TOPトリリンガルって何?第二外国語を習得するメリットとおすすめ言語

トリリンガルって何?第二外国語を習得するメリットとおすすめ言語

2023.03.31

トリリンガルって何?第二外国語を習得するメリットとおすすめ言語

「バイリンガル」は聞いたことがあっても「トリリンガル」は何か知らないという人も多いのではないでしょうか。
バイリンガルは2ヶ国語を話す人のことですが、トリリンガルはさらに言語が増え、3ヶ国語を話す人のことを指します。

この記事ではそんなトリリンガルについて詳しくご紹介します。トリリンガルになるメリットや方法、そしておすすめ言語もご紹介していきますので、英語の他にも外国語を習得したい人は、ぜひ参考にしてくださいね。

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トリリンガルとは?

トリリンガルとは、前述のとおり3ヶ国語を話す人のことを指します。
この「3ヶ国語」には母国語も含まれます。ですから、日本人の場合だと、母国語である日本語・多くの人が第一外国語とする英語・英語以外の外国語という構成になることが多いです。

日常的に良く使う言語が日本語のみの日本人にとっては、バイリンガルでも珍しい存在のように思えますが、意外と世界ではバイリンガルだけではなくトリリンガルも多いです。
たとえばヨーロッパの一部の国々ではトリリンガルと言わず4ヶ国語以上を操る猛者も一定数いますし、アフリカや東南アジアでも「バイリンガルなのが普通で、トリリンガルもいる」という国もあります。

このように、マルチリンガル(複数の言語を操ること)な国々では珍しくないトリリンガルですが、日本人にとってはハードルが高いように思えますよね。しかし、方法さえわかっていれば、トリリンガルになるのは決して不可能なことではありません。

トリリンガルになるメリット

トリリンガルになる方法をご説明する前に、トリリンガルになるメリットについても解説しておきます。英語習得にしか興味がなかった人も、こちらを参考にすれば、トリリンガルにも興味が湧いてくるかもしれませんよ。

交流できる人口が増える

英語は世界的に通用度の高い言語ですが、地域によっては英語があまり通じない場所もあります。
その代表格がスペイン語圏。中南米は特に英語の通用度が低いのですが、ヨーロッパにあるスペインでも、あまり英語が通じません。また、スペイン語と似た言語であるポルトガル語を使うポルトガルやブラジルでも、英語の通用度は低めです。

アフリカは英語が公用語になっている国も多いですが、フランス語の方が強い国も多く、そうした国では英語はあまり通じないでしょう。

お隣中国も英語の通用度が高いとは言えません。また、旧ソ連を構成していた国々でもロシア語の方が強い地域が多く、英語の通用度は低めです。

このように、意外と英語が通じない国は多いのですが、英語にプラスしてもう一言語を習得し、トリリンガルになることで、交流できる人口がぐっと増えます。

さらに可能性が広がる

トリリンガルになれば、日本語と英語しか話せない場合に比べて、可能性が広がります。
日本語と英語のバイリンガルだと、活躍の場が英語圏と英語が通用する地域に限られますが、他の言語を習得することで、他の地域でも就職や進学の機会が得られる可能性があります。

また、日本語と英語ができて、さらにもう一言語扱うことができれば、英語圏などでも重宝される場合もあるでしょう。

英語以外は就職時に競争率が低め

まだまだバイリンガルでも珍しがられる傾向にある日本ですが、英語が話せる人はそれほど珍しくありません。第二言語(第一外国語)が話せる人の多くが、英語を話します。
そのため、英語力を求められる職に就きたいと思っても、競争率が高くてなかなか希望するような職に就けないこともあるでしょう。

ですが、英語以外の言語を使って就職を目指す場合、競争率は低くなります。求人数も少なくなりますが、そもそもその言語を話せる人が多くないため、英語よりは競争率が低くなるはずです。

