TOPコミュニティカレッジとは?費用問題で諦めたアメリカ大学留学の夢が叶うかも!?

コミュニティカレッジとは?費用問題で諦めたアメリカ大学留学の夢が叶うかも!?

コミュニティカレッジとは?費用問題で諦めたアメリカ大学留学の夢が叶うかも!?

「アメリカに留学したいけど、学費が高すぎて無理そう」

「語学についていける自信がない」

そんな理由からアメリカの大学への留学や進学を諦めているあなたにおすすめしたい『コミュニティカレッジ』へ入学するという方法。

留学生にも門戸を開いてくれているコミュニティカレッジをぜひ検討してみてください。

コミュニティカレッジとは?

その名の通り、コミュニティ=地域に根付いた学校のことで、公立の二年制大学です。

1901年にイリノイ州に最初のコミュニティカレッジが創設されて以降、アメリカ各地にできていきました。

第二次世界大戦後以降からコミュニティカレッジは、一部の富裕層や学力が高い人だけでなく、人種や所得、学力などに関係なく皆が平等に教育を受けられるようにという概念をもとに門戸を広く設けて、多くの人が大学課程の教育を受ける機関としての役割を担うようになります。

そのためコミュニティカレッジは大学のようにその大学に通うために近くに引っ越したり、大学寮に入ったりする必要はなく、自宅から通えるように民家の多いエリアに建っていることが多いです。

コミュニティカレッジのメリット

アメリカの四年制大学に比べて学費が安い

アメリカの州立大学は州の財政援助によって成り立っているため、州の財政状況によって大きく学費に違いがあります。

また私立大学は日本の私立大学のように税による援助がなく、すべてを学生が払う学費からの収入と寄付によって運営されているため、州立大学と私立の大学では4倍近くの差があります。

そして州立大学は州の税金を使っているので、州外から入学するものはより高い学費を払わないといけません。留学生も同じです。

その点、コミュニティカレッジは前述した誰でも教育を受けられるようにと出来た教育機関なので、年間の授業料も州立四年制大学に比べてもかなりリーズナブルな設定になっています。学校によって違いますが約半分もしくはそれ以下で授業を受けることができます。

入学のしやすさ

学力不足により教育を受けられないという格差が出ないようにと、入学するための基準設定も低めです。

基本的にコミュニティカレッジは出願した者はすべて入学できるオープンアドミッション制度を導入しています。後述しますが、コミュニティカレッジでは専門知識を学ぶコースもあり、そのコースの内容次第では受講要項を設けていることもあります。

とはいえ、留学生に対しては最低の英語レベルを要求していることが多く、だいたいのところでTOFEL iBT60程度を基準に設定しています。

目的に合わせて様々なことが学べる

コミュニティカレッジでは目的に合わせて大きく分けると2つのコースがあります。

  • 職業訓練コース

ホスピタリティや看護、ビジネス系、調理、IT、デザインなど専門知識を深めるためのコースが様々用意されています。どんなコースがあるかは学校ごとに違うので、入ってから自分の学びたいコースがここになかった!ということのないように事前にどんなスキル取得のコースがあるかを調べておきましょう。目的に合わせてコミュニティカレッジを選びましょう。

  • 四年制大学進学コース

前述したようにアメリカの大学の学費はとても高く、まだ年々上がり続けています。州立大学へその州に在住の人が通う場合ですら年間の学費は10,000ドル以上と高額。私立大学の場合には40,000ドル近くかかることも。その為、アメリカの四年制大学へ直接入るのではなく一旦コミュニティカレッジへ入学し、2年の単位認定を得て、それをもって四年制大学へ編入するのです。そうすることで4年のうち2年分の学費を抑えることができます。

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コミュニティカレッジのデメリット

英語力が足らず授業についていけない

メリットの面でお伝えしたように、コミュニティカレッジへの入学基準はとても低いです。

英語レベルも中級程度で入れます。何を専攻するかにもよりますが、中級以上の英語力が必要になる場合、授業で使われる英語が分からずついていけないということに陥る可能性があります。

対策としては、留学生を多く受け入れているコミュニティカレッジを選ぶことです。

その場合、足りない英語力をサポートするためのコースが用意されていることが多く、安心して授業に取り組めます。しかしそのデメリットとして英語がネイティブのクラスメイトが少なくなることにも繋がります。

コミュニティカレッジは数多くあるので、しっかりと下調べをしてどの学校にするか決めましょう。

卒業のハードルが高い

ほとんどのコミュニティカレッジでオープンアドミッション制度を導入していたり、高い英語力を求めなかったりするかわりに卒業のための基準が高く、予定の2年で卒業出来る人は多くはありません。その数はわずか13%程度。理由は短い期間中に必要である単位の取得を多くしなければいけないからです。のんびりとキャンパスライフやアメリカライフを楽しみながらというペースでは2年どころか3年かかっても卒業が厳しいともいわれています。高い目標と意識をもって、単位取得に励むことが必須のようです。

