TOPオーストラリアの首都って知ってる?首都キャンベラの特徴と5つのおすすめ観光ポイントについて

オーストラリアの首都って知ってる?首都キャンベラの特徴と5つのおすすめ観光ポイントについて

2023.02.28

オーストラリアの首都って知ってる?首都キャンベラの特徴と5つのおすすめ観光ポイントについて

突然ですがあなたはオーストラリアの首都をご存じですか?

シドニーと答えてしまいそうですが、実はキャンベラ。キャンベラってどこ?という人が多いかもしれませんが、キャンベラはオーストラリアの第一都市シドニーと第二都市メルボルンの間にある人口約40万人の小さな都市です。

シドニーの人口は約530万人、メルボルンは約500万人ですのでその10分の1にも満たない小さな都市ということが分かります。

では、なぜそのキャンベラがオーストラリアの首都なのか?
また、小さな都市キャンベラはオーストラリアではどの様な役割を果たし、どの様な見どころがあるのでしょうか?

今回は知られざるオーストラリアの首都キャンベラに迫ってまいります。

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オーストラリアの首都がキャンベラになった理由は喧嘩?

1901年オーストラリア建国の際、首都争いに名前を挙げてきたのがオーストラリアの2大都市シドニーとメルボルン。

双方首都争いから一歩も引かず、決着がつきません。そこででたとんでもない妥協案、それが「同じ国の都市同士で争うのは良くないから、真ん中にあるキャンベラでよくね?」という案です。

この嘘の様な本当の提案が可決され、オーストラリアの首都はシドニーとメルボルンの中間地点にある田舎町キャンベラに決まりました。

キャンベラってどんなところ?

キャンベラがなぜオーストラリアの首都になったかは分かりましたが、キャンベラとは果たしてどの様な都市なのでしょうか。

オーストラリア政治の中心地

この様な経緯でオーストラリアの首都になったキャンベラですが、首都になったからには政治の中心にならざるを得ません。

後付けではありますが、現在では政府機関が集中したオーストラリア政府の中枢都市になっています。後付けといえばキャンベラという都市名も場所が決まった後に付けた都市名です。オーストラリアの都市名がいかに突貫工事だったかが分かるエピソードです。

自然の宝庫でワイナリーも有名

もともと自然が豊富な田舎町だったキャンベラですが、町が発展した今でも自然の宝庫であることに変わりはありません。

公園や湖が多く、国立動物園などの観光スポットもあります。また、ワイナリーの産地としても有名で、ワイナリーめぐりもおすすめです。

日本からの直行便はない

キャンベラはシドニーから約290km、メルボルンから約670kmの場所に位置し、車で行く場合はシドニーから約3時間かかります。

日本からキャンベラへの直行便はありませんが、オーストラリアの各都市からキャンベラ国際空港までの直行便が運航しています。

キャンベラの気候は乾燥している

キャンベラは日本と同様に四季があり、乾燥しているのが特徴です。年間の平均気温は28℃程度。夏は乾燥していることもありカラッとして過ごしやすいです。しかし、朝晩の寒暖差は激しく、冬はマイナスになる日もあります。

年中温暖と思われがちなオーストラリアですが、冬はけして暖かいとはいえませんので、防寒具は忘れない様にしてください。

キャンベラの交通機関はバスが中心

交通機関の中心は市内を循環するバスになります。日本と同様にMyWay Cardという交通系ICカードがあり、現地の人たちのほとんどはそのカードを利用しています。

現金よりもかなり安く利用できますので、頻繁にバスを利用する留学生や長期滞在の人は必ず利用しておいた方が良いでしょう。

ちなみに日本と違いオーストラリアでは流しのタクシーを見かけることは少なく、キャンベラで見かけることはほとんどありません。タクシーは街中にあるタクシースタンドか電話、またはアプリで呼ぶ形になります。

キャンベラは日本人が少ない

留学先としてメジャーな都市といえばシドニーやゴールドコーストになり、キャンベラは留学先としてはかなりマイナーになります。そのため、街中に日本人を見かけることはかなり少なく、日本人留学生ができるだけ少ない都市で留学したいという人にとってはうってつけと言えます。

しかし、日本人が少ないということは、日本語で勝負できる仕事はほとんどなく、英語力が必要ということになります。ワーホリや学生ビザで現地で仕事を探したい人は日本でしっかり英語力をつけておきましょう。

キャンベラの教育水準は高い

キャンベラはオーストラリア国内のトップにランクインするオーストラリア国立大学やキャンベラ大学があり、街中に図書館も多く、静かで落ち着いた学習環境が揃っています。

また、美術館、博物館なども多いので、知の探究にはもってこいの都市といえます。

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キャンベラ5つのおすすめ観光ポイント

次にキャンベラにある5つのおすすめ観光ポイントを見てみましょう。

おすすめ①:オーストラリア戦争記念館

オーストラリアが参戦した戦争の犠牲者のために設立された記念館では、オーストラリアが関わった戦争の資料や、戦車や戦闘機などの大型展示を無料で見学することができます。また、日本軍関連の資料も多く保存されており、歴史を学ぶという意味で、日本人観光客も多く訪れています。

