「語学力に自信がないけれどワーキングホリデーに挑戦したい」「ワーキングホリデーで初めて海外に行くけど不安」という方におすすめのエージェント。
ワーキングホリデーのエージェントは、渡航前の書類手続きの代行や現地トラブルのサポートなどに対応しています。
ワーホリは渡航前から必要な準備がたくさんあるので、仕事や学校があって忙しくしている方、語学に自信がない方が、多く利用しています。
とはいえ、ワーキングホリデーのエージェントは数多くあるので、実際に調べたものの、どこを利用するべきか悩んでいる方は多いでしょう。
そこでこの記事ではワーキングホリデーのエージェント選びのポイント、おすすめエージェント、利用するメリットについて解説します。
1.ワーホリのエージェント選びのポイント
ワーホリのエージェント選びのポイントは、以下のとおりです。
- 料金プランの明確性
- 実績の豊富さ
- 担当スタッフとの相性
それぞれのポイントについて解説します。
料金プランの明確性
ワーキングホリデーのエージェントの費用相場は、1年間で約10〜30万円ほどで振れ幅が大きいため、納得のいくエージェントとプランに契約する必要があります。
渡航後、すぐに就業先が見つかるとは限らなかったり、語学学校や生活費がかかることを考えると、エージェント費用はできるだけ安く抑えたいと考える方も多いでしょう。
安すぎるとサポート内容が希薄で自分でやらなければならない業務が多くなったり、問い合わせの回答までに時間がかかったりします。
一方、「高ければ良い」というわけでもなく、大したサポートもないまま高額のサポート料金のみを搾取する悪質なエージェントもあるため注意が必要です。
エージェントを選ぶときは、必ずサポート内容と料金プランを確認しましょう。
別途のオプション費用が発生するケースもあるので、どこまでが基本料金に含まれているか把握しておくことが大切です。
無料カウンセリングを実施しているエージェントも多数あるので、複数のエージェントに話を聞いて比較して、納得のいくところに依頼するのも良いでしょう。
実績の豊富さ
ワーキングホリデーのエージェント選びでは、過去にどれだけの利用者を斡旋した実績があるかの確認をすることで、信頼度が高まります。
ワーキングホリデーの協定国は複数あるので、行きたい国と地域に関する情報量の多さ、斡旋実績を比較して、選択肢を多く提示してもらえるエージェントを選ぶようにしましょう。
「オーストラリアの斡旋実績は豊富だが、フランスの斡旋実績はほとんどない」というエージェントも少なくありません。
とくに現地サポートを含めて依頼するのであれば、ご自身が住む予定の地域に精通した人たちが在籍しているかどうかも重要です。
エージェントが自社サイトで公開している実績のほか、実際の利用者たちからの評判・レビューを見て、安心して任せられるかどうか判断してください。
担当スタッフとの相性
ワーキングホリデーのエージェントとは渡航前の数ヶ月から渡航中の1年以上の期間お世話になるので、担当になるスタッフとの相性も重要です。
「物腰の柔らかい話し方をする人がいい」「はっきりと物事を断言してくれる人がいい」など、利用者によってスタッフの好みは異なります。
長期的にお世話になることを想定したうえで、悩みや不安があったときに相談しやすいか、こちらの意図を汲み取って寄り添ってくれるか確認しましょう。
また、返事が遅かったり、こちらが要求しなければ一切動かないスタッフもいるので、仕事ができる人かどうかも判断材料として意識しておくと安心です。
2.ワーホリのエージェントおすすめ5選
ワーキングホリデーでおすすめのエージェントは、以下のとおりです。
- 日本ワーキング・ホリデー協会
- 留学情報館
- ロンドン留学センター
- SEKC韓国留学
- 成功する留学
それぞれのおすすめのエージェントについて解説します。
日本ワーキング・ホリデー協会
日本ワーキングホリデー協会は、ワーキングホリデーで必要な事前準備、出発前の確認事項、現地での生活など全般をサポートしています。
無料セミナーを実施しており、ワーキングホリデーとは何か、注意点、成功させるための鍵などを学ぶことができます。
「なんとなくワーキングホリデーに興味がある」「ワーホリって何?」というワーホリ初心者であれば、まずはチェックするべきエージェントです。
エージェントの多くはワーキングホリデーのほか、留学希望者のサポートもおこなっていますが、日本ワーキング・ホリデー協会は、ワーキングホリデーに特化しています。
出発前から現地滞在中はもちろん、帰国してからの就活のサポートまでおこなっているので、ワーホリ終了後の将来までのサポートを受けたい方におすすめです。
留学情報館
留学情報館は、手数料0円からサポートを受けられて、必要なサポートのみを選択できる仕組みのため、サポート費用を最小限に抑えられます。
基本的にエージェントのプランは基本料金にさまざまなサポートが含まれているので、利用しないサポートまでついてきてしまうのがデメリットです。
その点、留学情報館は、サポートを受けたい項目を選んで、そのサポートに対する費用のみが請求される仕組みです。
さらに、語学学校の申し込みをすれば、ワーキングホリデーのビザ申請を無料でサポートしてもらえます。
世界20か国に現地オフィスを構えているので、現地エージェントからのサポートを受けたい方におすすめです。
ロンドン留学センター
ロンドン留学センターは、イギリス、ロンドンのワーキングホリデーのサポートを強みとしています。
ロンドンのワーキングホリデーは、同じ英語圏のオーストラリアやニュージランドと比べると、人数制限があったり、ビザの仕様が少し異なります。
書類ミスがあるとビザ申請の抽選にすら参加できない可能性があるので、イギリス、ロンドンにこだわりがある方は、エージェントの利用を視野に入れるのも良いでしょう。