英語だけでは就職先が見つからなかった人も、トリリンガルになることで外国語を使った仕事に就ける可能性が高くなるのです。

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トリリンガルになるためのおすすめの方法

トリリンガルには「世界や可能性が広がる」という大きなメリットがありますが、「トリリンガルになりたい!」と思っても、それをすぐに実行に移すことは難しいですよね。
そこでここからは、トリリンガルになるためのおすすめの方法をいくつかご紹介します。コツさえつかめば、トリリンガルになることは難しくありませんから、これを参考にぜひ挑戦してみてくださいね。

まずは英語を習得する

トリリンガルを目指す人におすすめしたいのが、まずは英語を習得することです。
これは何故かというと、英語以外のメジャーな外国語は日本語よりも英語にずっと似ているからです。文法や語順が英語に似ている言語は非常に多いですが、その他の外国語の中には、語彙まで英語にそっくりな言語も。

日本人の多くが簡単な英語の知識はあるはずですから、1から他の外国語の習得を目指すより、まずは英語を習得してしまった方が効率が良いです。

ただし、どうしても英語が苦手だと感じる人に限っては、英語以外を先に習得してみても良いでしょう。興味を惹かれて、学習していて「楽しい」と感じる言語があれば、それを習得するのが一番です。

英語を基準に他の言語を学習する

英語をある程度習得している人の場合、英語を基準に他の言語を学習した方が、効率が良いかもしれません。これは前述のとおり、多くの言語は日本語よりも英語の方に似ているからです。

英語の説明書きなどを理解でき、文法知識もある場合は、英語で書かれた他の言語のテキストなどを使うと、理解しやすいでしょう。
すでに英語のレベルが上級の人の場合は、トリリンガルまでの道はすぐそこかもしれませんよ。

英語と同時に他の言語の学習も行う

まだ英語を習得できていない人で、三カ国語の構成を「日本語+英語+他の言語」にしたい場合は、英語と同時に他の言語の学習を行うのも一つの手です。
たとえば、同じ文章を英語とその他の言語に翻訳してみたり、英語で新しい語彙や表現を覚えた場合は、その他の言語では何と言うのかを調べてみたりすれば、並行して学習を進めていくことができます。

日本語に似た言語を学ぶ

英語が苦手な人におすすめなのが、日本語に似た言語を学ぶことです。
日本語に似た言語は、実は非常に少ないのですが、たとえば韓国語は語順などが日本語に似ていて、日本人にとっては学習しやすい言語のひとつです。
また、中国語も「漢字」というハードルが私たちには殆どないため、学習を始めた頃から言葉の意味を覚えやすく、学習しやすい言語と言えるでしょう。
英語が苦手な場合は、思い切って「日本語+韓国語+中国語」のように、日本語との共通点がある言語でトリリンガルになることもできます。英語を諦めたくなっている人は、検討してみてくださいね。
もちろん、英語の次に韓国語や中国語を学ぶのも良いですね。

どの言語も話す機会を増やす

トリリンガルを目指す際に一番大事なことは、どの言語も話す機会を増やすことです。
たとえば、日本語+英語+中国語のトリリンガルを目指していて、どの言語もある程度は話せるようになったとしましょう。その状態で、英語を話す機会はあるけど、中国語を話す機会はほとんどない状況が続くと、中国語のスキルがかなり衰えてしまいます。

満遍なく話せるトリリンガルになるためには、常にどの言語も話す機会を作ることが大切です。オンラインで外国語を学べるサービスは、英語以外でもたくさんありますから、そうしたサービスも上手に使いながら、とにかく習得中・もしくは習得した言語に触れる機会を増やしましょう。

第二外国語(第三言語)におすすめの言語

日本人で外国語が話せる人の場合、大多数が英語を話せるはず。そこでここからは、英語の次に学ぶ第二外国語におすすめの言語をご紹介します。
英語をまだ習得していない人や、英語に興味がない人がトリリンガルを目指す場合は、こちらでおすすめする言語の中から二か国語を選んでみてはいかがでしょうか。