オーストラリアは、第一次世界大戦や第二次世界大戦、コリア戦争、ベトナム戦争など、様々な戦争に参戦してきました。そのため、記念館では、それぞれの戦争に参戦した兵士たちの生活や戦闘、戦争の影響などが展示されており、多くの人々が訪れています。

また、記念館のスタッフは、来館者が歴史をより深く理解できるよう、丁寧な説明をしてくれます。そのため、歴史に興味がある人はもちろん、オーストラリアを訪れた際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

おすすめ②:Canberra Museum and Gallery

この地域の歴史と文化について触れていますが、有名なノーラン・コレクションは、著名な芸術家の故シドニー・ノーランさんが1974年に国に寄贈した140以上の作品でできています。キャンベラ・ミュージアム&ギャラリーは、オーストラリア政府の代わりにコレクションを管理して、展示会を通じてノーランさんの作品や生涯について色々お伝えしています。

おすすめ③:オーストラリア国立博物館

オーストラリア国立博物館は、オーストラリアの首都キャンベラ北部にございます。国の社会史の資料を大切に保管し、そして大切な課題や人々、出来事について研究を進めている、そんな博物館です。

ギャラリーには16万6,000点もの作品が所蔵され、世界中の絵画や彫刻、アボリジニーの芸術やアフリカ・アジア・パシフィックの芸術作品が多数展示されております。

おすすめ④:オーストラリア国立図書館

オーストラリア国立図書館は、オーストラリアの首都キャンベラに位置する国立図書館で、1910年に設立されました。オーストラリアに関するあらゆる分野の資料を収集、保管、保存、公開しており、オーストラリア最大の図書館の1つとして知られています。

オーストラリア国立図書館は、約2000万点の書籍、新聞、雑誌、地図、写真、音楽、映画、放送記録、そしてオーストラリア関連のウェブサイトなど、多様な形態のコレクションを所蔵しています。

その中には、オーストラリアの歴史、文化、社会、政治、経済、自然、科学、技術など、あらゆる分野に関する資料が含まれています。

また、オーストラリア国立図書館は、国内外からの研究者、学生、一般の利用者に対して、資料の提供や参照サービスを提供しています。さらに、オンライン上でのデジタルアーカイブやデータベースも提供しており、世界中からアクセス可能です。

オーストラリア国立図書館は、オーストラリアの文化的・知的遺産を保存し、次世代に引き継ぐための重要な役割を果たしています。また、国際的な図書館・文化機関との協力関係も築き、文化交流や学術研究の発展に貢献しています。

この図書館は、その広さはもちろんのこと、注目すべきは立地です。湖のほとりに位置しており、自然に囲まれた図書館は、旅の疲れを癒すのに最適な場所となっています。日本語の文献や蔵書も豊富で、何時間でもゆっくりと過ごせる居心地の良さがあります。図書館の周りを散歩するだけでも、十分に雰囲気を味わえます。

おすすめ⑤:国立科学技術センタークエスタコン

家族連れには国立科学技術センタークエスタコンがおすすめです。国立科学技術センタークエスタコン (CSIRO) は、オーストラリアの科学技術研究を推進するために設立された国立研究機関です。CSIROは、オーストラリアの産業、政府、研究機関と協力して、科学技術の革新を促進し、国民の生活向上に寄与することを目的としています。

CSIROは、数多くの分野にわたる研究プログラムを実施しており、食品、環境、農業、鉱業、医療、情報技術など、多岐にわたる分野での革新的な研究成果を生み出しています。

CSIROは、オーストラリア全土にわたる20以上の拠点を持っており、研究施設や試験場、実験室、植物園など、多様な施設を備えています。また、研究者や専門家からなる多様なチームを結集し、世界的に有名な研究成果を生み出しています。

まとめ

知る人ぞ知るオーストラリアの首都キャンベラについて詳しくお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

キャンベラが首都になったきっかけが2大都市シドニーとメルボルンの首都争いで、中間地点だからという理由で選ばれたというのがオーストラリアらしくて面白いですよね。

そのキャンベラも今では立派な首都としてオーストラリアの政治の中心都市になっています。もともと田舎町だった名残として豊かな自然もあり、教育の質も高く、日本人も少ないため、隠れた留学の穴場都市ともいえます。

また、博物館や記念館などのおすすめ観光スポットもあります。シドニーやゴールドコーストの様な派手さはないですが、落ち着いてしっかり勉強したい人にとっては気候も良く、大変勉強しやすい環境です。

留学先として穴場の都市、首都キャンベラをぜひ候補にいれてみてください!

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