ロンドン留学センターには、イギリスのワーキングホリデー事情を熟知したスタッフが在籍しており、細かい疑問や不安にも寄り添ってもらえます。
語学学校に通う予定があれば、条件付きで割引が受けられるのでお得に語学習得をしたい方におすすめです。
SEKC韓国留学
SEKCは、韓国のワーキングホリデーのサポートを強みとしています。
本社をソウルに構えており、ワーキングホリデーの渡航前から滞在中のサポートが充実しています。
書類手続きの代行や生活サポートのほか、カウンセラーから目標や計画の立て方を指導してもらえるので、渡航前からワーキングホリデーのイメトレができます。
また韓国の就職活動は、日本とは異なる項目が多く、守らなければならないルールもたくさんあるので、十分な対策が必要です。
SEKC韓国留学は、韓国流のレジュメの書き方、面接の受け方なども丁寧に指導をしているので、なかなか就業先が見つからないトラブルを防げます。
韓国のワーキングホリデーを失敗したくない方、韓国ですぐに仕事先を見つけたい方におすすめです。
成功する留学
成功する留学は、ヨーロッパ圏のワーキングホリデーのサポートを強みとしています。
日本国内では、英語圏の留学やワーキングホリデーの需要が高いので、英語圏の翻訳や現地サポートは充実していますが、英語圏以外のエリアは非対応のことが多いです。
その点、成功する留学ではヨーロッパ圏の斡旋実績が豊富で、運営歴35年、累計利用者数25万人を超えています。
ヨーロッパ圏へのワーキングホリデーが決まっていて、ヨーロッパ圏へのサポート実績が豊富なエージェントを探している方におすすめです。
3.ワーホリでエージェントを利用するメリット
ワーホリでエージェントを利用するメリットは、以下のとおりです。
- 渡航前の準備に手間がかからない
- 現地エージェントのサポートが受けられる
それぞれのメリットについて解説します。
渡航前の準備に手間がかからない
ワーキングホリデーのエージェントは、主に以下のようなサポートを代行します。
- ビザ申請
- 航空券の取得
- 住まい、学校、就業先の仲介
- 渡航に必要な諸手続き
- 就職面接の練習 など
具体的なサポート内容は、各エージェントで確認してください。
フルタイムで働いている方や学校の授業やテストがあって時間がない方は、エージェントを利用することで準備時間を無駄にせずに済みます。
また、ワーキングホリデーの渡航先に提出する書類はその国の言葉で記載されていたり、入力が必要なケースも多く、ある程度の語学力が求められます。
渡航前の時点で語学力に自信がないのであれば、書類ミスによって渡航できないトラブルが起きるリスクがあるため注意が必要です。
エージェントを利用すれば、書類手続きを代行してもらえたり、必要な情報を翻訳して説明してもらえるので、トラブルを未然に防げます。
渡航前に仕事や学校に集中したい方、渡航のための語学や就職のための準備に時間を使いたい方は、エージェントの利用をおすすめします。
現地エージェントのサポートが受けられる
ワーキングホリデーのエージェントからのサポートは渡航前のみではありません。
現地サポートのあるプランに加入すれば、現地でトラブルが起きたとき、直接その場に足を運んで解決のために動いてもらえます。
就業先、住んでいる場所でトラブルに巻き込まれてしまうと、ご自身で解決することが難しいこともあるでしょう。
そこで現地の人たちともコミュニケーションが取れて、現地の状況をよく理解している人がサポートに来てくれれば安心です。
現地エージェントはいないとしても、日本国内から24時間緊急サポートに対応しているエージェントもあります。
安心安全にワーキングホリデー生活を送りたい方は、現地サポートがついているエージェントの利用をおすすめします。
4.ワーホリでエージェントは必要ない?
留学や就業と比べるとビザ申請がシンプルなため、「ワーホリでエージェントは必要ない」との声が寄せられています。
ビザ申請の手順はシンプルですが、書類ミスが一つでもあると渡航許可が降りないため、安全安心の保証がほしい方は、専門家であるエージェントの利用をおすすめします。
さらに、エージェントはその国や地域で語学学校や就業先を斡旋するサポートもおこなっているので、渡航後すぐに「学校に通いたい」「仕事をしたい」方にもおすすめです。
語学学校は渡航前から探すことができますが、語学力が足りなければ各スクールの比較が難しく、数ある中から1つを選ぶには時間がかかります。
また、就業先に関しては渡航前から見つけることは難しく、現地についてから働きたい場所を探して応募しなければなりません。
日本と海外では採用手順も異なるので、正式な応募方法、レジュメの書き方、面接対策などをエージェントにサポートしてもらえれば採用率はグッと高まるでしょう。
ワーキングホリデーの失敗例として「就業先がなかなか見つからずに働けなかった」との声は多いので、エージェントを利用すれば不安を解消できます。
このようにワーホリのエージェントを利用することで回避できる失敗も多くあるので、気になる方はカウンセリングや問い合わせをして検討してみてください。
5.まとめ
本記事では、ワーキングホリデーのエージェント選びのポイント、おすすめエージェント、利用するメリットについて解説しました。
ワーキングホリデーは留学や就業と比べるとビザ申請が簡単なので、「エージェントは不要」と考える方も多いです。
しかし、ワーキングホリデーのエージェントがサポートするのは、ビザ申請のみではなく、渡航前の書類手続き全般のサポート、現地の生活サポート、就業サポートなどが含まれます。
とくに、渡航後すぐに就業を希望しているのであれば、日本とは異なる就業システムを熟知しているエージェントからサポートを受けることも大切です。
各エージェントごとに知識や実績が豊富な国や地域、料金プランが異なります。
数あるワーキングホリデーのエージェントから5社を厳選して紹介したので、気になるところがあれば公式サイトを確認してみてください。