（就労）を含みます。また、ビザには大学や語学学校での就学も含みます。

プログラムの期間

プログラムの期間は国によって異なりますが、多くの場合、数か月から1年程度です。カナダなどの有名な国は、1年ですが、イギリスは2年だったりと国によっては期間は変わってきます。

許可される仕事

一般的には簡単な仕事や季節労働（リゾート地等）、観光業（ホテル等）などが許可されます。ただし、一部の国では特定の職種に制限があることがあります。また、オーストラリアは１年間の就労を可能にしていますが、同じ職場では6か月が最長で許可されている就労です。その為、現地で転職をする必要があります。

参加国

オーストラリア、ニュージーランド、カナダ、日本、イギリスなど、多くの国がワーキングホリデープログラムを提供しています。実は、日本でも海外からワーホリの外国人を受けて入れており、その人数は国によって変わります。その為、帰国後もワーホリの人脈作りが可能です。現在は、およそ２４か国です。

言語

多くのワーキングホリデー先では英語が主要な言語ですが、国によっては他の言語もあります。例えば、ヨーロッパ諸国であれば、現地の言語に加えて、英語やフランス語の学習の機会があります。

ワーホリの費用

ワーキングホリデーに必要な費用は、留学先や滞在期間、個人のライフスタイルによって異なります。下記に、一般的な項目として考慮される費用を挙げてみますが、これはあくまで一般的な目安であり、具体的な条件によって変動します。

航空券

出発地と目的地、予約のタイミングによって価格が変わります。早めに予約することで通常安くなります。イギリスやカナダであれば、14～20万円程度です。オーストラリアであれば、10万円程度が平均相場です。

ビザ申請費用

ワーキングホリデーを行う際には、目的地国のワーキングホリデービザの申請費用が発生します。イギリスやカナダは高く、20～30万円近くあります。オーストラリアは、6万円程です。

保険

海外旅行保険や健康保険は非常に重要です。急な病気やケガに備えるために十分な保険が必要です。保険は、会社によって違いますが、最低でも10万円程度の保険に入ってください。

生活費

食事、宿泊、日常の交通費、娯楽などの生活費がかかります。これは滞在先の国や都市によって大きく異なります。実際の生活費用は、人によって異なりますが、一般的な生活であれば月15万円あれば暮らせます。（オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの平均費用です）

宿泊費

ホテル、モーテル、アパートメントなどの宿泊費も考慮する必要があります。長期滞在の場合はアパートメントを借りるなどのオプションもあります。可能な限り、一人暮らしは避けても、最大月10万円程度かかると考えてください。しかし、この宿泊費用には水道光熱費が含まれます。

食費

地元の食材や外食、自炊などの食費がかかります。物価高騰があるため、自炊して月5～8万円くらいです。しかし、現地の友人などが出来ると外食も増えてくるため、食費は多くかかります。現地で、宿泊費用の次にかかると考えてください。

交通費

地元の交通手段や観光地への移動にかかる費用も予算に含める必要があります。交通費用は、都市部であれば、日本と同じように公共交通機関が発展しています。また、ワーホリは都市部であればあるほど、職場が探しやすい為、交通費を心配する必要はないでしょう。

通信費

現地での携帯電話やインターネットの利用にかかる費用を考慮します。実は日本より高い国があるため、緊急でなければ初めの３か月はWiFiのみで対応してみてください。また、日本からのポケットWiFiが安い場合もあります。国やプランによって変わるので、調査が必要です。

２．ワーホリの費用の抑え方

海外で生活をしていくには、上記のように多額の費用がかかります。ここからは、どのような側面で費用を抑えることができるのかを見ていきます。ヒントも多く書いていきますので、ぜひ記事を保存して、見返せるようにしておいてください！

費用を抑えるアプローチ

費用を抑えるには、色々なアプローチがあります。このアプローチは、よりワーホリ生活を安く、より豊かにしてくれる事を目的としています。

ローカルで食事をする

観光地の中心部よりも郊外や地元のエリアで食事をすると、価格が安くなることがあります。特に、海外ではローカルの市場が人気です。市場は、毎日空いている場所から、週末だけや、毎週水曜日だけ空いている場所があります。

特に市場では、安く食事ができたり、食材も必要な分だけを量り売りで買うことができます。また、食材も少し形が崩れていて、スーパーには出せないが、品質のいいものがたくさんあります。市場で新しい食材に出会うこともできます。