教育のレベルが物足らない

卒業のハードルが高いとはいえど、元々高い教養力をもって居ながらも費用の問題からコミュニティカレッジを選ぶ人にとってはコミュニティカレッジの授業レベルは物足らないと感じることも少なくないようです。

どんな人にも教養を!と門戸を広くしている半面、教育のレベルを上げていくことが課題と言われています。

住まいの確保を自分でしないといけない

コミュニティカレッジは4年制大学のようにそこに通う人全員が学生が本業というわけではありません。社会人をしながら通う人など様々です。そのため、4年制大学のように大学の学生寮もなく、ホームスティの斡旋も基本的にありません。留学生としていく場合、自身で住居を決めなければいけません。

※数は少ないですが、敷地内に寮があるコミュニティカレッジもあります。

コミュニティカレッジを決める際の注意点

全米で4000校ほどある大学のうち、コミュニティカレッジは1200校ほどあります。

留学生を積極的に受け入れているところや職業訓練コースの種類が多いところ、4年制大学と提携して転入をしやすくしているところなど様々です。

とくに4年制大学への編入を希望している場合には様々な注意が必要で、

・職業訓練コースの単位は移行できない

・行きたい大学へ編入しやすいコミュニティカレッジを選ぶ

など4年制大学編入へ向けた準備や下調べをしっかり行うことが大切になってきます。

そこを怠ると編入への道のりが遠くなってしまうことになりかねません。

自分で調べきることに不安がある方は、留学エージェントを頼るのも良いでしょう。

四年大学編入希望はコミカレの1年目が大切

まず4年制大学に編入できるかどうかは1年目の成績で決まります。

コミュニティカレッジからの編入を受け入れる大学は大学編入後に大学の授業についていけず困る学生を減らすためにも、コミュニティカレッジで4年制大学の前半2年と同程度の単位取得や学力を身につけている学生を編入生として受け入れます。

9月の入学にむけての願書の受付は前年の11月頃。そうなると目安とするのが1年目のものとなるわけです。その時点で必要な単位数や成績を取っていないと出願資格を得ることができません。

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大学進学以外にも魅力いっぱいのコミュニティカレッジ

4年制大学へのステップアップとしてコミュニティカレッジを使う人が多くいますが、それ以外にも例えばアメリカで働く許可を得るためのサティフィケートを取得するための単位取得のためという使い方もあります。コミュニティカレッジで9ヶ月(1学期〜3学期)授業を受け、単位を取得し、修了証を得ることでアメリカで労働することが認められます。

他にもアメリカで働く社会人は自身のスキルアップのためにそれに必要なコースを受講し単位を取得するというキャリアアップという使い方を多くされています。

4年制大学へ進学する以外にも、コミュニティカレッジで2年の学位を得つつ、その他に自分のスキルアップの為のコースを受講し、その単位を取得するという形も考えてみてもいいかもしれません。

万が一、コミュニティカレッジの入学基準の英語レベルをクリア出来なかったら

入学基準が緩めのコミュニティカレッジですが、もしその入学基準であるTOFEL iBT60をクリア出来なかった場合の方法は、

日本で英語レベルをあげる

働きながら英語を学べるため、お金の心配をする必要がないのがメリットです。

デメリットは生きたネイティブの英語を聞けないこと。スピーキング力やヒアリング力を鍛えるためにはやはり英語の環境に身を置くことが必須です。

アメリカの語学学校へ行く

金銭的に余裕があるなら現地へ行ってしまうことが良いでしょう。

とくに大学進学を目標に置いているならば、サウスフロリダ大学や南カルフォルニア大学付属語学学校など大学が運営している語学学校もたくさんあるので、そこに通うという選択肢もあります。

ワーキングホリデー制度を利用する

アメリカへは行けませんが、アメリカ以外の英語圏で日本とワーキングホリデー制度を提携している国へ行くという手段も英語力アップの方法としておすすめです。

ワーキングホリデーは働きながら語学学校にも通えるというとても良い制度です。年齢制限や扶養家族がいないことなど少し基準はありますが、それをクリアしているなら検討してみてはいかがでしょうか。

1年という期間のビザですが、絶対に1年居なくてはいけないということもありません。現地で大学に必要な英語基準まで達したら帰国して再度コミュニティカレッジへチャレンジ!というのも可能です。

まとめ

アメリカの4年制大学への進学を費用面や英語力で諦めていた人への道しるべになれたでしょうか?

夢や目標は諦める必要はありません。強い思いと沢山のリサーチ、そして周りに公言すること。そうすると必ず夢を叶えるための道筋ができてきます。

今回の内容があなたの夢実現への一躍を担えてたら嬉しいです!

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