カナダの食べ物って美味しい？その魅力とおすすめの食べ物をご紹介！

旅行や留学、ワーキングホリデーなどでカナダへの渡航を考えている人は、カナダの食べ物が気になることもあるでしょう。「カナダ料理」と言われても、イメージがわかない人も多いかもしれませんね。

そこでこの記事では、カナダの食べ物についてご紹介していきます。カナダでの食生活に興味がある人や、不安を抱いている人は、こちらを参考にすれば、きっとカナダの食べ物にワクワクできるはずですよ。

カナダの食べ物はおいしい？カナダの食の魅力とは

食べ物がおいしい東南アジアやフランス、スペインなどに比べると、あまり食のイメージがないカナダ。イメージがわかないために、「カナダの食べ物は美味しくないのでは？」なんて思っている人もいるでしょう。

カナダは広い国ですし、名物料理も地域によってさまざま。そして、日本の食べ物とは全く違うものもありますから、口に合わないものもあるかもしれません。しかし、逆においしいと感じられそうなものも、たくさんあるんですよ。
カナダの名物料理が大好きになる人もいるでしょう。

そこでまずは、カナダの食べ物や食文化について、その魅力をお伝えしていきます。

新鮮な魚介類が手に入る

カナダではロブスターやサーモンをはじめとした、新鮮な魚介類が手に入りやすいです。特に東海岸ではロブスターがよく獲れ、名物料理のようになっていますね。
その他にもさまざまな魚や貝類がカナダでは手に入ります。魚介類が好きな人の多い日本人にとっては、最高の環境ではないでしょうか。

ちなみに内陸部よりは、東海岸や西海岸に近い場所の方が、魚介類が手に入りやすいです。美味しい魚介類を楽しみたいなら、滞在する地域にもこだわりましょう。

肉料理が豪快

カナダの東部や西部は魚介類を使った食べ物が盛んな一方で、内陸部は肉料理が中心的な存在となっています。
豚肉も鶏肉も普通に手に入りますが、カナダと言えばビーフなイメージが強め。また、バッファローや鹿の肉も手に入ります。
日本では簡単には手に入らない肉が楽しめるので、肉食な人には魅力的なのではないでしょうか。

ちなみにカナダの牛肉は、赤身が多め。サーブの仕方も豪快で食べ応えがあり「肉を食べている感」がしっかり味わえる食べ物が多いです。
チキン丸ごと・七面鳥丸ごと……なんて食べ物も、カナダでは手に入りやすいですよ。

シンプルな味付け・調理法が多い

カナダの食べ物は、茹でたり焼いたり揚げたりしたものに、塩やソースをかけただけ……という雰囲気の、シンプルなものが多いです。
シンプルすぎてつまらないと思うかもしれませんが、シンプルだからこそ素材の味が楽しめるという利点もあります。
あまり食材に手を加えるのが好きではない人なら、カナダの食べ物の調理法を気にいるはずです。

気軽に食べられるものが多い

カナダはピザやフライドポテトなど、ちょっとつまんで食べられる軽食的な食べ物が豊富です。アメリカのイメージがあるハンバーガーですが、カナダでもハンバーガーはよく食べられています。
テーブルについてじっくり食事をするのではなく、ササッと食べたいときや、小腹が空いた時につまめる食べ物が手に入りやすいのも、カナダの食文化の魅力でしょう。

イギリス料理が食べられる

フィッシュ・アンド・チップスやシェパーズパイ。それにローストビーフやローストチキンは、イギリスの代表的な料理として知られています。
しかしこれらの食べ物は、カナダでも国民食のように食べられているのです。

これは、カナダが元々イギリス領だったため。カナダはさまざまな面でイギリスの影響を感じる国ですが、食文化もイギリスの影響が強いんですね。
もちろん、カナダ独特の食べ物もありますが、カナダにいれば、カナダ料理もイギリス料理もどちらも楽しめるのです。

カナダには世界中の食べ物が集まっている！

カナダは世界中から人が集まる移民の国です。そのため、カナダでは世界各国の食べ物を手に入れることができます。
これは、さまざまな国のレストランがあるというだけではなく、世界中の食材が手に入るという意味です。日本ではなかなか手に入れることができない調味料なども、カナダでは普通に売られています。

とくに、メキシコ料理は非常に盛ん。また、中国や韓国、東南アジア、インドなどのアジア系の食べ物も多いです。もちろん、日本食も都市部であればたくさんレストランがあり、食材も手に入ります。滞在中に和食が恋しくなっても、カナダで楽しめるので安心ですね。

食べるのが好きで、色々な食べ物を試したい人にとって、この環境はとても魅力的なはず。カナダに行ったら、カナダ料理だけではなく、世界各国の食べ物をぜひ試してみてくださいね。