スペイン語

英語を習得済みの人におすすめの第二外国語はスペイン語です。スペイン語は日本語と発音が似ている部分が多く、日本人にとって非常に発音しやすい言語だからです。

また、スペイン語圏は全体的に英語の通用度が低いですから、スペイン語が話せるようになると、スペイン語圏を旅行する時に役立ちます。ビジネス面でも、メキシコなどで就職したい場合や、中南米エリアとの取引がある企業に就職したい場合など、さまざまな面で役立つでしょう。

英語との共通点も多く、特に英語の難しい語彙は、スペイン語では日常的に使われている言葉だったりします。そのため、スペイン語を習得することで、英語の上級レベルの語彙も一緒に覚えてしまえるというメリットもあるんです。

難点は文法が英語よりも複雑なこと。ですがスペイン語をある程度習得すると、英語が簡単に感じられるので、英語への苦手意識が薄れる可能性はあります。
文法は英語より複雑ですが、スペイン語圏の人はフレンドリーなこと、そしてスペイン語を話すアジア系外国人がちょっと珍しいこともあって、少々文法を間違えていても、根気よく聞いてくれます。
その点は、外国人が英語を話すのが当たり前な英語圏とはちょっと違いますね。

中国語

最近は求人情報をみても、中国語が話せる人を募集しているところが増えてきていますね。距離的に近いこともあり、中国語は日本人にとってとても重要な言語です。ですから、アジア圏で活躍したいなら、中国語を第二外国語にするのはとてもおすすめできます。

中国だけではなく、アジア圏では中国語を話せる人が多いのもポイントです。また中国人はどこに行ってもコミュニティを築いているので、どの国に行っても中国語に触れる機会はあるでしょう。
シンガポールやマレーシアでは英語のほかに中国語を母国語とする人も多いです。

文法的には英語との共通点が多いので、英語の知識も多少はプラスになるでしょう。しかし何と言っても、私たち日本人には漢字を知っているという大きなメリットがあります。中国本国で使われている漢字は、日本で使う漢字とは違う点も多いのですが、意味がわかる漢字も多いです。

ただ、中国語の発音は日本人にとってはちょっと難しいかもしれません。読み書きだけならすぐに習得できても、発音には苦労する人もいるはずです。
中国語の発音に楽しさを感じられれば、発音の難しさはデメリットにならないでしょう。

フランス語

ヨーロッパの言語では、スペイン語のほかフランス語もおすすめです。
フランス語はフランスだけではなく、アフリカの一部の地域での通用度が高く、またヨーロッパ内だとベルギーやスイス、モナコ、ルクセンブルクといった国々の公用語に設定されています。
英語とフランス語ができれば、ヨーロッパとアフリカで言語に困ることがぐっと少なくなるでしょう。

ただしフランス語もスペイン語と同様に文法は英語より複雑です。またフランス語の場合は、アルファベットを見たまま発音すれば良いわけではなく、さらに発音も難しいので、発話ができるようになるまでに時間がかかるかもしれません。

ちなみにフランス語とスペイン語は文法や語彙がとても良く似ていますから、スペイン語を習得するとフランス語も習得しやすいですよ。

韓国語

日本人にとって一番学びやすい言語である韓国語。日本で観光業界などで働きたい場合、よく求められる言語のひとつでもあります。

使える国が韓国と北朝鮮だけと限定されてはいるものの、日本国内では重要な言語なので、覚えておいても損はないでしょう。また、韓国に興味がある人なら、モチベーションを保ちやすいのではないでしょうか。

ハングル文字を覚えるのがちょっと難しいですが、発音の難易度は他の言語に比べれば低め。また、文法などが日本語と似ている韓国語を勉強すると、なぜヨーロッパの人たちが英語を習得するスピードが速いのかがわかるはずです。

トリリンガルになればさらに世界が広がる!

日本人にとってはハードルが高めに感じるトリリンガルですが、言語選びのコツや習得方法さえわかっていれば、思っているよりは難しいことではありません。
英語以外の外国語を習得することで、さらに世界が広がりますし、世界的に活躍したい・世界中を旅行したいと思っている人は、ぜひトリリンガルを目指してみてくださいね。

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