地元の交通手段利用

地元のバスや地下鉄、歩行などを積極的に利用することで、タクシーやレンタカーに比べて格段に交通費を抑えることができます。都市部であれば、徒歩圏内の職場や学校を選ぶこともできますが、もし給与が高い職場が離れている場合、そちらを選ぶことをおすすめします。

前述したように、交通費用はタクシーやUberを使わない限り、高くなることはありません。また、バスなどであれば、夏季限定パスや月額、回数券など様々な価格帯があるため、移住後に費用をコントロールもしやすいです。

現地でのボランティア活動

現地で仕事やボランティア活動に参加することで、生活費を賄いつつ異文化を深く体験できます。特におすすめなボランティアは、シェルターと言われるホームレスをサポートする活動です。ここでは、余った食料や衣類等が貰えます。また、教会でのボランティアも酷似しています。

ボランティアの中には、謝礼（Honorarium）という形で報酬やギフトカードがもらえることが多いです。生活の足しにすることもできます。ボランティアは、社会問題に直結していることが多い為、ボランティアを続けていくことでより新しい世界が見えてくる事もあります。

３．格安でワーホリに行ける国

ワーホリを受けて入れている国は、全部で29か国あります。その中でも、人気のイギリス、カナダ、オーストラリアやニュージーランドは物価高騰の影響で、費用が高くなりがちです。しかし、国の中には物価が安く、ワーホリをするのに向いている国や地域があります。

台湾

台湾は、韓国と同じくアジアで人気のワーホリ協定地域です。人口は2400万人程で、小さな島にある為、どの地域でも活気があるワーホリ先です。日本のことを好きな人が多いことでも知られている台湾では、日本人を受け入れてくれる職場もとても多いです。

加えて、台北101、九份、日月潭、台中などが人気の観光地では、ホテルや観光業が盛んであり、新型コロナウイルスが明けた今こそ、人手不足が問題になっています。日本人が訪れる機会も多い為、日本語と英語、中国語と３か国語を上達する機会があります。

ポーランド

ポーランドはヨーロッパで比較的安い国として知られています。ドイツ、チェコ、スロバキア、ウクライナ、ベラルーシ、リトアニア、ロシアと国境を接している為、色々な国を旅行する事も可能です。特に、クリスマスや復活祭など、町の中で無料で参加できるイベントが多いことも注目を集める理由です。

ポーランドのワーキングホリデービザの申請費用は無料で、必要な書類も少ないことで知られています。１年間の就労・就学に制限はなく、自由に行動ができます。また、26歳以下であれば、免除される費用がある為、26歳以下の人は注目の国です。

ハンガリー

ハンガリーは、中央ヨーロッパにある内陸国でハンガリー語と英語を主に話す人が多いです。特に東欧ヨーロッパのビジネスの中心にもなるので、英語を使った職場が多いことでも有名です。トルコ、オーストリア等の文化を受け継いでいる為、豊かな歴史と文化があります。

主な産業は、観光業となり、ホテル、レストラン、ガイド、リゾート地等働く場所はとても多いです。気候は日本と似ている為、日本人にも過ごしやすい場所です。ビザを申請する際に、ハンガリー大使館に行く必要があるので、少し手間はかかりますが、格安でワーホリを体験したい人には見逃せない国となります。

韓国

韓国は、2022年6月にワーキングホリデービザの受け入れを再開し、2024年には再注目となる国です。また、就労規制がない為、いくらでも働くことができます。しかし、物価が安い為、他の国と比べると稼げる額は少ないです。K-POPやアイドルが好きな人は、土日や休日を利用して、未発掘のタレントと出会えることができます。

また、日本とも近い為、緊急で日本に帰国する事も簡単にできます。おすすめのアルバイトは、カフェ、ホテル、デパート、日系企業になります。日系の旅行会社や、オフィスワークは、ある程度の韓国語が求められるので、気になる人は事前にTOPIK3級レベルは取得しておきましょう。

４．まとめ

ワーホリは海外移住になる為、費用が高くなります。費用を無理やり抑えて、不満足なワーホリ生活を過ごす事はもったいないです。そんな時に、この記事を読んで、費用を抑えながらも価値観を豊かにする方法を試してください。ワーホリが終わるころには、必ず成長した自分自身に出会えます。