TOPマルタへ移住したい!その方法やメリット・デメリットを徹底解説

マルタへ移住したい!その方法やメリット・デメリットを徹底解説

2023.04.28

マルタへ移住したい!その方法やメリット・デメリットを徹底解説

「マルタへ留学して現地が気に入ってしまった」「マルタでの生活に憧れている」
そんな人は、マルタに移住したいと思うこともあるのではないでしょうか。

日本人がマルタに旅行する場合は、観光ビザについての心配はほとんどなく、比較的簡単に入国ができます。しかし観光ではなく移住となると、ハードルが上がりそうですよね。
そこでこの記事では、マルタへの移住について、その方法やメリット・デメリットをご紹介します。
マルタへの移住に興味がある人はもちろん、留学などを考えている人も、ぜひ参考にしてくださいね。

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マルタってどんな国?

マルタの正式な日本名は「マルタ共和国」。イタリアのシチリア島の南に浮かぶ、人口40万人程度の小さな島国です。
公用語はマルタ語と英語。日常生活の中で自然に英語が使われているため、英語の語学留学先としても人気が高い国のひとつとなっています。

ヨーロッパではリゾートとして知られており、夏になるとたくさんの観光客が訪れます。そのため、小さな国でありながら国際的な雰囲気もある国なのです。

日本からは語学留学生は一定数存在していますが、語学留学以外で長期滞在をしていたり、永住していたりする日本人は少なく、マルタへの移住は日本人の間で浸透しているとは言えません。

マルタへの移住は難しい?

マルタへ本格的な移住をしている日本人は、他のヨーロッパの主要な国々に比べるとかなり少ないと言えます。それはもちろん、日本におけるマルタの知名度が高くないことも関係していますが、マルタへの本格的な移住はハードルが高いことも大きく関わっているでしょう。

制度面のみを考えれば、マルタは日本人にとって、移住しやすい国とは言えません。特に永住権や市民権を取得しようとする場合は、かなりお金をもっていなければ難しいです。
つまり、ほとんどの日本人にとって、マルタの永住権や市民権を自力で取得するのは、ほぼ無理な状態なのです。

とは言え、「移住」というのが、永住ではなく、1年や数年などの期間限定であれば、十分可能性はあります。
資金がなく、永住権や市民権を取得するのが難しい人は、数年単位での移住を考えてみてはいかがでしょうか。

マルタに移住する方法

マルタに正式な形で移住するのはなかなかハードルが高めなのですが、数年くらいで考えるなら、移住が現実的なものとなるでしょう。またそのほかにも別の移住方法もあります。
そこでここからは、永住権を取得する場合も含め、マルタに移住する方法をご紹介していきます。ハードルが低めなものもあるので、資金面でマルタへの移住を諦めてしまいそうな人も、再検討してみてくださいね。

マルタの永住権・市民権を取得する

マルタの永住権・市民権を取得すれば、日本に住むのと同じようにマルタに居住することができるようになります。
マルタの永住権ビザは「マルタ永住権プログラム」と呼ばれています。また、市民権を取得できるのは「グローバルレジデンスプログラム」といい、通称で投資家VISAとも呼ばれます。

このどちらのビザにも共通することは、不動産投資が必要なことや、マルタの社会保障に頼らなくても、余裕で生活できるくらいの資産があることです。
そのほかにもさまざま条件があり、どちらの場合も数千万円以上とかなり費用が必要なビザとなっています。

要は富裕層を対象とした制度のため、多くの人にとってはマルタの永住権・市民権を取得することは現実的ではないでしょう。

ほかのシェンゲン圏の居住権を取得する

マルタでの永住権・市民権を取得するのが難しくても、シェンゲン協定加盟国の永住権・市民権を持っていれば、事実上マルタへの移住も可能です。これは、シェンゲン協定国はお互いにビザなしで自由に行き来できるようになっているからです。

問題はシェンゲン協定国のほとんどが、マルタと同様に永住権・市民権が取りづらいということです。しかし、たとえばシェンゲン協定国の中でも比較的物価が安めなハンガリーだと、同様のビザ取得に必要な資金がかなり安くなっています。

本気でマルタ移住を考えていて、資金面が問題なら、他のシェンゲン協定国の永住権・市民権に関する規定をチェックしてみると良いでしょう。

学生ビザ

一時的にマルタに移住したいなら、学生ビザが最も簡単な方法と言えるかもしれません。
マルタの学生ビザはマルタ国内にある語学学校や専門学校、大学などに留学する人が申請できるビザです。
たとえば語学留学なら、コースの期間中はマルタに居住できますし、大学などになると数年の居住が可能です。

マルタは物価が安い国ではありませんから、学生ビザを使って移住体験をする場合も数百万の資金が必要です。しかし、永住権や市民権を取得する場合に比べれば、数百万円というのは現実的なのではないでしょうか。

マルタに限らず、長期的な留学をする場合は数百万円の資金が必要になるものですから、特別マルタが高いわけではありません。英語の語学留学を考えていたり、英語オンリーの環境の大学で学びたいと思っていたりするなら、学生ビザでのマルタ滞在も考えてみましょう。

就労ビザ

マルタで仕事を見つけて労働ビザを取得するのも、マルタ移住の方法のひとつです。ただし、労働ビザを取得するためには、マルタに渡る前にマルタでの仕事を探しておかなければなりません。
そのため、労働ビザも多くの人にとってはハードルが高い方法となるでしょう。