メープルシロップがさまざまな食べ物に使われている

カナダ名物の代名詞と言っても良い存在であるメープルシロップ。日本人だと、メープルシロップはホットケーキにかけて食べるイメージがあるでしょう。しかし、カナダではホットケーキなどのスイーツだけではなく、普通の食事にメープルシロップを使うこともあるんです。

たとえば、ベーコンやソーセージのような食べ物や、スペアリブなどには、メープルシロップが使われることが多いです。日本で考えるなら、照り焼きのような存在でしょうか。甘じょっぱい味が好きな人には、たまらないはずですよ。

甘くて美味しいメープルシロップで、食材がさらに美味しくなるのも、カナダの食べ物の魅力の一つと言って良いでしょう。

カナダで食べたい！おすすめの食べ物

ここまでカナダの食べ物の魅力をお伝えしましたが、具体的にどんなものを食べれば良いか思いつかない人もいるはず。そこでここからは、カナダの食文化の魅力を存分に楽しめるおすすめの食べ物をご紹介します。
カナダの食べ物の美味しさを味わいたいなら、まずはここでご紹介する食べ物を試してみてくださいね。

茹でロブスター

日本では気軽に楽しめないロブスターも、カナダなら美味しいものが手に入ります。
特に東海岸の地域では、ロブスターを使った料理が盛ん。グラタンに入れたり、ソテーにしたりとさまざまな調理法で楽しまれていますが、おすすめなのは、茹でただけのロブスターです。
カナダでは茹でたロブスターにバターをかけて食べるのが一般的。とてもシンプルな調理法ですが、素材の香りや味を楽しむことができるので、カナダのロブスターの美味しさを存分に味わえます。

サーモンソテー

カナダではなんと6種類のサーモンが手に入ります。サーモンもさまざまな調理法で楽しまれていますが、異なる種類のサーモンを食べ比べするなら、ソテーがおすすめ。
ただ焼いただけのサーモンソテーにレモンをかけて塩をふれば、その美味しさに感動すること間違いなしです。

プーティン

カナダの名物料理の代名詞的存在であるプーティン。カナダでは普通のフライドポテトもよく食べられていますが、そのフライドポテトにグレービーソースとチーズカードをかけたのが、プーティンです。
肉汁が使われているグレービーソースをかけるため、味わいはヘビーで食べ応えのあるものに。ビールによく合うため、カナダではお酒のおつまみとしても非常に親しまれています。
もちろん、食事の一品としてもおすすめ。
すぐにお腹がいっぱいになるため、ササッとお腹を満たしたいときにもおすすめの食べ物です。

チーズのメープルシロップがけ

カナダはメープルシロップの種類も豊富です。そんなメープルシロップを簡単に美味しく楽しみたいなら、チーズと合わせてみてはいかがでしょうか。
チーズにはちみつをかけて食べるのを見たことがある人もいるでしょう。そのメープルシロップバージョンです。カナダでは、チーズのお供にメープルシロップを添える人も多いんですよ。

チーズに合わせるなら、メープルシロップの食べ比べもしやすいので、複数メープルシロップを揃えて比較してみても良いですね。

フィッシュ・アンド・チップス

フィッシュ・アンド・チップスは、魚に衣をつけて揚げただけのシンプルな食べ物ですから、魚が新鮮かどうかが味の決め手となります。
新鮮な魚介類が豊富なカナダでは、フィッシュ・アンド・チップスのレベルも高め。日本やイギリスなどでフィッシュ・アンド・チップスを食べたことがある人も、カナダの魚介類を楽しむために、試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに本国イギリスではモルトビネガーとお塩をたっぷり振って食べるのが一般的ですが、カナダではタルタルソースとレモンで食べます。日本でも揚げた魚にタルタルソースをかけて食べることがありますし、カナダ流の食べ方の方が日本人の口に合うかもしれませんね。

カナダビーフのステーキ

ロブスターなど魚介類のイメージが強いためか、カナダビーフが美味しいことはあまり知られていません。しかしカナダに行こうとしている人の中には、魚介類が苦手な人もいるでしょう。
そんな人におすすめしたいのが、カナダビーフのステーキです。

特にアルバータ州で飼育されるビーフはカナダでも有名。赤身でありながら柔らかく、噛むたびに牛肉の旨みを味わえるとても美味しいお肉です。

そんなカナダビーフを最大限に味わうなら、ステーキで食べるのがおすすめ。シンプルに塩やこしょうで味つけて、味わってみてはいかがでしょうか。

カナダでは美味しい食べ物がたくさん手に入る！

今回ご紹介したように、カナダでは美味しい食べ物がたくさん手に入ります。さまざまな食文化が入り乱れているため「カナダ料理」とカテゴライズするのは難しいかもしれませんが、食べ物は美味しいですから、ご心配なく！
これからカナダに渡航する人は、ぜひ美味しいカナダの食べ物を思う存分楽しんでくださいね。