マルタへの転勤がある職場に勤めていたり、何か特別なスキルを持っていたりすれば、可能性はあるかもしれません。
マルタでの日本人向け求人は非常に少ないですが、本気でマルタに移住をしたいと考えているなら、探してみてもよいのではないでしょうか。

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マルタに移住するメリット

学生ビザなら比較的簡単にマルタへの移住が叶います。また、資金がある人や仕事を見つけられた人なら、それ以外の移住方法も考えられるでしょう。
しかし本格的にマルタへの移住を計画する前に、マルタでの生活がどんなものになるのか、メリットとデメリットを知っておくとよいかもしれません。

ここではまず、マルタに移住するメリットをまとめてみました。後述するデメリットともあわせて参考にし、マルタ移住を検討してみてくださいね。

治安が良い

マルタはヨーロッパの中でも比較的治安が良い国です。治安については、ほぼ日本にいるときと同じ感じで生活ができるでしょう。
それでも海外ということを考えると、日本にいるときよりは気をつけた方が良いです。ですがそれも、夜中に一人歩きをしないというくらいのもので、ほとんど危険を感じずに暮らせます。

マルタへの移住を考えていない人でも、英語の短期・中期留学を考えているなら、治安面が安心なマルタも検討してみてもよいのではないでしょうか。

英語環境で暮らせる

マルタの公用語はマルタ語と英語です。ですが、暮らしてみるとどちらかというと英語の方が優先して使われていることがわかります。たとえば、お店や公共交通機関などの表記はほとんど英語なのです。
マルタ人にとっては、母国語がマルタ語と英語といった感じで、外国人には英語で話しかけてくれますから、英語環境で暮らすことができるのです。

ちなみにマルタはイタリア語の通用度も高いのが特徴的。公用語にはなっていませんが、イタリア語も公用語かと思うくらいのレベルで通じます。

フレンドリーな国民性

マルタの人たちは穏やかでフレンドリーなことで知られています。ですから、英語があまりできない人でも、安心してコミュニケーションを取れるでしょう。道やお店の中で困っていたら、声をかけて助けてくれる人も珍しくありません。
現地の人たちと気軽にコミュニケーションが取れるので、マルタで暮らしていれば、英語もどんどん上達していくはずです。

外国人観光客が多いという環境もあり、差別的な態度を取られることもほぼないでしょう。そういう意味では、日本人にとってとても暮らしやすい環境であることは間違いありません。

医療が充実している

マルタは医療が発展していることで知られています。海外移住における不安要素のひとつに、医療環境がありますが、マルタに限って言えばそんな心配はいりません。日本と同等かそれ以上の医療体制が整っていると考えて良いでしょう。

不安要素と言えば、日本語が通じないことでしょうか。必要な医療を受けるためには、英語力が必要不可欠です。ですが、医療機関を受診するのには、それほど高度な英語は必要ないので、意外と大丈夫だったりします。

インターナショナルな雰囲気

マルタは人口が少なめで面積も小さいという小規模な国でありながら、とてもインターナショナル。住んでいるのはマルタ人だけではなく、さまざまな国籍や出身地の人々です。

英語圏の国々は、そんなインターナショナルな雰囲気の国が多いですが、マルタも例に漏れず、国際色豊かですから、マルタに住んでいるだけで、さまざまな文化に触れることができます。

マルタ移住のデメリット

マルタ移住にはメリットだけではなく、デメリットも存在します。こちらも参考にしながら、マルタ移住について考えてみてくださいね。

交通が不便

マルタの道は常に渋滞していて、車移動はとてもストレスが溜まります。道が渋滞しているため、バスが時間通りに来ることの方が少なく、公共交通機関での移動もなかなかストレスがたまるかもしれません。
徒歩や自転車での行動が主ではない場合は、生活上不便を感じるかもしれないことは覚えておきましょう。

光熱費が高い

マルタは電気代も水道代も日本より高め。光熱費込みの物件などに居住する場合は心配いりませんが、光熱費が別に必要な場合は、それだけ費用が嵩むことを覚えておきましょう。
マルタの物価自体も安いわけではないため、日本と同等かそれ以上に生活費が必要になります。

夏は観光客がたくさんいる

マルタはヨーロッパ有数のリゾート地として人気の高い国です。そのため、夏などのハイシーズンはバカンスに来る観光客でごった返しています。せっかくのリゾートですが、夏は混雑で疲れてしまう可能性があるのです。
もしも語学留学を考えるなら、夏から留学を始めるのはおすすめできません。ハイシーズンを外した留学をおすすめします。

日本のものが手に入りづらい

マルタは日本人が多い国ではありませんから、日本の食材などが自由に手に入る環境ではありません。他の英語圏だと、ある程度のものは揃えやすかったりしますが、マルタでは日本のものはあまり手に入らないと考えておいた方が良いでしょう。

マルタ移住は資金が必要!プチ移住なら留学がおすすめ

今回ご紹介したとおり、マルタに本格的な移住をするためには多額の資金が必要です。ですが、1年くらいの居住で構わないなら、語学留学という方法があります。
1年くらいでも、十分マルタでの居住経験はできますから、本格的な移住を諦める場合も、留学という方法を使って、プチ移住にトライしてみてはいかがでしょうか。

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